どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、2017年の埼玉西武ライオンズの戦力外通告候補一覧と予想を語っていきます。
毎年楽しみなドラフト会議。
子供の頃は想像もしませんでしたが、支配下登録枠に上限があるプロ野球の世界では入る人(ドラフトや新外国人)がいる分、出て行く(戦力外)がいます。
期待の若手を獲得するための人員整理。
プロ野球の残酷な一面です。
ただ、ドラフトを予想するうえで欠かせない予想でもありますので、今回は予想してみました。
良い意味で私の期待を裏切る結果になることを祈っています。
目次
2017年の埼玉西武ライオンズの支配下登録選手一覧
投手
先発
選手名 | 利き腕 | 年齢 | 2018契約 |
右 | 19 | ○ | |
郭俊麟 | 右 | 26 | △(契約延長微妙) |
左 | 26 | ○ | |
右 | 21 | ○ | |
右 | 24 | ○ | |
右 | 30 | △(FAの可能性有り) | |
右 | 30 | ○ | |
中塚駿太 | 右 | 23 | ○ |
岡本洋介 | 右 | 32 | ○ |
佐野泰雄 | 左 | 25 | ○ |
玉村祐典 | 右 | 22 | △ |
誠 | 右 | 23 | ○ |
本田圭佑 | 右 | 24 | ○ |
ブライアン・ウルフ | 右 | 36 | △(契約延長微妙) |
國場翼 | 右 | 24 | △ |
佐藤勇 | 左 | 23 | △ |
藤田航生 | 左 | 20 | ○ |
アレクシス・キャンデラリオ | 右 | 34 | × |
スティーブ・ファイフ |
右 | 31 | △(契約延長微妙) |
リリーフ
選手名 | 利き腕 | 年齢 | 2018契約 |
右 | 29 | ○ | |
右 | 29 | ○ | |
豊田拓矢 | 右 | 30 | △ |
野田昇吾 | 左 | 24 | ○ |
平井克典 | 右 | 26 | ○ |
川越誠司 | 左 | 24 | △ |
藤原良平 | 右 | 31 | △ |
小石博孝 | 左 | 30 | ○ |
岩尾利弘 | 右 | 30 | △ |
右 | 33 | △(FAの可能性有り) | |
南川忠亮 | 右 | 26 | ○ |
田村伊知郎 | 右 | 23 | ○ |
左 | 29 | ○ | |
ブライアン・シュリッター | 右 | 32 | △(契約延長微妙) |
武隈祥太 | 左 | 28 | ○ |
福倉健太郎 | 右 | 26 | ○ |
フランク・ガルセス | 左 | 28 | △(契約延長微妙) |
松本直晃 | 右 | 27 | △ |
捕手
選手名 | 投打 | 年齢 | 2018年の契約 |
右左 | 22 | ○ | |
右右 | 30 | ○ | |
右右 | 28 | ○ | |
上本達之 | 右右 | 36 | △ |
駒月仁人 | 右右 | 24 | ○ |
中田祥多 | 右右 | 28 | △ |
藤澤亨明 | 右左 | 28 | △ |
内野手
選手名 | 投打 | 年齢 | 2018年の契約 |
水口大地 | 右左 | 28 | ○ |
右左 | 36 | △ | |
右右 | 27 | ○ | |
鬼崎裕司 | 右左 | 33 | △ |
源田壮亮 | 右左 | 24 | ○ |
渡辺直人 | 右右 | 36 | △ |
永江恭平 | 右左 | 24 | ○ |
右右 | 26 | ○ | |
呉念庭 | 右左 | 24 | ○ |
右右 | 25 | ○ | |
山田遥楓 | 右右 | 21 | ○ |
金子一輝 | 右右 | 22 | ○ |
右右 | 33 | ○ | |
右右 | 31 | ○ |
外野手
選手名 | 投打 | 年齢 | 2018年の契約 |
右左 | 33 | ○ | |
右両 | 27 | ○ | |
大崎雄太朗 | 右左 | 32 | △ |
鈴木将平 | 左左 | 19 | ○ |
木村文紀 | 右左 | 29 | ○ |
愛斗 | 右右 | 20 | ○ |
右左 | 29 | ○ | |
熊代聖人 | 右右 | 28 | △ |
田代将太郎 | 左左 | 28 | ○ |
斉藤彰吾 | 左左 | 28 | △ |
戸川大輔 | 右左 | 21 | ○ |
坂田遼 | 右左 | 31 | ○ |
戦力外通告候補一覧
投手
- 豊田拓矢
- 岩尾利弘
- 玉村祐典
- 佐藤勇
- 松本直晃
- フランク・ガルセス
- アレクシス・キャンデラリオ
- スティーブン・ファイフ
捕手
- 上本達之
- 中田祥多
- 藤澤亨明
内野手
- 木村昇吾
- 鬼崎裕司
- 渡辺直人
外野手
- 大崎雄太朗
- 熊代聖人
- 斉藤彰吾
戦力外通告候補予想
2017年のライオンズの支配下登録選手は上限一杯の70名。
シーズン開幕前は68名でスタートした。
しかし、シーズン途中に木村昇吾を育成枠から支配下登録。
スティーブン・ファイフを緊急補強したために、最終的に70名となった。
通常どこの球団もシーズン途中の戦力補強(外国人選手獲得や育成選手の支配下登録)のために枠を空けた状態でスタートする。
そのため、2018年の開幕前段階で埼玉西武ライオンズは66~68名まで支配下登録することが予想される。
ライオンズは例年ドラフトで6名前後指名している。
【2007~2016年間のドラフトごとの指名人数(育成指名含む)】
- 1位:6名 8回(2007、2008、2009、2010、2011、2012、2014、2016)
- 2位:7名、10名 1回
育成枠を含んだ理由は、過去ライオンズは育成ドラフトで指名した3選手(藤澤亨明、水口大地、戸川大輔)をいずれも支配下登録している。
ある程度支配下登録を見込んだ選手しか指名しないことを考慮して、育成枠も指名人数にカウントした。
ドラフトで6名+外国人補強3名+戦力外選手獲得1名で合計10名。
仮に牧田と野上がFAした場合、人的補償を獲得しなければもう2名枠が空くことになる。
それらを考慮すると、10名前後は現有戦力から戦力外通告することが予想される。
そのため今回の戦力外予想は10名選出する。
投手 6名
豊田拓矢
30歳のリリーフ右腕。
即戦力の期待を受けて2013年にドラフト3位で入団。
一年目こそ34試合に登板。
ただ、二年目3試合、三年目6試合、そして2017年は一軍登板0。
二軍では31試合に登板して防御率2.20と活躍しているが、逆に言うとそれだけ好調で1軍で起用されないことが色んなことを物語っている。
年齢的にも伸び代は期待できず、苦しい状況。
牧田、野上の両右腕のFA事情にもよっては保険で残すの可能性もある。
岩尾利弘
31歳のリリーフ右腕。
2015年に21試合に登板するなどしたが、それが現状のキャリアハイ。
現時点で2017年の1軍登板は0。
二軍でも30試合に投げて、防御率3.50とパッとしない。
少なくとも、岩尾と豊田の内一人は戦力外となる。
松本直晃
26歳のリリーフ右腕。
2015年のドラフト10位。
入団して2年目だが、年齢と2017年に二軍で防御率6.65を考えると来季の契約は微妙。
現時点で一軍登板もなく、プロ2年目での解雇も十分ありえる。
フランク・ガルセス
2017年から加入した28歳のリリーフ左腕。
開幕から一軍入りし、谷間先発も経験したが、防御率5.65と打ち込まれた。
伸び代もあまり感じられないため、戦力外が濃厚。
保険で残すことも考えられるが、年俸6,000万円を考慮すると減棒を受け入れなければならない。
アレクシス・キャンデラリオ
35歳の先発右腕。
5月のソフトバンク戦に1試合先発したが、3回7失点と滅多打ち。
その後二軍でも防御率4.98と打ち込まれており、戦力外は確実。
※記事作成後、キャンデラリオ投手の解雇が決定しました。
西武は11日、アレクシス・キャンデラリオ投手(35)について、ウェーバー公示の手続きを申請したことを発表した。
スティーブン・ファイフ
30歳の先発右腕。
6月に途中加入。
5試合に先発し、防御率6.86。
契約延長は非常に厳しい。
ただ、まだまだ年齢が若いことと途中加入を考えれば、契約延長の可能性は微妙に残されている。
牧田&野上のFA、ウルフ&シュリッターとの契約延長交渉の状況が大いに影響する。
その他
その他では、玉村祐典、藤原良平、佐藤勇も戦力外の可能性がある。
捕手 1名
藤澤 亨明
炭谷(30)、岡田(28)、森(22)らの年齢、実力ともにバランスの取れた一軍捕手陣。
22歳以下の選手がいないため、そろそろ高卒捕手を指名したいチーム事情から捕手が1名戦力外になると予想。
ベテランの上本か岡田と同じ年の中田祥多、藤澤亨明のどちらか一人が濃厚。
精神的なサポートとコーチ役を兼任出来るので上本はもう1年残留と予想。
そうなると森と同じ左打ち(チームの若手にも左が多い)で、二軍成績がふるわない藤澤亨明の戦力外を予想。
捕手としての技量を首脳陣がどう評価しているかがカギを握る。
内野手 1名
木村昇吾
若い内野手を獲得したいチーム事情から内野手を1名戦力外にすると予想。
ベテランの木村昇吾、鬼崎裕司、渡辺直人の内一名が戦力外となるだろう。
2軍成績を考えると鬼崎が濃厚だが、年齢的に木村より3つ若いため、木村を戦力外に予想。
状況によっては木村昇吾、鬼崎裕司の2名が戦力外になる可能性もある。
外野手 2名
秋山、外崎、金子、栗山と選手層が厚い外野手。
チーム屈指の外野守備を誇る木村文、終盤戦に打撃で結果を残した坂田らのアラサー勢。
2軍でハイアベレージを残す鈴木将平、愛斗、戸川大輔らの若手。
これだけ充実していることを考慮すると、最低1名、ひょっとすると2名解雇する可能がある。
大崎雄太朗
残念ながら最有力候補の選手。
2018年に33歳になるベテラン。
2016年は4試合、2017年はここまで0試合出場と、立場は危うい。
スイッチヒッターを含めると、左の栗山、秋山、金子、坂田が一軍で活躍中。
また、若い左打ちの鈴木(19)、戸川(21)らが2軍で大活躍しており、同じ左打ちの大崎が一番厳しい立場。
斉藤彰吾
チームで左打ちが活躍している背景を考えると、斉藤もしくは田代も戦力外候補。
同じ年で左打ちの田代が積極的に一軍で起用、登録される一方で斉藤の1軍出場はわずか9試合。
4/27に登録抹消されて以来、1軍の声はかかっていない。
二軍でもぱっとしない成績(打率.242)のため、かなり首元は涼しい。
同年齢の斉藤、田代、熊代の内最低一人は戦力外になるだろう。
右打ちでキャプテン浅村と仲が良い熊代はもう1年契約すると予想する。
まとめ
【戦力外選手予想一覧】
- 豊田拓矢
- 岩尾利弘
- 松本直晃
- フランク・ガルセス
- アレクシス・キャンデラリオ
- スティーブン・ファイフ
- 木村昇吾
- 大崎雄太朗
- 斉藤彰吾
どの選手も素質豊かな選手。
良い意味で私の期待を裏切って、来季以降もライオンズでプレイして欲しいものです。
それでは、さようなら!
追記 戦力外通告選手一覧
一次通達
2017/10/6、埼玉西武ライオンズは7選手と来季の契約を結ばないことを通告しました。
西武は6日、以下の7選手に来季の契約を結ばないことを通達した。
木村昇吾外野手(37)、渡辺直人内野手(36)、上本達之捕手(36)、鬼崎裕司内野手(34)、大崎雄太朗外野手(32)、岩尾利弘投手(30)、佐藤勇投手(23)。
木村昇は現役続行を希望し、大崎は引退する。その他の5選手は未定。
【回顧】2017年埼玉西武ライオンズの戦力外通告選手の思い出と感謝
二次通達
西武は27日、田代将太郎外野手(27)に戦力外通告したことを発表した。
田代はプロ6年目の今季、開幕日本ハム3連戦で「2番・左翼」に抜てきされるも、辻監督の期待に応えることができず38試合の出場で打率7分1厘1本塁打5打点の成績にとどまっていた。
球団は26日のドラフト会議で地元、花咲徳栄の俊足巧打の外野手・西川愛也(3年)を2位指名していた。
引用:西武・田代に戦力外通告
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