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東京ヤクルトスワローズの2018年ドラフト指名予想と2019年の編成【野手編】

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Yakult Swallows - IMG_9810

どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。

 

本日は、東京ヤクルトスワローズの2018年ドラフト指名予想と2019年の野手編成についてお話します。

12球団の編成を分析するシリーズの第十一弾。

今回は東京ヤクルトスワローズ編です。 

 

東京ヤクルトスワローズの方、アマチュア野球ファン、ドラフト好きの方向けの記事です。

※本記事のデータや数字は、2018/8/30時点のものです。

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2018年の東京ヤクルトスワローズの野手一覧

捕手

選手名 投打 年齢 2018年の契約

西田明央

右右 26
松本直樹 右右 24

中村悠平

右右 28
古賀優大 右右 20
大村孟 右左 26
井野卓 右右 34
山川晃司 右右 21

内野手

選手名 投打 年齢 2018年の契約
山田哲人 右右 26
大引啓次 右右 34
西浦直亨 右右 27
川端慎吾 右左 30
武内晋一 左左 34
荒木貴裕 右右 31
畠山和洋 右右 35
廣岡大志 右右 21
宮本丈 右左 23
谷内亮太 右右 27
渡邉大樹 右右 21
藤井亮太 右左 29
村上宗隆 右左 18
奥村展征 右左 23
三輪正義 右左 34
大松尚逸 左左 36

外野手

選手名 投打 年齢 2018年の契約

比屋根渉

右右 31
バレンティン 右右 34

塩見泰隆

右右 25

青木宣親

右左 36
山崎晃大朗 左左 25
雄平 左左 34
坂口智隆 右左 34
上田剛史 右左 29
田代将太郎 左左 28
鵜久森淳志 右右 31
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2018年東京ヤクルトスワローズの野手状況とオーダー

打順 ポジション 名前

1  一     坂口(畠山)

2  中     青木

3  二     山田

4  左     バレンティン

5  右     雄平(山崎、塩見)

6  遊     西浦(谷内、廣岡、奥村)

7  三     川端(宮本、藤井、大引)

8  捕     中村(井野、松本、古賀)

9  投     -

 

青木の復帰と山田の復活で強力打線を形成した2018年のヤクルト。

 得点力は広島に次ぐ2位。

【セ・リーグのチーム平均得点ランキング】

  1. 広島:5.19
  2. ヤクルト:4.70
  3. 巨人:4.43
  4. 中日:4.17
  5. DeNA:3.98
  6. 阪神:3.88

 

セ・リーグポジション別攻撃力では、坂口、山田、バレンティン、青木の部分で大きなプラスを作った。

その一方で、捕手と三遊間は大きな弱点となった。

 

高い攻撃力を誇る一方で、課題は守備と主力の高齢化。

チーム別野手WARでは、12球団全体で8位、セ・リーグでは4位。

 

チームの守備力を示すDERでは、12球団ワースト3位。

 

せっかくの高い攻撃力も、守備の悪さで相殺された形。

2019年以降の課題としては、守備力の強化と世代交代(特に外野)が挙げられる。

 

レフトのバレンティンは34歳、センターの青木は36歳、ライトの雄平は34歳、ファーストの坂口は34歳(バックアップの畠山は35歳)...

28歳の中村、26歳の山田哲人、27歳の西浦、とセンターラインが20代であることはせめてもの救いだが、徐々に世代交代を図りたい。

 

一つ邪推をするなら、コーチの宮本慎也&石井琢朗が自身の現役時代に40歳を超えても一線級で戦えたこと。

その経験と実績が、「ベテランも若手も関係なく使う」という起用方針にならなければと願う。

 

一人二人は40歳を超えるベテランがいてもチームのためにはなるが、それが複数人となると話は変わる。

宮本&石井コーチが現役晩年の頃は、チームに若手が多く、大ベテランがいてもチーム構成のバランスは極端ではなかった。

しかし、現在のヤクルトでは特に外野のポジションにおいてベテランが占有している。

 

実力のある選手だけに扱いは難しいが、せめて1枠は若手or中堅選手を起用したい。

これがメジャーなら上位進出を狙う球団の若手とトレードという手も使えるのだが、日本だと厳しい。

 

東北楽天ゴールデンイーグルスの2018年ドラフト指名予想と2019年の編成【野手編】」の記事でも書いたが、低迷した球団が勝ちの味を思い出すのは悪いことではない。

とりあえず2018年は勝ちを狙うシーズンと割り切ってCSに進出しつつ、2019年以降は徐々に若い選手に以降したいところ。

 

なお、2018年の戦力外・退団候補は下記の通り。

【2018年オフの戦力外・退団候補】

  • 武内晋一
  • 三輪正義
  • 大松尚逸
  • 比屋根渉
  • 鵜久森淳志

 

主力プラスバックアップメンバーまで30代になっている現状を踏まえると、この中から3名前後は退団すると予想する。

【まとめ】

  • 攻撃力は高いが、守備に難を残す
  • 主力の高齢化は近い将来の暗黒時代を予感させる
  • 野手の補強ポイントは若い外野手
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2019年の東京ヤクルトスワローズのポジション別編成予想

2019年の東京ヤクルトの編成について、「1ポジション4人制」で考察。

「1ポジション4人制」の見方は、下記を参照。

各ポジションをレギュラー、対抗、バックアップ、育成の4つの枠に分けてポジションごとの充実度を分析。

パ・リーグの場合は指名打者があるため、重複する選手もいるがあくまで1ポジション4人ずつとする。

 

充実度が低いポジション=補強ポイントになる。

 

【ポジション充実度判定】

充実度A:補強の優先度低
充実度B:補強の優先度中
充実度C:補強の優先度高
 

一応現有戦力を全員当てはめてみたが、青字の選手は戦力外候補。

従って、そのポジションにドラフトもしくは外国人を補強する可能性がある。

引用:西武ライオンズの2017ドラフト指名予想と2018年の編成【野手編】 

※今回はFA移籍の可能性がある選手も、青字にしております。

捕手 充実度A

レギュラー :中村  (29)
対抗    :松本  (25)、西田(27)、大村(27)
バックアップ:井野  (35)
育成    :古賀  (21)、山川(22)
 

年齢構成的にはチーム内で一番バランスが取れているポジション。

やや思い描いた通りに成長出来ていない部分はあるものの、主将でこれから捕手として脂がのっていく中村が正捕手。

中堅の松本、西田、大村が突き上げつつ、若い古賀と山川を二軍で競わせる。

 

特に古賀に関しては、高卒二年目ながら一軍で出場機会を与えらえるなど、首脳陣の期待値は高い。

 

少なくとも2年前後は捕手をドラフトで獲得することはないだろう。

あるとしたら、井野の後釜となる経験値の高いベテランバックアッパーを獲得するぐらいか。

一塁手 充実度B

レギュラー :坂口   (35)
対抗    :荒木   (32)
バックアップ:畠山   (35)、(川端)(31)
育成    :

 

2018年のことだけを考えれば、充実していたポジション。

しかし、いずれのファースト候補も30代中盤に差し掛かっており、構成はいびつ。

フロントとしては、一塁以外で起用している選手や高齢の外野手を将来的には一塁にコンバートする構想があるのかもしれない。

 

外国人選手を獲得して穴埋めできるポジションとはいえ、20代のバックアップを置いておきたい。

※最悪村上をファーストで起用するのかもしれないが...

二塁手 充実度A

レギュラー :山田   (27)
対抗    :奥村   (24)
バックアップ:三輪   (35)
育成    :渡邉   (22)

 

球界ナンバーワン野手といっても過言ではない、山田哲人が不動のレギュラー。

 

故障がない限りは、山田が外れることはない。

一応ショートのレギュラー候補である奥村と渡邉を配置したが、基本的に彼らはショートかサードでレギュラー争いするだろう。

もし、将来的に山田がFA流出やメジャー挑戦した場合は、ショートの選手がコンバートされる形となる。

三塁手 充実度B

レギュラー :川端   (31)
対抗    :村上   (20)
バックアップ:大引   (34)、藤井(29)
育成    :(宮本) (24)

 

チーム内比較で、BよりのAとした。

怪我の多さが目立つが、レギュラー候補は川端。

 

対抗は二軍で破格の成績を残している村上。

高卒1年目の打者は打率.200を超えれば上出来と言われる中で、391打席で打率.290、本塁打15、盗塁16、出塁率.391、OPS.882。

今後の育成方針はわからないが、2019年以降は戦いの場所を1軍に移すだろう。

 

バックアップにも大引、藤井が控えており、ショートのレギュラー候補である廣岡や谷内などもサードを任せられる。

 

決め手に欠ける印象はあるが、ベテラン、中堅、若手が凌ぎを削る環境は出来ており、少なくとも2018年の補強ポイントではない。

遊撃手 充実度B

レギュラー :西浦   (28)
対抗    :廣岡   (22)
バックアップ:谷内   (28)
育成    :宮本   (24)

 

112試合消化時点で、107試合に出場している西浦がレギュラー。

ただ、攻守にこれといった特徴を見いだせておらず、レギュラー安泰とは言えない。

 

守備面ではUZR0.0。

 

攻撃面では425打席で打率.254、出塁率.317、OPS.703、1盗塁。

Warも0.6しかなく、大きなプラスにはなっていない。

いなければ困るが、現時点では他のショート候補にもチャンスはある。

 

球団としては大型ショート候補の廣岡に育って欲しいところ。

他にも二軍で226打席で打率.351、OPS.903の谷内、守備に定評のある奥村と宮本など、候補はいる。

 

三塁手同様に決め手は欠けるものの、競争する環境は出来上がっている。

2018年だけを見れば不満な点はあるが、2020年くらいまでは現メンバーを中心に競争&運用していくだろう。

 

少なくとも2018年のドラフトでは補強優先度は低い。

左翼手 充実度B

レギュラー :バレンティン(35)
対抗    :比屋根     (32)
バックアップ:田代      (29)、鵜久森(32)
育成    :

 

セ・リーグの本塁打と打点王争いを独走するバレンティンが不動のレギュラー。

ただ、守備の面で大きなマイナスになっており、攻撃の面のプラスを消してしまっている。

 

その証拠に、Warは0.4でセ・リーグの規定到達者の中ではワースト2位。

年齢的にも今後は守備力が更に悪化することを考えると、微妙な選手。

2018年の年俸3億円から、ヤクルトがどこまでお金を積めるのか。

高額年俸、守備難、高齢化、ムラの多さ...

 

外野自体が高齢化していることを考えると、ひょっとすると退団の可能性もある。

バレンティンの去就が、今後のヤクルトの編成と将来を左右するだろう。

 

仮にバレンティン退団となれば、青木をレフトにコンバートするのが濃厚。

レフト青木、センター山崎(坂口)、ライト雄平(塩見)となる。

 

ただ、チームで数少ない大砲のバレンティン退団となれば、打線の得点力低下は否めない。

仮に退団となれば新外国人選手を獲得して、層は厚くしておきたい。

いずれにせよ、コンバートや新外国人獲得で補えるポジションなので、ドラフトでの補強優先順位は低い。

中堅手 充実度B

レギュラー :青木  (37)
対抗    :山崎  (26)
バックアップ:上田  (30)
育成    :

 

2018年から日本球団に復帰した青木が、その技術の高さをいかんなく発揮。

461打席で打率.327、出塁率.419、OPS.867、War2.6(セ・リーグ野手12位)。

”攻撃では”欠かせない戦力となっている。

 

ただ、問題はセンター守備。

 

壊滅しているとは言えないが、センターを任せ続けるのはかなりキツイ。

本来なら年齢を考えて、レフトにコンバートしたいが、バレンティンがいるためそれも厳しい。

青木の守備力と負担などを考えると、次代のセンター候補を育てておきたいところ。

 

筆頭候補は山崎で、バックアップメンバーは上田。

ただ、両選手とも1軍では打撃がなかなか通用せず、伸び悩んでいる。

外野手の高齢化が進んでいることを考えると、若い外野手を1人は獲得しておきたい。

 

2011年のドラ1・川上 竜平が既に退団している影響が出ているポジションといえる。

右翼手 充実度C

レギュラー :雄平   (35)
対抗    :塩見   (26)
バックアップ:(坂口) (35)
育成    :

 

360打席で打率.312、OPS.791と復活をはたした雄平がレギュラー候補。

ただ、怪我とムラの多さが気になる選手で、年齢的にも35歳。

青木、バレンティンが不動の存在であることを考えると、ライトはそろそろ別の選手に台頭してきて欲しい。

 

対抗として期待される塩見は二軍で104打席ながら、打率.330、本塁打8、OPS1.057と打棒爆発。

ルーキーとはいえ、大卒社会人で年齢は25歳。

2019年からとはいわず、2018年の9月からでもアピールしたい。

 

内野手の中からコンバートされる選手が出てくるかもしれないが、外野の層の薄さを考えるとドラフトで右中間を守れる選手を獲得するだろう。

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2018年の東京ヤクルトスワローズ野手補強ポイント

【野手補強ポイントと優先順位】

  1. 次世代を担う外野手(できれば大卒)
  2. 村上のライバルになる内野の大砲候補(一塁手)

 

現状充実しているのは外野手だが、将来不安な外野手。

逆に内野手は現状不満はあるが、将来楽しみな選手が多い。

 

2017年オフに巨人を解雇された村田を獲得しなかったことからもわかるとおり、首脳陣は内野手に関しては育成にシフトしている。

宮本&石井コーチとしては、自らの現役時代のような内野手を育てたいのだろう。

また、それを期待したくなる素材も多い。

 

バレンティンの契約次第だが、2018年オフに関しては、外野手が補強ポイントになる。

投手のコマ不足が深刻なチームなので、ドラフト上位は投手、中位か下位あたりで外野手を獲得して、将来に備えたい。

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まとめ

  • 打線の得点力はリーグトップクラス
  • 守備と主力外野手の高齢化は課題
  • ドラフトでの野手補強優先度は低い

 

伝統的に野手育成は上手い球団なので、素材はいるヤクルト。

2018年のオフは投手の整備が喫緊の課題。

 

けがしやすい選手が多いので難しいとこではあるが、ベテラン外野手をコマにしたトレードを図れれば、チームバランスはよくなる。

ただ、伝統的にはドラスティックな変化を嫌う球団なので、ないだろうが....。

 

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YouTube動画でヤクルトの2018年を総括

youtu.be

12球団の2018年ドラフト指名予想と2019年の編成記事

福岡ソフトバンクホークス

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埼玉西武ライオンズ

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東北楽天ゴールデンイーグルス

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オリックスバファローズ

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北海道日本ハムファイターズ

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千葉ロッテマリーンズ

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広島東洋カープ

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阪神タイガース

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横浜DeNAベイスターズ

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読売ジャイアンツ(巨人)

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中日ドラゴンズ

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東京ヤクルトスワローズ 

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