※1 2019/1/12時点 随時更新します。
※2 引退報道有は引退発表した選手です。
【プロ野球】12球団の2019年引退可能性のある選手一覧
球団名 | 選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
ソフトバンク | 和田毅 | 37歳 | 一軍登板なし | 無 |
日本ハム | 田中 賢介 | 37歳 | 67試合 | 有 |
日本ハム | 實松 一成 | 37歳 | 1試合 | 無 |
ロッテ | 福浦 和也 | 43歳 | 82試合 | 有 |
楽天 | 久保 裕也 | 38歳 | 25試合 | 無 |
楽天 | 渡辺 直人 | 38歳 | 69試合 | 無 |
広島 | 石原 慶幸 | 39歳 | 107試合 | 無 |
広島 | 永川 勝浩 | 38歳 | 22試合 | 有 |
広島 | 赤松 真人 | 36歳 | 一軍出場なし | 有 |
ヤクルト | 畠山 和洋 | 36歳 | 75試合 | 有 |
ヤクルト | 館山 昌平 | 38歳 | 5試合 | 有 |
巨人 | 上原 浩治 | 43歳 | 36試合 | 有 |
巨人 | 阿部 慎之助 | 39歳 | 95試合 | 無 |
中日 | 山井 大介 | 40歳 | 10試合 | 無 |
中日 | 藤井 淳志 | 37歳 | 96試合 | 無 |
埼玉西武ライオンズ:0名
2018年はチームのレジェンド松井稼頭央選手が引退しましたが、2019年は引退しそうな選手はいません。
チーム最年長は栗山巧選手と、中村剛也選手の35歳。
2018年に栗山選手は114試合に出場して78安打、中村剛也選手は94試合に出場して28本塁打と、まだまだベテラン健在っぷりをアピール。
仮に2019年が不調に終わっても、即引退になることはないでしょう。
福岡ソフトバンクホークス:1名
選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
和田毅 | 37歳 | 一軍登板なし | 無 |
チームを長年支えてきたベテラン左腕も、2018年は肩の故障の影響で一軍登板は0。
3年契約が切れ、推定3億円ダウンの1億円の1年契約で契約延長。
松坂世代を代表する左腕が挑む進退をかけた1年になります。
今オフは杉内や村田、後藤ら同世代の“松坂世代”が数多く現役を引退し「自分も(引退が)頭をよぎった」という。その中で、今季は松坂大輔投手が右肩の怪我から復活を遂げ「大輔があれだけの怪我から復活して投げているのを見て、勇気付けられたし、何とか自分も元のように投げられるようになりたいと思った」と復活への思いを強く持った。
北海道日本ハムファイターズ:2名
選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
田中 賢介 | 37歳 | 67試合 | 無 |
實松 一成 | 37歳 | 1試合 | 有 |
2019年シーズン開幕前に、田中賢介選手が引退を表明。
日本ハムの田中賢介内野手が25日、札幌市内の球団事務所でチーム大トリとなる契約更改を行い、日米通算20年目となる来季を限りに引退することを発表した。「私ごとになりますが、2019年シーズンをもって引退します」と口を開いた田中。愛されるベテラン内野手は、最後の1年をファンと支えてくれた人々のために戦う。
引用:ハム田中賢介が来季限りの引退を発表「2019年シーズンをもって引退します」 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
2018年は矢野謙次、石井裕也選手が惜しまれながら引退。
30代後半の選手が続々と引退しており、少しずつ世代交代が進んでいます。
田中賢介選手以外だと、松坂世代の實松選手も微妙なところ。
2017年に巨人を戦力外になり、日本ハムに復帰しましたが、2018年は1軍1試合、2軍で17試合のみの出場に終わりました。
ただ、本人はまだまだ意欲十分。
同じベテラン捕手の鶴岡選手が強力なライバルになりますが、1年でも長く現役を続けて欲しいです。
「今年は1軍で1試合に出場しただけ。恩返しできてない」と現役にこだわる姿勢を見せている。
オリックス・バファローズ:0名
オリックスは引退の可能性のある選手はいません。
強いて上げるならチーム最年長37歳の岸田投手ですが、2018年は17試合に登板して、防御率2.35をマーク。まだまだ貴重な戦力です。
野手最年長の36歳の山崎選手も、2年契約を結んでいるので、引退の可能性はありません。
オリックスが来季プロ19年目を迎える山崎勝己捕手(36)に対し複数年契約を提示することが9日、分かった。
契約年数は2年で、年俸は推定3000万円とみられる。山崎勝はソフトバンク時代の13年オフに出場機会を求め、オリックスにFA移籍。今季再び権利を得た。球団幹部は「体も強い。ここでやりたい思いも強い。(捕手は)特殊なポジションでもあるし、期待しています」と現在の貢献度に加え、将来の首脳陣候補とみて、38歳を迎えるシーズンまでの複数年契約提示の方針を固めた。
2018年は小谷野、佐藤達也選手が引退し、金子千尋、中島選手が退団し、ベテランが一気にチームを去ったオリックス。
チームにベテランの選手が少なくなっているので、よほど成績が悪化しない限り、ベテランを無理に切ることはないでしょう。
千葉ロッテマリーンズ:2名
選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
福浦 和也 | 43歳 | 83試合 | 有 |
細川 亨 | 39歳 | 2試合 | 無 |
2018年に見事通算2,000本安打を達成した福浦選手。
しかし、成績の方は83試合で打率.210、1本塁打、OPS.505と全盛期とはほど遠い成績。
2019年に結果を残せなければ、いくら功労者のベテランとはいえ、現役続行は危うい状況です。
2019年1月24日。
残念ながら、福浦選手の2019年シーズン限りの引退が発表されました。
昨季通算2000安打を達成したロッテ福浦和也内野手(43)が、今季限りでの現役引退を決意したことが23日、分かった。
94年に千葉・習志野高から入団し、ロッテ一筋26年目。今年は2軍打撃コーチ兼任が決まっている。地元球団で長く愛された千葉の誇りが、慣れ親しんだピンストライプのユニホームを脱ぐ。
また、楽天から移籍してきた細川選手は39歳。
2017年は20試合、2018年は1試合と、出場数は年々減少しています。
捕手の層が薄いロッテとはいえ、正捕手田村選手の壁は高く、出場機会をつかむのはやや厳しく状況。
移籍1年目でも結果を残さなければ、引退の可能性もあります。
福浦、細川選手を除くと、大谷、内、荻野選手の33歳がチーム最年長。
実力的にも、年齢的にも、チーム事情的にもまだまだ必要な戦力なので、よほどのことがない限り現役続行が濃厚です。
東北楽天ゴールデンイーグルス:2名
選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
久保 裕也 | 38歳 | 25試合 | 無 |
渡辺 直人 | 38歳 | 69試合 | 無 |
細川選手が退団したため、チーム最年長は松坂世代の久保、渡辺選手の2人。
両名とも2018年は戦力になっていましたが、石井一久GMはドラスティックに血の入れ替えを断行中。
実績のある2人のベテランとはいえ、結果を残せなければ、ラストイヤーになる可能性も秘めています。
その他だと藤田選手が36歳、青山、今江選手が35歳。
いずれも功労者ですが、成績がガくんと落ちるようなことがあれば、もしかするかもしれません。
広島東洋カープ:3名
選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
石原 慶幸 | 39歳 | 107試合 | 無 |
永川 勝浩 | 38歳 | 22試合 | 有 |
赤松 真人 | 36歳 | 一軍出場なし | 無 |
2018年は新井、天谷が引退。
功労者のエルドレッドや、長年主力として働いてきた丸も移籍と、世代交代が進みつつある広島。
2019年に引退可能性があるとしたら、石原、永川、赤松あたりでしょうか。
石原選手の場合はまだまだ2番手捕手として健在で、ジョンソンの女房役としての役割もあるため、可能性は低いです。
投手陣にやや不安を抱える広島としては、永川投手もパフォーマンス次第では、現役を続けて欲しいところ。
胃がんの摘出手術を受けた赤松選手は、病気から復活して、二軍戦で元気な姿を見せています。
「体のこともあるんですけど、戦力として見ていると言っていただいてすごくうれしかった。結果を出さないといけない。頑張らないといけない」
昨年1月に胃がんの摘出手術を受け、今季は2軍で55試合出場。打率・237、5打点5盗塁だった。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000058-dal-base
※2019年9月6日追記
球団最多セーブの守護神が引退。広島が6日、永川勝浩投手(38)の現役引退を発表した。23日に会見が行われる予定で、23日中日戦(マツダスタジアム)を引退試合とすることも発表された。
※2019年9月7日追記
広島は7日、赤松真人外野手(37)が今季限りで現役引退することを発表した。
17年1月に胃がん手術。1軍復帰を目指しながら、3年間で1軍出場は果たせなかった。
東京ヤクルトスワローズ:0名
チーム最年長投手の石川は39歳、チーム最年長野手の青木は37歳と、最年長選手が元気なヤクルト。
その他にも近藤、井野が35歳、三輪、雄平、大引、バレンティンが34歳と、ベテランの主力選手を多く抱えるヤクルト。
若返りを図りたいチーム事情から、ベテラン選手が2019年に引退する可能性も秘めています。
パフォーマンス次第ではありますが、36歳の畠山、35歳の井野などは引退がちらつく年齢。
若手、中堅選手の成長次第ですが、何名か引退する可能性有りです。
※2019年9月8日追記
ヤクルト一筋19年目の畠山和洋内野手(36)が、今季限りでの現役引退を決意したことが7日、分かった。
下半身のコンディション不良を抱えて臨んだ今季は1軍に登録されることがなく、イースタン・リーグでの指名打者での出場にとどまっていた。近日中にも球団から正式に発表される見込みだ。
※2019年9月9日追記
ヤクルト館山昌平投手(38)が、今季限りでの現役引退を決意したことが8日、分かった。球威と制球力を両立させたサイドハンドとして、長く先発の軸として君臨。たび重なるケガを乗り越えてプロ17年目を迎えたが、今季は登板は6月の1試合にとどまっていた。9日にも球団から正式に発表される見込みだ。
読売ジャイアンツ:2名
選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
上原 浩治 | 43歳 | 36試合 | 有 |
阿部 慎之助 | 39歳 | 95試合 | 無 |
2018年は杉内、脇谷、寺内、西村、山口鉄らの元中心選手たちが揃って引退。
内海、長野もチームを去る形になり、チームは急速に世代交代を推し進めています。
広島丸のプロテクトリストによると、相当数のベテランが漏れていたとのことで、チームが生え抜きのベテラン選手であろうが、血の入れ替えは必須と考えているのは明白。
チーム最年長投手の上原、野手最年長の阿部とて例外ではありません。
このレベルなると、球団としても引退は自らの意思で決めさせるでしょうが、2019年の成績次第では、今年で見納めになる可能性も秘めています。
5月20日、上原投手にがシーズン途中に現役引退することが発表されました。
巨人の上原浩治投手(44)がシーズン途中で現役引退することが19日、スポーツ報知の取材で分かった。今季、一度も1軍昇格を果たしていない球界最年長右腕。実力の限界を感じ、今月に入って球団側に引退の意思を伝えた。日米で活躍した功労者を球団側は慰留したが、「自分の代わりに若手にチャンスを与えてほしい」との本人の意向を尊重し、了承した。
上原は20日、自身のツイッターを更新し「皆さん、お疲れ様です!今朝の新聞の通り、今日で引退となります。長い間、応援ありがとうございました」と現役を退くことを発表。
「まだ心の中、頭の中がごちゃごちゃしてますので、とりあえずはご報告まで…」と現在の心境をつづった。
上原は、20日にも都内で引退会見を行う。
横浜DeNAベイスターズ:0名
2018年にはG後藤武敏、加賀が引退。
荒波、須田、田中浩康も退団するなど、多くの30代の選手がチームを去っています。
2019年のチーム最年長はロペスの36歳。
次点は藤岡の33歳、次いで井納、石川の32歳。
ロペスはパファーマンス次第では契約がまとまらず、引退という外国人選手特有のパターンもあり得ます。
ただ、人物的にも優れる選手なので、若いチームにとっては必要不可欠な存在。
多くのベテランが去った現状を踏まえると、2019年の引退可能性は低めです。
中日ドラゴンズ:2名
選手名 | 年齢 | 2018出場数 | 引退報道 |
山井 大介 | 40歳 | 10試合 | 無 |
藤井 淳志 | 37歳 | 96試合 | 無 |
2018年は岩瀬、荒木、工藤、野本、浅尾など、長年チームを支えてきた選手が数多く引退。
チーム最年長選手は山井の40歳、野手最年長は藤井の37歳です。
両選手とも2018年に一定数試合に出ているので、可能性としては低いですが、チームが若返るを図るなか、引退に追い込まれる可能性もあります。
その他のベテランだと、松坂(38)、武山(34)、吉見(34歳)も可能性はありますが、チームの戦力を考えると、こちらも可能性は低いです。
阪神タイガース:0名?
ベテランを数多く抱えるタイガース。
ただ、そのほとんどがチームの主力選手で、引退されては困る選手ばかり。
【阪神タイガースの35歳以上の選手一覧】
- 福留 孝介(41歳)
- 能見 篤史(39歳)
- 藤川 球児(38歳)
- 鳥谷 敬(37歳)
- 糸井 嘉男(37歳)
- メッセンジャー(36歳)
- 髙橋 聡文(35歳)
- 岡﨑 太一(35歳)
- 岩田 稔(35歳)
仮に2019年にパファーマンスを落としたしても、解雇→引退に到る可能性は低めです。
ただ、チーム状況を考えれば、いつまでもベテランに頼っていられないのも実情。
支配下登録枠とドラフトのことを考えれば、2019年のチーム順位は他の中堅若手選手の活躍次第では、何人かが引退に追い込まれる可能性はある。
引退ではありませんが、鳥谷敬選手が2019年シーズン限りで阪神を退団することが決定的になりました。
球団から引退勧告を受けた阪神・鳥谷敬内野手(38)が31日、巨人戦(甲子園)の試合前に、今季限りで退団することを明らかにした。現役続行の意志が強く、今後は移籍先を探す見通しだ。
引用:阪神・鳥谷が退団決意 引退勧告受け即答「他球団へ行きます」 (1/3ページ) - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)
まとめ
どの選手も引退するのは惜しい名選手ばかり。
1年でも長く現役を続けて欲しいものです。
2019年1月12日時点では、田中賢介選手しか引退発表はありません。
今後引退に関する報道が出ましたら、随時情報を更新していきます。
野球関連記事
・【随時更新】【2019春の選抜甲子園】出場高校一覧と注目選手!21世紀枠候補、入場行進曲、優勝予想と展望も
・【パワプロ2018】栄冠ナインの攻略と前作から変わった点【有効な戦術と育成方針】
・【初心者向け】野球の打順の決め方記事まとめ【セイバー、戦術、役割、ジグザグ】