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【2018年】プロ野球12球団のドラフト1位指名ポジションの優先順位と選手

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どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。

 

 本日は、プロ野球12球団のドラフト1位指名ポジションの優先順位と選手を考察します。

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【2018年】プロ野球12球団のドラフト1位指名予想

※ドラフト1位ポジション優先順位の意味

  • 投手・野手両方可→投手、野手どちらでも可
  • 投手・野手両方有→投手、野手の優先順位に差はなし
  • 投手→投手を1位指名すべき
  • 野手→野手を1位指名すべき
球団名 ドラ1位ポジション優先順位 ドラフト1位予想
福岡ソフトバンクホークス 投手・野手両方可 根尾 昂 内野手(大阪桐蔭) 
埼玉西武ライオンズ 投手 松本 航 投手(日本体育大) 
東北楽天ゴールデンイーグルス 野手(内野手) 小園 海斗 内野手(報徳学園) 
オリックス・バファローズ 野手(内・外野) 野村 佑希 内野手(花咲徳栄) 
北海道日本ハムファイターズ 投手・野手両方有 根尾 昂 内野手(大阪桐蔭) 
千葉ロッテマリーンズ 野手(外野手) 藤原 恭大 外野手(大阪桐蔭) 
広島東洋カープ 投手・野手両方有 梅津晃大 投手(東洋大) 
阪神タイガース 投手・野手両方有  上茶谷大河 投手(東洋大)
横浜DeNAベイスターズ 投手・野手両方有  小園 海斗 内野手(報徳学園)
読売ジャイアンツ 投手 甲斐野 央 投手(東洋大)
中日ドラゴンズ 投手 根尾 昂 内野手(大阪桐蔭) 
東京ヤクルトスワローズ 投手 甲斐野 央 投手(東洋大) 

※2018/9/19時点の予想

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福岡ソフトバンクホークス

【補強ポイント】

  1. 即戦力の大卒(リリーフ型)
  2. 内川・松田の後継者になる内野手
  3. 柳田流出対策の外野手獲得
  4. 打撃型の大卒or社卒捕手(甲斐のバックアップ)
  5. 二遊間を守れる大学生or社会人内野手(今宮の後継者)

 

12球団で唯一、野手でも投手でもいいと言える球団。

それだけの選手層がある。

 

そういった余裕が有る中で、今宮の後継者として根尾を指名すると予想。

牧原が頭角を表しだしたとは言え、内川、松田、本多、明石、川島と、内野手の一軍枠はやや高齢化。

次世代のチームを担うスター候補として、競合覚悟で根尾にいくだろう。

埼玉西武ライオンズ

【補強ポイント】

  1. 先発候補の即戦力大学生or社会人
  2. 右の剛腕リリーフ投手(外国人or社会人)
  3. センターを任せられる大卒or社会人外野手→秋山の後釜
  4. 高卒or大卒捕手→炭谷流出対策、森以降の正捕手候補
  5. 長打力のある内野手(一塁手or三塁手)→山川、メヒア、中村の後釜
  6. 二遊間を任せられる高卒内野手→浅村流出対策
  7. 右打ちの外野手→外野手の左右の偏りを解消

 

高い確率で一位は投手になるライオンズ。

 現時点では「うちの現状は投手力。先発、リリーフともに補強ポイントなる。ドラフトを補強と言っていいのかわからないところではあるが、とにかく投手かなと思います」と投手を中心とした指名になることを口にした。

 ただ「ドラフトはテーブルをついてみないとわからない。くじが外れる場合もありますから、そこは状況に応じての戦略になる」と、他球団の動向を伺いながらのドラフト戦略を想定している。実際のドラフト1位の決定は「ドラフト前日、かな」と、渡辺SDはギリギリまで検討する模様だ。

引用:西武、ドラフト上位候補10名前後に絞り込み 渡辺SD「1番はピッチャー」 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―

 

菊池雄星のメジャー挑戦がほぼ決定的で、後釜となる先発投手を狙うだろう。

ただ、現段階で2019年以降の契約が不透明なヒース、マーティンらの外国人リリーバーとの契約次第では、クローザー候補として甲斐野 央(東洋大)を指名する可能性も。

 

外国人投手との契約が上手く進めば、即戦力の先発候補・松本航(日本体育大)を指名すると予想。

東北楽天ゴールデンイーグルス

【補強ポイント】

  1. 手薄な二遊間
  2. 右中間を守れる右打ちの外野手
  3. 大砲候補の三塁手
  4. 即戦力型の大卒or社卒捕手
  5. 即戦力の大社卒(リリーフ型)
  6. 即戦力の大卒(先発型)

 

得点力不足に泣いた楽天。

ドラフト1位の基本線は野手。

その中でも、今江、藤田、渡辺直人とベテランが先発で出ることの多い内野手を獲得すると予想。

シーズン終盤から出場機会を与えられた西巻、山崎、村林といった若手をどう評価するか。

出来れば茂木をサードにコンバートしたいので、ショートを守れる素材を獲得したい。

そのため、根尾 昂(大阪桐蔭)や小園 海斗(報徳学園)らの高校生内野手が候補。

 

3球団前後の競合が予想される根尾を避けて、小園を指名すると予想。

外野も守れる右の大砲候補・野村 佑希(花咲徳栄)を指名する線も捨てがたい。

オリックスバファローズ

【補強ポイント】

  1. 将来中軸を担える三塁手
  2. センターのレギュラー候補
  3. 二遊間のレギュラー候補(特に遊撃手)
  4. バックアップを任せられる大卒捕手
  5. 即戦力の大卒先発型(左右問わず)
  6. 即戦力の大社卒のリリーフ型左腕

 

オリックスも基本線は野手。

小谷野、中島らのベテランの後釜になる右の大砲を獲得したい。

今年の上位候補の中で、右の大砲となると野村 佑希(花咲徳栄)、野村大樹(早稲田実)、頓宮裕真(亜細亜)らの名前が挙がる。

ただ、個人的に「1位で」となると野村 佑希(花咲徳栄)が一番の候補かと。

野村大、頓宮は良くて外れ1位で、2位前後の実力と評価。

 

若月健矢、岡崎大輔など花咲徳栄OBもいるコネクションなども考慮して、オリックスの1位は野村佑と予想。

強肩でプロでもライトくらいなら任せられそうな守備のユーティリティー性も、ポイントが高い。

北海道日本ハムファイターズ

【補強ポイント】

  1. 即戦力の大卒(先発型)
  2. 即戦力の社卒(リリーフ型)
  3. 即戦力の二遊間候補
  4. レアード、中田翔退団の場合は長打力のある一、三塁手候補
  5. 右打ちの外野手
  6. 即戦力型の大卒or社卒捕手

 

日本ハムの場合は投手なら将来のエース候補、野手なら二遊間候補の内野手と予想。

上沢、有原らも好投手ではあるが、ダルビッシュ有、大谷翔平に次ぐ絶対的なエース候補を獲得したいところ。

ただ、2018年のドラフトでは超目玉級の大型素材がおらず、微妙なところ。

ならば、固定出来ずに泣いたセカンドのレギュラー候補の内野手を獲得するのではないかと予想。

そうなると、「その年のナンバーワン選手を1位指名」する方針から、根尾 昂(大阪桐蔭)の線が濃厚。

 

その他の候補としては、アマチュアナンバーワン投手の呼び声もある甲斐野 央(東洋大) か、ポテンシャルでは高校生トップクラスの引地秀一郎(倉敷商)、渡邉勇太朗(浦和学院)も名前が挙がる。

 

根尾特攻で、ダメなら高校生の素材型投手を外れ1位指名すると予想する。

千葉ロッテマリーンズ

【補強ポイント】

  1. 即戦力の外野手
  2. 即戦力の大卒or社卒(リリーフ型)

  3. 左の先発投手

  4. 中軸を任せられる新外国人選手

  5. バックアップを任せられる大卒捕手
  6. 二遊間のバックアップ(出来れば大卒)
  7. 大砲候補の一、三塁手(出来れば右打ち)

 

投手も野手もまだまだ層の薄いロッテだが、優先順位は野手。

とりわけ、清田、荻野、角中、岡田、伊志嶺らが30台に突入する外野手は、是が非でも補強したい。

基本線は藤原 恭大(大阪桐蔭)で、競合回避と即戦力を期待して辰己 涼介(立命大)を狙う可能性大。

 

左投手の即戦力がいれば投手1位指名もあるが、鈴木 翔天(富士大)らのアマチュア左腕がイマイチなため、野手1位で投手2位と予想する。

広島東洋カープ

  1. 即戦力の大卒(先発型)
  2. 即戦力の社卒(リリーフ型)
  3. 先発、リリーフ問わず左腕
  4. 菊池、田中の後釜二遊間
  5. センターを任せられる丸の後釜候補
  6. 右打ちの三塁手
  7. 長打力の一塁の大砲候補

 

リーグ3連覇がほぼ確定的な広島。

チーム状態が良好なため、余裕を持ってドラフトを迎えられる。

テーマとしては、FA移籍と衰えが心配される主力中堅選手の後継者探し。

2019年に即主力というよりは、2~3年後に主力を担える高校生もしくは大学生を指名したい。

 

ただ、2018年の広島は投手陣の頭数に泣いたのも事実。

毎年安定して働ける先発投手はジョンソン&野村くらいで、他の投手は大瀬良しかり、薮田しかり、なかなか安定感がない。

そのため、軸となり得る先発候補の大学生投手を獲得する線も捨てがたい。

 

個人的には二遊間候補を獲得すべきだと思うが、報道によると投手の線が濃厚。

大学生の場合は最後のリーグ戦のパフォーマンス次第だが、上茶谷大河(東洋大)、梅津晃大(東洋大)、松本 航(日本体育大)らの即戦力候補を1位指名すると予想。

阪神タイガース

【補強ポイントと優先順位】

  1. 中軸を任せられる選手(出来れば1塁か外野)
  2. 糸井、福留の後継者候補
  3. 右打ちの外野手
  4. 1,3塁の大砲候補
  5. 高卒捕手
  6. 即戦力の大卒(先発型・左腕)
  7. 即戦力の社卒(リリーフ型)

 

夏頃までは野手を1位指名する方針との報道もあったが、最近は即戦力の投手を1位指名するとの報道があった阪神。

例年ドラフト会議の直前になって方針を変える球団なので、読みづらい。

阪神の場合は、一位は外野手か即戦力型投手。

投手も野手も、若手に素材はいるため、若手選手の力量をどう見極めるかが焦点になる。

 

もし直近の報道の通り、即戦力型の投手を1位でいく場合は、上茶谷大河 投手(東洋大)と予想。

伝統的に競合を嫌う傾向にあり、競合したとしても2球団の上茶谷は狙い目。

広島の件でも触れたが、大学生の場合は秋のリーグ戦の結果もかなり重要視される。

上茶谷大河(東洋大)、梅津晃大(東洋大)、松本 航(日本体育大)らの中で、順調ぶりをアピール出来た投手を指名するだろう。

 

※2018/9/20追記。

阪神谷本球団副社長兼球団本部長が19日、神宮球場で東都大学野球を視察した。

東洋大-亜大戦、国学院大-駒大の2試合をチェックした。ドラフト1位候補右腕の東洋大・上茶谷は7回途中を4失点(自責1)。1回に3者連続四球から3点を先制されるも、2回以降は最速147キロの直球も武器に安定。「思ったよりいい投手。横から見ていたけど、球が伸びてスライダーもキレていた。フォームも美しい」と絶賛した。

引用:阪神副社長「いい投手」ドラ1候補右腕の上茶谷絶賛 - プロ野球 : 日刊スポーツ

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横浜DeNAベイスターズ

【補強ポイントと優先順位】

  1. 二遊間のレギュラー候補(高卒or大卒)
  2. 即戦力型の大卒or社会人捕手
  3. ロペス、宮崎の後釜候補(一塁手or三塁手)
  4. センターを任せられる高校生外野手
  5. 将来のエース候補(右腕)
  6. 即戦力の社卒(リリーフ型・左腕)
  7. 素材型の高卒投手

 

横浜も、1位は投手か野手かが読みづらい球団。

もし投手なら右腕の先発型、野手なら二遊間を担える逸材が候補になる。

問題はチーム順位が思わしくないこと。

CSも最下位もあり得る状況で、もし仮に最下位になると即戦力を指名せざるを得ない雰囲気になる。

最下位になった場合は、倒壊した先発陣(12球団の先発でQS率ワースト)を立て直すべく、即戦力候補の大卒投手を指名するだろう。

 

ただ、宮崎、梶谷、大和、ロペスと主力が30台に突入し、将来的に筒香のメジャー流出リスクがある野手も手を加えたい。

特に二遊間は、近年ほぼ固定出来ておらず、攻守共にウィークポイントになっている。

二軍でも将来センターラインを不動のレギュラーとして任せられそうな逸材も不在。

2018年ほど高校生遊撃手が充実した年はなく、出来れば二遊間のレギュラー候補を獲得しておきたい。

 

先発陣は、東と井納以外にも、若くて復活の可能性がある今永、石田、濱口、ウィーランドがおり、若手でも飯塚、京山らの若手右腕が控えている。

タラレバの部分も大きいが、最悪投手は外国人選手で穴埋め可能。

 

ただ、遊撃手の場合は外国人選手や他球団から補強しづらいポジションなので、ここは

遊撃手の小園を指名したい。

根尾の線もあるが、競合を避けて一本釣りを狙う傾向があるため、小園に入札すると予想。

 

もし抽選を外した場合は、2~3位あたりで太田 椋(天理高)、増田陸(明秀日立)らの高校生遊撃手を獲得できれば御の字。

読売ジャイアンツ(巨人)

【補強ポイントと優先順位】

  1. 即戦力の大卒(先発型)
  2. 即戦力の社卒(リリーフ型)
  3. 左の強打の外野手→丸、松山
  4. 長野、陽の後釜になる右打ち外野手
  5. 高卒三塁手

 

攻守に精彩を欠いた巨人。

投打共に課題は抱えるが、やはり一番の補強ポイントはリリーフ。

ベテランリリーフのカミネロ、澤村、上原に替わる将来のクローザー候補を獲得したい。

その巨人の補強ポイントに合致するのが、アマチュアナンバーワン投手の甲斐野 央 (東洋大)。

 

吉田(金足農業)がプロ志望届を提出した場合は一位との報道もあるが、4年連続V逸のチームにとって、欲しいのは即戦力投手。

長くクローザーを任せられる日本人投手を狙いたい。

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中日ドラゴンズ

【補強ポイントと優先順位】

  1. 即戦力の大卒or社卒(リリーフ型)
  2. 即戦力の大卒右腕(先発型)
  3. 高橋周、福田、京田を脅かす存在。
  4. 外野手のバックアップ兼次世代を担う外野手
  5. 大卒の即戦力捕手

 

中日の補強ポイントは、リリーフと将来性の高い野手。

2019年に勝つことだけを考えれば、即戦力投手をドラフト1位で行きたい、

ただ、地元東海出身のスター候補・根尾(大阪桐蔭)の1位指名が既定路線になっている雰囲気。

 

確かに2軍野手の人材が壊滅状態にあるので、将来的なことを考えれば根尾も悪くないが...。

東京ヤクルトスワローズ 

【補強ポイントと優先順位】

  1. 即戦力の大卒(先発型)
  2. 即戦力の社卒(リリーフ型)
  3. 高校生の素材型
  4. 次世代を担う外野手(できれば大卒)
  5. 村上のライバルになる内野の大砲候補(一塁手)

 

ヤクルトもドラフト1位候補ははっきりしており、投手一択。

確かにレギュラー外野手の高齢化は課題ではあるが、それ以上に投手の枚数が足りない。

若干内野手の人材が飽和気味なことを考慮すれば、内野手から外野手のコンバートで編成のバランスを整えることは可能。

ヤクルトは投手にいくべきだ。

 

先発もリリーフも枚数は足りないが、絶対数が少ないリリーフを狙いたい。

絶対的守護神になり得る逸材の甲斐野 央 (東洋大)を指名すると予想。

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まとめ 

2018年のドラフトは超目玉選手がいない分、1位候補は比較的多い。

そのため、仮に抽選を外した場合もダメージが少ない。

なので、例年と比べて特攻しやすい印象。

 

ドラフトまで残り1ヶ月。

ここから様々な情報戦が展開され、一気にドラフト戦線が盛り上がってくる。

球団の順位、大学生の最終アピール、球団幹部の鶴の一声...。

今年も様々なドラマに期待したい。

www.shinumade.com

 

仮想ドラフト会議


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