どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、ハムナプトラシリーズについてお話します。
1999年に第一作が公開され、2008年に第三作も公開されるなど、人気映画シリーズの一つとして数えられる作品。
中学生の時の友人に、「おまえはハムナプトラ好きになると思うよ」とすすめられながら、今まで観ていませんでした。
いつか観よう観ようと思っていたのですが、中々視聴することはなかったです。
そんななか、先日「【2020年7月新作公開】好きなインディ・ジョーンズ映画ランキング4【興行収入付き】」の記事でお話したしたインディ・ジョーンズを観ていて、ふと『ハムナプトラ』の存在を思い出しました。
最近は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの小中学生の頃にハマった作品を見て童心に帰ることが私の中で密かにブームになっています。
映画を夢中になってみていたあの頃の気持ちと、友人からおすすめが重なって、ようやくハムナプトラシリーズを一気見してみました。
感想は、「噂にたがわぬ名作!インディ・ジョーンズシリーズにも引けを取らない!」です。
インディ・ジョーンズシリーズが好きな人なら絶対気に入ること間違いなしの砂漠と秘宝を舞台にしたアクションアドベンチャー映画。
今回はシリーズ全作のおすすめ順と、それぞれの感想をお話します。
極力ネタバレは避けておりますので、まだハムナプトラシリーズを観ていない方は、参考にしてください。
ちなみに、ハムナプトラシリーズはU-NEXTで全作視聴可能です。
ハムナプトラシリーズとは
元々はクライヴ・バーカーによる『ミイラ再生』のリメイク企画が進められており、ミイラを復活させようとする美術館館長の周辺で巻き起こる物語を暴力的に描く構想が練られていた。彼の構想は「ダーク、性的、神秘的」で、「素晴らしい低予算映画」になると報じられた。
1999年、スティーヴン・ソマーズが監督を務めたリメイク(近年では2番目のリブート作品と言われることもある)作品『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』が公開された。この映画は1932年を舞台としており、古代エジプトの伝承・アクション・特殊効果・コメディの要素を盛り込み、バーカーが企画していたホラーよりも冒険的な要素に重点を置いている。ハムナプトラシリーズは合計3作品製作された他、スピンオフ作品やアニメ作品も製作されている。スコーピオン・キング作品は、『2』以降はビデオリリースとなっている。
『呪われた皇帝の秘宝』が公開された後、マリア・ベロは続編について「絶対にある」と述べ、契約書にもサインしたと語っている。ルーク・フォード(英語版)も続編3作品への出演契約を交わしている。しかし、2012年にユニバーサル・ピクチャーズは続編の製作を取り止めることを発表している。
ハムナプトラの意味
ハムナプトラは、砂漠の奥地にある突然都自体が砂の下へと消えて行ってしまった伝説の”死者の都”の名前です。3000年前の新王朝時代と呼ばれている古代エジプトで栄えた都テーベから遠く離れたところにあります。
ハムナプトラシリーズ映画作品一覧と興行収入
公開日(米国) | タイトル | 全世界興行収入ドル |
1999年5月7日 | ハムナプトラ 失われた砂漠の都 | 4億1593万ドル |
2001年5月4日 | ハムナプトラ2 黄金のピラミッド | 4億3301万ドル |
2008年8月1日 | ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 | 4億0112万ドル |
ハムナプトラ映画シリーズのおすすめランキング3
3位 ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
現代から、約2000年前の古代中国。五行を操る魔力と、強大な武力を持った皇帝は、全土制圧の野望に取り付かれていた。その達成の為、不死の力を必要とした皇帝は、妖術師の女ツイ・ユアンに不死の力獲得を命じ、部下のミン・グオ将軍を伴わせ、遥かシルクロードに派遣した。そこでツイ・ユアンは不死の魔術を発見する。目的を果し都に戻って来た2人だが、彼女がミン・グオと愛し合うようになったことを知った皇帝は、2人に卑劣な罠を仕掛けた。愛するミン・グオが処刑される姿を目の当たりにしたツイ・ユアンは、深い悲しみと怒りから皇帝と臣下全員に呪いをかける。そして命からがら危機を脱したツイ・ユアンは、燃えさかる炎に包まれ陶器に姿を変えていく皇帝たちを後に、広大な大陸へと消えていった。
それから2000年後の1946年。オコーネル夫妻は、第二次世界大戦終結後のロンドンで幸せに暮らしていた。妻のエヴリンは、過去2回のエジプトのミイラと戦った冒険談を元に小説を出版し、作家として大成功。いっぽう、戦時中は諜報活動で数々の手柄をあげた夫のリックは、いまや魚釣りが日課という退屈な日々を送っていた。
そんな彼の元に、外務省から舞い込んで来た新たな任務が、持ち主を不死の泉へ導くという伝説が宿るブルーダイヤ<シャングリラの眼>を、上海の博物館へ戻しに行く仕事だった。博物館の館長が友人のロジャー・ウィルソンであり、上海にはエヴリンの兄ジョナサンもいることから、ダイヤの移送を引き受けることにしたオコーネル夫妻。だが2人は、ハーバード大学に留学しているはずの息子のアレックスも中国にいて、2000年前の皇帝陵を発掘するという、大偉業を成し遂げたことを全く知らなかった。。
正直蛇足ですね。
2作目で完結しておくべきだったと思います。
1、2作目にエヴリン・オコーネル役を演じたレイチェル・ワイズが降板し、代役はマリア・ベロ。
ハリウッド映画や海外ドラマにありがちですが、途中で役者さんが大人の事情で交代してしまっています。
前作までのエヴリンが古代エジプトにいそうな空気感の美女だっただけに、代役のマリア・ベロはしっくりきませんでした。
宿敵・イムホテップがしつこく登場してくるかと思いましたが、今回はお店の名前に登場したのみ。
新たなボスであるアー・シン・ハン皇帝(ジェット・リー)も悪くないですが、やっぱりイムホテップが良すぎただけに、物足りなかったです。
アレックス・オコーネル(主人公・リックの息子)の成長や、かつての冒険の旅へのワクワク感を失ったリック・オコーネル&エヴリン・オコーネル夫妻が、再び冒険に繰り出すという展開は、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を思い出させるものもありました。
そのためか、主役はアレックスに譲った感もあり、リックの活躍も中途半端。
格闘シーンが雪山だったり、イエティが出てきたりと冬を舞台にした作品なのですが、やはりハムナプトラと言えば灼熱の砂漠。
前作までが良すぎたために、色々アレンジを加えたことが悪い方向にいった印象があります。
2位 ハムナプトラ2 黄金のピラミッド
現代から約5000年前のテーベ(紀元前3078年頃)。屈強な戦士スコーピオン・キングは世界を征服すべく、大戦を起こした。7年にも及ぶ大戦の果てに敗れたスコーピオン軍は「アム・シェアーの聖なるオアシス」まで逃げ延び、最後はスコーピオンのみとなった。死の瞬間、スコーピオンはアヌビス神へ誓いを申し出た。「自分の命を助け、敵を倒させるなら、自分の命(魂)を捧げよう」というその願いにアヌビス神は応じ、自らの軍勢を与えて敵を倒させた後、スコーピオンを永遠の僕とする。それから5000年が経った。
前作から9年後の1933年。リックとエヴリンは結婚し、8歳の息子アレックスが生まれていた。エヴリンは不思議な夢に導かれ、エジプトのある遺跡で「アヌビスの腕輪」を発見するが、腕輪を狙うハフェズの手下3人(スパイビー、ジャック、レッド)に襲われる。3人は危うく逃れてロンドンの自宅へ腕輪を持ち帰る。
その頃、ハムナプトラでは謎の女性ミラ、暗殺者ロック・ナー、謎の人物ハフェズらによって「死者の書」、「アムン・ラーの書」、「イムホテップのミイラ」が地中から掘り起こされようとしていた。
完璧に終わったかに見えた前作の伏線が回収されていくシリーズ第二作。
個人的には、『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』で終わらせておいた方が良かった気がします。
それだけしっかりとストーリーが作りこまれており、見応え十分。
今作からリックの息子のアレックス(8歳)が登場。
リックに負けず劣らずの生意気さと勇敢さ、悪知恵を活かして冒険を盛り上げてくれます。
後にスピンオフ作品ができるほど強烈なインパクトを残したスコーピオン・キングも登場。
再び復活したイムホテップ、そのイムホテップの愛人アナクスナムンの生まれ変わりミラ、腹黒い大英博物館の館長ハフェズ...。
シンプルな登場人物の構図だった『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』とは打って変わって、入り組んだ構図も魅力の一つ。
王の愛妾でありながら、裏切った女なのですから、最後にあんな行動をとるのも納得と言えば納得。
というか私がアナクスナムンでも最後の選択はしかたなかったかなと。
まぁ、それがリックとエヴリンの真実の恋との違いなのでしょうが。
最後の最後で欲と清き心が試されるあたりは、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』を想起させるものがありました。
1位 ハムナプトラ 失われた砂漠の都
今から約3000年前。大神官イムホテップはセティ1世の愛人であるアナクスナムンと恋に落ちる。セティ1世から仲を疑われた2人はとっさに彼を殺害。イムホテップはアナクスナムンを生き返らせることを彼女に約束し逃亡、アナクスナムンは自害する。死者の書を手に、死者の都ハムナプトラへ赴き儀式を行うイムホテップだが、完遂を目前にして王の兵団が乱入。儀式の中断によりアナクスナムンの蘇生は失敗、部下の神官たちは罰として生きながらミイラにされ、イムホテップは“その残酷さゆえに一度も行われたことが無い”という禁断の呪い「ホムダイ」にかけられる。
1923年。外国人部隊所属のリック・オコーネルは、部隊がトゥアレグ族に敗北、部下のベニーにも見放され、1人で砂漠を放浪するはめになる。3年後、死刑が確定し、カイロ刑務所に服役していたオコーネルの元を、カイロ博物館に勤務する女性エヴリンとその兄でお宝目当てのジョナサンが訪れ、救い出す。
船でハムナプトラに向かうオコーネル一行は、同じくハムナプトラを目指すアメリカ人のグループと、彼らの案内役を務めるベニーに遭遇する。途中で謎の組織からの攻撃を受け、船は沈没するも、彼らはハムナプトラに辿り着いた。
敵対しながら発掘作業を進める2つのグループを再び謎の組織が襲い、「去らねば死ぬ」と言い残して去る。そして、アメリカ人達は死者の書を、エヴリン達は謎の石棺とそこに眠る生乾きの奇妙なミイラを発見する。拝借した死者の書をエヴリンが解読し音読すると、叫び声をあげるミイラ。イムホテップが蘇ったのだ。
もしまだ観ていないという人がいれば、とにかく第一作となった『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』を観て欲しいです。
『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』を観て面白いと感じなければ、2と3を楽しめることはないでしょう。
拷問、処刑、身体に入り込む虫、密室で迫りくる大量の虫、実態のない怪物・イムホテップ...
中々トラウマなシーンが数多くあり、子どもの頃に観ていたら大きなショックを受けていたと思います。
ストーリーとしては、最初はいけ好かなかったリック・オコーネルがどんどん頼りがいのある存在になっていく展開が良かったです。
エヴリンじゃなくてもそりゃ惚れるだろうってくらい、カッコイイ!
そしてエヴリン&ジョナサンの兄妹のおとぼけ具合も最高。
インディ・ジョーンズのヘンリージョーンズ(ショーン・コネリー)のような、シリーズに癒しと笑いをあたえてくれる存在です。
毎回ジョナサンが出てくるシーンは何かを期待してしまい、操られた群衆に混じって「イムホテップ」と連呼してたのは笑いました。
普段は余計なことしかしないのですが、ここという時は頼りになるあたりはジョナサンの憎いところ。
クールで頼りになるアーデス・ベイの存在もカッコイイです
古代エジプトの騒動、迫りくるミイラ、古代遺跡からの大脱出、最強の敵との決戦、情熱的なロマンス、おとぼけキャラとクールな助っ人...。
アクションアドベンチャー映画になくてはならない要素がてんこ盛りの作品です。
公開から20年近く経過した今でも人気がある理由がわかりました。
ハムナプトラ映画シリーズを観るならU-NEXTがおすすめ
ハムナプトラ映画を観るならU-NEXTがおすすめです。
定額範囲内で全3作品を配信中。
U-NEXTなら31日間無料トライアルを実施中。
他の動画配信サービスだとdTVでも配信していますが、他のVODでは有料もしくは別途レンタルの必要があります。
動画配信サービス(VOD)比較表と選ぶ際のポイントと注意すべき点4つ
ちなみに、U-NEXTは男性向けコンテンツも配信している数少ない動画配信サービスです。
新作映画コンテンツも充実していますので、是非U-NEXTをご利用されてみてください。
まとめ
噂にたがわぬ名作で、気持ちを高揚させる要素が全て詰まった作品です。
もしまだ観ていない場合は、シリーズを公開順に観ることをおすすめします。
それぞれのキャラクターの成長っぷりなども伺えますし、何より第一作目が面白いです。
お時間がある時に是非ご覧になってみてください。
それでは、さようなら!
映画関連記事
・死ぬまでに観たいおすすめ映画(洋画・邦画)ランキング100!
・ファン歴20年の私が選ぶスタジオジブリの歴代映画作品一覧とおすすめランキング
・全クレヨンしんちゃん映画ランキングベスト24【2017年最新作除く!】
・【2020年7月新作公開】好きなインディ・ジョーンズ映画ランキング4【興行収入付き】
・【ハリーポッター初心者向け】映画シリーズおすすめランキング8【興行収入付き】