死ぬまで生きる問題

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どうなる西武の4つ目の外国人枠 ライオンズが新外国人ファイフ投手と合意発表

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「ドジャース ファイフ」の画像検索結果高橋光成、多和田は大丈夫か?

どうも、寝ても覚めても埼玉西武ライオンズのことを考えているはろーぐっばいです。

 

9年ぶりの優勝をライオンズが新外国人投手を獲得しました。

 

西武は17日、元米大リーグ・マーリンズのスティーブン・ファイフ投手(30)と選手契約について合意したと発表した。

 

 ファイフはドジャース時代の13年には主に先発として4勝4敗、防御率3・86の成績を残していた。

同日中に来日予定で「日本シリーズ制覇を狙う埼玉西武ライオンズの一員になることにとても興奮しています。NPBでプレーする機会をいただいたことはとても光栄です。日本の野球、そして日本の文化を学び、そしてそこから新たな発見をすることをとても楽しみにしています」とコメントした。

引用:【西武】元マーリンズ右腕・ファイフと契約 : スポーツ報知

 

西武は元ソフトバンクで現在BCリーグの富山のエディソンで活躍するバリオス投手の獲得調査報道もありましたが、結局獲得せず。

 

全く噂のなかったファイフ投手の獲得となりました。

 

今月再支配下登録した木村選手と合わせて西武の支配下登録選手数は70。

上限いっぱいまで登録していますので、よっぽどのことがない限り2017年の西武はこれ以降の新外国人選手獲得はありません。

【関連記事】超二流で終わらない 西武が地獄から這い上がってきた木村昇吾選手と支配下契約

 

現在の70名で今後戦っていかなければなりません(トレードの可能性もありますが)。

 

ファイフ投手はMLBで16試合、マイナーリーグで133試合先発を務める先発型の投手。

先発投手陣の台所事情が苦しかった西武にとって救世主的な活躍が期待されます。

 

そこで今日はファイフ投手は日本で通用するのか、西武の今後の投手起用方針について語っていきます。

ファイフ投手とは

スティーブン・ファイフは1986年10月4日の30歳で身長190センチ、体重100キロ、右投右打の投手。

 

2012年にドジャースでメジャーデビューし、5試合に先発登板して0勝2敗・防御率2.70・20奪三振の成績を残した。

2013年もドジャースで12試合(先発10試合)に登板して4勝4敗・防御率3.86・45奪三振の成績を残した。

 

2013年8月13日にトミー・ジョン手術を受け、それ以降メジャーでの登板実績はなし。

二匹目のウルフ、ウィーランド狙い

メジャー、マイナーでの実績を見るにタイプとしては打たせてとるタイプのゴロボーラータイプ。

長身から投げ下ろす、チェンジアップ、カットボールを中心に投げ分けるタイプ。

身長や投球スタイルを見るに横浜DeNAベイスターズのジョー・ウィーランド投手に似ています。

 

ここまでウィーランド投手は8試合に登板して防御率2.44、3勝、QS率87.5、ゴロアウト率1.02。

安定した投球を披露。

 

対して、ファイフ投手のゴロアウト率は1.6。

西武の同僚ウルフ投手の2.75には及ばないものの、高いゴロアウト率を示している。

また与四死球率も2.5と制球力も大崩れするようなタイプではなさそうです。

 

2017年の西武は浅村、源田を中心に12球団屈指の守備を誇る。

【関連記事】常勝西武復活へ 黄金時代を知る辻発彦新監督がもたらした3つのこと - 死ぬまで生きる問題

 

ゴロボーラーで打たせて取るタイプのファイフ投手が輝く下地は整っていると言えそうです。


PHI@LAD: Fife hurls seven frames of shutout ball

当たらない西武外国人投手 シュリッターに続けるか

 ここ最近の西武低迷の要因の一つが外国人投手の不振

2016年には途中加入のウルフ投手以外の自前外国人が壊滅的な状況で、チームは苦しみました。

 

【2016年の西武外国人投手成績】

  • バンヘッケン 10試合0勝4敗 防御率6.31
  • ポーリーノ  8試合0勝6敗 防御率4.70
  • バスケス   19試合6H 防御率5.5.1
  • CCリー     18試合1H 防御率6.48
  • 郭俊麟    12試合0勝3敗 防御率8.46
  • ウルフ    4試合4勝0敗 防御率3.04  ※途中加入

 

ここ3年に話を拡げてもほとんど当たり投手、特に先発型を獲得出来ずにいた。

【2014年~2015年の西武外国人投手成績】

  • レイノルズ 14年成績:12試 3勝7敗 防5.46
  • 郭俊麟   15年成績:21試 3勝7敗 防5.31
  • ルブラン  15年成績:8試 2勝5敗 防4.23

 

これに呼応するように西武は3年連続のBクラス。

中継ぎ投手はウィリアムス、サファテ、バスケス、シュリッターとまずまずの投手を引き当てているだけに、優良先発外国人投手の獲得は西武にとって悲願。

 

その西武にとって2016年に途中加入したウルフ投手の4試合4勝、2017年の10試合6勝(※2017/6/17時点)は涙が出るくらい嬉しい補強となりました。

 

球団はウルフ投手の当たり、同タイプのウィーランド投手の適応を鑑みてファイフ投手の獲得に踏み切ったようです。

 

日本で実績のあるバリオス投手ではなくあえて自前外国人投手を獲得したライオンズ。

 

今年4から編成部国際業務駐米担当に就任した末吉英則氏の手腕が問われます。

西武は編成部国際業務駐米担当として、末吉英則氏(52)と契約したと1日、発表した。

引用:西武、編成部国際業務駐米担当として末吉英則氏と契約 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

ファイフ投手の起用方針 

 現在のライオンズの外国人選手事情は大砲メヒア選手、先発ローテの軸ウルフ投手、8回を務めるセットアッパーシュリッター投手の3名が固定。

彼らに故障などのアクシデントがない限り、これは揺るぎません。

 

そうすると残された外国人選手枠は1つ。

左のモップアッパー兼谷間先発のガルセス、右の谷間先発候補のキャンデラリオ、そして今回獲得したファイフ投手。

 

キャンデラリオ投手は5/2のホークス戦で3回7失点の大乱闘。

よほどのことがない限り再登板の機会はないでしょう。

そうなると残り1枠はガルセス投手とファイフ投手で争われます。

 

現在西武の先発は菊池、野上、ウルフの3名が確定組。

次いで、十亀、佐野、岡本洋介が現在はローテーションに名を連ねています。

そこに現在故障中の多和田、高橋光成の2名が候補として名が上がってきます。

 

リリーフ陣は勝ちパターン投手が後ろから増田、シュリッター、牧田、武隈の4名が固定。

モップアッパー、ロング要因にガルセス、野田、南川、平井。

そこに現在故障中の大石、高橋朋己の2名が候補。

 

西武が優勝するためには80勝が求められます。

内訳は先発60勝、リリーフ20勝。

【関連記事】プロ野球は80勝すれば優勝確率71% 西武ライオンズが80勝するための戦略【2017年】

 

現在先発で29勝、リリーフで8勝。 

順調に勝利を積み重ねていますが、気がかりなのは高橋、多和田の穴。

私の計算だと二人で12勝してくれなければ厳しいのですが、現在二人合わせて2勝。

多和田投手に至っては0勝、高橋光選手は怪我で戦線離脱後の復帰に向けた話が聞こえてきません。

 

私はこのタイミングでファイフ投手を獲得したのは高橋光選手の怪我の症状があまり思わしくないのではと邪推している。

 

単に西武が優勝に向けて本気の補強をしたってことで杞憂に終われば良いのですが....

 

現在十亀、佐野、岡本洋介が奮闘していますが、この3名がこのままシーズンを通して投げきれるとは思えません。

誰かしら不調や疲れが出て、他の投手の先発が必要になります。

野上、ウルフにしたって、通年活躍出来るほど体力があるタイプではない。

 

そうなるとファイフ投手に期待される役割は非常に大きいです。

MLBで16試合、マイナーリーグで133試合先発を務めた実績を考慮すれば当然先発起用が想定されます。

 

優先順位としては岡本、佐野どちらかに代わってファイフ投手が先発起用。

ガルセス投手が2軍落ちになります。

 

ただ、リリーフも故障が多く、信頼が置ける投手が限られている現状ガルセス投手をただ2軍に置いておくのはもったいないです。

 

ファイフ投手がどれだけ活躍出来るかによりますが、ウルフ投手の休養も挟みつつ、ガルセス投手も起用していきたいところ。

 

もちろんファイフ投手が現在のウルフ投手並に活躍をしてくれて、かつまだ若いので通年ローテを任せられたら良いのですが、そうは簡単にいかないでしょう。

 

外国人枠、他の先発候補投手を上手く運用して、1+1が3にも4にもなるような戦略に期待したいです。

 

岡本、十亀、佐野、野上あたりの体力がないタイプの選手の調子、対戦相手との兼ね合いを考慮して、投手起用してもらいたいです。

現在のライオンズのベンチワーク、特に土肥コーチの手腕を考えればそれが高望みではないと私は確信しています。

 

まとめ

現在首位楽天と3.5ゲーム差。

十分優勝争い出来る位置につけているライオンズ。

 

ファイフ投手が起爆剤となるような活躍に期待しています。

先発で3~5勝してくれたら助かり。

 

今から投球を見るのが待ち遠しいです! 


それでは、さようなら!

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