読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

死ぬまで生きる問題

人はいつか死ぬんだから色々やってみようというブログです

インドで見つけた幻のセブンイレブン インドのコンビニ事情と万引き被害額について

おすすめ記事セレクション1. いつか心のエリートになりたい。クレヨンしんちゃんで描かれた友情。
2.【プロフィール】死ぬまで生きる問題って何? はろーぐっばいって誰?
3.最初に読んで欲しいおすすめ10記事!
4.最強の雑記ブログはドン・キホーテのような店舗構成 『圧縮陳列戦略』の宝探し感とある人気ブログの共通点

7 eleven logo

日本で生活する上で今や欠かせないものとなったコンビニ。

 

その数あるコンビニの中で日本で最も店舗数が多いのがセブンイレブン

2016年の9月末時点で日本全国に19,045店舗がある。

 

 私が今住んでいるシドニーでもよくセブンイレブンを見かけるし。

また私が他のアジア諸国(タイやマレーシア)に旅行に行った際も、セブンイレブンはよくみかけた。

 

それだけセブンイレブンというものは世界中に進出しているし、物珍しくもない。 

 

しかし、2016年の11月に北インドを旅行した際はセブンイレブンをほとんどみることがなかった。

ある1店舗を除いては。。。

 

そこで今日は私が学んだインドのコンビニ事象と万引き被害などについてお話ししていく。 

目次

ブッタガヤで見つけた幻のセブンイレブン

f:id:jubenonz:20170407223701p:plain

 私はインドを旅行していて少し不思議に思ったことがある。

それはインドにはコンビニがないということだ。

 

たいして大きなことではないのだが、喉が渇いたり、小腹が空いたとき、何か探し物をしたいと思ったときにコンビニがない。

それは私のようにコンビニに慣れ切った世代にとってはいささか不便なことである。

 

ただ、ないものはないと割り切り旅を続けていた後半も後半(全30日の内の25日目)にブッタガヤという村でセブンイレブンを見つけたのだ。

 

www.shinumade.com

 

それがこちら↓↓

f:id:jubenonz:20170112145218j:plain

 

店内には日本のコンビニと同じような形態でお菓子やジュース、生活用品などの様々なものが売ってあった。

久しぶりにコンビニに来れたことと自分の欲しいものを自由に手に取れることの解放感に安堵して、必要以上に多くお菓子を買ってしまった。

 

その後、「なぜこの村にだけセブンイレブンがあるのか」を私なりに考えてみた。

私の結論として、この村の治安が良いからというところに行き着いた。

 

というのもインドではキラナという売店が小売業の主流(詳細は後で説明)で、基本的には客の手が届かないところに商品を配置し、都度客が欲しいものを店員さんに伝えて、店員さんが商品をとるという形が一般的である。

 

おそらくだが、もし日本のコンビニのように客の手に届くところに商品を配置すると万引きや窃盗が多発してしまうのだろう。

正直に言ってそれだけインドの治安はお世辞にも良いと言えるものではない。

 

では、なぜこのブッタガヤならセブンイレブンを置いても大丈夫なのか。

私の仮設だが、それはこのブッタガヤは仏教徒の聖地だからだ。

 

ブッタガヤは釈迦が悟りを開いたとされる菩提樹があり、世界各国の仏教徒がそこを目指してくる、いわば聖地と言える場所なのだ。

f:id:jubenonz:20170112150117j:plain

 

そのため、窃盗のような罪を犯そうと考える人が極めて少ない土地である可能性が高い。

 

また、この村はインドにしては珍しく仏教徒が多い土地でもある(2001年の国勢調査ではインドにおける仏教徒の割合はわずか0.8%)。

 

そのためかブッタガヤの人々は穏やかな方が多かった。

なんというか日本人の道徳観に合う方が多かった印象がある。

 

www.shinumade.com

 

この村の人で悪事を働く人は少ないだろうと私は感じたのだ。

 

そういったことからこの村なら日本式のコンビニ経営が成り立つと私は考えたのだ。

インドの万引き被害事情

Looting in London

 

調べてみたところインドでは万引きによる被害が世界一多いようだ。

 

世界の小売商店の万引きなどによる被害損失額ランキングでインドは堂々世界一という資料が発表されている。

万引き・窃盗の損失額世界ランキング、1位インド、中国は17位... - Record China

 

この調査は世界41ヵ国を対象とした調査で、万引き・従業員の窃盗・釣り銭の間違いで損失した額のランキングである。

 

ではなぜ前述したキラナはインドで経営を続けられているのか。 

 

実はキラナは基本的に家族経営のため、他人を従業員として雇わない。

そのため、従業員の窃盗を心配する必要がない(最悪その家族内の問題として解決する)。

 

ところがもし、外資系企業が小売業を営むとしたら、家族だけで経営というわけにはいかない。

そうなると同族経営とはいかないため、従業員の窃盗などのリスクがある。

 

つまりインドで小売業を営むことは消費者側の需要などを考えたメリット以上に経営側のデメリットや面倒のほうが多くなる恐れがあるのだ。

インドのコンビニシェア事情

 

f:id:jubenonz:20170407230016p:plain

では、そもそもインドのコンビニシェア事情はどうなっているのか。

興味が沸いてきたので調べてみたところいくつかのことがわかってきた。

インドの小売業王者・キラナ

インドではキラナという小さな売店が至るところにあり、その数はなんど1,200万店舗。

キラナがインド国内の小売形態の9割を占めているそうだ。

 

また、キラナは家族経営の形態が多く、町の人ととの繋がりで商売が成り立っている背景があるらしい(つけ払いやホームデリバリーなど)。

 

そういった背景があるだけにインドの方はキラナに慣れ切ってしまっている。

 

これだけキラナがインドに根付いているだけに、なかなか他の小売店が進出できないというのが外資系企業がインドに進出できない理由のようだ。

 

※キラナの詳細などについては下記を参照してください。

依然インドの小売形態のほとんどをキラナ(Kirana)という家族経営の小さなお店が占めています。

 

インド国際経済関係研究所(ICRIER)によると、キラナの店舗数は全国で1200万店、小売形態の9割を占めるとされています。

インドの小売業と政策~コンビニがないのはなんで?~ - deveco-india’s blog

 

最近ではデリーを中心に『Twenty For Seven』なる日本のコンビニと同じようなものが出来初めているそうだが、その数はデリー32店舗、グルガオン4店舗とまだまだ少ないのが現状だ。

【インド】インドのコンビニって? | 海外現地情報ブログ | 阪急交通社

背景には厳しい外資規制

なぜ外資系のコンビニやスーパーマーケットなどがインドに踏み込めずにいるのか。

それはキラナの存在だけてなく、インド政府が敷いている厳しい外資規制が影響している。

 

外資規制について簡単に説明する。

外資規制とは外資系企業がインドでビジネスを行う際にはインド政府からの許可をもらう必要がある。

また、実際に店舗経営をする際に一定以上の製造をインド国内で行う必要があるなど様々な規定のことだ。

 

これは外資系企業からインド国内企業を守るための措置である。

 

現首相のモディ首相はこの外資規制の緩和を口にしているが、実際のところはなかなかそうスムーズにいかないだろうというのが大方の見立てである。

※細かい外資規制については下記を参照してください。

外資に関する規制 | インド - アジア - 国・地域別に見る - ジェトロ

 

ただでさえインドは独特の文化を持っているのに、この外資規制と先ほどの万引き事情などが相まり、インドは外資系企業にとって参入障壁が高い国となっているようだ。

 ブッタガヤのセブンイレブンが偽物だった話

f:id:jubenonz:20170407230809p:plain

 

以上これまでのことを調べて、「ブッタガヤにだけセブンイレブンがあるのは他のインドの都市と比べて治安が良いから」という見立てが間違っていなそうだと私は安堵していた。

 

その後、そもそもセブンイレブンは海外に何店舗あるのだろうかと気になってセブンイレブンのホームページを調べたところ、あろうことかインド店の記載はなかった。

 

もう一度言います、インド店の記載はなし。

 

そう、インドで見たあのセブンイレブンは偽物だったのです。

※詳細は下記参照。

国内外店舗数|セブン‐イレブン~近くて便利~

 

私は目を疑いました。

インドでみたこの↓↓人のように真っ白になりました。

f:id:jubenonz:20170112152622j:plain

 

うーん、インド恐るべし。

私が唯一信じてもよい場所と思えたブッタガヤでさえも堂々と偽装するとは。

まとめ

海外旅行や海外で生活をする面白さの一つは普段日本で生活している時との違いに気づき、そこからいろんなことを知っていくことだ。

 

今回インドで見つけたセブンイレブン(偽)をきっかけにインドの万引き、小売、外資規制事情など様々なことを学ぶことができた。

 

今後も海外を訪れた際は様々な違いや変化に気づき、いろんなことを学んでいきたいと思う。

 

それでは、さようなら!