死ぬまで生きる問題

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西武今井達也投手のフォームに隠された速球を制球出来る理由 右肩痛に苦しむ現在

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BIG3よりも上。

少なくとも私にはそう見えた。

 2016年の夏の甲子園で最も輝きを放った男。

それは間違いなく作新学院のエースであり、甲子園優勝投手の今井達也投手。

 

最速152キロの快速球と抜群の制球力で、三振とスコアボードに0を量産した。

大会前に騒がれていたBIG3の誰よりも結果を出して、チームを優勝に導いた。

 

昨年行われたドラフト会議では、私が応援する埼玉西武ライオンズから1位指名を受けて入団。

 

2017年の7月にこんなことを言うと信ぴょう性はないが、私は甲子園を観ていてBIG3の誰よりも今井達也投手の投球に目を奪われた。

 

それはかつて大阪桐蔭高校の森友哉選手が甲子園で大暴れしている時に、「是非西武で見たい」と思った時の感情に似ていた。

 

甲子園で活躍した選手が贔屓の球団に入団してはくれないか。

 

これは野球ファンなら誰もが持つ感情だ。

そして、その淡い期待が現実になろうものなら、瞬く間にファン度合いが加速する。

 

まだまだ19歳のルーキーに多くは期待できないが、それでも期待せずにはいられない。

 

そこで今日は埼玉西武ライオンズの将来のエース候補・今井達也投手について語っていく。

目次

今井達也投手とは

「今井達也 選手名鑑」の画像検索結果

引用:選手名鑑|埼玉西武ライオンズ

【基本プロフィール】

生年月日  1998年5月9日(19歳)

出身地   栃木県鹿沼市

身長    180㎝

所属    埼玉西武ライオンズ

ポジション 投手(右投右打)

推定年俸  1,300万円(2017年)

 

作新学院高等学校では2年次に栃木大会までは背番号「11」でベンチ入り。

夏の甲子園大会ではベンチ漏れで甲子園出場はなし。

 

新チームになってからも秋の県大会に1試合登板したのみ。

3年春は「(2番手格の)入江(大生)に実戦経験を積ませるため」(小針崇宏監督)というチーム事情のため登板なし。

夏の甲子園予選・栃木県大会では6試合に登板するも完投はなかった。

 

初出場となった3年夏の甲子園の初戦の尽誠学園高等学校戦で、自己最速の151km/hをマークし、注目を集めた。

続く優勝校の花咲徳栄高等学校戦で自己最速を更新する152km/hを計測し、一躍注目の的となった。

決勝の北海高等学校戦も9回1失点の好投で、チームを優勝に導いた。


甲子園の後に行われたU-18アジア野球選手権大会に出場。

決勝の台湾戦では5回1失点と好投し、2大会ぶり5度目の優勝に貢献。

 

2016年度ドラフト会議にて埼玉西武ライオンズから単独1位指名を受け、契約金1億円プラス出来高払い5000万円・推定年俸1300万円で契約。

作新学院の選手がプロからドラフト1位指名を受けるのは「昭和の怪物」江川卓投手以来、実に43年ぶりのこと。

 

背番号はFA移籍した前エース岸孝之投手が背負っていた「11」に決まった。

無名投手が甲子園で見せた最高の輝き

「今井達也 優勝」の画像検索結果

引用:第98回全国高等学校野球選手権大会 決勝 作新学院vs北海 | 高校野球ドットコム

 

2016年の甲子園開幕前、今井投手は全国的に無名に近い投手だった。

今井投手が注目されていなかったというより、今井投手以上に注目される投手がいたという方が的確だろうか。

 

大会前に注目されていたのは「BIG3」こと、寺島成輝(履正社高→ヤクルト1位)、藤平尚真(横浜高→楽天1位)、高橋昂也(花咲徳栄高→広島2位)。

超高校級投手との呼び声高く、それぞれのチームが優勝候補に挙げられていたこともあり、非常に関心を集めていた。

 

しかし、大会中にその評価は一転する。

高橋投手が2回戦で、今井投手擁する作新学院との直接対決に敗れると、藤平投手は寺島投手擁する履正社高校に二回戦が敗れ、勝った寺島投手も三回戦で大会から姿を消してしまった。

 

「BIG3」が早々に敗退する中、今井達也投手擁する作新学院は快進撃を続けて一気に頂点まで駆け上がった。

 

今井達也投手自身も圧巻の投球を続け、大会ナンバーワン投手の称号を手にした。

 【今井達也投手の2016夏の甲子園成績】

  • 対尽誠学園/9回/5安打/13奪三振/自責点0
  • 対花咲徳栄/9回/6安打/10奪三振/自責点2
  • 対木更津総合/9回/6安打/9奪三振/自責点1
  • 対明徳義塾/5回/5安打/3奪三振/自責点1
  • 対北海高校/9回/7安打/9奪三振/自責点1
  • 通算:41回/29安打/44奪三振/自責点5

 

県予選の時点では一度も完投をしていなかった投手が完投どころか甲子園初戦でいきなり完封を記録。

最終的には5試合中4試合で完投。

8、9回になっても150キロ近い速球を連発するタフさを見せた。

 

その快投は高校生相手だけには留まらず、2016年8月7日に行われた高校日本代表VS大学日本代表でもいかんなく発揮。

 

大学生日本代表を相手に2回を投げ5奪三振。

現中日の京田選手を含む4者連続奪三振の投球を見せ、甲子園の成績がフロックではないことを証明した。


20160827 侍ジャパン壮行試合 作新学院・今井達也投手 奪三振ショー

 

この投球に辛口で知られる野球評論家の西本聖氏は「大学生を入れた中ても今井が一番」と絶賛した。

西本氏 今井君。大学生を入れた中ても彼が一番ですね。フォームのバランスが抜群。アウトローに150キロ近いボールをしっかり投げ込める。桜美林大の佐々木(千隼)君も良かったが、総合的に見て今井君が一番。

引用:大学生を入れても作新学院・今井がNO・1/西本聖 - 熱投野球論 - 野球コラム : 日刊スポーツ

日本ハム大谷翔平投手を参考にしたピッチングフォーム

「今井達也」の画像検索結果

今井達也投手の投球フォームは先に上げた西本氏を初め、多くの野球解説者が絶賛している。

横浜高校を春夏連覇に導き、鳴り物入りで松坂大輔投手が入団してきた時の西武の監督であり、自身も名球会に名を連ねるほどの名投手だった東尾修氏も今井投手のフォームを手放しで褒めている

 

甲子園で見た彼の投球には目を見張った。腕の振りのしなやかさ、下半身と上半身のバランス、テイクバックからフィニッシュまでの形、左肩がまったく開かない点など、打者が打ちづらい球を投げられるポイントがしっかりとしていた。

引用:東尾修 西武ドラ1の今井達也に期待「あとは球団がどう育成していくか」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 

その今井投手が参考にしているのは日本ハムの大谷翔平投手。

セットポジションからテイクバックを含めて体重移動まで大谷翔平投手にそっくりな投球フォームだ。

 

その中で私が最も目を引いたのが、今井投手が投球時に左足を引く動作を大谷投手同様に出来ること。

 

この左足を引く動作は、大谷投手がスピードボールを生み出す秘訣ともいえる非常に重要な動作。

大谷選手特有のフォロースルーと同時に踏み出した脚をキュッと引く動きです。これは、脚を踏み出したときに腰は回転し始めていますが、肩が回らずに“上半身を残せている”ことを実証しています。つまり、脚の踏み出しから、腰、肩という順番で下から上にパワーを伝えることができているのです。

引用:大谷翔平、球速170Kmも可能 恵まれた体格をフルに活かす身体的センス | ベースボールチャンネル(BaseBall Channel) - Part 2

 

ただ、これは誰もが出来る動作ではなく、強靭な下半身の筋力が必要な動作。

特に内転筋の筋力と股関節を上手く使いこなせる柔軟性とセンスが要求される。

パワーとテクニックが合わさって初めて出来る投球フォームなのだ。

単なる猿真似では出来ない投球フォームを弱冠18歳で実戦できる今井投手のセンスと筋力には脱帽するしかない。

 

また、今井投手のフォームが素晴らしいのは両肩を並行に保てていること。

通常速球派の投手はキャッチャー方向の肩(右投手なら左肩)を上げて、逆の肩を下げるて角度をつけて位置エネルギーを増加させることで速球を投げている。

代表的なのは若い頃のヤクルト時代の五十嵐亮太投手(現ソフトバンクホークス)

 

ただ、この投げ方にはデメリットもあり、それはコントロールが難しくなること。

身体のブレが多い分、投球動作にムダが生まれ、結果的にコントロールするのが難しくなってしまう。

 

今井投手自身も2年生次には身体のバランスを崩して、制球を乱していた。

昨秋は、速い球が投げたくって、そのための反動が欲しさに、テークバックで右手が左側のお尻に触れるほど上体を横に振って、その“振り戻し”を使って力んで投げていたのが、今は両肩のラインで投げられている。

引用:甲子園優勝投手・今井達也の現在地。技術は揺れても“原点”はブレない。(2/3) - プロ野球 - Number Web - ナンバー

  

今井投手の凄いところは両肩を並行に保つことで制球力を安定させつつ、スピードボールも投げられることだ。

ブレの少ない上半身で制球力を高め、強靭な肉体とセンスのある下半身の動作でスピードボールを生み出す。

非常に理想的な投球フォームと言える。

 

また、投球フォームに無駄がないため、体力も無駄に使わない。

それが夏の甲子園をほぼ一人で投げ抜けた要因なのだ。

 

今井投手は現在体重70kg(公称)。

まだまだこれから身体を大きくなっていく。

下半身の筋力が付いてきて、25歳前後で肉体的なピークが来たときにどんなボールを投げるのか。

今から楽しみでしかたない。

成長の裏にあった精神的な成長 亡き祖父と周囲に捧げる好投

今井投手の活躍には肉体、技術面だけでなく、精神的な成長も影響している。

 

2016年の4月に祖父・敏夫さんが他界。

これを境にして、今井投手は「誰かのために野球を頑張る」ことの大切さに気づかれた。

 

それまでの今井投手は制球難に苦しんでいた。

せっかくのスピードボールを持っていてもコントロールが定まらずに自分を見失うことが多かったそうだ。

 

そんな今井投手に作新学院の小針監督はあえて、孤独を味あわせることで自分に向き合う時間を作ったそうだ。

 

「『ピッチャーはマウンドでひとりだ』と、冬の間は孤独を味わわせるようになるべくひとりで練習させました。野球はピッチャーが頑張らないと勝利するのは難しい。ピッチャーにしかできないことがあるわけで、そこをひとりで乗り越えてほしいと。『自分に向き合う時間が長くなれば長くなるほどいい』とも伝えました。春になって、今井は心身ともに中身の詰まったピッチャーになってくれたと思います」(小針監督)

引用:ひと夏で野球人生を変えたシンデレラボーイ・今井達也(西武) | VICTORY

 

厳しい冬の間に徹底的に自分と向き合った今井投手が春に気づいたのはそれまでの自分は自分自身のためにプレーしていたということ。

そうではなく、本当に大切なのは誰かのために野球を頑張ることが大切であると気づいたことで、今井投手は精神的にもタフになれた。

 

そんな自身の成長を象徴する場面として今井投手は2016年の甲子園2回戦の花咲徳栄高校戦を挙げている。

この試合9回1死・1塁で迎えた場面で、今井投手は外のスライダーを打たせてダブルプレーを奪っている。

今までなら独りよがりになっていたところを、味方を信じて冷静になれたことで最高の結果が生まれたのだ。

 

そんな今井選手の精神的な成長は準決勝の明徳義塾戦でも見られた。

2点リードの7回裏2死2・3塁の大ピンチ。

 

マウンド上で祖父の遺骨が入ったネックレスに触れて精神を落ち着かせた今井投手は、まさかの2塁牽制でアウトを奪ってピンチを乗り切ったのだ。

 

もし、以前のように周りが見えていなければこんなビックプレーは生まれなかった。

ランナーの動き、味方が2塁に入るタイミングなど、自分の後ろで行われている状況を冷静に察知できたからこそ生まれたプレー。

 

そこにはかつてマウンド上で自分を見失っていた無名投手の姿はなかった。

この試合今井投手は9回に152キロを計測。

甲子園準決勝で9回に150キロを越える投手など、鍛え抜かれたプロでも中々出来ない。

 

心技体全てが揃った今井投手だからこそ生み出せた最高のパフォーマンスがそこにはあったのだ。

右肩痛に苦しむ現在 2017年の今井達也投手に期待すること

関連画像

 鳴り物入りでプロにはいった今井投手だが、プロ入り後は右肩痛に悩まされている。

 

2月の春季キャンプ初日に右肩関節唇の炎症を発症。

その後、4月15日のイースタンリーグの巨人戦で実戦デビュー。

1回1安打無失点、2奪三振で最速149キロを記録。

 

順調に調整できているように思えたが、5月に肩の異変で二軍戦の登板を回避した。

 

6月には実戦復帰して151キロを計測。

7月13日に行われる「フレッシュオールスターゲーム2017」に選出されるなど、徐々に状態は上がってきている。

今井達也投手 先輩方の投球をしっかり見て、良いところをどんどん見つけて、自分のこれからの成長につなげていきたいと思います。しっかりと自分のベストなボールが投げられるよう準備をしていきます。

引用:源田壮亮、鈴木将平、今井達也の3名がフレッシュオールスターに選出される。 : エブリデーライオンズ

 

ただ、痛めた箇所が箇所だけに慎重に調整を続けたい。

同じ甲子園優勝投手でドラフト1位の松坂大輔、高橋光成投手が1年目から活躍したことで、周囲は1年目での活躍を期待してします。

ただ、松坂投手は4年目、高橋光投手は3年目に肩を痛めて戦列を離れている。

 

他球団のケースでは阪神藤浪投手も同様のケースで右肩を痛めている。

 

1年目の1軍登板だけが肩を痛めた原因ではないだろうが、今井投手には同じ二の舞にならないような調整に期待したい。

まとめ 

150キロを超えるスピードボールを見事に制球出来る希少価値が高い投手。

それが今井投手。

それを実現出来る背景には強い肉体、卓越した技術、そしてタフな精神がある。

 

進化する可能性を無限大に秘めた本格派投手の今後の成長に期待したい。


それでは、さようなら! 

 

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