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 やっぱりクレヨンしんちゃん映画は面白い!

ネットで検索すれば、数多くのクレヨンしんちゃん映画ランキングが見つかります。

 

それだけ多くの方がクレヨンしんちゃんのことが好きなのでしょう。 

そこで私も全クレヨンしんちゃん映画のランキングをやってみました。

 

順位の基準となるのは「クレヨンしんちゃんらしさ」ただ一点。

なんだよクレヨンしんちゃんらしさって思う方はランキングを始めるまえに少しだけ説明します。

 

そんなのどうでもいいからランキングを見せろって人はスルーしてください。

 

それでは、早速どうぞ!

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ランキング基準「クレヨンしんちゃんらしさ」とは

※ランキングだけ見たい方はここは読み飛ばしてください。

 

ランキングを作成するにあたって大事にした「クレヨンしんちゃんらしさ」。

 

一言で言うと、笑いたい時に見たくなるか。

 

その一点です。

クレヨンしんちゃんを見たい時って、どんな時だろうと考えた自問自答した結果出てきた答えです。

 

感動要素満載で泣けるもの、伏線ばりばりで重厚なストーリー、迫力満点のアクション。

 

それらの要素は非常に素晴らしいものです。

そしてクレヨンしんちゃん映画の中にもそういった要素は満載です。

 

しかし、果たしてそれはクレヨンしんちゃんらしさなのか。

言い換えればクレヨンしんちゃんじゃなくても観られる要素。

 

では、クレヨンしんちゃんにしかないものとは何か。

 

それはクレヨンしんちゃんらしい、おバカで突き進んだ独特のギャグ。

 

 その一点でしかないと私は思います。

 

なので、映画としての良さをランキングするのであれば、音楽や感動、緻密なストーリーなどが考慮されるべきでしょう。

 

しかし、今回そこはあまり重視しませんでした。

 

  • 笑いたい時に観たくなるか
  • それはクレヨンしんちゃんらしいか

 

この点にのみ考慮しました。

 

まあ正直に言うと、映画素人の私には映画の良さとかを評価する観点が乏しいんですよね。

だから映像技術がどうとか、音楽がなんだとか、誰々監督は長く製作に関わっていてたとかわからないんです。

 

そもそもそんなことは子どもさんにとってはどうでも良いことでしょう。

大多数のクレヨンしんちゃんファンの子どもたちが求めているのは笑い。

 

そのおまけとして、家族愛だったり、映像美などがあればいいのです。

 

と前置きが長くなりましたが、それではランキングに移ります。

それと今回はあくまでベスト26!

全て良いところについてしか言及しません!

第26位 クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者

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友達が過ちを犯した時にどうすべきか。

しんのすけは敵に騙された味方であるマタを信じることが出来ませんでした。

 

その時マタはしんのすけに対して怒りを顕にします。

しかし、マタはそんなしんのすけのことを許してあげます。

 

誰だってミスを犯す。

しかし、大事なのはその後どうするか。

しんのすけは再びマタから信頼してもらうために奮闘します。

 

信賞必罰だけが正解ではない。

そのことの大切さを教えてくれる作品です。

 第25位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

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 ひまわりか銀河の平和か。

子を想う野原夫妻の心情変化がこの映画の特徴。

また、女の子を持つ母親なら誰もが共感するシーンでのみさえの反応がちょっと面白いです。

 

そして、兄であるしんのすけも徐々に妹への想いが高まっていきます。

 

ひまわり登場から20年近くたった今ではお兄ちゃんしんのすけは当たり前の姿。

しかし、オールドファンからすれば「しんちゃん成長したな」って思える作品。

 

兄としてのしんのすけの躍動もこの作品の魅力の一つ。 

第24位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌う!ケツだけ爆弾!

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 劇場版ではじめてシロが主役になる今作。

シロとしんのすけの友情が最も表現された作品です。

 

しんのすけとの思い出を回想するシロは通常のアニメを観ている人なら誰もがほくそ笑んでしまう、シロの苦労シーン満載。

ただ、それでもシロはしんのすけのことが好きなんだってことがわかるシーンでもあります。

 

また、「歌う」という名がタイトルにつくとおり、今作はミュージカルシーンも魅力の一つです。

ミュージカルシーンに尺取り過ぎ!ってツッコミたくなるほどミュージカルシーン満載です。

第23位 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃

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もしも3分間だけ自分の憧れのヒーローになれたら?

そんな願いを叶えてくれる作品。

 

その人のイメージによってカッコ良くも、中途半端になるリアルさが面白い。

ひまわりに至ってはほぼ原型のまま。

 

大人は理想を作り物のヒーローに求めるが、子どもたちは自分たちに求める。

というやや皮肉が効いた作品です。

 

今作の見所はしんのすけがたどり着いたオリジナルの正義観。

 

しんのすけにとっての正義とは。

そもそも正義とは何?

 

というメッセージが込められた作品です。

第22位 クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国

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テーマは環境と親子愛。

 

行き過ぎた環境保護活動がかえって人を苦しめる、争いを呼んでしまうという子ども向けの映画とは思えないようなメッセージが込められた今作。

 

もう一つのテーマは親子愛。

みさえに忘れられても決して諦めないしんのすけ。

あるものがみさえの記憶を取り戻させる。

そして、記憶を取り戻したみさえがしんのすけにかけた言葉とは。

 

オトナ帝国のひろしの回想シーンに並ぶみさえの回想シーン。

しんのすけとみさえの思い出を垣間見ることができます。

 

また本作ではかすかべ防衛隊も大活躍。

特に風間君がある葛藤から一転、みんなを助けて大活躍するシーンは映画の風間君の中でもトップクラスの名シーンです。

第21位 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!

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 ある日自分の周りの人間がそっくりさんに変わっていたら。

そしてそのそっくりさんが自分の住む街を乗っ取ろとしていたら。

 

あなたは自分の愛する人を信じられますか。

 

次々と変わっていく春日部市民の人々。

クレヨンしんちゃんの映画史上最恐のホラー映画。

 

ミッチー&ヨシリンが追いかけてくるシーンはトラウマものです。

 

松坂先生が映画版で良い意味で最も輝く作品でもあります。

松坂先生ファン必見!

第20位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

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子供は大人が思うほど子どもじゃない。

 

子どもは親に嫌われたくないものです。

そしてそのためには自分の心に蓋をしてしまう。

 

そんなゲストキャラクター・レモンにひろしがかけた言葉とは。

 

映画クレヨンしんちゃん野原ひろし名言ランキングを作ったら、ベスト3に入るほど良い言葉です。

 

野原一家で育ったしんのすけのことが羨ましくなるほどひろしがカッコイイです。

 

そして、徐々に変化していくレモン。

この映画に関してはレモン目線で話を追っていくと非常に楽しめます。

 

それと関ジャニ∞のゲスト声優が劇場版クレしんのゲスト声優の中でトップクラスにうまいです。

正直驚きました。

第19位 クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ

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シリリと言えばこれ!

という他の作品とは異なる特徴がないのが特徴

 

『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ25周年記念作品ということもあり、歴代の映画キャラが随所にこっそり出演。

中にはポスターや、おもちゃ、キーホルダーになっていたり、様々なとこに出演していますので、オールドファンにとってはある意味見逃せないです。

 

設定も過去作と類似している点が多々あります。

第18位 クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁

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 舞台は未来の春日部。

様変わりした人々。

 

まさお君とネネちゃんファンにとってはかなり衝撃的なシーンがあります。

 

未来のしんのすけのフィアンセから「しんのすけの良さ」を聞かれたかすかべ防衛隊の答えは野原しんのすけの良さを端的に言い表しています。

 

その答えこそがクレヨンしんちゃんとは何かを表してもいます。

 

それと未来のネネちゃんが現代のネネちゃんにかけた言葉もグッとくるものがあります。

 

特に20年来のクレヨンしんちゃんファンであればあるほど、この言葉は胸にくるものがあるはずです。

第17位 クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜

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 舞台は春日部市にある架空の中華街。

カンフー映画を基調としており、師匠と弟子、伝承された幻の技、大いなる力を持つ者の責任などが、細かく描かれています。

 

特に注目なのがマサオ君

予告編の段階から非常にフォーカスがあたっており、実際作中でもかなり重要な手がかりを握っています。

劇場版では他のカスカベ防衛隊のメンバーの誰よりも輝くマサオ君。

友情と嫉妬の狭間で苦しむ、リアルな人の心情を表しています。

  

カンフーがメインの回だけあって、アクションや格闘シーンには強いこだわりが。

劇場版でも非常に珍しい海外に行く(中国)話なのも特徴です。

 

また、中盤から終盤にかけて一気に話が変わっていくストーリー展開も魅力。

意外なキャラクターの進化と暴走は、クレヨンしんちゃん映画には珍しい転調っぷりでした。

 

ちなみに懐かしいキャラクターたちが、作品の至る所に登場します。

よく目を凝らさないと気づかないほど、短い登場時間ですので、画面に集中して観てみてください。

第16位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

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進まない時間、止まってしまった映画。

果たしてどうすれば春日部に戻れるのか。

 

かすかべ防衛隊の映画初主演作。 

 バラバラになった彼らが徐々に一つになっていくシーンはいつもと違って面白いです。

特に風間君を助けに戻るしんのすけの熱い男気には二人の熱い友情が感じられて最高です。

 

そして、今作最大の見所はしんのすけの恋。

史上最もピュアなしんのすけが観れる作品です。

 

純文学好きには堪らない内容です。

第15位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦

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泣けるクレヨンしんちゃんという評価を決定的なものにした作品です。

『BALLAD 名もなき恋のうた』として実写化されたことでも有名になりました。

 

映画制作に際して、文献調査や時代考証に力が入れられており、戦国時代の風景や生活が、丁寧で詳細に描写されています。

 

そのため、単なる子ども向けアニメとしてではなく、時代劇ファン・歴史好きが観ても見応えがある作品となっています。

 

ファンの間で賛否両論あがったのはラストの「死」のシーン。

 

果たしてこれはクレヨンしんちゃんと呼べる作品なのか。

今もなお、そして今度も語り継がれるクレヨンしんちゃん映画史上最高級の作品です。

第14位 クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

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クレヨンしんちゃん映画の評価を決定的にしたのが、『オトナ帝国』、『戦国大合戦』。

 

そして再評価させたのがこの作品。

二人のひろしを巡る問題。

 

ロボットとは言え、野原ひろしの死を扱ってしまったことで、ファンの間では賛否が分かれる作品。

 

ロボひろし誕生の瞬間とロボひろし死亡の瞬間のアングルは必見です。

 

また、みさえがか弱く、繊細な女性として描かれているのもこの作品の特徴。

みさえの視点で見るとまた違った味わいがある作品です。

 

もしかしたら、女性と男性で評価が分かれる作品かもしれません。 

第13位 クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦

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クレヨンしんちゃん映画史上最も興行収入が振るわなかった作品。

しかし、根底には様々な笑いの要素が詰まっています。

 

敵組織のくだらいない動機や、野原一家がついていけなくなるほどの変人キャラなど、クレヨンしんちゃんワールド全開。

肩肘張らずに笑える作品です。

第12位 映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~

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舞台は春日部から遠く離れたメキシコ。

今作は序盤で春日部からの引越しシーンがあります。

 

この別れは名優納谷六朗さんとの別れのシーンでもあるのです。

野原一家の見送りのために勢ぞろいした春日部市民の中には多くの懐かしいキャラクターが勢ぞろいしています。

往年のファン必見のシーンです。

 

メインパートであるパニックムービーはまさにクレヨンしんちゃんワールド全開。

動きの多彩さやくだらなさ。

 

それぞれのオリジナルキャラクターとの絆が徐々に深まっていく流れは本物のパニックムービーと遜色ありません。

 

初期の作品と比べて映画オリジナルキャラクターがイマイチだっただけに、この作品はオリジナルキャラが非常にアクが強いです。

 

映画でしか出来ない設定が非常に活かされている作品です。

第11位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲

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映画としてなら一位に選んでも良い作品です。

もちろん笑いの要素もしっかり詰まっています。

 

特にかすかべ防衛隊のパートは笑いどころ満載。

まさお君のハンドルさばきに爆笑した人は多いでしょう。

 

ただ、後半があまりにも良い話過ぎます。

前半の笑いを忘れさせてくれるほどの深くて、それでいて感動的なシーンが後半はてんこ盛りです。

 

それだけに見終わった後の感想は良い映画。

 

個人的には笑いたい時にこの映画を見たくはならないかなと。

特にオトナになってから見ると色々思うところがあり過ぎて涙なしには見られないです。

 

そのためこの順位にしました。

第10位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル

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前半はかすかべ防衛隊のおかげで爆笑しっぱなしです。

後の映画で鉄板ネタになったまさお君の覚醒ネタが初披露された作品でもあります。

 

何よりもこの作品でカッコイイのはアクション仮面。

彼がみんなに応援されて雄叫びを上げて奮闘するシーンにはヒーローとは何かが詰まっています。

 

そして、そのアクション仮面のことを無垢に見守るしんのすけがまた可愛い。

普段生意気な口を聞いている彼が唯一絶対憧れる存在。

 

今作以降のクレヨンしんちゃん映画のテーマは「主人公野原しんのすけ」。

最後はしんのすけが活躍して勝利するパターンが生まれた作品でもあります。

”売れる”映画クレヨンしんちゃんが生まれるきっかけになった転換点となる作品です。

 

同時にクレヨンしんちゃんらしさが失われた作品でもあります。

良くも悪くもクレヨンしんちゃんが変わっていった時期の作品です。

第9位 クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望

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 個人的にクレヨンしんちゃん映画の中で一番好きな作品です。

ではなぜ9位に留まってしまったのか。

 

それはこの作品の主人公がしんのすけではなく、吹雪丸だからです。

監督の原恵一氏が「なんでしんのすけいるんだ!」って言ったほどです。

 

吹雪丸の物語としては最高にカッコよくて哀れな物語です。

 

しかし、クレヨンしんちゃんとしてはどうかと言われると微妙になってきます。

 

ただ、 敵の名前やクレヨンしんちゃん独特のボケなどが詰まっており、笑えるシーンも非常に多い作品です。

 

ちなみにですが、この映画を観た後に『ロボとーちゃん』を観るとある変化に気づけます。

そして同時にそれだけ時が経ったことにも気づけます。

 

昔のクレヨンしんちゃんの良さを残した名作です。

第8位 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険

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私の中で雲黒斎の野望』と双璧の作品です。

テーマは「等身大の5歳児しんのすけ」。

テーマ通り、映画史上最もしんのすけが敵との戦いを恐れます。

 

頑なに戦いを恐怖したしんのすけが戦う原動力になったものは何か。

 

序盤のヘンダーランドでのふたば幼稚園メンバーとのやり取り、恐怖のス・ノーマン、ヘンダー城での悲しい戦い、マカオ・ジョマとの爆笑三番勝負。

 

全てのパートが見所と言っても過言ではない名作です。

ただ、いい話過ぎて「笑いたい時に観たくなる」感が少し足りないです。

 

ちょっとくだらなさが足りないかなという気がしました。

ということでこの順位です。 

第7位 クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

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この時期のしんちゃんはマイペースで本当に可愛い。

また初期のクレヨンしんちゃんのギャグが満載なところも魅力の一つです。

 

野原一家が新婚のように描かれているのも特徴の一つです。

ジャングルでの遭難、ミュージカル、敵からの逃走劇、アクションシーンなど、後の

映画の元はここにあったのかと思わされる作品でもあります。

 

気楽にクレヨンしんちゃんで笑いたい時に観たくなる作品です。

順位が低めなのは終盤にちょっと子ども向けとしては残酷なシーンが多いからです。

 

ルルお姉さんが若干苦言を呈してるくらいなので。

第6位 クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!

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美味しい焼きそばを食べたい!

ただそのためだけにかすかべ防衛隊が奮闘する作品です。

『カスカベボーイズ』以来のかすかべ防衛隊の主演作ですが、その時以上に出番が多いです。

クレヨンしんちゃん『ユメミーワールド』と並ぶかすかべ防衛隊の登場シーンが多いです。

 

途中分裂の危機を迎えたりしますが、それでも彼らはくじけずに戦います。

笑いとかすかべ防衛隊の熱い友情。

 

特にまさお君のビスケットのシーンは彼らの絆と懐の深さが詰まったシーンです。

 

クレヨンしんちゃん映画はB級かもしれませんが、B級だって立派に面白いことを教えてくれる作品です。

第5位 映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

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テーマは児童虐待。

非常に重いテーマではありますが、クレヨンしんちゃんだからこそ扱う意味があるテーマでもあります。

 

クレヨンしんちゃんは子供に悪影響があるとして忌み嫌れた歴史があります。

未だにクレヨンしんちゃんというだけで敬遠する親御さんも多いでしょう。

 

しかし、そうした排他的な思考ははたして本当に子どもたちのためになっているのか。

そんなメッセージが込められた作品です。

 

ただ、それでいてギャグ要素もしっかりしています。

そして古いクレヨンしんちゃんのギャグも使われています。

 

この辺はクレヨンしんちゃんファンの劇団ひとりさんが脚本に携わっている影響が出ているのでしょう。

 

またひろしとみさえが無理やり精神年齢を下げて戦うシーンは非常に笑えます。

 

そして何より、クレヨンしんちゃんらしいのはしんのすけが無垢に人助けをするシーンです。

 

一見クレヨンしんちゃんらしくないかもしれませんが、これは初期のクレヨンしんちゃんからずっと続いているしんのすけの良さなのです。

 

本人が意図しているかどうかはわかりませんが、しんのすけは非常に想いやりを持った少年です。

 

アニメ版ではいじめっ子からまさお君を守ったり、運動会のかけっこでこけたまさお君を真っ先に助けに行ったり。

 

困っている人がいたら理由なく助けるのがしんのすけなのです。

 

この作品の男前しんのすけは最大の見所です。

第4位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード

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全ては焼肉のために!

 

ただそれだけで指名手配からも、リストラからも、愛する人から見捨てられても、信じる友に裏切られても、埼玉から静岡まで走ることになっても、 野原一家は頑張れるのです。

 

クレヨンしんちゃんのおバカワールド全開の作品です。

 

『オトナ帝国』、『戦国大合戦』と感動的な名作が続いた後だけに、評価が低くなりがちです。

 

しかし、「笑える」という点においてはそれらの作品を十分に上回る作品です。

何も深いこと考えずに笑い時には一番の作品です。

 

適役のキャラが立っていれば1位も有り得ました。 

第3位 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦

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野原夫婦の劇画調シーン、かすかべ防衛隊のドタバタ劇など序盤から中盤まで爆笑シーン満載。

それでいてこだわり抜いた格闘シーンや、敵の幹部キャラが面白かったり、せっかくの最強コンピューターウィルスがぶりぶりざえもんだったりとクレヨンしんちゃんのくだらなさも全開。

 

また、この映画は泣ける要素もあります。

しかし、そこにくどさがない。

そして、大人の論理などもないのです。

 

野原しんのすけが描いた絵本はそういった論理を越えた、無垢に「人を助ける」ことで見えてくるものを教えてくれます。

 

これこそがクレヨンしんちゃんの良さ。

あれこれ理由をつけた政治的な優しさではなく、純粋な人助けなのです。

 

正義や悪などない。

 

ぶりぶりざえもんが標榜する「救いのヒーロー」に込められた本当の人助けの意味を教えてくれます。

 

しんのすけとぶりぶりざえもんの別れのシーンはクレヨンしんちゃん独特の笑えるカッコイイ別れを描いています。

 

やっぱりクレヨンしんちゃんにぶりぶりざえもんは欠かせない。

ぶりぶりざえもん度の高さからこの作品を3位に入れました。

第2位 クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡

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 とにかく笑える、クレヨンしんちゃん映画史上最高のギャグ映画です。

 

何よりもオカマさんたちが最高です。

やっぱりオカマを使わせたらクレヨンしんちゃんの右に出るものはありません。

 

序盤のひろしと珠由良ブラザーズの絡みは何度も観ても笑えます。

その後のトイレのシーン、東松山よねのぶっ飛んだキャラ、健康ランドでの真剣なんだかふざけているんだかわからないシーン、大根ギャグ、スーパーでの先頭シーン。

 

中盤までだけで挙げたらキリがないほど笑えるシーンがあります。

そしてそのどれもがクレヨンしんちゃんらしい笑い。

テンポもよく、キレがある。

 

ここまでやると後半がぐだりそうなものですが、そんなことはありません。

シリアスな戦闘シーンもありますが、それらを交えつつギャグがとどまるところを知りません。

 

それでいて、ひろしとしんのすけが交わした約束というクレヨンしんちゃん映画の中でも屈指の名シーンがあります。

直接的な答えをしないしんのすけも含めてクレヨンしんちゃんらしいです。

 

ギャグの質はクレヨンしんちゃん映画史上最高と言い切って良い作品です。 

第1位 クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王 

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この作品が最もクレヨンしんちゃんらしいです。

全ての原点がこの作品に詰まっています。

 

爆笑するかというとそうでもありません。

しかし、クレヨンしんちゃんの素朴さ、ほのぼのとした笑いがこの作品の魅力です。

 

ストーリー性とか、アクションとか、社会問題とか、親子愛とか。

 

そういった要素は映画を面白くするうえで、非常に欠かせない要素です。

同時にクレヨンしんちゃんを語る上でも欠かせない要素でもあります。

 

しかし、本来のクレヨンしんちゃんは一話完結のちょっと変わった5歳児の日常を描いたストーリー。

その原点こそが本来のクレヨンしんちゃんなのです。

 

やっぱり仲良しなしんのすけと風間君、切れるととんでもない園長先生、優しいひろし、アクション仮面のことが大好きなしんのすけ。

 

ギャグの量や質では『暗黒タマタマ』にやや劣りますが、それでもギャグの要素もしっかりしています。

 

何よりしんのすけが穏やかで優しいです。

この作品を超えるクレヨンしんちゃんらしいクレヨンしんちゃん映画はありません。

 

バイオレンスなシーンなどもないので、和やかな気分になりたい時は是非観て欲しい作品です。

ちなみに

ちなみにですが、下記は今回のランキングと作品ごとの興行収入及び興行収入順位です。

 

ランキング タイトル 興行収入 興行収入順位
1 アクション仮面VSハイグレ魔王 22.2億円 2
2 暗黒タマタマ大追跡 11.0億円 19
3 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 11.0億円 19
4 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード 14.0億円 8
5 爆睡!ユメミーワールド大突撃 21.1億円 3
6 バカうまっ!B級グルメサバイバル!! 12.3億円 15
7 ブリブリ王国の秘宝 21.0億円 4
8 ヘンダーランドの大冒険 12.0億円 16
9 雲黒斎の野望 14.0億円 8
10 嵐を呼ぶジャングル 11.0億円 19
11 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 15.0億円 6
12 オラの引越し物語~サボテン大襲撃~ 22.9億円 1
13 爆発!温泉わくわく大決戦 9.0億円 24
14 ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 18.3億円 5
15 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦 13.0億円 11
16 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 13.0億円 11
17 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 12.5億円 14
18 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦 12.0億円 16
19 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ! 14.0億円 8
20 オタケベ!カスカベ野生王国 10.0億円 22
21 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃 13.0億円 11
22 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾! 15.0億円 6
23 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス 9.8億円 23
24 ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者 12.0億円 16

※興行収入は下記を引用

歴代クレヨンしんちゃん映画作品一覧 | 年代流行

 

こうして見ると興行収入とは全く関連性なく順位をつけていることがわかります。

収入と1ファンの感想がこれだけずれるのですから、製作者の方がファンの要望を取り入れるのは非常に難しいのだと思わされます。

 

またAbemaTVが2月に行った『クレヨンしんちゃん』劇場版23作品の人気投票を実施しました。

 

■「映画クレヨンしんちゃん」人気投票ランキング結果発表
1位:『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)
2位:『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002)
3位:『暗黒タマタマ大追跡』(1997)
4位:『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』(2003)
5位:『ヘンダーランドの大冒険』(1996)
6位:『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2014)
7位:『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(1998)
8位:『嵐を呼ぶジャングル』(2000)
9位:『爆発!温泉わくわく大決戦』(1999)
10位:『嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』(2004)
11位:『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』(2007)
12位:『アクション仮面VSハイグレ魔王』(1993)
13位:『ブリブリ王国の秘宝』(1994)
14位:『雲黒斎の野望』(1995)
15位:『オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』(2015)

引用:映画『クレヨンしんちゃん』人気ランキング発表 | おたくま経済新聞

 

上位二つはやっぱりと言えばやっぱりです。

個人的に意外なのは4位に『ヤキニクロード』が入っていることです。

公開当初は前作の感動路線と比べられて、評判が良くなかった作品ですが、時が経って評価されるようになったのは非常に良いことです。

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番外編

今回ご紹介した作品に登場するキャラクターの強さをランキングしてみました。

よく勝てたなと思わせられる強者の悪役たち。

同時にあいつがいなければ負けていたかもと思わせる味方キャラ。

 

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まとめ

私は全作品を4週間にわたって見直してみました。

 

その中で新たな発見するものや、改めて良さを再認識するものがありました。

一つ言うなら全作品を一気に通しで観ることで、映画間の様々な繋がりを見つけることができました。

 

昔の映画のシーンが後の作品で使われていたり、逆に全く変わっていたりなど。

そして、製作者の方々は様々な評価を受けて、本当に試行錯誤されているのが伝わってきました。

 

クレヨンしんちゃん映画が今もなお新作を公開して、世の人々に愛されているのはひとえにこの製作者の方々の頑張りがあったおかげだと。

 

今回素人が生意気にランキングなどしましたが、そんなことは本来必要ありません(元も子もないこと言っちゃった)。

 

全ての作品に面白いところがあるからです。

 

今回は勝手に基準が曖昧な「クレヨンしんちゃんらしさ」とかいう基準を設定しました。

 

しかし、時代に合わせたクレヨンしんちゃんがあるのだから「クレヨンしんちゃんらしさ」なんてもの自体がかなりあやふやなものなのかもしれません。

 

こうやってランキングをああだこうだといつまでも議論できるように、今後もクレヨンしんちゃんの映画が作り続けられることに期待したいです。

 

それでは、さようなら!

 

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