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『超・熱男』ソフトバンク松田宣浩選手が侍ジャパンのムードメーカーへ! 

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国際試合や短期決戦ではムードメーカーの存在が非常に大切になる。

重い雰囲気に飲み込まれず、むしろその空気を破壊出来るそんな存在がいるチームはとても強い。

その重要性は今回の2017年WBCでも変わらない。

 

では、今回侍ジャパンの中でその存在になり得るのは誰か。

ソフトバンクホークスの松田宣浩選手こそムードメーカーに最適な人物だ。

 

そこで今日はそんな『超・熱男』松田宣浩選手に寄せる期待について書いていく。

目次

松田宣浩選手とは

2005年希望入団枠制度で福岡ソフトバンクホークス選手に入団。

一年目から開幕一軍を掴むなど期待されたが、一・二年目は中々一軍定着とないかなった。

 

プロ三年目に初めてレギュラーの座を掴み、142試合に出場する。

その後は怪我が続き、思うような結果を残せずに苦しむシーズンが続いた。

 

転機となったのは2011年。

この年は川崎宗則、本多雄一選手と共に三人で全試合フルイニング出場を果たした。

打率.282、25本塁打、83打点、27盗塁、OPS.854といずれも自己最高の成績を残し、ゴールデングラブ賞にも輝き、チームの日本一に貢献した。

 

2012年はまたしても怪我に悩まされ、思うような結果を残せなかったが、翌年は全試合フルイニング出場を果たし、自身二度目となるゴールデングラブ賞を獲得。

 

2013年はまたも怪我に苦しんだが、翌年の2015と翌々年の2016年に全試合出場を果たし、怪我に強い選手となった。

 

性格は明るい選手として知られ、ホームランを打った際に見せる『熱男』ポーズはファンの間でも人気が高い。

 

ムードメーカーの大切さと求められるもの

ムードメーカーとは

どんな組織や状況にもムードメーカーが必要である。

ここでいう”ムード”とは全てが明るい雰囲気という意味ではない。

 

和気あいあいとした和やさ、やるときはやる張り詰めた緊張感など様々な雰囲気があってよい。

それらの雰囲気を作るために明るく引っ張る人がいても良いし、寡黙だけど時に厳しく意見を言ったり、集団の空気を引き締める人がいても良い。

 

何もみんながみんな明るい存在である必要はない。

 

様々な”ムード”を柔軟に作り出せる組織は様々な局面を打開することが出来る。

 

ただ、そのムードメーカーに誰でもなれるのかというとそうではない。

なぜだか人に頼られる存在、期待感を抱かせる存在、場が和む存在というものがそれぞれいて、それは人それぞれが持って生まれた天性のようなものだ。

 

その天性のムードメーカーとなり得る存在、それが今回の侍ジャパンでいうと松田宣浩選手なのだ。

ムードメーカーに求められるもの

チームに勢いをつける・勇気をもたらすムードメーカーになるにはレギュラーとして試合で活躍する必要がある。

 

もちろん控え選手やコーチ・裏方さんなどで試合以外の部分でチームを鼓舞したり、支えたりする存在は必要だ。

しかし、やはり一番勢いをつけたり、ムードを変えられるのは実際に試合が動いた時だ。

実際に試合で流れを変えるプレーをムードメーカーがしてこそ一番チームに変化を与えられるのだ。

 

2006年大会の多村選手の塀際でのキャッチや松中選手の決死のヘットスライディング、川崎宗則選手の神の手と言われたスライディング。

 

2009年のイチロー選手が初戦でキムガンヒョン投手から放った安打、内川聖一選手の好守備など強いチームには必ず勢いをつけるプレーが生まれている。

 

そして、これらのような試合の流れを変えるプレーはレギュラーである選手の方が変化を加えられる機会が多いし、また勢いもつけやすい。

 

今回の侍ジャパンのレギュラー候補の中でチームに勢いをつけられる「可燃性」を持っているのは松田宣浩選手しかいない。

 

そのため松田選手には試合に出て活躍してもらわなければ困る。

熱さ以外にも重要な存在 ~三塁手の人材不足に悩む侍ジャパン~

松田宣浩選手に期待がかかるのはその熱さだけではない。

 

安定した守備、スピードがあり相手のスキを突く意識が高い走力、ここぞで見せる長打力。

走・攻・守をこれほどまでにハイバランスで持っている三塁手は今の日本にいない。

巨人の村田選手やヤクルトの川端選手なども良い選手だが、それぞれ走塁や守備面において不安が残る。

 

昨年おこなれた壮行試合で、侍ジャパンはヤクルトの山田哲人選手の三塁テストなどを行ったが、その結果は望むようなものではなかった。

 

侍ジャパンの首脳陣は広島の菊池選手の三塁起用なども検討しているようだが、慣れないポジションの守備を国際試合でやるのは非常にリスクの高い戦略だ(リスクをとらないリスクももちろんあるが)。

 

先述記事にした坂本勇人選手の次に怪我した場合のバックアップがいないのが松田宣浩選手だ。

 

なので、松田宣浩選手には精神面・技術面両方でチームを支える働きをして欲しい。

まとめ

 言い忘れたムードメーカーの条件の1つにその人の普段の姿勢や努力がどれだけ周りから評価されているかがある。

 

聞けば松田選手は相当な努力家で常に真剣に野球に取り組んでいるそうだ。

そんな松田選手だからこそ通常のホークス試合で活躍した際にチームを盛り上げることが出来るのだ。

 

今回の侍ジャパンでもそんなチームを盛り上げる活躍を幾度となく見てみたい。

 

松田宣浩選手、期待してます!

 

それでは、さようなら!

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