死ぬまで生きる問題

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交流戦でセ・リーグがパ・リーグに弱い理由5つ【通算成績とMVP付き】

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どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。

 

21世紀のプロ野球七不思議の一つ、それは交流戦でセ・リーグがパ・リーグに負け越すこと。

過去13年間で、パ・リーグが12回勝ち越し。

MVPもパ・リーグ球団から11人出ており、圧倒的にパ・リーグが優位となっています。

昨年までの13期で、セが勝ったのは2009年の1年だけ。あとの12期はすべてパが勝っている。僅差の年もあったが、10勝以上の大差がついた年も多い。セ・パ交流戦は、2015年から勝ったほうのリーグの6球団に、順位に応じて1000万円から100万円までの賞金を支給しているが、すべてパのチームがゲットしている。

引用:プロ野球交流戦、なぜ「セ・リーグ」が弱いのか | 日本野球の今そこにある危機 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

いくらなんでもここまで極端に成績の差が出る要因が何かあるだろうということで、理由をいくつか探ってみました。

複数のプロ野球解説者の解説も引用しておりますので、あわせてご確認ください。

交流戦の通算成績とMVP

交流戦球団別通算成績

交流戦歴代MVP

 

交流戦でセ・リーグがパ・リーグに弱い理由5つ

上記の歴代MVPと通算成績を見て頂いてわかる通り、2005年以降に始まった交流戦では、パ・リーグの方が良い成績を収めているのです。

これからその理由を考察していきます。

DH制度の有無が最大の要因

基本的にはDH制度の有無が一番の要因です。

これからDH制度の有り無しがどんな影響を与えるのかをお話します。

1.指名打者有りの打線と対戦しないセ・リーグ

パ・リーグの場合は、指名打者制度があるため、スラッガータイプの選手をDH起用する前提で考えます。

そのため、オフの外国人選手獲得やドラフト指名でも、多少守備は度外視した選手を獲得するのです。

 

その結果、本来投手が打席に立つところに強打者が入るため、パ・リーグの方が打線が強力になる傾向にあるのです。

【交流戦開始以降のパ・リーグ指名打者ベストナイン】

  • 2005年:★松中信彦(ソフトバンク)     本塁打王&打点王
  • 2006年:セギノール(日本ハム)
  • 2007年:★山崎武司(楽天)       本塁打王&打点王
  • 2008年:★ローズ(オリックス)     打点王
  • 2009年:山崎武司(楽天)
  • 2010年:福浦和也(ロッテ)
  • 2011年:フェルナンデス(西武)
  • 2012年:ぺーニャ(ソフトバンク)
  • 2013年:★アブレイユ(日本ハム)   本塁打王
  • 2014年:★中村剛也(西武)      本塁打王
  • 2015年:李大浩(ソフトバンク)
  • 2016年:大谷翔平(日本ハム)
  • 2017年:★デスパイネ(ソフトバンク) 本塁打王&打点王

※★は打撃タイトル獲得

 

もちろん全球団の指名打者が強打者というわけではありませんが、投手が打席に立つのとでは雲泥の差があります。

 従ってパ・リーグの投手の方が気が抜けない打線と対戦する機会が多いので、投手も成長しやすい環境にあるのです。

 

スラッガーたちを抑え込むために、より力強いボールを投げようとする投手。

そして投手の力強いボールを打ち返そうとする打者。

お互いが切磋琢磨しあうことで、リーグ全体の成長に繋がっているのです。

現役時代から感じていたことですが、セ・リーグの投手はパ・リーグに比べてパワーで劣るんですよ。これは今年も変わらなかった。ソフトバンクと中日の試合を見ましたが、中日ファンは柳田悠岐や松田宣浩のバッティングを見て驚いたと思いますよ。セ・リーグであれだけバットを振れる選手はいないですから。対戦成績こそ中日の1勝2敗でしたが、内容ではソフトバンクが圧倒していました。ソフトバンクに限らず、パ・リーグの打者にとってはパワーのないセ・リーグの投手は打ちやすいんでしょうね」

引用:解説者7人が見た交流戦「なぜセ・リーグはここまで弱いのか」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

2.指名打者有りでチーム編成、育成するパ・リーグは野手も育ちやすい

DH制度があることで、少々打撃に難が有る若手選手を試したり、疲労が見えるベテランや主力選手をDHで出場させることも可能。

 

9番打者(セ・リーグの投手は基本9番)の年間打席は約550前後。

その550打席を球団として育成や野手のコンディション調整にも使えるパ・リーグと、そうでないセ・リーグとでは、結果的に野手の育成にも大きな影響が出ます。

 

投手が打席に立つことが悪いわけではありませんが、チーム全体の戦略や育成に与えるプラス面を考えると、DH制度が選手の成長に与える影響は大きいです。

2017年のNPBのデータでいえば、準レギュラークラス以上と言える100打席以上の打者の数は、パ・リーグが92人に対し、セ・リーグは80人。投手に打席を回す分、セ・リーグのほうが1球団当り2人も少ない。

引用:プロ野球交流戦、なぜ「セ・リーグ」が弱いのか(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

 

上記のデータでもあるとおり、期待の野手二人分を年間100打席以上も立たせられるパ・リーグと、投手が打席に立つセ・リーグとで、育成に差が出ることは明白。

 

そしてそれが両リーグの戦力差を生み出していると言えます。

大塚光二(元西武、昨年まで日本ハム守備・走塁コーチ)

「このままでは侍ジャパンのほとんどがパ・リーグの選手になってしまう。そんなことさえ考えてしまう交流戦でした。チーム力、戦術というより、個人の力量の差でしょうね。特に試合終盤の拮抗した展開になると、一発で決まるケースが多いのですが、パ・リーグはホームランを打てる打者が1番から9番まで揃っている。こうした野球はパ・リーグの伝統としてあるのは確かですが、スカウティング、育成がしっかりしていないとできません。個人的な意見を言わせてもらうと、この部分でセ・リーグは遅れをとっているような気がします。たとえば、日本ハムの中田翔にしても、栗山英樹監督はどんなに不振でも4番を彼に任せた。中田のようなスラッガーを育てるのは、多くの時間を要しますし、使いものにならないケースだってある。それを覚悟の上で日本ハムは根気強く育て上げた。体力や技術はもちろん 、“粘り強さ”という部分でもパ・リーグの方が一枚上だということです」

引用:解説者7人が見た交流戦「なぜセ・リーグはここまで弱いのか」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

セ・リーグの場合は、ある程度守りも出来る選手を獲得しないといけないため、ドラフトや外国人選手のスカウティングに守備要素が加わります。

そもそものチーム編成とスカウティングもパ・リーグとセ・リーグとで、パワーに違いが出ている遠因と言えるでしょう。

3.投手交代のタイミングが打線との兼ね合いになるセ・リーグ

パ・リーグの場合は投手に打席が回らないため、投手交代のタイミングは投手の疲労度や相手打線に合わせられているかが判断基準になります。

ようは投手自身の状態と実力で投手交代判断されるのです。

 

ところがセ・リーグの場合は、どんなに投手の状態が良くても、中盤から終盤にチャンスで投手に打席が回ると、代打を送られることが多くなります。

投手は完投機会を逃し、相手打線は好投手との対戦機会が減る。

これでは投打ともに、成長機会を逃しているとしか言えません。

 

もちろんリリーフにも好い投手がいますし、完投するから成長するわけではありません。

ただ、やはり投手としては替える必要のない選手が、投球とは関係のない部分で交代してしまうのは、 選手の成長機会を奪っていると言えます。

また、せっかくの得点機会なのに、投手の状態が良いから代打をおくれず、みすみす得点機会を逃すこともあります。

 

投手の継投と代打を巡る駆け引きもセ・リーグ野球の醍醐味なので、全否定はできませんが、リーグ全体のレベルを下げる要因になっているといえます。

4.投手が打席慣れしていても得点への影響度は大差ない

「いやいや、セ・リーグの投手は打撃慣れしているので、DH制度がないセ・リーグ主催試合ではセ・リーグ有利」と考える人もいるでしょう。

ただ、残念ながらそもそも投手の打撃に対する期待値は低いので、さして試合に大きな影響はありません。

 

下記は2017年のセ・リーグの投手の通算打撃成績。

2017年 
1474打数147安打8本塁打65打点 750三振 打率.100
1987年
1759打数264安打9本塁打108打点 647三振 打率.150

引用:プロ野球交流戦、なぜ「セ・リーグ」が弱いのか | 日本野球の今そこにある危機 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

30年前と比べて、セ・リーグの投手の打率は非常に下がっています。

多少打席慣れすることで犠打の上手さに差はあるかもしれませんが、大きく試合に影響を与えるレベルではありません。

セ・リーグの投手でも犠打が苦手な投手はいますし。

 

DH制度がない分、セ・リーグは打撃の良い投手を獲得するなら話は別ですが、投手のスカウティングにおいて打撃はおまけ程度。

むしろ普段打席に立つ機会がないパ・リーグの投手の方が、新鮮味を感じて頑張ることもあるので、セ・リーグの投手が打撃慣れしていることの影響は少ないです。

 

セ・リーグ投手が打席慣れしているアドバンテージは、あまりないと言えます。

5.移動距離がパ・リーグは短くなり、セ・リーグは長くなる肉体的、精神的疲労

パ・リーグの場合は、北は北海道から西は福岡まで遠征があります。

その点セ・リーグの場合は関東圏(東京、神奈川) から西は広島までの遠征。

両リーグの移動距離には差があるのです。

 

元ロッテの里崎智也氏は、この移動距離が変わることで肉体的にも精神的にもプラスがあるとしています。

最後にもう1点。レギュラーシーズンで北は北海道から南は九州・福岡まで、あちこち飛行機移動も多いパ球団だが、セ球団は西に移動しても広島が最長。パリーグの選手にとっては移動が楽に感じられると思う。

 ロッテの今季交流戦で見ると西は、岐阜(対中日)までが最長移動。選手にとって新幹線移動で待ち時間が少ないことは肉体面、精神面でもプラスとなる。

引用:交流戦はなぜパが強い/交流戦見どころ下 里崎評論 - サトのガチ話 - 野球コラム : 日刊スポーツ

 

トップコンディションを保つことは、スポーツにおいて非常に重要。

試合以外の目に見えない部分でも、セ・リーグはディスアドバンテージを抱えていると言えます。

大きく影響しないが、考えられる要因

ドラフトでパ・リーグに大物がいく傾向にある

逆指名制度がない抽選式であるにも関わらず、近年のドラフト会議では目玉級の大物選手がパ・リーグに行く傾向にあります。

大学・社会人と高校生のドラフトが別々に行われた2007年は、大学・社会人で6球団が競合した大場翔太(東洋大)をソフトバンク、5球団が指名した長谷部康平(愛工大)を楽天が獲得。高校生は4球団が競合した中田翔(大阪桐蔭)を日本ハム、2球団がかぶった唐川侑己(成田高)をロッテが獲り、セは5球団競合の佐藤由規(仙台育英)をヤクルトが引き当てて一矢を報いるのがやっとだった。

それ以降は大学・社会人も高校生も同時の入札制になり、2009年は6球団競合の菊池雄星(花巻東)を西武、2010年は同じく6球団が指名した大石達也(早大)を西武、4球団がかぶった斎藤佑樹(早大)を日本ハムが引き当てた。

2011年は3球団競合の藤岡貴裕(東洋大)をロッテが獲得。結果的に入団を拒否されたが、「巨人1本」の菅野智之(東海大)を敢然と指名して交渉権を得たのは日本ハムだった。

2012年は3球団競合の東浜巨(亜大)をソフトバンク、2球団の森雄大(東福岡)を楽天、2013年は5球団が競合した松井裕樹(桐光学園)をこれまた楽天が獲得。2014年は4球団競合の有原航平(早大)を日本ハム、2015年は4球団の高橋純平(県岐阜商)をソフトバンク、2016年は5球団が指名した田中正義(創価大)をソフトバンクが……。

引用:交流戦で今年も「パ・リーグ」が圧倒的なワケ | スポーツ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

2017年のドラフト会議でも、早稲田実業の清宮幸太郎選手が競合抽選の結果、北海道日本ハムファイターズに引き当てられました。

www.shinumade.com

 

ドラフトで好素材がパ・リーグにいくことも、多少影響を与えている可能性もあるでしょう。

ただ、個人的にはその影響度は小さいかと思います。

ドラフト全体で考えた時に、大物選手の割合は1~2%程度。

その他大多数はドラフトでは目玉級ではなかった選手。

外国人選手の補強なども考えると、目玉選手が1、2人多くパ・リーグに入団することが、ここまで大きなリーグ間の対戦成績に差を生み出しているとは考えられません。

 

もちろん、スター選手が同一リーグに加入することで同世代の選手がライバル視して成長したり、対戦することで成長することはあるでしょう。

 

そう考えると、ドラフトが与える影響はなくはありませんが、大きな要因とは言えないのではないでしょうか。

セ・リーグが抱える苦手意識、パ・リーグが持つ対抗意識のもたらす影響

意識が与える影響は客観性がないため、あまり考えたくはないですが、セ・リーグ球団が苦手意識は抱えている可能性はあります。

 

名将・落合博満氏はよく意識が与える心理的影響を口にされています。

統一球導入で本塁打数が大幅減少した時は、「本塁打打てないのはボールのせいなんだと打者が甘えた」。

2017年にセ・リーグで広島が連覇した時も、「他球団と実力差はないのにマスコミの報道が”広島は強い”と言い過ぎでかってに敵を大きくした」とおっしゃっていました。

 

もちろん苦手意識なんて感じない選手や、特に交流戦を特別意識していない選手もいるでしょう。

ただ、中には心理的な影響が原因で、成績を落としているチーム・選手はいるかもしれません。

 

解説者の方でも、心理面が与える影響を理由に挙げている方もいるので、苦手意識が与える影響が0とは言えないでしょう。

野口寿浩(元ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜)

「ここまでパ・リーグの上位独占が続くと、やはりセ・リーグのレベルが劣っていると思われても仕方ないですね。僕が現役の時、パ・リーグの選手は『セ・リーグだけには負けてたまるか』といった気概を持った選手が多かったのですが、そういう姿勢はまだ続いているのでしょうね。ひとつひとつのプレイに気迫と迫力が感じられます。逆にセ・リーグの選手は良くも悪くも受けて立つというか、横綱相撲をしたがる傾向にあります。ここまで負けているのだから、まずはそうした意識改革が必要でしょうね」

引用:解説者7人が見た交流戦「なぜセ・リーグはここまで弱いのか」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

まとめ

  • 戦力差を生み出す大きな要因はDH制度の有無
  • 投手と野手両方の育成を考えるとDH制度にメリットが多い
  • 移動距離が変わることも影響している
  • ドラフト、心理面が与える影響も微妙にあり 

 

個人的には両リーグで違いがあった方が面白いと思いますが、ここまで結果に差がでる要因となっているDH制度を導入しないのはどうなのでしょうか。

もちろんDH制度の有無だけが交流戦の結果に影響を与えているわけではありませんが、プロ野球界も岐路に立たされている気がします。

 

「投げて打ってが野球本来の姿だ!」とする人もいますが、一部の投手以外は無気力な打席を見せられるのが本来の野球かと言われると、どうなのでしょうか...

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