どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、【ANAマイルも溜まる】おつりで投資できるアプリ『 トラノコ』をご紹介します。
目次
- トラノコの魅力
- トラノコの会社概要
- 重要なサービス内容を3つご紹介
- 増えていく提携サービス、ポイント
- ライバルサービスの「マメタス」との違いと、勝っているメリット
- トラノコに興味を持った理由
- 感想
- トラノコに期待することは将来への期待
- まとめ
- 投資関連記事
トラノコの魅力
引用:トラノコ
トラノコとは、日々の買物のおつりを自動的に投資してくれるアプリ。
単位は5円からでもOKで、少額ですぐに投資が始められるのが魅力です。
【トラノコの魅力】
- 少額から投資できる
- アプリダウンロードからすぐに始められる
- 銀行はどこの銀行でも可
特定の銀行の縛りなどがないので、銀行口座開設する手間や時間はかかりません。
いつでもサービス利用をやめて、お金を引き出すことが可能。
※出金手数料は300円
トラノコの会社概要
名称 | TORANOTEC株式会社 |
事業内容 | 金融サービス投資、フィンテック開発、アプリ運営 |
代表者 | 代表取締役社長 ジャスティン・バロック |
資本金 | 7億3,788万円(資本準備金含む) |
設立年月日 | 2016年8月17日 |
細かい点なのですが、アプリやサービスを開発は「TORANOTEC株式会社」。
実際の資産運用は「TORANOTEC投信投資顧問株式会社」が担当されています。
重要なサービス内容を3つご紹介
お釣りの計算方法
引用:トラノコ
「お釣り」というのは、本当のお釣りではありません。
事前に設定したお釣りの硬貨or紙幣で全て支払った場合の、支払い差額のことです。
設定できるお釣りの額は100円・500円・1,000円。
【仮に750円の買い物をした場合】
- お釣り設定額が100円
750円を、100円玉8枚(800円)で支払うので、お釣りは50円
- お釣り設定額が500円
750円を、500円玉2枚(1,000円)で支払うので、お釣りは250円
- お釣り設定額が1,000円
750円を、1,000円札1枚(1,000円)で支払うので、お釣りは250円
設定のお釣りの額を大きくしていると、実際のお釣りも大きくなりやすい仕組みなのです。
注意! 現金の買い物は対応していない
対象となる買い物は、クレジットカードや電子マネー、ネットポイント支払いのみ。
発生する「明細データ」 をもとにして、お釣りが計算され、投資運用に回る資金額が決定する仕組みです。
現金の買い物は対応していません。
現金でも対応できるようになったらありがたいことですが、引き換えに便利さ(自動)を失ってしまうので、致し方ないことではありますが。
ちなみにですが、支払いごとに個別で投資に回すことをキャンセルできます。
引用:トラノコ
お釣りを投資に回したくない場合(高額支払いなど)、ピンチの月などに助かる機能です。
運用スタイルは安定、バランス、リターンの三つから選ぶだけ
- 安定重視:小トラ
- バランス重視:中トラ
- リターン重視:大トラ
3つのファンドの中から、自分の好みを1つを選びます。
あとは、リスク許容度に応じて、ファンドマネージャーが株や債券があらかじめ配分されたファンドで運用してくれます。
ファンドを途中で変更することは可能。
ただし、同時に複数のファンドを選ぶことはできません。
投資内容は分散投資
- 株式
- 債券
- 不動産等
トラノコファンドは、いずれもリスクを分散させるために世界中の株式、債券、不動産等に分散投資をしておりますが、直接それら資産に投資をしているわけではなく、地域ごとの株式や債券を組み入れ資産とする上場投資信託(ETF)に投資をすることで、間接的に世界中の資産に投資をしています。
トラノコでは、流動性が高いなどの基準を基に投資すべきETFを選定しております。具体的には下記のETFが投資対象となっています。
引用:
詳細な投資対象ETF一覧は、下記のリンクからご確認ください。
増えていく提携サービス、ポイント
まだまだ発展途上のサービス。
最近は提携サービスの拡大や、利用できるネットポイントが増えています。
引用:トラノコ
- ANAマイルが溜まる
- ガス料金が割引
大手企業とも続々資本提携を行っているので、今後も便利なサービスの追加が期待できます。
- 基本的には投資で資産を増やす。
- 更に、トラノコ利用者は別の面でも得をできる。
というのが、トラノコを利用するメリットです。
ライバルサービスの「マメタス」との違いと、勝っているメリット
実はトラノコと同様のお釣り投資サービスに、「マメタス」というものがあります。
ウェルスナビが運営するサービス。
ほとんど同じサービスなのですが、最大の違いは、マメタスはロボットアドバイザーが運用、トラノコは人が運用するということです。
ここは結構重要で、自分の大事な資産をロボットに任せるか、人に任せるか。
投資は自己責任なので、誰に任せるかも自己責任。
ロボットか人か。
どちらもプロなので、大きく運用実績が異なるとは思えませんが、どちらのサービスを利用するかはあなたの思想次第です。
目に見えてトラノコが勝っている点は、利用できる銀行の種類。
マメタスの場合は、住信SBIネット銀行の口座を持っている人しか利用できません。
その点、トラノコは銀行の指定はほぼなし。
引用:トラノコ
セブン銀行と資本提携しているのですが、ユーザー目線の素晴らしいサービスを提供してくれています。
住信SBIネット銀行の口座を持っていない人が今すぐお釣り投資アプリを利用するなら、トラノコの方が早くお釣り投資サービスを利用できます。
トラノコに興味を持った理由
- 手間が少ない
- 少額からできる
- 収入源を増やす(分散投資)
単なる興味本位もありますが、興味を持った大きな理由は上記の三つ。
私は元々、2015年から投資信託や仮想通貨取引などを用いて投資を行っています。
ですので、特に新たに投資を始める必要はなかったのですが、収入源は多くあったに越したことはありません。
定期的に銀行から決まった額が引き落とされる投資信託や、自分のタイミングで日本円を仮想通貨に変換する今の取引とは異なる資産運用方法に興味があったので、トラノコに興味を持ちました。
特に口座開設などの手続きがなかったのも、惹かれた理由の一つです。
感想
手数料が高い!
普段の買い物で発生したおつりを、自動的に投資に回せる。
というコンセプトは非常に素晴らしく、まだまだ投資に対して敷居を高く持ちがちな日本人にとっては非常に面白いサービス。
なのですが、0.3%の運用報酬とは別に、月額利用料がかかるのは頂けないです。
月額手数料がデメリットな理由を詳細に解説
一般的な投資信託でも、運用報酬は発生します。
この運用報酬とは、簡単にいえば投資をするにあたってかかる人件費や管理費の費用。
自分は手を動かさずに委託しているのですが、ここは発生してもおかしくありません。
運用報酬は一般的に0.1~2.5%程度なので、決して高くはありません。
問題はそれとは別に月額手数料が300円かかるということ。
つまり、このトラノコアプリで収益を発生させるには、「運用報酬0.3%+月額手数料」以上の運用成績を出さなければいけないのです。
年間100,000円運用なら、手数料の合計は4,000円(月額料金3,600円+信託報酬300円+その他手数料約100円)。
これらの手数料をいくつかの資産別に換算すると下記の通り。
- 資産30万円の場合:年率1.65%の手数料
- 資産100万円の場合:年率0.81%の手数料
- 資産300万円の場合:年率0.57%の手数料
ようは、ある程度資産(年間30~50万円以上)がないと、手数料の分を差し引いて旨みが出てこない計算になります。
10万円くらいでは赤字の確率が高いですからね。
年間の買い物で発生するお釣りが、30~50万円以上になる人いますかね?
トラノコはお釣りとは別に、追加資産を手動で追加できます。
ですので、最初から一気に資産を投入できる人なら黒字に転換は可能。
ただ、そもそもそんな資金がある人なら、トラノコ以外の投資方法を利用した方が良いです。
日々の買い物で発生する少額のお釣りで投資!
という基本コンセプトでは利益が出ない構造。
目指すところは面白いので、是非手数料は見直しをして欲しいところ。
一応、2018/3時点では登録から最初の3ヶ月は手数料無料キャンペーンが実施中。
ただ、投資は基本的に3ヶ月という単位で見るものではありません。
年単位で考えるべき投資において、たかだか3ヶ月だけ手数料が無料でもなぁ...。
というのが正直な感想です。
トラノコに期待することは将来への期待
と、現状はコンセプトの面白さや手軽な便利さはある一方で、肝心の投資効率では微妙。
まだまだ改善の余地を残しています。
ただ、サービス自体の狙いは悪くないです。
資本提携先には大手企業が名を連ね、2018年にはNTT東日本とも提携合意するなど、着実に手を広げています。
引用:トラノコ
会社が潤ってくれば、手数料の改善(撤廃)も期待できます。
もっと利用者が増加すれば、機能追加、サービスが拡大される可能性大です。
まとめ
【トラノコをおすすめできる人】
- 手軽に投資を始めてみたい
- 普段現金であまり買い物をしない
- ロボットではなく、人のファンドマネージャーに運用して欲しい
- 3か月間だけ試してみたい
- 100万円以上元手がある
- トラノコの将来的にかけたい
それでは、さようなら!
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