2019年4月、遂に日本全国47都道府県旅行を達成。
これまで旅好きがこうじて様々な場所を旅してきましたが、三十路を迎えた2019年に最後の地、和歌山に降り立ちました。この旅が30代最初の旅行であり、平成最後の旅行。様々な旅の思い出が走馬灯のように蘇ってくる旅でもありました。
和歌山を最後の地に選んだのは意図したもので、世界遺産・熊野古道に礼拝して全都道府県旅行をしめたいと思っていたからです。
そこで今回は和歌山3泊4日のグルメ、観光スポット、温泉などをまとめてご紹介します。私のyoutubeチャンネルの動画やインスタグラムに投稿した写真も交えてご紹介しますので、お時間ある方は他のSNS媒体の投稿もチェックされてみてください。
- 【世界遺産・熊野古道】和歌山3泊4日の旅まとめ、おすすめ観光ポイントや温泉、宿泊施設
- 日本全国47都道府県を終えてみて次の旅先は...。
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【世界遺産・熊野古道】和歌山3泊4日の旅まとめ、おすすめ観光ポイントや温泉、宿泊施設
旅行1日目:和歌山ラーメンと徳川紀州藩の和歌山城観光
コンパクトシティ・福岡の真髄、超便利な福岡空港
旅の出発地は福岡空港から。
福岡空港の駅から搭乗口までの近さよ笑
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月15日
電車降りる→改札通る→搭乗口到着まで2分くらい。しかも博多駅から福岡空港駅まで数分で来れるとい。さすがコンパクトシティ福岡。 pic.twitter.com/zILd2YqzGE
現在福岡空港は改修工事が進んでおり、ますます便利になっています。
博多駅から福岡空港までは電車で5分。
その福岡空港駅の改札から各航空会社のチェックインカウンターまではわずか1分。
コンパクトシティ・福岡の真髄を見た感じです。
すぐに登場手続きを済ませられたので、早めのランチを。
お目当ては福岡空港の名物でもあるラーメン滑走路。
全国各地の名店が集うラーメン好きに堪らない空間です。
今回は北海道・弟子屈ラーメンのスープカレーラーメンをチョイス。
半年間だけ札幌に住んでいたので、その時の記憶を懐かしみながらラーメンをすすっていました。
名城百選の和歌山城観光
福岡空港から関西空港まで飛行機で約1時間。
その後、関西空港からエアポートリムジンバスでJR和歌山駅まではこれまた約1時間。午後3時頃に到着し、時間に余裕があったので、和歌山城を観光することにしました。
元々歴史好きで、私が旅行に目覚めたのも各地のお城を巡るのが好きだったから。
名城百選にもなっている紀州徳川藩のお城を見物出来る時間に恵まれて、テンションが上がっていました。
JR和歌山駅から和歌山城まではバスで約7分ほどの近さ。
訪れたのは4月15日だったので、桜はほとんど散ってしまっていましたが、所々に桜が残ってました。
天守閣から見える、和歌山湾付近の工場はフォトジェニックな一角で、夕陽に染まった姿や、夜景は綺麗だろうなと色々想像していました。
徳川葵御紋入りのコカ・コーラも飲めて、大満足。
和歌山ラーメンこと、中華そばの名店・丸美商店
和歌山城観光を終えて、向かったのは和歌山ラーメンの名店・丸美商店。
JR和歌山駅の地下街にあるため、電車の時間をあまり気にせずに立ち寄れるのは有り難かったです。
ちなみに和歌山ラーメンのことは、正式には中華そばと言うらしいのです。
地域などによって異なりますが、味は豚骨醤油味が一般的とのこと。
ラーメンを美味しくいただいた後は、JR和歌山駅から紀伊田辺駅まで電車移動。
在来線のきのくに(紀勢)線を使いました。
ちょうど良いタイミングで快速に乗れたので、約1時間30 分で移動出来ました。
今回の旅はかなり移動に取られることはわかっていたので、しっかりと対策を練っていたため、移動時間は苦になりませんでした。
今回の旅は移動が多かったけど、時間潰しグッズが役に立った。
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月18日
・Nintendo Switch:飛行機や高速バスでの長期移動
・Kindle Paperwhite:バスや電車の10分程度の待ち時間の読書
・Amazon Fire:旅館での動画視聴(ワールドトリガー)
特に #チョコボの不思議なダンジョン は時間忘れるほどのどハマり。 pic.twitter.com/bY08mY5VGk
初日はひたすら移動するだけに終始するかと思っていましたが、食べ歩きと観光を出来たので充実していました。
初日の様子をYouTube動画でチェック!
【和歌山旅行VLOG】福岡空港、ラーメン滑走路、和歌山城、和歌山ラーメン【DAY1】
旅行2日目:熊野古道トレッキング、本宮大社で熊野詣、西日本最大級の露店風呂
神聖なる紀伊山地の霊場と参詣道で心を清める
二日目はいよいよ旅の最大の目的地である熊野詣。
朝8時頃にJR和歌山駅のバス停留所から出る明光バスに乗って、熊野本宮大社前まで移動。
その後、バスを乗り継いで発心門王子前まで移動しました。
熊野古道のトレッキングコースは色々あるのですが、最もポピュラーなコースは発心門王子と熊野本宮大社の間を歩くコース。
体力に自信がない方や、お年を召された方でも余裕を持って歩けるルートです。
【発心門王子~熊野本宮大社】
- 歩行距離:6.9km
- 歩行時間:約2.5時間
- 所要時間:約3.5時間
あまりマイナスイオンだとか、パワースポットだとかを感じることが出来ないタイプの人間なのですが、熊野古道に降り立つと何か感じるものがあります。
空気はすんでいて、思いっ切り深呼吸をしたくなりました。
小鳥のさえずりや小川の音など、耳からも癒される要素があり、心が洗われる感覚がありました。
熊野古道トレッキングに関しましては、「【初心者向け】世界遺産・熊野古道中辺路ルート(発心門王子から熊野本宮大社)の歩き方や基本事項を徹底解説【アクセス、ランチ、マップ】」の記事に初心者向けの解説をしておりますので、興味がある方はご覧になってみてください。
熊野古道をウォーキング中。ほのぼのした春の雰囲気で、非常に癒されております。紫蘇ジュースが染みる。 pic.twitter.com/IuNwa9QpER
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月16日
八咫烏がデザインされた漆黒の郵便ポストがある熊野本宮大社
写真を撮ったり、寄り道したりしたので、約4時間ほどかかって熊野本宮大社まで戻ってきました。
熊野本宮大社は全国の「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山にある聖地です。
立派な檜皮葺の社殿は、熊野信仰の歴史を感じさせる荘厳なもの。神門をくぐった瞬間、背筋がピンと立つ感覚がありました。
そんな中で一際印象に残ったのは、八咫烏があしらわれた漆黒の郵便ポスト。
非常にシックなデザインで、熊野本宮大社の景観を壊すどころか、むしろ威厳を増させてるようにも感じました。
歩き疲れた後は、本宮大社の近くにある「茶房 珍重菴 本宮店」で遅めの昼食。
注文したのはもうでそばとめはり寿司のセット。
「もうでそば」は細切り大根と梅が入った十割りそば。疲れた体にはじんわり沁みる柚子の入った汁も魅力的。
そして、気になって注文した「めはり寿司」は熊野地方の郷土料理
ご飯を高菜の浅漬けの葉でくるんだもので、鰹などの具材を混ぜこんで作られています。
時間とお腹とお金(ここが一番大きい)の都合で食べられませんでしたが、熊野もうで餅(お抹茶付き)も食べて見たかった...。
少し時間があったので、食後は熊野本宮大社 旧社地「大斎原(おおゆのはら」を観に行ってきました。
桜の名所としても知られる大鳥居は圧巻。
別の機会に桜の季節や夜のライトアップを見に来たくなりました。
渡良瀬温泉で温泉三昧、絶品海の幸がふんだんに使われたディナー
歩き疲れた身体を癒すために向かったのは渡良瀬温泉にある、ホテル・やまゆりさん。
西日本最大級の大露天風呂が魅力で、今回の旅の中でもかなり楽しみにしていた要素の一つ。
わたらせ温泉自慢の大露天風呂です。
とうとうと湧く湯量豊富なかけ流しの天然温泉は、
無色透明のナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で、
皮膚病、 リウマチ、神経痛、胃腸病などに 効果があるといわれています。
また、美肌作用があり、湯上りのお肌はすべすべで 美人湯として名高い
良質の温泉です。雄大な 景観と自然の風に身をゆだね、
心行くまで自慢の湯をご堪能ください。
お部屋シンプルな和室タイプで、一人で泊まるのは勿体無いほどの広さ。
浴衣・バスタオル・タオル・歯ブラシ・カミソリ・ヘアブラシなどの各種アメニティは揃っています。
また、家族専用貸切露天風呂が4つもあり、宿泊者は追加料金なしで入ることが可能。
残念ながら写真撮影は禁止だったためお見せすることは出来ませんが、夕方には夕方の、夜には夜の良さがあり、ひとりで贅沢に天然温泉を堪能しました。
早めに旅館に到着して、まずは熊野古道散歩でかいた汗を流しました。写真撮影は禁止だったのでお見せ出来ませんが、物凄く綺麗な温泉でした。夕食後に大露天風呂に入って、明日の朝も風呂に入る温泉旅行の王道を満喫します。 pic.twitter.com/wG3gh2dXlE
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月16日
山奥の温泉街でゆったりと過ごす贅沢。たまらん。
夕食は山海の旬の素材を盛り込んだ会席膳。
食前酒には紀州の梅酒、新鮮な刺身に、あまごの塩焼き、和牛フィレステーキ、桜鯛の温泉しゃぶしゃぶ...。
まずは本番紀州の梅酒から。 pic.twitter.com/EYKKDU0P4L
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月16日
食べ過ぎたぁ~🤣今年1番食べたかも。とりあえず酔いが抜けるまで一眠りして、夜の露天風呂に行こう。 pic.twitter.com/nCGVYvj5Ec
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月16日
「日中かなり歩いたので今日はカロリーを意識するのはやめよう」と割り切って、絶品料に舌鼓を打ちました。
ひとつひとつの料理の味付け、食材の質の良さのおかげか、食後も翌日も不思議と胃もたれすることはなかったです。
二日目の様子をYouTube動画でチェック!
【和歌山旅行VLOG】世界遺産の熊野古道中辺路、熊野本宮大社、熊野詣、渡良瀬温泉、World Heritage Kumano Kodo Pilgrimage Routes【DAY2】
旅行3日目:南紀白浜で名勝と新鮮な海の幸を堪能
三日目はホテルで遅めの朝食と朝風呂で優雅な時間を過ごしました。
なぜそんなことが可能だったかというと、ホテルからJR白浜駅まで無料送迎バスが出ていたから。
本当に至れり尽くせりで、感謝感激。
渡良瀬温泉から白浜駅までは車で約1時間ほど。
この日はアドベンチャーワールドでパンダの赤ちゃんを楽しむ予定だったのですが、駅到着後に想定外の事実が発覚。
よりによって今日がアドベンチャーワールドの休園日だと知る。パンダさん見たかった...。 pic.twitter.com/ZJfrje8WQi
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月17日
ショックは隠しきれませんでしたが、気を取り直して他の観光名所に行くことに。
南紀白浜とれとれ市場で漬けマグロ釜揚げしらす丼
まずは和歌山の近海で獲れた海の幸が集う、南紀白浜とれとれ市場へ。
驚きの安さで海の幸を購入できるお買い物市場でもあり、海鮮丼や麺類などを食べられるイートインスペースありな夢の空間。
市場で買った食材をそのまま食べられるBBQ施設もあり、すぐそばには日帰り温泉施設もあります。
元阪神で、今は横浜DeNAベイスターズで活躍する大和選手似の饒舌お兄さんが、マグロの解体ショーもやっていました。トークも包丁の切れも抜群です。
で、早めのランチは「漬けまぐろ釜揚げしらす丼」。
とれとれ市場で「漬けまぐろ釜揚げしらす丼」。ご飯より具の方が多い。 pic.twitter.com/eL3ZM6CzPK
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月17日
胃も心も満たされる究極の一杯。
私が行った時には既に売り切れてた本鮪の丼も食べてみたかった...。
名勝・三段壁、千畳敷とマグロカツバーガー
腹ごしらえが済んだあとは、絶景を見るためにバスで名勝・三段壁へ。
バスに乗っている途中で白浜海岸を横切りましたが、透明に近い海が綺麗でした。天気が曇りだったのは残念ですが、なかなか他のビーチでは見ることが出来ない美しさが印象に残りました。
そうこうしているうちに、バスは三段壁に到着。
火曜サスペンス劇場のラストに出てきそうな絶壁で、足を震わせながら崖下を眺めていました。
前述した通り天候不良だったのは残念ですが、どこまでも広がる水平線は絶景。
晴れた日や夕日が沈む姿は間違いなく美しいでしょう。
実はエレベーターで繋がっている三段壁洞窟なるものがあり、冒険心をくすぐられた私は興味津々で向かいました。
中は洞窟らしくひんやりとしていて、磯の香りが漂っていました。
洞窟内は、海水と岩がぶつかる音が轟いており、自然の恐ろしさを感じさせられる空間。
元々は熊野水軍が隠れ家として使っていた場所であり、もし当時この洞窟に迷い込んだらと考えると、ゾッとさせられました。
三段壁の後はバスで移動して、同じく名勝の千畳敷へ。
千畳敷は、その名のとおり広い岩畳を思わせる大岩盤。
瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった白く柔らかい岩は第3紀層の砂岩からなる大岩盤で、打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています。
こちらは「和歌山県の夕日100選」 に選ばれている観光スポットで、先ほどの三段壁、円月島と並ぶ白浜の絶景スポット。
所々岩場にはカップルと思われる人たちの落書きがされており、今彼ら彼女らはどこで何をしているのだろうかと、色々妄想していました。
数十年前から残り続けるこの落書きのようにいつまでも消えずにいたら良いのですが...。
そんなこんなを考えていると、小雨が降り出したので、近くのお土産屋さん兼お食事処で雨宿り。
三段壁、千畳敷の散策後の休憩中。
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月17日
マグロカツバーガー旨い😋
タルタルソースと相性抜群ですわ。
天気がぐずついてきたので、一旦ホテルにチェックインしよう。 pic.twitter.com/QRs6dn9pmg
白浜温泉で旅の疲れを癒す
最終日に泊まったのは、白浜海岸からは少し離れたところにあるホテル・むろべさん。
白浜温泉屈指の名湯として知られる甘露の湯は、24時間源泉掛け流しが堪能出来ます。
館内には露店風呂付きの部屋もあるなど、非常に贅沢な空間を楽しめます。
おまけにマッサージチェアを無料で利用することも可能。
あまりにも落ち着ける空間過ぎて夕日を見逃したのは内緒の話ですが、色んなことを忘れてのんびりするもの旅の醍醐味のひとつ。
油断したぁ〜!!
— ハローグッバイ@6/5~12ヘルシンキ旅行 (@jubenonz) 2019年4月17日
天候悪いから撮れないと思ってホテルでのんびりしてたら、結構良い感じのサンセットだった。太平洋に沈んでいく夕日が綺麗でした(残念)。 pic.twitter.com/HSwDaRu1Qq
その後はこれまた古湯として知られる「牟婁の湯」さんの温泉に入ったり、夕日を眺めながら足湯に浸かったりと、全身で白浜温泉を満喫しました。
アドベンジャーワールド休園日だったことを忘れるほど、最終日も充実した旅となりました。
三日目の様子をYouTube動画でチェック!
【和歌山旅行VLOG】とれとれ市場、三段壁、千畳敷、白浜温泉、Shirahama Onsen【DAY3】
日本全国47都道府県を終えてみて次の旅先は...。
全国47都道府県を周った経験は伊達ではなく、自分で言うのも何ですが旅先での色んなことに対応できるようになりました。
旅のスケジュールから、体力の使い所の見極め、移動手段や交通事情の予測、時間の使い方など...。
そういう意味では、これまでの旅の経験をフルに活かせた旅でもあり、色々と詰め込み過ぎない大人の旅を出来たようにも感じました。
今後はまだ行ったことがない国への海外旅行を中心に続けていく予定ですが、国内旅行もちょいちょいする予定です。
新たに出来た観光名所や、思い出の地を巡ったりなど、日本の魅力を発信していきます。
興味がある方は、是非YouTubeのチャンネル登録や、TwitterとInstagramのフォローをして頂けると、日々の活動の活力になりますので、どうぞよろしくお願いします。
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