どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、【初心者&慎重派向け】仮想通貨取引で海外取引所をおすすめしない3つの理由をお話します。
この記事は仮想通貨取引初心者で、海外取引所を利用するか検討されている方向けの記事です。
既に海外取引所を利用している、投資の上級者、情報通、語学堪能な方、リスクを取るのも厭わない方には参考になることはないですので、ご了承ください。
※2018/1/19時点の記事ですので、法律や情報、制度が変わっている可能性があります。
目次
海外取引所を利用する人たちの主な理由
- 手数料が安い
- 草コイン(マイナーアルトコイン)を購入できる
なぜ仮想通貨取引をする人が海外取引所を利用するのか。
理由は様々でしょうが、一番の大きな理由は手数料の安さと草コインの種類の豊富さ。
日本の取引所と比べると、売買にかかる手数料が段違い。
海外取引所は「取引所」方式がメインの場合が多く、取引手数料が安い傾向にあります。
日本だと「販売所」形式でアルトコインの手数料が数%かかるケースがありますが、海外には手数料0.1%の格安取引所があります。
また、かなり値が上がったビットコインやメジャーアルトコインでは、今後大きな暴騰は期待できません。
ビットコインは2018/1になって100~170万円くらいのところで推移していますが、どんなにあがっても1,000万円、本当に奇跡が起きたとしても2,000万円(あくまで推測)。
確率と、それまでの金額に達する時間を考えるとかなり非現実的。
その点、仮に現在1円の草コインを10万円分購入して、1年後に100円になれば1,000万円、1,000になれば1億円(いわゆる億り人)になる可能性があるわけです。
世界には1,000を超える銘柄の仮想通貨があるのですが、日本の国内取引所だけで購入できるアルトコインは数十程度。
今後アルトコインを幅広く扱う国内取引所が出現するかもしれませんが、まだまだ先の話。
いかに早く仕込むかが重要な草コインにおいて、その時間は致命的。
手数料の安さと草コイン。
より大きなリターンを狙った人たちが、海外取引所を利用しているわけです。
海外取引所を利用・紹介しない理由3つ
では、なぜ私が海外取引所を利用・紹介しないのか。
ビビリの私の考えをお話します。
突然の倒産や、不具合、トラブル
何かとお騒がせな仮想通貨界隈。
一時は最大級の取引量を誇るビットコイン交換所になっていたマウントゴックス消失事件を筆頭に、まだまだ業者事態が不安定です。
最近でも海外の仮想通貨取引所がハッキング、倒産になって閉鎖になったという報道がなされました。
- 2017年12月
- 2018年1月
取引通貨が世界第二位の海外大手取引所のバイナンスで、 日本語対応の表記が突如消えるなんてこともありました。
おい。バイナンスどうしたんだ!?日本語表記なくなったぞ?!
— 特攻の拓@LSK/XRP/BCH狂戦士 (@kawasenot) 2018年1月15日
いきなり過ぎるやろ!!
バイナンスの日本語表記消えたの皆さん焦り過ぎですよ。 pic.twitter.com/ygzFababKH
— ★けんたまん 仮想通貨 草コイナー (@morisikentaman) 2018年1月16日
日本上場のための準備だとか何とか色々と噂が飛び交っていますが、とにかく予期せぬ状況になりやすいのがこの界隈です。
情報の少なさと緊急対応時の日本語対応、そして自分の英語力...
そんなトラブルが後を絶たない仮想通貨界隈。
仮にこれが日本の取引所であれば、ニュースやブログ、SNSで情報が飛び交うので、情報をある程度早く、大量にキャッチできます。
ところが、これが海外だとそうはいきません。
情報発信する人も少なく、当然情報量も少なくなるでしょう。
情報が少なくなれば、それだけ偏った情報になるリスクも出てきます。
異なる角度の意見や論点を比較しながら吟味できない恐れが出てくるのです。
自分で海外のニュースやサイトから一次情報を取得できる人ならまだしも、語学力が低かったり、信頼できる情報源を持っていない人には不利な状況です。
サポート対応にしても、日本語未対応が多い中で、英語で問い合わせできる人は限られるでしょう。
一刻の猶予もない状況で、誰かがブログにしてくれたり、対応してくれるのを待っているわけにはいきません。
正直私は自分の英語にまだまだ不安があるので(金融+テクノロジーは特にキツイ)、有事の際に問題解決できる自信がないです。
後述するのですが、国によって異なる法律への知識も重要。
海外の法律にも疎い私にとって、海外の取引所を利用するのは非常にリスクがあると感じています。
海外取引所の紹介が違法にあたる可能性がある
最近話題になったのが、海外取引所を紹介する行為が違法に当たる可能性。
海外取引所の多くが内閣総理大臣の登録を受けておらず、そのことが資金決済法違反になる可能性があるとのこと。
内閣総理大臣の登録を受けずに仮想通貨交換業を行えば、資金決済法違反です。
確実に違法であるとは断言できませんが、言われてもおかしくない状況。
無登録海外仮想通貨取引所のアフィリエイトを行う行為が、資金決済法違反となり得るかどうかを金融庁に電話確認したところ、
担当者
資金決済法第二条7二の「媒介、取次ぎ又は代理」に該当して違法となる可能性があります。
とのことでした。
法律違反をしても平気だという方以外は、海外仮想通貨取引所のアフィリエイトには手を出さない方がよろしいかと思います。
これには、コンサルタント&ブロガーで仮想通貨に関する書籍も販売されている大石哲之さんも以下のように反応。
海外の(金融庁)未登録取引所アフィの件ですが、最終的な法律の判断や行動の責任は自分でとってください。私は、今後はやらないとしましたので、報告と今までの反省を述べたのみです。
— 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) 2018年1月10日
私は規制官庁でもなく、弁護士でもありません。私に解釈の責任を丸投げしないでください。
ことわっておきますと、決して海外取引所の全てが違法業者であると言っているわけではありません。
あくまで、日本の法律に適合して、国内居住者に未登録の海外取引所を紹介することが法に触れる可能性があるということです。
その辺の詳細な法に関する考察はこちらのブログでも、記事にされていますので参考にされてみてください。
とにかく違法の恐れがある以上、法の整備や正式なアナウンスがあるまでは、私はこのブログで海外取引所を紹介することはありません。
日本の取引所だって危険はつきもの
ここで一点だけ注意を。
「海外取引所=危険、国内取引所=安全」ではありません。
日本の取引所だって倒産、ハッキング、不具合...etc
とにかく何が起こるかどうかわからないって状況に変わりはありません。
ただ、語学や法、ユーザーの多さから、”なんとかトラブル解決できそう”なのが国内取引所だと私は思ってます。
「セキュリティ対策」の記事でも書きましたが、基本は取引所を信用せず、自分の身は自分で守るスタンス。
初心者の仮想通貨安全対策の心得3つとセキュリティ対策記事・ブログ7つまとめ
その身を守れる確率が高そうなのが、現時点では国内取引所というだけです。
どうしたってリスクはつきまとうという認識の上で、行動することをおすすめします。
それでも海外取引所を利用したい方へ
今回の話を聞いてそれでも海外取引所を利用したいって方は、下記を参考にしてみてください。
以前「【初心者向け】おすすめ仮想通貨ブログ・記事5選【始め方、専門用語集、市場予測】 」でも紹介したぜにげばおさんのブログです。
【初心者向け】おすすめ仮想通貨ブログ・記事5選【始め方、専門用語集、市場予測】
まとめ
- 利益を狙う上では海外取引所の方がメリットが多い
- 海外取引所はいざという時の情報不足が心配
- 法律が整備されるまでは静観
- 国内取引所だって絶対安全というわけではない
あくまでリスクは承知の上で、仮想通貨取引を楽しめる人だけが、資金を投入しましょう。
どうしても怖いって方は、精神的に向いていない世界だと思うので、手を出さない方が無難です。
逆にそれくらい怖くないって感じた方は、仮想通貨取引、海外取引所利用をされてみてはいかがでしょうか。
それでは、さようなら!
仮想通貨関連記事
・【超投資初心者向け】これから仮想通貨取引を始めるなら少額長期保有がおすすめ
・【初心者向け】おすすめ仮想通貨ブログ・記事5選【始め方、専門用語集、市場予測】
・【2018年版】bitFlyerの取引開始まで1週間!本人確認審査遅れの方におすすめ!
【bitFlyer】
大手企業が出資し、セキュリティ対策と不正出金保障制度が安心の「bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所」
【Zaif 】
驚異の手数料と、便利で安く購入できるコイン積立が魅力の「Zaif」
【ビットバンク】
リップル(XRP)を含むアルトコインを取引所形式で安く購入できる「仮想通貨ならビットバンク」