どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、【祝J1昇格!】V・ファーレン長崎初のJ1昇格の瞬間に立ち会えて感動!についてお話していきます。
いやぁ~、やってくれました!
サッカーJ2リーグに所属するV・ファーレン長崎が初のJ1昇格を決定させました。
サッカーJ2のV・ファーレン長崎は、今シーズンのホーム最終戦でカマタマーレ讃岐に3対1で勝って2位が確定し、初のJ1昇格が決まりました。
長崎県のプロスポーツチームがここまでJ1というメジャースポーツの表舞台に立つときが来るとは。
大都市で暮らす人にはわからないでしょうが、地方部に暮らす人にとってはこんなに喜ばしいことはありません。
国見高校のおかげでアマチュアサッカーに関しては良い思い出が多い長崎県民ですが、プロサッカーに関しては全国的なニュースになるような出来事はさほど多くありませんでした。
それが2018年からJ1ですよ、J1。
普段私のブログを読んで頂いている方は私のことを「野球好きの人」と思っているでしょう。
ですが、実は私は野球に並ぶほどサッカーが好きで、一時期はサッカー熱の方が強かったほど。
むしろ私が野球好きだと知らない友人の方が多かったりします。
※ちなみに、大のユベンティーノです。
まぁ、そんなことはどうでもいいので、今からV・ファーレン長崎初のJ1昇格の瞬間に立ち会えた観戦記をお届けします。
目次
JR日本最西端の佐世保駅発
佐世保バーガーでお馴染みの長崎県佐世保市。
ちなみに佐世保駅は全国のJRの駅の中で日本最西端。
駅構内には最西端のスタンプも設置してあります。
更に駅構内には佐世保バーガーの名店「LOG KIT(ログキット)」さんが。
※佐世保バーガーに関しては別途記事にしますので、お楽しみに。
文字通り海沿いを走る「SEA SIDE LINER」に乗って、いざ決戦の地「諫早」へ。
試合前から熱気に包まれた会場周辺
到着した諫早駅構内ではV・ファーレン長崎のマスコットキャラクター「ヴィヴィくん」がお出迎え。
試合情報が掲載してありました。
駅から徒歩3分ほどの所にあるバスターミナルから、競技場行きのシャトルバスが出ています。
試合開催日は試合開始前後に臨時便が運行されているそうです。
バス停から競技場に向かう道すがら、多くのV・ファーレン長崎サポーターを見かけました。
ちなみにですが、トランスコスモススタジアム長崎の近くには体操のレジェンド内村航平選手の活躍を記念した「内村記念アリーナ」があります。
内村航平選手は長崎県諫早市出身のおらが町のヒーローなのです。
実は幸運なことに、意図せずですがV・ファーレン長崎の選手を乗せたバスの入場に立ち会えました。
スタジアム前には入り待ちしたサポーターとフラッグの数々が。
夕陽というチームカラーのオレンジに照らされながら入場する漆黒のバスが最高にかっこよかったです。
※写真映りが悪くてすみません。
会場は試合開始2時間前から大熱気に包まれていました。
サポーターの方々の応援歌合唱を聴いていると、胸を熱くさせるものが。
長年応援し、支えてきたサポーターと県民の想いがひしひしと伝わってきます。
スタジアムには「長崎がんばらんば隊」の隊長・副隊長であるがんばくんとらんばちゃんも応援にかけつけていました。
「がんばらんば」は長崎弁で、標準語に直訳するなら「頑張らないといけない」。
全国的に馴染み深い表現に意訳するなら、同じ九州宮崎県の東国原英夫元知事のおかげで流行語になった「どげんかせんといかん」です。
ちなみに会場の隣ではよさこい祭りも行われていました。
子供たち向けのヒーローショーも開催。
スタジアムグルメのテント前には長蛇の列が。
珍しいリンガーハットの出店カーなどもあり、長崎県を代表する飲食店の出店も目立ちました。
こういった形で今後も全国のサッカーファンの方にサッカー以外の長崎県の魅力が伝わると嬉しいです。
Take me to J1 行くぞJ1
試合前に行われた他のJ2の試合で、アビスパ福岡が引き分け、名古屋グランパスが敗れたため、この試合に勝てばJ1自動昇格圏内のJ2二位が決定するV・ファーレン長崎。
当然サポーターや観客の方はその情報を知っていたので、スタジアムは期待の高まりと緊張で異様な雰囲気に包まれていました。
選手入場と共にますます高まるボルテージ。
この日は【リンガーハット×V・ファーレン長崎】「濵かつ・リンガーハットDAY」。
株式会社リンガーハット(本社:品川区大崎、代表取締役社長 秋本英樹)は、2017年11月11日(土)にトランスコスモススタジアム長崎(長崎県諫早市)にて開催される「2017明治安田生命J2リーグ第41節 V・ファーレン長崎 vs カマタマーレ讃岐」を、リンガーハット特別主催試合「濵かつ・リンガーハットDAY」として開催いたします。
【長崎にかつやがない理由!?】リンガーハットグループのとんかつ専門店・『濵かつ』佐世保駅前店
試合前には株式会社リンガーハット 代表取締役会長兼社長 米濵和英氏によるキックインが。
そしていよいよ試合がキックオフ。
前半25分間はやや押し込まれる展開でしたが、何とか踏ん張る苦しい展開。
しかし、前半27分に乾選手のゴールで先制!
重苦しい雰囲気が一転し、会場は一気に盛り上がりました。
前半を終えて1-0とリード。
歓喜の瞬間を待ちわびる観客のそわそわ感で会場は包まれていました。
しかし、後半17分にまさかの同点ゴールを献上してしまいます。
その瞬間スタジアムには暗雲が....。
ただ、そんな嫌なムードを振り払ってくれたのが、32歳のベテラン前田選手。
日本フットボールリーグ(JFL)時代の2012年からクラブを支える精神的支柱が後半28分に値千金の勝ち越しゴール!
緊張しながら固唾をのんで見守っていたファンのボルテージは一気に加速!
そこから押せ押せムードで攻勢に転じたV・ファーレン。
後半37分には翁長選手が試合の勝利とJ1昇格をほぼ決定づけるダメ押しの3点目。
この瞬間の地鳴りのような大歓声には鳥肌が立ちました。
勝利がほぼ決まった後半のロスタイムには、ベンチの選手たちもそわそわムード。
そして歓喜の瞬間...。
選手とサポーターの喜びが一気に大爆発。
勝利の瞬間には運営会社社長のジャパネットたかた創業者の高田社長の表情が映し出されました。
開幕前には経営危機で紆余曲折あったV・ファーレン。
そのV・ファーレンを見事に立て直してくれた高田社長に対して、会場からは拍手がおくられました。
悲願の達成に感動して涙しているサポーターの方も。
この日の観客動員数はクラブ創設以来最多の2万2407人。
観客動員数が発表された時は大歓声が巻き起こりました。
これだけの大勢のファンの前で普段と変わらぬ強いV・ファーレンを見せてくれたV・ファーレンイレブンは本当にかっこよかったです。
注目される試合で勝てるチームは本当の意味で強い。
そしてだからこそファンやサポーターが増える。
ファンやサポーターが増えれば、クラブはどんどん拡大していく。
そしてクラブは強くなって成長。
古今東西のスポーツチームはこうやって強くなっていきました。
大舞台や注目される試合で望まれる結果を出したV・ファーレンイレブンには頭が下がる思いです。
勝利後のスタジアムやバス、電車や地元のローカルテレビ・ラジオ局は喜びムード一色。
ファンの安堵感と充実した表情は寒空で冷え切った身体とは対照的に心を暖かくさせてくれました。
一夜明けて...
V・ファーレン長崎が長崎県出身の元日本代表の獲得濃厚との報道が!
初のJ1昇格を決めたV・ファーレン長崎が、FC東京の元日本代表DF徳永悠平(34)に正式オファーを出していることが11日、分かった。
クラブはJ1挑戦と同時に長崎県出身の実力者を増やす計画に着手。国見町(現雲仙市)出身で、国見高時代に全国3冠を達成して知名度も高い徳永を、水面下で補強の目玉として候補に挙げた。
徳永も、地元クラブから届いた獲得の打診に前向きな姿勢を示している。東京側は、クラブ一筋12年目で現在もレギュラーとして働く功労者の残留を希望していたが、関係者によると、長崎側は引退後の指導者への道まで検討しているという。この誠意に、徳永は地元への恩返しも含め移籍に魅力を感じているようだ。
小学生時代に国見高校最強時代に魅せられてサッカーファンになった私にとってこんなに嬉しいことはありません。
大久保嘉人&松橋章太の最強FWコンビ、渡邉大剛に始まった渡邉三兄弟、怪物平山相太、鉄人中村北斗、ロンドンオリンピック世代の中心人物山村和也。
引退したり、選手としては峠を過ぎた選手もいますが、どんな形であれ地元長崎県のクラブの力になってくれたら嬉しいです。
今の若い世代には馴染みがないでしょうが、国見高校といえば平成初期の高校サッカー最強チーム。
選手権の優勝回数6回は戦後最多タイです。
※(1987(昭和62)、1990(平成2)、1992(平成4)、2000(平成12)、2001(平成13)、2003(平成15)年度)
アマチュアとクラブの違いはあれど、長崎県にまた強いサッカーチームが誕生することを切に願っています。
国見OBで現V・ファーレン監督の高木琢也氏のコネクションにも期待したいところです。
あと、吉田麻也選手も待ってます...。
V・ファーレン長崎のJ1昇格を受け、フランス・リールで練習を終えた日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)が祝福のコメントをした。
長崎生まれ。長崎でサッカーを始めた。
「V・ファーレン長崎の皆さん、おめでとうございます。ジャパネットたかたさんありがとうごいます。大事なのは継続して、J1にいることだと思うので、それが長崎のサッカーを盛り上げてくれると思うし、僕も何かしら恩返しができればと思っていますし。何よりうちの実家の家族がすごく喜んでいると思います。ありがとうございます。あとは名古屋が上がってくれれば言うことありません。頑張って下さい!」
まとめ
クラブ発足当初に選手がアルバイトをしている頃を知っているものとしては、感動以上の何かを感じさせられるものがありました。
恐らく昨日J1昇格を決めた試合を見て、「俺もV・ファーレンで活躍したい!」と思った少年がいるはずです。
そんな少年たちが大人になってV・ファーレンで活躍し、インタビューで「初昇格の試合で県民が感動する姿を見てサッカー選手を目指しました!」なんて言う姿を見てみたいもの。
J1昇格はゴールではなく、新たな始まり。
J1、アジア、そして世界へ。
”おいどん”のヒーローたちのこれからの躍進に期待しています。
感動をありがとうございました!
待ってろJ1!
それでは、さようなら!
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