どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、美しすぎる平成プロ野球内角打ち名人ベスト10をお話をします。
選考基準
主観
選考基準は私の印象です。
内角本塁打数や打率などではなく、見ていて楽しい、美しい、惚れ惚れする、思わず笑いが出るなど。
「おいっ!あの選手がないぞ」とのご指摘はあるでしょうが、ご了承ください。
なので、選考対象と基準はシンプルに2つ。
【選考対象と基準】
- 平成デビューの選手
- 単打より長打を優先
私が平成生まれということもあり、対象は私がリアルタイムで観てきた平成デビューの選手です。
それと、個人的な野球観として、単打より長打の方が野球においては価値があると考えているため、内角を長打にできることを優先します。
美しすぎる平成プロ野球内角打ち名人ベスト10
10位 今宮健太
引用:今宮健太、オープン戦は打撃不調も、フォーム改造と肉体強化で期待大! - プロ野球 - Number Web - ナンバー
内角を身体全体を使って巻き込んで打つ技術は現在の野球界で随一。
インサイドの肘抜きの上手さと豪快さを両方持つ選手です。
高校時代ほど振り切るスイングを見せることはありませんが、プロ入り後も時折見せる豪快なスイングは惚れ惚れします。
9位 浅村栄斗
引用:西武 浅村栄斗・“大人の打撃”で好調キープ = スポーツ - 写真 - goo ニュース
こちらも高校時代から有名な内角打ちの天才。
技術はもちろん本能で瞬時に反応できる野性味溢れるスラッガーです。
弾丸ライナーでポール際に突き刺したり、滞空時間の長い放物線を放ったりと、内角打ち本塁打にバリエーションがあるのも特徴。
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8位 稲葉篤紀
引用:[第2回WBCプレイバック] イチローの劇打と連覇を呼んだ、侍たちの全員野球。(11/16) - フォトギャラリー - Number Web - ナンバー
窮屈そうに打ちながらも綺麗な打球を飛ばす左打者の内角打ちの名人。
詰まらせて内野と外野の間にポトリと落とす技術は左打者の中でも屈指。
ヒットゾーンの多さが長く安定した打撃成績を残した要因です。
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7位 古田敦也
引用:平成の名捕手・古田敦也氏が語った「マスク越しに見るプロ野球の世界」|インフォメーション|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
守備だけでなく、打撃も超一流の名捕手。
ここぞで内角を読み切る捕手らしい読みの鋭さと、ポール際も切れない技術で、率だけでなく長打力も併せ持ちます。
あの内角打ちの名人落合博満氏も認める天才です。
落合は「一番内角打ちが上手い選手は古田」とコメントしたことがある。
打撃技術はもちろん、捕手ならではの配球の読みによって内角を打つ準備が整っているというのが理由だという。
6位 和田一浩
引用:かつての盟友たちが語る中日・和田一浩「2000本安打秘話」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
変態打ちのデパート。
説明が難しい弾道や軌道の本塁打をとんでもない態勢から放ったスラッガーです。
内角の直球や食い込むシュートやツーシーム系のボールも弾丸ライナーでスタンドに突き刺し続けました。
個人的に印象に残っているのは2004年の日本シリーズの中日戦で放った一発。
内角のシュートを完璧なインサイドワークでポール際に叩き込んで、シリーズ全体の流れを引き寄せました。
5位 今岡誠
引用:首位は譲らん!──今岡誠のスタイル── - プロ野球 - Number Web - ナンバー
変態さと華麗さを併せ持つ内角打ちの名人。
球界屈指の悪球打ちの名手。
今はなき名野球漫才のストリークの山田大介さんがよくモノマネしていた内角打ち後のポーズ(シルエット)とバット投げは芸術の域。
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4位 内川聖一
引用:チームの重圧を全部背負って打つ!4番の主将・内川聖一が目覚めた夜。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
インハイの直球を一塁手の後方に落とさせたら日本一。
「とにかく一本欲しい」ここぞの場面で、 必ずと言っていいほど安打を放つ名人。
最近は見事な肘抜きで本塁打まで放てるようになり、投手としては年々投げるところがなくなっています。
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3位 坂本勇人
引用:打撃3部門キャリアハイも。坂本勇人が語る「打撃開眼」の軌跡|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
今や広角にヒットを放てるセ・リーグ遊撃手初の首位打者。
ただ、個人的には若い頃のプルヒッター時代も好きです。
内角を巻き込んで放つ”内角長打力”は平成屈指。
当時取得したてだったとはいえ、マエケン(前田健太投手)の内角ツーシームを「投げるのやめたほうがいいよ」と笑って言えるほどの畜生っぷり。
プルヒッティングを極めた坂本選手も見てみたかった。
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2位 山田哲人
引用:山田哲人、豪打の原点は「少林寺日本一のDNA」と「超高速ハイハイ」|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
坂本選手と入れ替わる形で”内角長打力”の名手となったのが、山田選手。
”くるっと回って”内角を長打する技術と反応の良さ、飛距離は抜群。
ホームランバッターとしては小柄な方の山田選手ですが、技術力でとんでもない飛距離を生み出します。
2015年の日本シリーズで千賀投手の150キロのインハイのボール球を左中間スタンド中段まで持っていたのは非常に印象に残るものでした。
今回ランクインした稲葉、古田選手や、選外とはなりましたが真中、ラミレス、青木と、ヤクルトは内角打ちの名人を数多く輩出しています。
内角打ちは技術はもちろん読みも大切なので、ノムさんのID野球が根付かせものがいまだに生きているのかもしれません。
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1位 松中信彦
引用:松中信彦内野手・代打の一振りに懸ける不惑の大砲 - 週刊ベースボールONLINE|野球コラム
広くて高いフェンスの福岡ドームも関係なしで、内角直球をスタンドに放り込む平成初の三冠王。
パワーももちろんですが、テクニックも兼ね備える平成パ・リーグ屈指のスラッガー。
変態性、豪快さ、芸術性、長打力など、最強の内角打ちモンスターです。
同時代に活躍したスラッガーの松井秀喜、中村紀洋らと比較しても内角打ちは一枚上手の印象があります。
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まとめ
どんなに凄いヒットや難しいボールを打っても1本の安打であることは変わりません。
ただ、その1本がファンや観客に与える感動は計り知れないものがあります。
これからも美しすぎる内角打ちでファンを魅了するバットマンの登場に期待したいです。
それでは、さようなら!