どうも、はろーぐっばい（@jubenonz）です。
本日は2018の夏の甲子園の優勝予想と展望をお話します。
大会概要と出場校を知りたい方は、「【速報更新中】2018夏の甲子園の出場高校一覧と注目選手！優勝予想と展望も【第100回記念大会】」の記事を参照してください。
2018夏の甲子園の日程と対戦カード【第100回記念大会】
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2018夏の甲子園の優勝予想と展望【第100回記念大会】
【大会予想】
- 優勝候補：大阪桐蔭
- 対抗：智弁和歌山
- 実力校：日大三、花咲徳栄、浦和学院、木更津総合、横浜、創成館
- ダークホース：金足農、羽黒、星稜、近大付
木更津総合もタレントは揃ってますよね！
— はろーぐっばい@野球ブログ&youtuber (@jubenonz) 2018年7月27日
まだ決まってませんが、大阪桐蔭を中心にしながら、関東勢が対抗になるという近年の高校野球の構図通りの展開になりそうです。
記念大会の影響で、予選で激戦区校があまり疲弊してませんし。
優勝候補：大阪桐蔭
春夏連覇を目指す絶対的優勝候補。
達成出来れば史上8回目、2度の春夏連覇は史上初。
【歴代春夏連覇高校一覧】
- 作新学院（栃木）：1962年
- 中京商（愛知）：1966年
- 箕島（和歌山）：1979年
- PL学園（大阪）：1987年
- 横浜（神奈川）：1998年
- 興南（沖縄）：2010年
- 大阪桐蔭（大阪）：2012年
平成高校野球界を代表する無敵艦隊が、平成最後の記念大会で新たな伝説を作り上げるのか。
投手陣は春の選抜優勝投手でエースナンバー1を背負う右の本格派・柿木蓮、三刀流（投手、内野手、外野手）で常に話題を集める根尾昴、190cmの大型左腕・横川凱の三人が軸。
他校ならエースでもおかしくない投手を3人擁する層の厚さ。
打線はドラフト1位候補の三拍子揃った藤原恭大外野手を4番に据えて、キャプテン中川が3番、根尾が5番に座る強力クリーンナップ。
出塁率が高く足が使える宮崎、青地の1・2番コンビは相手からすると厄介な存在で、6番に座る去年からのレギュラー山田健太の存在も不気味。
投打にタレントを有する大阪桐蔭を優勝候補に挙げないのは、さすがに捻り過ぎた優勝予想と言える。
ただ、その大阪桐蔭も今世代が圧倒的に勝利を積み上げてきたわけではない。
秋の神宮大会準決勝では創成館に4―7で敗戦、春の選抜準決勝の三重高校戦では9回裏まで1点リードされながら土壇場で追いつき最後は12回裏にサヨナラ勝ち。
そしてこの夏の大阪府大会では、準々決勝の金光大阪戦で2-1、準決勝の履正社戦では9回2死までリードされながら逆転勝ち。
このように全ての試合を完勝で勝ち上がってきたわけではなく、苦戦することも多かったチーム。
絶対的優勝候補ではあるが、他校が手も足も出ないわけではない。
ただ、藤浪＆森のバッテリーを擁して春夏連覇を果たした2012年も、春の選抜と夏の府大会は苦戦しつつ、夏の選手権は全試合圧勝で優勝を果たしている。
2012年同様夏の選手権も圧勝するのか、はたまた波乱が巻き起こるのか。
個人的には言われているほど打線が圧倒的ではないと感じるので、意外に接戦が多くなるのではと予想している。
通ぶりやがってと言われるかもだけど、大阪桐蔭打線は微妙だと思ってる。
— はろーぐっばい@野球ブログ&youtuber (@jubenonz) 2018年7月28日
一昔前の”強打の大阪桐蔭”と言われて頃に比べると、脆さは消えて安定感は増したけど、爆発力に欠ける印象。
研究・対策されてるのも影響してるだろうけど、打力はそこまで抜きん出てる印象はない。
対抗馬：智弁和歌山
秋の近畿大会、春の選抜といずれも決勝で大阪桐蔭に敗れている春の選抜準優勝校・智弁和歌山。
今世代の実績、大阪桐蔭と互角に渡り合った力、全国屈指の強力打線を考えると、大阪桐蔭の対抗馬筆頭候補。
高嶋監督が智弁和歌山史上三本の指に入るスラッガーと評する、プロ注目のスラッガー3番林晃汰を中心に、打線の破壊力は大阪桐蔭以上。
1、2番を打つ神先恵都、西川晋太郎は”良い意味で智弁和歌山らしくない”小柄で何でも出来るコンビ。
林の後を打つ文元洸成、冨田泰生、黒川史陽は長打力と勝負強さに優れ、ビックイニングを作って試合の流れを変える力を持つ。
少々の点差ならひっくり返してしまえるほどの打線は、2000年に夏の選手権を優勝した時と被るものがある。
投手陣は右の本格派エース・平田頼りのところが心配だが、「夏は打ち勝てるチームが制す」を是非体現して欲しい。
大阪桐蔭よりも安定感には欠けるものの、ノったら止められない強力打線が大阪桐蔭の対抗馬だ。
実力校：花咲徳栄、浦和学院、木更津総合、日大三、横浜、創成館
本来ならもう1、2校ほど対抗馬に挙げたかったが、今世代での実績が乏しいところが多く、実力校として多めに挙げさせてもらった。
予選を見た中で、タレント力があると感じたのは日大三、花咲徳栄、浦和学院、木更津総合、横浜の5校。
いずれもプロの注目の選手を投打に抱え、打線は強力で投手も複数いる。
選手層も厚いので、短くて長い短期決戦である甲子園で戦い抜く力は持っている。
ただ、日大三を除く4校は春の選抜不出場。
その点で経験値やチームの完成度がまだ低いと判断して、実力校止まりと判断させてもらった。
総合的にバランスが取れた木更津総合、日大三、強力打線の花咲徳栄、浦和学院、タレント軍団の横浜。
ポテンシャル的には智弁和歌山以上のものもあり、十分大阪桐蔭を倒してもおかしくない。
2017年夏の花咲徳栄や東海大菅生のように、上手く序盤を滑り出せば、勢いに乗って勝ち上がる可能性を秘めている。
創成館に関しては、秋の神宮大会準優勝、春の選抜ベスト8とこの世代での実績は大阪桐蔭、智弁和歌山に次ぐものがある。
投手陣6枚を巧みに使い分ける継投策と、堅実で手堅い野球は安定感抜群。
ただ、予選の長崎大会を観る限り、春から夏にかけての上積みはあまり感じられなかった。
個人的には夏に勝てる打力がないように感じたので、一応実力校には残すが、優勝可能性はかなり低いと見ている。
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ダークホース：金足農、羽黒、星稜、近大付
ダークホースには好投手を擁するチームを挙げさせてもらった。
夏は打ち勝つチームが制す傾向にあるが、稀に１人の好投手に導かれて躍進する高校もある。
近年でも2013年の前橋育英が高橋光成、2016年の作新学院が今井達也投手という絶対的なエースがほぼ一人で投げ抜き、チームを甲子園優勝に導いた。
金足農は大会Ｎｏ．1投手候補の150キロ右腕・吉田輝星、羽黒は140キロ中盤を連発する佐藤幸弥＆篠田怜汰の二枚看板、星稜は最速147キロの2年生投手・奥川恭伸、近大付は近畿屈指の左腕・大石晨慈。
星稜高校に至っては、選抜ベスト8で夏の石川大会は予選無失点＆決勝22-0の驚異的な強さで優勝。
石川県大会 決勝戦
— skyline (@kazue0428) 2018年7月25日
金沢学院 000 000 000 0
星稜高校 401 532 25x 22
10―0 辰･向･内
9―0 小松市立
5―0 小松大谷
7―0 金沢商業
22―0 金沢学院
星稜高校が予選無失点で優勝🏆️✨
ダークホースとするのは失礼なくらい、圧倒的な強さを見せた。
実力校の中に入れても良いのではと考えたが、チームの総合的なタレント力がワンランク落ちると判断して、ダークホース枠に入れた。
ダークホースに挙げたチームはいずれも世代屈指の好投手がいるだけに、彼らがベストコンディションで大会を迎えれば、１人でチームを上位進出に導く可能性を持っている。
チーム力的には優勝は厳しそうだが、先に挙げた実力校ら相手に番狂わせを起こす力は持っているだろう。
羽黒高校は予選を見ていて非常に面白いチームだったことも、ダークホースに入れた要因。
羽黒の佐藤幸弥投手はMAX145キロの剛腕投手らしい。
— はろーぐっばい@野球ブログ&youtuber (@jubenonz) 2018年7月25日
ガッシリとした体格から、高めに快速球を投げ込む。
本日の決勝戦で148キロを計測（実況曰く）したとのこと。
これは全国で見たい。
ちなみに白ふちの眼鏡をかけてるギャップも良いw#羽黒 #山形大会 https://t.co/xjIwg5U1LA
羽黒いいよ。
— はろーぐっばい@野球ブログ&youtuber (@jubenonz) 2018年7月25日
一気にファンになった。
剛腕・佐藤に、野手も大型セカンドで左の好打者・竹内大貴、右のスラッガー・藤沼龍之介。
タレント揃ってる。
これは全国で観たいチーム。
羽黒の2年生右腕・篠田投手が自己最速の144キロを計測。
— はろーぐっばい@野球ブログ&youtuber (@jubenonz) 2018年7月25日
本当に面白いチームだ。
9回裏にサヨナラ勝ちで甲子園に来て欲しい。
鶴岡東も素晴らしいので悩ましいけど。
実力的にはベスト16前後のチームだろうが、全国を驚かせるサプライズに期待したい。
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まとめ
- 誰が、どこが大阪桐蔭を止めるのか
- 打倒大阪桐蔭に燃える智弁和歌山のリベンジなるか
- 選抜不出場組の実力校の逆襲はあるか
- 好投手に導かれてダークホース校のジャイアントキリングなるか
※「MAJOR」、「やったろうじゃん」など野球漫画を多数連載中。
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