死ぬまで生きる問題

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【2017年プロ野球ドラフト会議】結果速報一覧と球団別採点! 指名漏れ選手も!

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このページでは、【2017年プロ野球ドラフト会議】結果速報一覧と球団別採点!をお話します。

ドラフト会議で指名選手が決定するごとに情報を更新致します。

また、ドラフト会議終了後には全体の感想と球団別の採点も行いますので、よろしければ読んでみてください。

目次

2017年ドラフト会議結果速報一覧

※順位欄の×印は抽選の末外れ

パシフィック・リーグ

福岡ソフトバンクホークス

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 × 清宮幸太郎   内野手 早稲田実業   右・左
 × 安田 尚憲  内野手 履正社   右・左
 × 馬場 皐輔  投手 仙台大学  右・右
 1 吉住 晴斗  投手 鶴岡東高  右・右
 2 高橋 礼  投手 専修大  右・右
 3  増田 珠   外野手 横浜高校  右・右

 4

 椎野 新  投手  国士舘大   右・右
 5  田浦 文丸  投手  秀岳館高  左・左
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手

 1

尾形 崇斗  投手 学法石川高  右・左 
 2 周東 佑京  内野手 東農大北海道オホーツク  右・左
 3 砂川 リチャード  内野手 沖縄尚学高 右・右 
 4 大竹 耕太郎  投手 早稲田大 左・左
 5 日暮 矢麻人  外野手  立花学園高 右・左 
 6 渡邉 雄大  投手 新潟アルビレックスBC 左・左 
埼玉西武ライオンズ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 ×  田嶋 大樹  投手  JR東日本  左・左
 1  斎藤 大将  投手  明治大学  左・左
 2  西川 愛也  外野手  花咲徳栄高  右・左
3   伊藤 翔  投手  徳島インディゴソックス  右・左
 4  平良 海馬  投手 八重山商工高   右・左
 5  與座 海人  投手 岐阜経済大   右・右
 6  綱島 龍生  内野手 糸魚川白嶺高   右・左
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1  高木 渉  投手  真颯館高  右・左 
 2  齋藤 誠人 捕手  北海道教育大岩見沢校  右・左 
東北楽天ゴールデンイーグルス

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 ×  清宮 幸太郎  内野手  早稲田実業  右・左
 × 村上 宗隆  捕手 九州学院 右・左
 1 近藤 弘樹 投手 岡山商科大 右・右
 2 岩見 雅紀 外野手 慶応義塾大 右・右
 3  山崎 剛  内野手 国学院大  右・左
 4  渡邉 佑樹 投手 横浜商科大  左・左
 5  田中 耀飛  外野手 兵庫ブルーサンダーズ  右・右 
 6  西巻 賢二 内野手 仙台育英高  右・右
 7  寺岡 寛治 投手 石川ミリオンスターズ 右・右 
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
1  井手 亮太郎  投手  九州産業大  右・左 
2  松本 京志郎  内野手  光南高  右・左 
3  中村 和希  外野手  天理大  左・左 
オリックス・バファローズ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1 田嶋 大樹 投手 JR東日本 左・左
 2 鈴木 康平 投手 日立製作所 右・右
 3 福田 周平 内野手 NTT東日本 右・左
 4 本田 仁海 投手 星槎国際湘南高 右・左
 5 西村 凌 捕手 SUBARU 右・右
 6 西浦 颯大 外野手 明徳義塾高 右・左 
 7 廣澤 伸哉 内野手 大分商高 右・右
 8 山足 達也 内野手 ホンダ鈴鹿 右・右
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
1  稲富 宏樹  捕手  三田松聖高  右・左 
2  東 晃平  投手  神戸弘陵高  右・右 
3  比屋根 彰人  内野手  飛龍高  右・右 
4  木須 デソウザ フェリペ   捕手  御殿場西高  右・右 
北海道日本ハムファイターズ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1 清宮幸太郎 内野手 早稲田実業 右・左
 2

西村 天裕

投手 NTT東日本 右・右
 3 田中 瑛斗 投手 柳ケ浦高  右・左
 4 難波 侑平 内野手 創志学園高 左・左
 5 北浦 竜次 投手 白鴎大足利高 左・左
 6 鈴木 遼太郎 投手 東北学院大 右・右
7  宮台 康平 投手 東京大  左・左
   選択終了      

【育成指名】

参加せず

千葉ロッテマリーンズ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 × 清宮幸太郎  内野手 早稲田実業 右・左
 1 安田 尚憲 内野手 履正社高 右・左
 2 藤岡 裕大 内野手 トヨタ自動車 右・左
 3 山本 大貴 投手 三菱自動車岡崎 左・左
 4 菅野 剛士 外野手 日立製作所 右・左
 5 渡邉 啓太  投手 NTT東日本 右・右
 6 永野 将司 投手 ホンダ 左・左
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1  和田 康士朗 外野手  富山GRNサンダーバーズ 左・左 
 2  森 遼大朗 投手  都城商高 右・右 

セントラル・リーグ

広島東洋カープ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1 中村 奨成 捕手 広陵高校 右・右
 2 山口 翔  投手 熊本工高 右・右
 3 ケムナ・ブラッド誠 投手 日本文理大 右・右
 4 永井 敦士 外野手 二松学舎大付高 右・右
 5 遠藤 淳志 投手 霞ケ浦高 右・右 
 6 平岡 敬人 投手 中部学院大 右・右
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
1  岡林 飛翔 投手  菰野高 右・右 
2  藤井 黎來 投手  大曲工高 右・右
3  佐々木 健 投手  小笠高 右・右
阪神タイガース

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 × 清宮 幸太郎 内野手 早稲田実業 右・左
 × 安田 尚憲 内野手 履正社 右・左
 1 馬場 皐輔 投手 仙台大 右・右
 2 高橋 遥人 投手 亜細亜大 左・左
 3 熊谷 敬宥 内野手 立教大 右・右
 4 島田 海吏 外野手 上武大 右・左
 5 谷川 昌希 投手 九州三菱自動車 右・右
 6 牧 丈一郎 投手 啓新高 右・左
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1 中川 虎大 投手  上武大 右・左 
横浜DeNAベイスターズ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
東 克樹 投手 立命館大学 左・左
神里 和毅 外野手 日本生命 右・左
3 阪口 皓亮 投手 北海高  右・左
4  齋藤 俊介 投手 JX-ENEOS 右・右
5  櫻井 周斗 投手 日大三高  左・左
 6 寺田 光輝 投手 石川ミリオンスターズ 右・右
 7 宮本 秀明  内野手 パナソニック 右・左
 8 楠本 泰史 内野手 東北福祉大 右・左
 9 山本 祐大 捕手 滋賀ユナイテッドBC 右・右
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1 石井 将希 投手  上武大 左・左 
読売ジャイアンツ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 × 清宮 幸太郎 内野手 内野手 右・左
 × 村上 宗隆 捕手 九州学院  右・左
 1 鍬原 拓也 投手  中央大学 右・右 
 2 岸田 行倫 捕手 大阪ガス  右・右
 3 大城 卓三 捕手 NTT西日本  右・左
 4 北村 拓己 内野手 亜細亜大  右・右
 5 田中 俊太   内野手 日立製作所  右・左
 6 若林 晃弘 内野手 JX-ENEOS  右・両

 7

 村上 海斗 外野手 奈良学園大 右・右
 8  湯浅 大 内野手 健大高崎高 右・右
  選択終了       

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1 比嘉 賢伸 内野手  盛岡大付高 右・左 
 2 山上 信吾 投手 常磐高 右・右
 3 笠井 駿 外野手 東北福祉大 右・右
 4 田中 優大 投手 羽黒高 右・右
 5 広畑 塁   捕手 立正大 右・左
 6 小山 翔平 捕手 関西大 右・右

 7

荒井 颯太 内野手 新野高 右・右
 8  湯浅 大 外野手 関根学園高 右・右
中日ドラゴンズ 

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 × 中村 奨成 捕手 広陵 右・右
 1 鈴木 博志 投手 ヤマハ 右・右
 2 石川 翔 投手 青藍泰斗高 右・左
 3 高松 渡 内野手 滝川二高  右・左 
 4 清水 達也  投手 花咲徳栄高  右・右 
 5 伊藤 康祐  外野手 中京大中京高  右・右 
 6 山本 拓実 投手 市西宮高  右・右 
   選択終了      

【育成指名】

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 1 大蔵 彰人 投手  徳島インディゴソックス 右・右 
 2 石田 健人マルク 投手  龍谷大 右・右
東京ヤクルトスワローズ

【本指名】 

順位 選手名 ポジション 所属 利き手
 ×  清宮幸太郎 内野手 早稲田実業 右・左 
 1  村上 宗隆 捕手 九州学院 右・左
 2  大下 佑馬 投手 三菱重工広島 右・左
 3  蔵本 治孝 投手 岡山商科大 右・右
 4  塩見 泰隆 外野手 JX-ENEOS 右・右 
 5  金久保 優斗 投手 東海大市原望洋高 右・左
 6  宮本 丈 内野手 奈良学園大 右・左
 7  松本 直樹 捕手 西濃運輸 右・右
 8  沼田 拓巳 内野手 石川ミリオンスターズ 右・右
   選択終了      

【育成指名】

参加せず

主な有名指名漏れ選手一覧

【主な指名漏れ選手】

◇高校生
仙台育英・長谷川拓帆投手
花咲徳栄・綱脇慧投手
西脇工・翁田大勢投手

◇大学生
上武大・宮川哲投手
亜大・嘉陽宗一郎投手
東洋大・飯田晴海投手
立大・笠松悠哉内野手
明大・竹村春樹内野手
九産大・草場亮太投手
東洋大・西川元気捕手
国学院大・諸見里匠内野手
横浜商大・佐藤デシャーン広之外野手
中部学院大・内海大寿外野手

◇社会人
JX-ENEOS・柏原史陽投手
SUBARU・高橋史典投手
JR東日本・丸子達也内野手
トヨタ自動車・北村祥治内野手
JX-ENEOS・谷田成吾外野手

 

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171026-00010011-theanswer-base

総評と印象

ドラフト1位指名に関して思うこと

清宮フィーバーのひとまずの終焉。

最大10球団の指名があるとも言われる一方で、守備・走塁面などを不安視したプロ側が指名を敬遠し3球団ほどの指名で終わるのではと「清宮懐疑論」も巻き起こったドラフト前。

結果的には、PL学園時代の福留孝介に並ぶ高校生野手史上最多の7球団が指名する形になった。

清原和博、松井秀喜氏に匹敵すると言われたポテンシャルは、プロ側も認めるところであることが証明された。

 

大谷選手の今オフのメジャー挑戦が取り沙汰される北海道日本ハムに新たなスター候補が誕生したことになる。

2018年からは早稲田実業OBの荒木大輔氏が二軍監督に就任し、同球団にはこれまた早稲田実業OBの斎藤佑樹投手もいる。

日本ハムとしては実力や将来性もさることながら、大谷選手移籍後の人気者と話題性の獲得にもつながる指名となった。

 

今回ドラフト1順目で最初に指名された選手はわずか4名。

【1順目指名選手】

  • 清宮幸太郎(早稲田実業):7球団
  • 田嶋 大樹 (JR東日本):2球団
  • 中村奨成(広陵):2球団
  • 東 克樹 (立命館大):1球団

 

実は私がドラフト前に、例年でもドラフト1位指名レベルに値すると評した5名中4名指名が集まった。

ドラフト1位指名確実

例年のドラフト会議でも1位指名が予想されるレベルの5名。

 

特に清宮は打撃レベル+話題性を含めて超級のドラフト1位候補。

4~5球団の指名はあってもおかしくない。

投手

田嶋 大樹 (JR東日本)⇒社会人No.1左腕
東 克樹 (立命館大) ⇒大学生No.1左腕 
捕手

中村奨成(広陵)⇒甲子園1大会本塁打記録を更新したアマチュアNo.1捕手
内野手

清宮幸太郎 (早稲田実)⇒高校通算最多本塁打のアマチュアNo.1スラッガー
安田 尚憲 (履正社)⇒三塁も守れる清宮のライバルスラッガー

引用:埼玉西武ライオンズの2017ドラフト1指名予想と1位候補12名一覧 -

 

2017のドラフトは不作と言われており、有力選手に指名が集中することは予想しやすかったとはいえ、プロのスカウトらと同じ考えを持てたことが個人的に嬉しかった。

 

意外だったのは安田選手をどこも指名しなかった点。

安田選手を競合するくらいなら清宮選手をくじ引きと考えたのか、プロ側の清宮・安田の評価が想像以上に大きな差があるのか。

理由は色々あるだろうが、去年の田中投手(現ソフトバンク)投手に指名が集まって、佐々木投手(現ロッテ)に1球団も指名がいかなった現象に近いことが起こった。

 

近年日本ハムファイターズがドラフトの方針として掲げる「その年の一番の選手を競合覚悟でドラフト1位指名」が他球団にも浸透した結果ではないかと想像する。

 

確かに一本釣りには旨みもあるが、競合を恐れて大本命を回避するのは得策ではないという風潮が球界内に生まれ出しているのだろう。

 

ちなみに気になったのは、外れ1位指名で村上選手(九州学院)に3球団の指名が重複したこと。

私は恥ずかしながら、ドラフト前に村上選手のことを「ドラフト1位レベルではない、

ドラフト3位レベル」と失礼な発言をしていた。

 

ちなみに、一部で「村上宗隆(九州学院)を西武が1位指名するのでは?」との声もあるが、個人的にはない。

私が見た限りではそもそも1位で指名するレベルの選手ではない。

競合の可能性があるとはいえ、わざわざ清宮幸太郎 (早稲田実)、安田 尚憲 (履正社)を避けてまで指名する選手ではない。

 

捕手としても打者としても1位レベルの素材には感じられないので、清宮(早稲田実業)、安田(履正社)、中村奨成(広陵)を獲得出来ず、3位以降まで村上宗隆(九州学院)が残っていたら検討するべき選手だ。

引用:埼玉西武ライオンズの2017ドラフト1指名予想と1位候補12名一覧 - 死ぬまで生きる問題

 

しかし、プロの判断は外れとはいえドラフト1位。

 

同じ右投げ左打ち安田選手にも外れとはいえ3球団の指名が集まった。

果たして村上選手に3球団も指名が集まったのは、安田選手との競合を恐れたのか、はたまた打者、もしくは捕手・村上選手を評価したものだったのか。

 

真相は現段階ではわからないが、村上選手は1年生の頃には安田選手を押しのけて「西の清宮」と言われた逸材。

 

いずれにせよプロが村上選手をドラフト1位級と評価したことは紛れもない事実。 

私が下した評価を良い意味で覆すプロでの成長と活躍に期待したい。

ドラフト勝ち組

 個人的な印象で、今回のドラフトの結果の勝ち組は下記の球団。

※ここでの勝ち組とは即戦力級を見込めるかという観点

【勝ち組】

  • オリックス
  • 日本ハム
  • ロッテ
  • 広島
  • DeNA

 

その他の球団が決して”負け組”とは言えないが、自分たちの望む通りのドラフトを出来たのは上記の5球団という印象がある。

詳しい球団ごとの採点は「2017年ドラフト会議結果球団別採点」の項でまとめるとして、少しだけ「勝ち組選定理由」をお話する。

 

まず、ロッテ以外は1位指名で望むとおりの選手を獲得できていることが大きい。

その結果、その後の2巡目以降の指名でもある程度ドラフト前に想定した通りの指名をしたことが伺える。

ロッテに関しても、清宮選手を抽選で外した後に同じ高校生の左のスラッガー安田選手の抽選に成功。

よって、その後の指名には大きな影響を与えなかった。

 

2017年にパリーグBクラスに沈んだオリックス、日本ハム、ロッテは2位指名で社会人の即戦力選手を指名。

オリックスは右の先発候補の鈴木康平(日立)投手、日本ハムは右の即戦力・西村 天裕投手、ロッテは二遊間と1、2番を任せられる藤岡 裕大(トヨタ自動車)選手。

いずれも2017シーズンに弱点だったポイントをしっかり補強できている。

 

対照的にセリーグのAクラスだった広島とDeNAは、現有戦力が充実しているため、将来を見据えた選手の指名に成功。

 

是が非でもとりたかった選手を獲得しつつ、それぞれのチーム事情に合わせた選手の指名に成功している。

 

その他で気になったのは中日。

社会人ながら馬力が自慢で粗削りな鈴木 博志(ヤマハ)を外れ1位で指名し、2位でも一本釣りがあるのではと噂された石川 翔(青藍泰斗高)を指名。

本指名6人中5人が高校生となり、将来を見据えたドラフトとなった。

 

2018年に即戦力で活躍できるような選手はいないものの、チーム再建に向けて球団が歩みだしていることが伺える。

個人的に中日は5~10年後が楽しみなドラフトであった。

良い意味でも悪い意味でも意外な結果となった指名

想定して順位よりも高かった選手もいれば、低かった選手もいるのがドラフト。

個人的に順位に驚きを感じた意味で、意外な指名となったのは下記の指名。

 

【良い意味で意外な結果となった指名】

  • 吉住 晴斗(鶴岡東高):ソフトバンク1位指名
  • 村上 宗隆(九州学院):ヤクルト外れ1位指名
  • 西川 愛也(花咲徳栄高):埼玉西武2位指名
  • 阪口 皓亮(北海高):DeNA3位指名

 

【悪い意味で意外な結果となった指名】

  • 増田 珠(横浜高):ソフトバンク3位指名
  • 牧 丈一郎(啓新高):阪神6位指名
  • 楠本 泰史(東北福祉大):DeNA8位指名
  • 宮本 丈(奈良学園大):ヤクルト6位指名

 

個人的に嬉しかったのは西川選手と阪口投手の指名順位。

 

西川選手は右投げ左打ちの打撃特化型の野手というドラフト指名順位が伸びない傾向のタイプ。

しかし、打者の育成とスカウティングに定評がある西武が2位指名してくるあたり、相当高い評価をしているのかなと。

元々前評判が良かった同じ外野手の増田選手が3位指名に終わる一方で、西川選手が2位になるとは。

西武秋山、ソフトバンク柳田選手のように、同期の外野手同士で切磋琢磨し、後に「どっちを獲っても成功だった」と言われるような選手に育って欲しい。

 

阪口投手は2017年の甲子園でもっともサプライズだった投手。

脆さと不安定さから、5位前後の指名かと思っていたので、プロ側の意外に高い評価に驚き。

 

近年のDeNAは飯塚、綾部といった右の高卒投手を下位指名して一軍級の選手に育てあげている。

そのあたりの実績(というにはまだ気が早いが)もあって、球団は阪口投手育成に自信があったのだろう。

 

阪口投手は今年の高校生の中では一番10年後の成長が楽しみな選手。

良い方向に素質が開花することに期待したい。

 

牧投手に関しては意外に順位が伸びず6位指名。

ただ、阪神は投手育成には定評がある選手なので、下位指名の分伸び伸びと育ってくれればと思っている。

 

それ以外に良い意味で期待を裏切ったのは下記の選手。

【個人的なサプライズ指名】

  • 難波 侑平( 創志学園高):ロッテ4位指名
  • 永井 敦士(二松学舎大付高):広島4位指名
  • 伊藤 康祐( 中京大中京高):中日5位指名

 

実は2017年の甲子園の出場校全選手を観て、プロに指名されるかどうかを予想させてもらった。

 

下位や育成指名選手を含めて、プロ志望届を提出した選手は9割近く予想が当たったのだが、上記の選手に関しては指名はないと予想していた。

その私の予想を良い意味で裏切る形で、見事プロからの指名を勝ち取った3名。

現時点でも十分節穴だが、今後彼らが活躍して「お前のスカウト眼は欠陥」と言われるくらい、大きな選手になって欲しい。

 

特に永井選手は驚異のスイングスピードと快足が持ち味。

試合の流れを変えて、チームに勢いをつけられるタイプの選手なので、観ていて面白い。

高校の先輩である鈴木誠也選手からどんどん吸収して、広島の未来を担って欲しい。

 

それと、戦前の予想では上位候補と噂されていた、田浦(秀岳館高)投手がソフトバンク5位指名、 宮台(東大)投手が日本ハム7位指名になったのはそこまでの驚きはなかった。

 

一部のスポーツ誌や週刊誌では1位候補などというとんでもない予想が載っていたが、本来は5位前後の選手。

ある意味プロの評価は冷静だったなと思わされた指名となった。

 

ただ、断っておくと両者ともに素晴らしい素質と伸びしろを持った投手。

プロ入り後の努力次第では、3~5年後に頭角を現してもおかしくない選手。

各誌が「即戦力候補」とうたったことが的外れだっただけで、2人とも素材型の好投手。

 

過度に期待が高まる上位指名でなかったことを良しとして、じっくり力をつけて欲しい。 

個人的に期待する選手

個人的に今後の成長や活躍が楽しみなのは下記の選手。

 

  • ソフトバンク 増田 珠外野手
  • 西武 西川 愛也外野手
  • 楽天 中村 和希外野手 
  • オリックス 田嶋 大樹投手
  • オリックス  鈴木 康平投手
  • オリックス 本田 仁海投手
  • オリックス 山足 達也内野手
  • ロッテ 藤岡 裕大内野手
  • DeNA  阪口 皓亮投手 

 

まあ、目玉級の選手は当然として、ちょっとそれ以外に注目する選手をピックアップしてみた。

中でも気になるのが大阪桐蔭出身で大社経由組の中村&山足選手。

大阪桐蔭は高卒組の活躍が目立つ一方、大社経由組に目立った活躍をした選手がいない。

 

大阪桐蔭出身者は上位指名の高卒組だけではなく、下位指名の大社経由組も活躍できるのか。

 

一つ注目してみたい。

2017年ドラフト会議結果球団別採点

採点基準はチーム方針が見えるか。

補強ポイントや育成方針、質の高い選手を獲れたかどうかを中心に採点。

 

ドラフトは翌年に評価されるものではなく、5年、10年後にはじめて結果が見えてくる。

特に現在上位にいて戦力が充実しているチームは高校生中心のドラフトになるため、評価がしづらい。

2018年シーズンに向けた戦力強化度合いも採点しつつ、将来的なチーム力の強化につながりそうかどうかも含め、総合的に評価する。

パシフィック・リーグ

福岡ソフトバンクホークス

評価:60点

 

本指名は12球団最小の5名、育成指名は12球団2番目の多さの6名を指名。

一言で余裕のあるドラフトだった。

 

投打に共に盤石の戦力を持ち、資金力にも優れるためFA&外国人選手を補強しやすいソフトバンクは競合覚悟で人気選手に特攻。

内川、松田、デスパイネといった主力の大砲が30代半ばに差し掛かっていることもあり、清宮、安田の若い大砲候補を指名。

抽選を外した結果、大砲の獲得を諦め、投手中心のドラフトに切り替えた。

 

即戦力候補は専修大学のアンダーハンド・高橋 礼投手くらい。 

後は高校生を中心に育成重視の選手指名となった。

 

地元九州出身の高校球界のスター・増田 珠、田浦 文丸らを獲得するあたりはソフトバンクらしい指名。

 

気になるのは外れ1位指名となった吉住 晴斗投手。

下馬評では良くて3位くらいともくされていた投手だけに、意外な指名となった。

元々素材型の投手なので、5年後あたりに1軍でものになれば良いという算段だろう。

かつてのドライチの田中正義、高橋純平、松本佑樹らも抱えるだけに、余裕もあるソフトバンク。

 

じっくりと金の卵たちを育成して欲しい。

育成枠選手の叩き上げもあって、悠長には構えてられないが...。

埼玉西武ライオンズ

評価:65点

 

「来年勝つ!」という意味では物足りないドラフトになった。

オリックスとの競合の末、社会人ナンバーワン左腕の田嶋 大樹投手を抽選で外してしまったのはかなり痛い。

かわりに同じ左腕の齋藤 大将投手を指名したが、即戦力で先発を期待できる田嶋投手と比べると実力は落ちる。

齋藤投手の適性はリリーフにあるとの声もあり、先発ローテを通年守れるかは微妙なところ。

 

その後、2位では高校生外野手の西川 愛也選手を指名するなど、即戦力といえるような選手は見当たらない。

3位の伊藤 翔、與座 海人投手は能力が高い投手ではあるが、2017年即戦力でローテを任せられるかは微妙。

 

FA流出の可能性がある牧田、野上の穴埋めとしては心許ない。

 

将来性がある選手は獲れたが、清宮、中村、安田らを回避して投手中心の即戦力ドラフトを銘打ったにしては物足りないドラフトとなった。

 

若手主体のドラフトなため、真価が問われるのは5年後になるだろう。

東北楽天ゴールデンイーグルス

評価:75点

  

抽選の結果、和製大砲候補の清宮、村上を外したものの、2位で右の長距離砲候補の慶応のエルドレットこと、岩見 雅紀選手を獲得。

打線の外国人頼み編成脱却に向けたチームの意思が見える指名となった。

守備や走塁に不安を抱える岩見選手にとっては指名打者制度があるパ・リーグ球団からの指名はありがたいところ。

 

実は岩見選手は清宮、安田よりも先に二桁本塁打を放つ可能性を秘めた選手だけに、楽天にとっては美味しい指名になった。

 

外れ1位でも即戦力候補右腕の近藤投手を指名。

馬力があるタイプなので、リリーフとしても面白い。

 

3位では層に不安のある二遊間要員として大学日本代表の山崎剛を指名。

ベテラン二塁手の藤田選手とのレギュラー争いはもちろん、怪我が多い遊撃手の茂木選手のバックアップも睨んでいる。

 

7位では今年の隠し玉候補の155キロ右腕の寺岡 寛治投手を指名。

5位の田中 耀飛選手を含めて、ポテンシャルが高い選手を下位で指名するなど、将来性も高い選手を獲得している。

 

即戦力候補を上位で獲りつつ、下位で伸び代豊かな選手を獲得。

 

抽選を二度外しながらも、ドラフトの理想のような展開となった楽天。

実は影の成功ドラフトだったのではと感じさせられた。

オリックス・バファローズ

評価:95点

 

個人的に一番評価が高いのがオリックスのドラフト。

 

1、2位で社会人の左右の即戦力候補投手、田嶋 大樹&鈴木 康平を獲得。

この二人なら二人合わせて最低10から最高20勝はしてもおかしくない。

金子千尋、ディクソン、西、山岡と共にパ・リーグ屈指の先発ローテーションを形成すれば、オリックスは一躍2018年の上位候補。

 

3位でも、攻守に安定感がある社会人日本代表の福田内野手を獲得。

二遊間の層や三塁手の高齢化に悩むオリックスにとってはピンポイントの補強となった。

 

下位では将来のローテ候補の本田 仁海投手と、俊足好打の外野手西浦 颯大選手らの高校生を獲得。

上位でチーム力を強化しつつ、下位で将来の主軸候補を獲得した。

 

けが人がでなければ打線の威力は凄まじいオリックス。

即戦力投手を二枚獲得できたことで、西武・楽天らとのチーム力は縮まった。

 

ライバル球団に追いつくという意味では、最高のドラフト

来年こそAクラス以上を目指すという球団の強い意思も見え、今回最も高い95点をつけさせてもらった。

北海道日本ハムファイターズ

評価:85点

 

7球団の競合の末、清宮選手を獲得。

2位では社会人の即戦力候補の西村 天裕投手を獲得。

 

7名中4名が高校生で、6と7位の鈴木 遼太郎&宮台 康平投手は即戦力というよりは素材型。

元々高校生を多く獲る傾向が強いチームだが、今年は特にその色が強くなった。

チーム再建に向けて、大きく舵を切ったことが伺えるドラフト。

日本ハムもまた、本当の評価が出来るのは5年後になりそうだ。

千葉ロッテマリーンズ

評価:85点

 

12球団で唯一1&2位が野手指名となったロッテ。
野手を多めに獲得しているので、シーズン終盤に台頭してきた若手投手にある程度手応えを感じているのだろう。

 

清宮選手の抽選は外したものの、ドラフトの目玉である左の和製大砲候補の安田選手を獲得。

2位では今年のナンバーワン即戦力内野手の藤岡 裕大を指名。

貧打に泣いたロッテだけに、内野手の総合力をアップさせるには最適な指名となった。

 

2~6位は社会人選手を指名。

本指名選手6名中5名が社会人という、即戦力重視のドラフト。

就任1年目の井口監督へのご祝儀的なドラフトとなった。

それだけに2018年からいきなり結果を残さないと、厳しい評価に変わりかねない。

 

長い期間をかけて再建というよりは、来年から一気にAクラスを狙うという意気込みが伝わってくるドラフトだった。

セントラル・リーグ 

広島東洋カープ

評価:80点

 

6名中4名が高校生。

現有戦力が充実している広島は育成重視のドラフトとなった。

競合覚悟で臨んだ1位指名で、相思相愛の中村選手を獲得。

 

ただ、広島にはベテランの石原選手、中堅では強打の捕手會澤選手、徐々に出場機会を増やしている磯村選手、高卒1年目で二軍では破格の成績を残した坂倉選手と、捕手は充実。

捕手が純粋な補強ポイントだったかと言われると疑問が残る。

 

中村選手の将来的なコンバートを視野に入れている可能性はあるものの、「広島こそ左腕にいくべきだったのでは?」と思わされた。

 

2位以降では力強い速球が魅力の右腕山口 翔、ケムナ・ブラッド誠、遠藤 淳志、平岡 敬人らを獲得。

いずれも即戦力というよりは将来性を見込んでの指名。

一軍に若い力のある広島だけに、じっくり育成していく方針なのだろう。

 

即戦力候補といえるような選手はおらず、広島のドラフトを本当に評価できるのは5年後。

個人的にはややリスクのあるドラフトになったという印象が残った。

阪神タイガース

評価:75点

 

結果的には良いドラフトになった印象。

抽選の末、清宮、安田を外し、外れ1位で馬力のある快腕・ 馬場 皐輔投手を獲得。

2位でも大学屈指の左腕である高橋 遥人投手を指名。

 

元々阪神の補強ポイントはメッセンジャー、能見に替わる馬力のある投手なのでは?と思っていたので、結果的に補強ポイントを埋める指名となった。

 

守乱に泣き、主力の高齢化が目立つ内野には堅実な守備とリーダーシップが売りの熊谷 敬宥を補強。

 

5位では社会人日本代表の即戦力候補・谷川 昌希投手を獲得。

 

阪神は本指名6名中5名が大卒もしくは社会人。

投打共に高齢化が目立つチームにあって、早急にでも世代交代をしたい思惑が伺えるドラフトとなった。

その分、2、3年後には結果が求められるドラフトでもある。

横浜DeNAベイスターズ

評価:70点

 

12球団最多の9名を本指名したベイスターズ。

立命館大学の即戦力左腕・東 克樹投手を見事に一本釣りに成功。

その後は即戦力というよりは、将来を見越した選手の獲得に終始した。

 

主力選手に20代が多いことを考慮して、バックアップ要員の充実と伸び代のある若い選手獲得をメインとしたドラフト。

 

投手か野手かどちらでプロが指名するかに注目が集まった日大三高の櫻井 周斗選手は投手で育てる方針とのこと。

近年田中、石田、今永、濱口、砂田らの若い左腕を育てた実績から、左腕育成に自信があるのだろう。

 

一点の不安は、もし東投手が鳴かず飛ばずの成績になると、一気に見栄えが悪くなるということ。

レギュラーを担うというよりは、バックアップ級が目立つだけに、東投手やチーム成績がわるくなると「なんだったんだあのドラフトは?」となりかねない。

 

阪口、櫻井は魅力のある逸材ではあるが、中々リスキーな素材でもある。

10年後に振り返ってみたら一番失敗したドラフトと言われかねない一抹の不安を覚えるドラフトとなった。

読売ジャイアンツ

評価:55点

 

辛辣な言い方をすれば、一番何をしたかったのかがわからないドラフト。

巨人内部ではどこが補強ポイントと考えているのかがやや見えづらい指名となった。

 

清宮、村上の抽選に外れたあとは、剛腕リリーバータイプの鍬原投手を指名。

その後2、3位で捕手を指名。

 

確かに相川選手引退、鬼屋敷選手退団、宇佐美選手一塁コンバート説など、捕手が手薄ではある巨人。

ただ、正捕手小林選手がいるチームが2,3位で社会人出身の捕手を指名した理由がイマイチ見えない。

少なくとも宇佐美、大城選手のどちらかのコンバートを構想しているように感じた。

 

その後は坂本、マギーのバックアップ候補として4位で北村選手、5位で田中選手を指名。

団の構想としてはかつてのドラフト1位の岡本、吉川尚の同年代の選手を獲得することで、ケツを叩く意味もあったのだろう。

 

本指名の8名中投手の指名は1位の鍬原投手のみ。

マシソン&マイコラス流出の可能性があり、先発ローテの5番手以降と中継ぎに不安を残す巨人。

 

なぜ巨人は補強ポイントとの投手をほとんど指名しなかったのか。

 

裏ではFA組の牧田、野上、増井らとの下交渉に手応えがあるのでは?と疑ってしまうほど、不可思議な指名が目立つドラフトとなった。

中日ドラゴンズ 

評価:70点 

 

6名中5名が高校生。

粗削りな素材型のドラフト1位鈴木 博志投手を含めて、将来に向けてのドラフト戦略となった。

いずれの選手も2018年に即一軍という感じはなく、純粋な戦力の上澄みは0に近いかなという印象。

 

2017年に五位に終わった球団の戦略としては、納得がいかないファンもいるかもしれないが、これもチーム方針。

どんなに早くても5年、普通に見て10年後に評価されるべきドラフトとなった。

 

チームの意図が見えたという点や素材の高さ点を考慮して70点をつけたが、広島同様かなりリスクがある指名。

広島と違って近年若手の育成方針が迷走気味な中日だけに、選手が伸び悩むようなことがあれば、暗黒ドラフトにもなりかねない。

東京ヤクルトスワローズ

評価:65点

 

外れた1位で左の大砲候補の村上選手を獲得。

打者の育成には定評があり、球場が狭い神宮を本拠地にするヤクルトとしてはまずまずの1位指名。

その後2、3位で即戦力候補の社会人投手を指名。

投壊に泣いたチームの補強ポイントを一応は埋める形となった。

 

ドラフト上位候補にも名前があがった宮本 丈選手を6位で指名。

遊撃手候補が伸び悩んでいるヤクルトだけに、チームの競争を活性化させる意味でも面白い選手を獲得。

 

チーム再建を見据えつつ、補強ポイントもしっかりと獲得。

ドラフト戦略としては悪くないヤクルト。

ただ、個々の選手の力量やポテンシャルを見る限り微妙なところではある。

 

終わってみれば、どの選手もモノにならなかった。

 

そんなリスクをやや抱えたドラフトだけに採点が少し難しい。

評価を下すのは3~5年後が妥当なところ。

 

私の心配が杞憂に終わることを切に願う。

採点結果まとめ

  1. 95点 オリックス
  2. 85点 日本ハム ロッテ
  3. 80点 広島
  4. 75点 楽天 タイガース
  5. 70点 DeNA 中日
  6. 65点 西武 ヤクルト
  7. 60点 ソフトバンク
  8. 55点 巨人

 

ソフトバンクと巨人に関して大量の育成枠選手を含めてのドラフト戦略のため、他球団とは比較できない点もある。

加えて両者はFAや外国人選手獲得もできる資金力を持ち合わせている。

 

2018年の戦力という意味ではオリックス、阪神あたりはライバル球団との戦力差をつけられた良い即戦力補強になったのではないだろうか。 

まとめ

賛否両論あるが、やはり抽選は球団の駆け引きが面白く様々なドラマを生むため、観ていて面白い。

 

各球団ごとに将来的な構想や戦略が見えてくるのがドラフトの面白いところ。

来年にかける球団、将来にかける球団様々。

 

ドラフトは5年後に本当の採点ができると言われている。

将来現時点の採点を良い意味で覆す、「伝説のドラフト」と呼ばれるような選手たちの成長と活躍に期待したい。

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