死ぬまで生きる問題

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西武野上亮磨投手が永遠の二番手を卒業するとき 石川梨華さんとの結婚で飛躍の年へ

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シルバーコレクターはそろそろ卒業か。

 先発が手薄なライオンズにとって今貴重な先発投手の一人が野上亮磨投手。

 

キレのある直球と多彩な変化球、チーム屈指のフィールディング。

人より特別秀でいた能力やボールがあるわけではないが、試合を作る能力は一級品。

 

しかし、ここ一番で勝てない勝負弱さからどこか頼りない印象を与えている。

今年30歳を迎えた野上投手。

 

かつて慕った涌井、岸、帆足は去り、自身は今年結婚。

 

もうそろそろ独り立ちしてくれなければ困る存在だ。

 

そこで今日は西武ライオンズ野上亮磨投手にかける期待について語っていきます。

目次

野上亮磨投手とは

【基本プロフィール】

生年月日  1987年6月15日

出身地   福岡県太宰府市

身長    177㎝

所属    読売ジャイアンツ

ポジション 投手(右投右打)

推定年俸  15,000万円(2018年)

※中学の後輩に後に西武でチームメイトになる大石達也投手がいた。 

 

神村学園時代の2005年、春の甲子園に出場して準優勝。

沖縄尚学戦では現ヤクルト比屋根渉、ロッテ伊志嶺翔大選手とも対戦して討ち取った。

 

選抜の悔しさを晴らすべく迎えた夏の鹿児島県予選では、樟南高校に9回まで4-1とリードしながらも4点を奪われて逆転負けを許し、準優勝止まり。

現阪神タイガース大和(当時は前田大和)選手に満塁から同点のタイムリースリーベースを喫してしまった。

 

プロ志望届を提出したが指名は無く、社会人の名門日産自動車に入社。

 

社会人2年目の2007年には新日本石油ENEOSの補強選手として都市対抗野球へ初出場。翌2008年はエースピッチャーとして活躍、チームを2年ぶりに第79回都市対抗野球へと導いた。

 

その活躍が評価され、2008年10月30日に行われたプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズに2巡目で指名を受けて入団。

 

ルーキーイヤーの2009年から即戦力として期待され、先発、中継ぎで25試合に登板。

その後やや伸び悩んだが、2012年に8勝、2013年に自己最多の11勝を上げる活躍を見せた。

 

2014~2016年は主に先発として起用されるものの、勝ち星は8、7、3と年々減少。

 

2017年は11勝。

オフにはFA宣言を行使し、読売ジャイアンツへの移籍が決まった。

奥様はアイドル 元モーニング娘の石川梨華さん

2017年の3月13日、野上投手は元モーニング娘。のメンバーでタレントの石川梨華さん(32)との結婚を発表。

 

かねてから交際を宣言していた二人には一時期破局説なども流れていた。

2016年の12月にテレビ出演した際に野上投手は結婚はないと語っていたが、めでたくゴールインとなった。

 

石川梨華さんの誕生日である1月19日に、温泉に行った際に野上投手からプロポーズしたとのこと。

現時点で妊娠は発表されていない。

 

二人とも三人兄妹で育ったので、少なくも兄妹は作ってあげたいと奥さんの石川さんはインタビューに答えている。

 

石川は「こんな身近にたくさんアドバイスをくれる人がいて、心強いです」と笑顔。子供について聞かれると、「授かりものなので…。授かれれば、(男女)どちらでも。ただ、私が3きょうだいなので、きょうだいは作ってあげたいなとは思っています」と答えた。

引用:石川梨華「常に」幸せです 西武野上亮磨と結婚 - 結婚・熱愛 : 日刊スポーツ

 

野上投手自身子ども好きで、曰く「子どもと同じレベルで遊べるタイプ」とのこと。

今後暖かな家庭を築いて欲しい。

 

ちなみに石川梨華さんは大のタイガースファンで有名。

2017年6月13日、結婚後初めて野上投手がタイガース戦に登板。

6回3失点で負け投手となった。

永遠の2番手は卒業 真の主役になるとき

甲子園選抜準優勝、夏の予選準優勝、ドラフト2位、ローテ2、3番手。

 

野上投手の野球歴には準や2番手の文字が並ぶ。

西武入団後は優勝の経験もない。

 

結婚報道に関しても「西武野上結婚!」というよりは「石川梨華結婚!相手はプロ野球選手」という扱いの方が大きかった。

こちらも2番手扱い。

 

本人がどう思っているかは知らないが、野上投手なら十分エース、トップを狙えるポテンシャルを秘めている。

それだけにプロ8年間で通算42勝、自己最多勝が2013年の11勝止まりなのは勿体ない。

 

入団当初は140キロ前後だった球速もMAX147キロまで進化。

2017年には149キロを目指すと宣言するなど、目標は高い。

 

元々力感のないフォームから手元で伸びるキレのある直球が生命線の投手。

そこにスピードも上がってくれば、打者としては厄介な投手になる。

 

その反省を基に、自主トレから今一度、投球フォーム安定の徹底を図った。中でも、特に重点的に意識したのが、「力の入れどころ」だという。投球の一連の流れで、“0、8、10”と力を入れていくのが、自らのイメージだと、その感覚を説明する。力強い直球を投げたいからといって、最初から力むのではなく、逆に“脱力”の状態から徐々に力を入れ、最後、腕を振り切ったときにMAX状態に持っていくイメージで投げることで、リリースの瞬間に力がしっかりとボールに伝わるようになった。

 

「“リラックス”や“脱力”という言葉の本当の意味が理解できるようになりました」

引用:西武 野上亮磨投手・最低でも2ケタへ向け視界良好 | エンタメウィーク

 

末っ子気質でマイペースなところがあるため、誤解されがちだが、インタビューなどを見ていると発言はしっかりしているし、明確な意思を持って何にでも取り組んでいる。

 

その努力もあってか、野上投手は2016年から2017年にかけてストレートの質の向上に成功している。

 

【2016と2017年のストレートの成績】

空振り率:3.74→5.45

被打率:.275→.236

 

本人もここまでの自身のストレートに手ごたえをつかんでいる。

 

昨年の秋からストレートの強化に取り組んできました。空振りを取れますし、球筋、角度など、いまは思いどおりのストレートを投げられています。キャッチボールの時点から、昨年と違う感覚が自分の中にありますね。軽くピュッと投げても、スーッといいボールが行きます。

引用:西武・野上亮磨インタビュー 基本を胸に腕を振る | 週刊ベースボールONLINE プロ野球・ドラフト注目選手のコラム・インタビュー・戦力分析・予想・試合レポートなど徹底取材

 

野上投手は負けん気の強さを入団当初から自身の特徴として挙げている。

 

負けん気の強さですね。自信があるとかないとかではなく、ピンチでも不安にならない。前を向いて攻める気持ちをもって投げています。

引用:西武2巡目・野上亮磨「内に秘めた闘志」 〜ドラフト指名選手直撃インタビューvol.11〜 | SPORTS COMMUNICATIONS

 

その負けん気の強さが内面だけでなく、言動にも現れだしている。

 

2017年は同い年で仲が良い十亀剣投手と刺激しあって、岸投手の抜けた穴を懸命にカバー。

年齢的にもチームで上の方になってきたことで自覚が芽生えたようだ。 

 

菊池、多和田、高橋光と若い投手が多いチームにあって、年齢的にも立場的にも野上投手にはチームの中心選手としての活躍が期待される。

2017年の西武で期待される役割 

2017年の野上投手は現在先発2番手投手。

表ローテのカード頭を菊池雄星投手、裏ローテのカード頭を野上投手が担っている。

 

多和田、高橋光らのエース候補が負傷で離脱する中、開幕から一度も離脱することなくローテーションを担っている。

 

野上投手はここまで11試合に登板し、防御率3.39、4勝6敗、66.1回、OS率は63.6%。

右のエースと呼ぶにはやや物足りないが、安定した投球を披露している。

 

元々土曜日に登板していたところから、ローテ再編で火曜日の登板に変更されながらも上手く順応してくれている。

ここまでの働きは80点を上げてよい。

 

シーズン通して期待する役割は下記の三点

  • 一年間ローテーションを怪我なく守る
  • 160イニング
  • OS率65%

 

まずは年間通しての働きに期待したい。

野上投手は毎年どこかで調子を崩して、離脱したり、大きく打ち込まれたりする。

自己最多を上げた2013年も11勝をあげたものの、終盤は調子を落として中継ぎに回った。

まだ先発として年間通して投げたことも、二桁勝利をしたこともないのだ。

 

そのため、今年はまず年間通してOS率65%で回って欲しい。

勝ち星に関しては運の要素が強いので、結果的に10勝前後してくれればいい。

まとめ

野上投手の現状に不満を抱く西武ファンもいるが私はここまでの野上投手の活躍を裏MVPに上げてもよいと考えている。

それだけ貢献度は高い。

 

西武にドラフトされた後のインタビューで、野上投手はお姉様から頂いた言葉を紹介してくれた。

 

「冬は必ず春になる」――最近、姉からもらった言葉だという。「苦しくても最後にはいいことが起きる、そう受け止めました」と野上投手。プロの世界でも自分を信じ、焦らずにしっかりと前に突き進んでいく。

引用:西武2巡目・野上亮磨「内に秘めた闘志」 〜ドラフト指名選手直撃インタビューvol.11〜 | SPORTS COMMUNICATIONS

 

今は色々と批判的なコメントなどがあり、苦しい時かもしれないが、必ず結果が出ると信じてじっくり取り組んで欲しい。

 

シーズンが終わった時に野上がいてくれて本当に良かったとライオンズファンが言える活躍に期待したい。


それでは、さようなら!

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