どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
やってくれました!今井達也投手がデビュー戦で快投を疲労してくれました!
西武の今井達也投手(20)が13日、2年目で待望のプロ初勝利をマークした。本拠のメットライフドームで行われたヤクルトとの交流戦で1軍初登板初先発。6回で112球を投げて6三振を奪い、5安打1失点(自責0)の好投でチームの連敗を3で止めた。西武の投手がデビュー戦で先発勝利を記録するのは1999年4月7日の日本ハム戦(東京D)で勝った松坂大輔投手(現中日)以来19年ぶり。
引用:16年甲子園V腕・今井、松坂以来19年ぶり快挙 6回1失点で初登板初先発初勝利(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
内容、結果共に最高の投球を疲労してくれました。
試合前からワクワクとドキドキが止まらず、こんなに野球の試合が待ち遠しく感じたのは、数年ぶり。
今日の今井投手初先発が待ち遠しくて堪らない。
— はろーぐっばい@パワプロ&野球youtuber (@jubenonz) 2018年6月13日
こんなに西武の投手の投球を楽しみに待つのは、菊池雄星のデビュー戦以来。
高橋光成や多和田の初登板よりワクワクしてる。
相手は好調ヤクルト。
山田、川端、青木、バレンティンのタイトルホルダー相手にどんな投球してくれるのか。#seibulions
その期待に応える100点満点のピッチング。
高校時代から惚れ込んでいた逸材の好投に、 我がことのように喜んでいました。
今後の投球と成長にも期待させてくれる内容でしたので、数字を交えつつ、今井達也投手のデビュー戦を振り返ります。
今井達也の初登板初先発初勝利の投球映像
今井達也 pic.twitter.com/Ymonk7ppEt
— KENOBI (@KENOBI_18) 2018年6月13日
プロ初勝利を飾った #今井達也 投手!勝利後のハイタッチではチームメイトからたくさんボールをプレゼントされる場面も!「#源田壮亮 選手から渡されたボールがウイニングボールかな」と今井投手。インタビューが終わると両親の元へ。#埼玉西武ライオンズ に新たなスターの誕生です!#seibulions pic.twitter.com/VUusRlEkLv
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2018年6月13日
試合中の感想とtwitterでのつぶやき
初回先頭打者・荒木選手の打席
飛ばしていけって言われてるのかな。
— はろーぐっばい@パワプロ&野球youtuber (@jubenonz) 2018年6月13日
初回先頭打者から150キロ連発。
スライダーも右打者の外に低くコントロールされてる。#seibulions
1回・青木宣親選手との初対戦
初対戦とはいえ青木をストレートで詰まらせてる。
— はろーぐっばい@パワプロ&野球youtuber (@jubenonz) 2018年6月13日
抜け球も少ないし、コントロールは破綻なさそう。
あとはセットになった時と2回り目以降、スタミナが切れだす5回以降がどうなるか。
とりあえず点取って。#seibulions https://t.co/fX1e7fHYcU
3回を投げ終わった時点
もって5回か6回かな。
— はろーぐっばい@パワプロ&野球youtuber (@jubenonz) 2018年6月13日
ヤクルト相手に5回1失点なら上出来。
出来れば上位との三回り目も見たいので、粘って欲しい。#seibulions
4回先頭のバレンティンとの2度目の打席
今井君素晴らしい。
— はろーぐっばい@パワプロ&野球youtuber (@jubenonz) 2018年6月13日
4回先頭のバレンティンへの直球が144キロだった時はガス欠心配したけど、その後は147キロ→外スラ→149キロのアウトローで空振り三振。
1死1、2塁のピンチでも冷静に外スラ交えながら、最後は149キロのストレートでピンチ脱出。
持ってるものが違う。#seibulions
藤平投手との比較と入団してくれた喜び
どちらも凄い前提だけど、やっぱり藤平よりも今井が好きだ。
— はろーぐっばい@パワプロ&野球youtuber (@jubenonz) 2018年6月13日
西武に入団したから言ってるのではなく、高校時代からこの考えは変わらない。
高校生時代に衝撃を受けた森と今井が西武に入ってくれて本当に嬉しい。#seibulions
球種配分&球種別被安打割合から見る凄み
下記は2018年6月13日の今井投手の球種配分。
転載:2018年度 今井 達也【西武】投手成績詳細(カウント別・球種配分)
今井達也プロ初登板
— DELTAGRAPHS (@Deltagraphs) 2018年6月13日
6回112球6奪三振2四球1失点
奪空振り 8球
ストレート 61球
スライダー 29球
チェンジアップ 15球
カーブ 7球
ストレート平均球速 147.5km/h
走者あり時ストレート平均球速 146.0km/h
ストレートだけじゃないバランスの良い配球と完成度
投球の56%が得意の真っ直ぐ。
今日の今井達也ストレートMax152 平均147.5
— aozora (@aozora__nico2) 2018年6月13日
自分集計データ規定回数以上の投手で平均球速で上回っているのは
149.3 バンデンハーク
148.7 則本昂大
147.9 菅野智之
147.8 カスティーヨ
この4人だけ。今井はもし先発でこの球速が毎回出せるのなら凄いです。
ただ、ストレート一本調子になっていたわけではなく、チェンジアップ、スライダー、カーブをバランス良く交えていました。
球速帯も、ストレートが140後半から150前半、スライダーとチェンジアップ(シンカーに見えたけど)が130キロ中盤、カーブが120キロ台と、異なる球速帯のボールを投げ分けていたのが印象的。
二軍で課題を持って取り組んできたことが、一定の成果と成長に繋がったと言えます。
「色んな球種でカウントが取れないといけないので、今日はいつもと違う投球パターンを試した。難しいところはあった」と振り返った今井投手。
— サンデーライオンズ (@sundaylions795) 2018年6月7日
潮崎二軍監督は「変化球でどれだけカウントを稼いでまっすぐ勝負できるか。ただ、一軍に近いのは間違いない」と評価しました。#seibulions #nack5 #野球795
しかも、カーブとスライダーに関しては、困った時のカウント球としても使えており、ストレートと同様にある程度破綻のない制球力があって良かったです。
特にストレートとスライダーに関してはかなり自信があるのか、右打者のアウトローならいつでも投げれるよと言わんばかりの安定感と技術の高さを見せつけました。
課題はスライダーの空振り率と左打者への攻め方
課題としては、左打者への攻め方とスライダーの空振り率でしょうか。
右打者にはストレートとスライダーを中心とした外の出し入れで勝負出来ていましたが、左打者には少し苦戦していた印象。
同じパ・リーグでスライダーの名手と言われる投手達と比べると、今井達也投手のスライダーの空振り率の低さは数字からも明らか。
選手名 | 空振率 | 被打率 |
今井達也(西武) | 3.45% | .143 |
多和田 真三郎(西武) | 11.72% | .180 |
十亀 剣(西武) | 10.82% | .188 |
則本 昂大(楽天) | 19.65% | .200 |
涌井 秀章(ロッテ) | 12.59% | .200 |
まぁ、まだ1試合しか投げていない段階の数字でどうこう言うのは時期尚早ですが、試合を見ていた印象と数字は一致しています。
実際捕手を務めた岡田選手のリードを見ていると、1ストライク時にスライダーをよく投じていましたが、追い込んでからはあまり使っていませんでした。
スライダーのキレに問題があるのか、スライダー投球時のフォームに癖があるのか、他の球種との組み合わせの問題なのか...
原因はわかりませんが、スライダーにはまだまだ改善点があることは明らか。
いつもデビュー戦同様にストレートが良いわけではありませんので、今後はスライダーにも磨きをかけて欲しいです。
左バッターに対しては、何球か外に逃げるシンカー気味のチェンジアップを投げていましたが、まだまだ制球に苦しんでいました。
左打者の泣き所である、膝下のインスラもコントロールが悪かったので、今後は対左打者への攻め方を改善することが、課題になってきます。
松坂大輔投手も育てた東尾修氏も絶賛
デビュー戦の内容は、大物レジェンドも絶賛。
想像以上だね。大いなる可能性を感じさせてくれる投球だった。松坂大輔には硬いフォームゆえのパワーがあったが、今井にはしなやかさがある。初登板というのに気負うことなく立ち上がりからストライク先行。2回まで一人の走者も出さず、ノーワインドアップからセットポジションになったときにどうなるかと思ったが、走者を出しても球威はさほど変わらず、制球を乱すこともなかった。けん制もうまい。すべてにセンスがある。
東尾氏のおっしゃる通り、投げているボールの質以外にも高いセンスを感じました。
微妙な判定によるプロ初失点直後の落ち着いた投球や、味方が逆転した直後のピッチングなど、勝てる投手の資質を既に持ち合わせています。
次回登板は未定ですが、痛めた肩の状態を考慮しつつ、じっくり育成して欲しいです。
まとめ
また一人ニューヒーローが西武に誕生しました。
森選手がデビューした時にも感じた、ワクワクする若手選手の出現。
まだまだ成長しなければいけない点は多いですが、プロの壁にぶち当たりつつ、一つ一つ課題を克服して欲しいです。
今から次回登板が楽しみだ!
それでは、さようなら!
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