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中日ドラゴンズの2018年ドラフト指名予想と2019年の編成【野手編】

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Dragon

どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。

 

本日は、中日ドラゴンズの2018年ドラフト指名予想と2019年の野手編成についてお話します。

12球団の編成を分析するシリーズの第十弾。

今回は中日編です。 

 

中日ドラゴンズの方、アマチュア野球ファン、ドラフト好きの方向けの記事です。

 

※本記事のデータや数字は、2018/8/27時点のものです。

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2018年の中日ドラゴンズの野手一覧

捕手

選手名 投打 年齢 2018年の契約

大野奨太

右右 31
木下拓哉 右右 26

松井雅人

右左 30
武山真吾 右右 34
杉山翔大 右右 27
加藤匠馬 右右 26
桂依央利 右右 27

※ アリエル・マルティネスは育成枠。

内野手

選手名 投打 年齢 2018年の契約
高松渡 右左 19
荒木雅博 右右 40
高橋周平 右左 24
阿部寿樹 右右 28
石川駿 右右 28
野本圭 左左 34
石垣雅海 右右 19
石岡諒太 左左 26
三ツ俣大樹 右右 26
溝脇隼人 右左 24
京田陽太 右左 25
亀澤恭平 右左 30
福田永将 右右 30
谷哲也 右右 22
堂上直倫 右右 30
ビシエド 右右 29

外野手

選手名 投打 年齢 2018年の契約

友永翔太

右左 27
藤井淳志 右両 37

平田良介

右右 30

大島洋平

左左 32
遠藤一星 右左 29
井領雅貴 右左 28
アルモンテ 右両 29
モヤ 右左 27
伊藤康祐 右右 18
松井佑介 右右 31
工藤隆人 左左 37
近藤弘基 右右 25

※渡辺勝は育成枠。

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2018年中日ドラゴンズの野手状況とオーダー

打順 ポジション 名前

1  右     平田

2  遊     京田

3  中     大島

4  一     ビシエド(モヤ)

5  左     アルモンテ(藤井)

6  三     福田

7  二     高橋(亀澤、荒木、阿部、堂上)

8  捕     大野奨(武山、松井、木下)

9  投     -

 

ちぐはぐな打順の組み方で持ち駒を上手く活かせなかった中日。

 

得点力はAクラスの3チームと差がある。

【セ・リーグのチーム平均得点ランキング】

  1. 広島:5.14
  2. ヤクルト:4.74
  3. 巨人:4.42
  4. 中日:4.16
  5. DeNA:3.98
  6. 阪神:3.93

 

セ・リーグポジション別攻撃力では、ビシエド、アルモンテ、平田でプラスを作れたものの、その他で大きなマイナスを作ってしまった。

 

しかし、チーム別野手WARでは、12球団全体で6位、セ・リーグでは巨人と同等の3位。

 

せっかくの戦力を上手く機能させられなかった。

出塁率の高い平田を1番、OPSの高いビシエドを4番、アルモンテを5番にしてしまい、打線が分断。

 

セイバーメトリクスから見る最高の打順の組み方 2番強打者論は最適なのか」の記事でも書いたが、打線の基本は打力の高い選手を並べること。

www.shinumade.com

間に不調の京田、大島を2、3番に置くことで、打線が線になりきれなかった。

どうもここ数年の中日は投打共に首脳陣の運用能力に疑問を感じることが多く、チームが機能していない。

 層の薄さは否めないが、主力の質は悪くないので、2019年は攻撃の作戦面で優れた参謀を招聘したいところ。

 

戦力的に弱点となったのは、内野陣と大島のバックアップ。

ただ、ショートの京田の場合はまだ二年目、セカンドの高橋はようやく本格開花の兆しでOPS.732(374打席)、サードの福田もOPS.747(394打席)と、20台の内野手陣は2019年以降に期待が持てる。

 

それ以上に心配なのは、外野手の選手層。

平田、大島、アルモンテとレギュラー陣の質は高いものの、選手層は不安。

大島が2019年には33歳になることを考えると、そろそろ次世代のレギュラー候補を獲得したい。

 

なお、2018年の戦力外・退団候補は下記の通り。

【2018年オフの戦力外・退団候補】

  • 武山真吾
  • 荒木雅博
  • 石川駿
  • 野本圭
  • 三ツ俣大樹
  • 谷哲也
  • 友永翔太
  • 工藤隆人

 

 上記のメンバーにプラスして、外国人選手の去就が未定だが、伸び悩む中堅と峠の過ぎたベテランを整理して、野手の新陳代謝を図りたい。

【まとめ】

  • 主力の質は悪くない
  • 打順の組み方には疑問を感じる
  • 補強ポイントは内野陣(特に二遊間)
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2019年の中日ドラゴンズのポジション別編成予想

2019年の中日ドラゴンズの編成について、「1ポジション4人制」で考察。

「1ポジション4人制」の見方は、下記を参照。

各ポジションをレギュラー、対抗、バックアップ、育成の4つの枠に分けてポジションごとの充実度を分析。

パ・リーグの場合は指名打者があるため、重複する選手もいるがあくまで1ポジション4人ずつとする。

 

充実度が低いポジション=補強ポイントになる。

 

【ポジション充実度判定】

充実度A:補強の優先度低
充実度B:補強の優先度中
充実度C:補強の優先度高
 

一応現有戦力を全員当てはめてみたが、青字の選手は戦力外候補。

従って、そのポジションにドラフトもしくは外国人を補強する可能性がある。

引用:西武ライオンズの2017ドラフト指名予想と2018年の編成【野手編】 

※今回はFA移籍の可能性がある選手も、青字にしております。

捕手 充実度B

レギュラー :大野奨 (32)
対抗    :松井  (31)、 杉山(28)
バックアップ:武山  (35)
育成    :加藤  (27)、桂(28)、 マルティネス (23)
 

FAで大野を獲得したものの、攻守に精彩を欠き、信頼を得るに至らなかった。

そのため、2018年も引き続き捕手は併用となった中日。

伸び悩む中堅捕手は2018年もイマイチだったため、次世代のレギュラー候補となる捕手を獲得したい(2017年に現広島の中村を抽選で外したのが痛かった)。

 

ただ、他のポジションにも弱点があるだけに、捕手を上位で獲得するかは微妙。

2018年のドラフトでは上位で枠を使いたいほどの逸材捕手がいないので、中位~下位で大卒捕手を獲る可能性あり。

 

中日が2018年のレギュラーシーズンでBクラスに終わることがあれば、太田 光(大阪商業大)などを2位で獲得するかもしれない。

一塁手 充実度A

レギュラー :ビシエド (30)
対抗    :石岡   (27)
バックアップ:(福田) (31)モヤ(28)
育成    :石垣   (20)

 

来日3年目のビシエドがようやく大爆発。

セ・リーグ首位打者を獲る勢いで猛打を連発し、3割30本100打点&OPS1.000超えも現実味を帯びてきた。

年齢的にもまだ30歳と若く、今後数年間は主軸を任せたい。

 

モヤの契約を延長するかは微妙だが、二軍にはスラッガータイプの石岡と石垣が控えており、緊急時はファースト福田、サード高橋の形で補える。

ビシエドが元気なうちに若手大砲候補を育成できる状況なので、2018年の補強優先度は低い。

二塁手 充実度B

レギュラー :高橋   (25)
対抗    :亀澤   (30)
バックアップ:阿部   (29)
育成    :溝脇   (25)

 

荒木の衰えが目立つようになった2013年以来、長らく固定出来なかったポジション。

高橋、亀澤、堂上、阿部、溝脇と粒ぞろいだが、決め手に欠く印象。

ようやく高橋周平が開花の兆しは見せ始めたものの、将来的にセカンドを任せ続けられるかは微妙。

 

チームとしては二遊間の人材不足は否めないので、大卒の内野手を獲得しておきたい。

三塁手 充実度C

レギュラー :福田   (31)
対抗    :石川   (29)
バックアップ:(堂上) (31)
育成    :石垣   (20)

 

ブレイクを期待された福田は好不調の波が激しく、安定感に欠いた。

福田は年齢的にも31歳。

今後の伸びしろを考えると、レギュラーとして計算に入れるかは微妙。

 

将来的には高橋周平の再コンバートも想定されるが、層の薄さを考えると、バックアップとして期待できる大卒内野手を獲得できると、編成のバランスは良くなる。

 

根尾(大阪桐蔭)のドラフト1位指名濃厚とのことだが、もし早稲田実業の野村大か花咲徳栄の野村佑などが2位で獲れたら、両獲りもあるかもしれない。

ただ、高卒野手にドラフト1&2位の権利を使う余裕はないだろう。

遊撃手 充実度B

レギュラー :京田   (25)
対抗    :(溝脇) (25)
バックアップ:(堂上) (31)
育成    :高松   (19)

 

期待された京田は打撃不振に陥ったものの、まだ2年目の24歳。

UZRは2017年齢の6.8から悪化傾向だが、プラスではある。

 

元々UZR自体が3年間程度見て初めて指標として機能するものだが、遊撃守備は悪くない。

打撃のV字回復を期待して、2019年も引き続き京田がショートのレギュラー。

バックアップに堂上、若手に溝脇&高松がいるため、構成は悪くない。

 

一部報道では根尾の1位指名が濃厚。

ショートのポジション被りを起こすが、フロント及び首脳陣がどう判断するのか。

根尾の即戦力度合いにもよるが、個人的には京田と根尾が争うことは悪くないと見ている。

京田に刺激を与えられ、最悪どちらかが二塁か三塁に回ればチームの層は厚くなる。

京田、高橋、福田、根尾で三つのポジションを回せるだけの層が出てくると面白い。

 

ただ、何度も言うがチームがそこまでの余裕がないのが現状。

優勝したチームなら取れる編成だが、現状の中日にとっては微妙な策。

2017年も高校生中心のドラフトをするなど、イマイチ方向性がわからない中日ならやりかねないが...

左翼手 充実度B

レギュラー :アルモンテ(30)
対抗    : 松井    (32)
バックアップ:(藤井) (38)
育成    :近藤   (26)

 

アルモンテが日本に順応出来たのはプラス。

ただ、やや尻すぼみ感は否めず、2019年も同様の働きが出来るかは微妙。

そのためにも、モヤを引き続きバックアップに残しておきたいところ。

 

仮にモヤが退団となれば、ドミニカ系の若い新外国人獲得かもしくは松井や藤井がバックアップとなる。

将来的には大島や平田のコンバート、ビシエドらの外国人で穴埋めが出来るポジションなので、補強の優先順位は低い。

中堅手 充実度B

レギュラー :大島  (33)
対抗    :遠藤  (30)
バックアップ:井領  (29)
育成    :伊藤  (20)

 

不動のセンター大島の不振が大誤算

シーズン後半から持ち直してはいるものの、2019年には33歳を迎える。

以前センター守備ではUZR13.6を叩き出してはいるもの、いつガタが来てもおかしくない。

二軍では遠藤、伊藤らがセンターで起用されているが、大島の後継者としては微妙なところ。

2018年のような大島が不調になった場合に、スタメンを任せられる大卒選手を獲得して、外野の層を厚くしておきたい。

右翼手 充実度B

レギュラー :平田   (31)
対抗    :(松井) (32)
バックアップ:友永   (28)
育成    :渡辺   (25)

 

12年目にして、平田が覚醒。

首位打者を獲得せんばかりの勢いで、安打を量産。

長打力は期待された成長とは言い難いが、理想的なテーブルセッターに成長。

ライト守備でもUZR12.7をたたき出し、定評がある守備は健在。

2019年も、引き続きレギュラー間違いなし。

 

気がかりなのは、故障の多さと好不調の波。

バックアップメンバーも藤井、工藤、松井と30代の選手ばかり。

20代の外野手は、遠藤、友永、井領らが惨憺たる結果。

 

バックアップメンバーも次世代を担う外野手も心許ないことを考えると、大卒の外野手を獲得して、層を厚くしたい。

近年の中日の大卒&社会人野手獲得の実績を見るに、思惑通りにはいかないかもしれないが...。

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2018年の中日ドラゴンズ野手補強ポイント

【野手補強ポイントの優先順位と狙い】

  1. 高橋周、福田、京田を脅かす存在。
  2. 外野手のバックアップ兼次世代を担う外野手
  3. 大卒の即戦力捕手

 

高卒1年目選手の使い方ではないが、中日フロントが描く青写真は根尾を1軍野手への刺激剤にすること。

2005年のロッテが、二遊間をベテランの堀&小坂と若い西岡の3人で回したようなことを、やりたいのではないか。

京田、大島、高橋周平、福田と根尾をローテーションして競争を図る。

 

まぁ、実際のところは東海出身の根尾を獲得したいという残念な大人の事情が働いてそうだが。

個人的には大島の後釜として藤原を獲得して、中位で二遊間を担える内野手もしくは即戦力型の捕手を獲得した方が、編成のバランスは良い気がする。

 

もちろん投手陣との兼ね合いもあるが、野手のことだけを考えれば、1位野手(外野手or内野手)2位投手(大卒)、3位野手(捕手or1位で獲得出来なかったポジション)になるのではと予想。

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まとめ

  • レギュラーの質は悪くない
  • 中堅野手が壊滅状態
  • 超高校級野手or即戦力型の大卒野手を獲得してバランスを整えたい

 

近年のドラフトが振るわなかったことが、選手層の厚さに悪い影響を与えている。

スカウティングや編成力が急に良くなるわけではないが、そろそろ建て直しを図らないと暗黒時代は続くかもしれない。

 

平田&大島が衰え、主軸の外国人選手は退団...

 

主力が元気なうちに、京田&高橋と共にチームの主軸を担える選手を獲得&育成したい。

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12球団の2018年ドラフト指名予想と2019年の編成記事

福岡ソフトバンクホークス

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埼玉西武ライオンズ

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東北楽天ゴールデンイーグルス

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オリックスバファローズ

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北海道日本ハムファイターズ

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千葉ロッテマリーンズ

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広島東洋カープ

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阪神タイガース

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横浜DeNAベイスターズ

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読売ジャイアンツ(巨人)

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中日ドラゴンズ

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東京ヤクルトスワローズ 

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