どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
このページでは、【クライマックスシリーズ2017】セリーグファイルステージ広島VSDeNA勝敗予想と結果速報をします。
※本記事の成績は2017/10/10終了時点のもの。
目次
クライマックスシリーズ2017 セリーグファーストステージ日程
※2017/10/22更新
対戦カード:(1位 対 ファーストステージ勝者)
月日 | 組み合わせ | 時間 | 球場 |
10/18(水) | (広島 対 横浜DeNA) | 18:00 | マツダ スタジアム |
10/19(木) | (広島 対 横浜DeNA) | 18:00 | マツダ スタジアム |
10/20(金) | (広島 対 横浜DeNA) | 18:00 | マツダ スタジアム |
10/21(土) | ※雨天順延 | 13:30 | マツダ スタジアム |
10/22(日) | ※雨天順延 | 13:30 | マツダ スタジアム |
10/23(月) | (広島 対 横浜DeNA) | 18:00 | マツダ スタジアム |
10/24(火) | (広島 対 横浜DeNA) | 18:00 | マツダ スタジアム |
10/25(水) | (広島 対 横浜DeNA) | 18:00 | マツダ スタジアム |
【プロ野球2017】セ・パのクライマックスシリーズの日程と展望&勝敗予想
2017シーズン対戦成績
通算勝敗
- 25試合 広島12勝-DeNA13勝
広島対戦成績 vs.DeNA
- 136得点
- 125失点
- 28本塁打
- 打率.283
- 防御率4.51
DeNA対戦成績 vs.広島
- 125得点
- 136失点
- 28本塁打
- 打率.266
- 防御率5.26
クライマックスシリーズ2017 セリーグファーストステージ勝敗予想
勝敗予想
4勝2敗で広島がファーストステージ突破
戦力比較
- 先発 広島 = DeNA
- 救援 広島 > DeNA
- 打力 広島 > DeNA
- 走力 広島 > DeNA
- 守備 広島 = DeNA
- チーム状態 広島 = DeNA
- 対戦成績 広島 = DeNA
- 総合力 広島 > DeNA
予想スタメン
広島
1(遊)田中 .290(565-164) *8本60点 出塁率.398 OPS.805
2(二)菊池 .271(565-153) 14本56点 出塁率.311 OPS.716
3(中)丸 .308(556-171) 23本92点 出塁率.398 OPS.903
4(左)松山 .326(350-114)14本*77点 出塁率.375 OPS.909
5(一)新井 .292(243-71)9本*48点 出塁率.389 OPS.850
6(三)西川 .275(204-56)5本*27点 出塁率.309 OPS.725
7(右)バティスタ .256(125-32)11本*26点 出塁率.336 OPS.896
8(捕)會澤 .275(287-79)*6本*35点 出塁率.339 OPS.729
9(投)
DeNA
1(中)桑原 .269(598-161)13本52点 出塁率.332 OPS.747
2(右)梶谷 .243(511-124)21本*60点 出塁率.327 OPS.754
3(一)ロペス .301(569-171)30本105点 出塁率.330 OPS.863
4(左)筒香 .284(503-143)28本*94点 出塁率.396 OPS.909
5(三)宮崎 .323(480-155)15本*62点 出塁率.377 OPS.856
6(捕)戸柱 .214(336-72)*9本*52点 出塁率.255 OPS.588
7(二)柴田 .233(215-*50)*1本*11点 出塁率.295 OPS.579
8(投)
9(遊)倉本 .262(507-133)*2本*50点 出塁率.292 OPS.624
展望予想
シーズンの成績を見る限りカープが断然有利。
リーグナンバーワンの736得点(2位はDeNAの597)、強力な先発投手陣、リーグ2位の救援防御率2.77を誇るリリーフ陣。
攻守にスキがなく、よほどのことがない限り広島が日本シリーズに進出する。
気になるのはけが人と先発投手陣。
4番の鈴木選手が8月の試合中に骨折して今季絶望。
鈴木は23日のDeNA戦(横浜)の右翼守備で、フェンス際の打球を好捕した後に右足首を負傷。剥離骨折と診断され、戦線を離脱していた。
5番を任されることもあった正三塁手の安部選手も右ふくらはぎの故障でCS出場は絶望的。
「右ふくらはぎ打撲箇所の血腫除去」で9月26日に出場選手登録を抹消された広島・安部友裕内野手(28)のCSファイナルステージでの復帰が9日、絶望的となった。1軍首脳陣が「切ってしまっている。(CSでの復帰は)無理じゃないかな」と見通しを語った。安部は正三塁手として今季打率・310、4本塁打、49打点と活躍。チームは右足首骨折の鈴木に続いて、レギュラー2人を欠いて、CSを戦うことになる。
引用:登録抹消中の広島・安部、CS絶望的…1軍首脳陣「無理じゃないかな」 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)
共に打撃ではシーズン3割の打率を残し、安定感した守備でチームに貢献。
盗塁でも鈴木選手がリーグ7位の16個、安部選手がリーグ6位の17個。
走攻守でチームを引っ張ってきた主力の相次ぐ離脱は痛い。
替わりに三塁と右翼手に入ることが予想される西川&バティスタ選手は打力は素晴らしいものの、走守に不安を残す。
一つのミスが命取りになる短期決戦で、経験が浅い二人がどれだけのプレイをできるかが一つのポイントになる。
また、広島は先発投手陣にもやや不安が残る。
【広島東洋カープ先発投手陣】※2017/10/10時点
- 薮田和樹 15勝3敗 防御率2.58
- 岡田明丈 12勝5敗 防御率4.00
- 大瀬良大地 10勝2敗 防御率3.65
- 九里亜蓮 9勝5敗 防御率3.64
- 野村祐輔 9勝5敗 防御率2.78
- ジョンソン 6勝3敗 防御率4.01
数字の上では盤石だが、案外そうでもない。
序盤チームを支えた岡田、大瀬良投手が後半戦は不調。
昨年の沢村賞で、CSと日本シリーズで活躍したジョンソン投手も本来の出来とはほど遠い。
シーズンを通して活躍した薮田投手はポストシーズンの登板経験なし。
打線も救援も強力とはいえ、先発が崩れては試合にならない。
どこまで広島先発投手陣が粘り切れるかもシリーズの行方を占う上で重要になる。
一方DeNAは阪神との変則日程(雨天順延の関係)をこなしてからの広島戦。
第6戦までもつれた場合、最大7連戦になる。
兵庫、広島と遠征続きの中、疲労が最大の心配要素。
ただ、自慢の打線が好調を維持しているのは好材料。
阪神との初戦こそ零封されたものの、第二戦は20安打13得点。
第三戦も10安打6得点と破壊力を見せつけた。
打点王のロペスが好調で、前後を任される梶谷、筒香も好調。
7番の柴田も打率.462、9番の倉本も打率.333と結果を残しており、下位打線からもチャンスを作れている。
自慢の強力打線を生かすも殺すも前後の打者次第。
【DeNA強力クリーンアップ】※()内はリーグ順位 黒字はタイトル
-
3番ロペス .301(6) 30本(3) 105点(1)出塁率.330(20) OPS.863(7)
-
4番筒香 .284(13) 28本(4) 94点(2)出塁率.396(3) OPS.909(2)
-
5番宮崎 .323(1) 15本(17) 62点(13)出塁率.377(8) OPS.856 (8)
得点力抜群の広島相手にはある程度打線が働く必要がある。
下位から作ったチャンスを上位で返す、上位が避けられて作ったチャンスを下位も返す。
そんな攻撃が出来れば一矢報いることができる。
シリーズを面白くするには、引き続きDeNA打線が活発であることが必要条件。
課題だったリリーフ陣はCSでは好調を維持。
【DeNAの中継ぎ陣のシーズン成績】
- 山﨑康晃 68試合 防御率1.64 26S(リーグ4位)
- パットン 62試合 防御率2.70 31HP(リーグ5位)
- 砂田毅樹 62試合 防御率4.12 26HP(リーグ10位)
- 三上朋也 61試合 防御率5.12 34HP(リーグ3位)
- 田中健二朗 60試合 防御率4.47 12HP
阪神とのCSファーストステージでは第一戦は3回を無失点、第二戦は6回を3失点、第三戦は2回を無失点。
CS合計で11回を3失点で、防御率1.63と好調をキープ。
先発投手は石田、濱口、井納、今永、ウィーランド投手と6~7回を2失点前後で抑えられる布陣が揃っている。
先発が粘って、打線が得点をあげ、いかに信頼をおける9回山崎、8回パットン投手にいかにリードして繋げるか。
ラミレス監督を含めた投手陣が中継ぎ陣の調子を見極められるかがポイントになる。
二試合連続無失点と活躍した左腕・エスコバー投手が広島上位打線の田中、丸、松山の左の好打者を抑えられれば勝機が見えてくるだろう。
打線のキーマン
広島
- 田中広輔
2017年は最高出塁率と盗塁王の2冠を達成。
イチロー、山田哲人以来史上3人目の偉業を達成した球界屈指のリードオフマン。
2016年のクライマックスシリーズでは、打棒爆発してチームを日本シリーズに導いている。
【2016年のクライマックスシリーズ成績】
- 打率:.833(12-10)
- 本塁打:1
- 打点:4
- 出塁率:.882
- 長打率:1.333
- OPS:2.215
主力にけが人が出ている中で、タナ・キク・マルでどれだけ流れを作れるか、普段の野球をできるか。
クライマックスシリーズの経験が浅い西川、バティスタらの若手がプレッシャーなくプレイできる環境を作れるかが勝負の鍵になる。
経験豊富な上位打線で流れを持ってこれるかが広島のキーポイント。
DeNA
- 桑原将志&宮﨑敏郎
打率.538の梶谷選手を筆頭に、投手を除く8人中6人が打率3割を超える好調DeNA打線。
その中にあってリードオフマンの桑原が打率.100、首位打者の五番打者宮崎選手が打率.154と苦戦。
打線のブレーキになってしまっている。
全員が好調ということは中々ないが、打線の切れ目をなくすためにも、桑原&宮崎選手の復調が待たれるところ。
桑原選手は2017年の対広島戦の成績が25試合で打率.184、出塁率.270。
非常に苦手としている相手だ。
ただ、全試合先攻で戦うDeNAとしては、初回に先制して勢いに乗りたいところ。
チームに勢いをもたらせる切り込み隊長の出塁がシリーズ全体の流れに大きく影響するようだ。
先発予想
- 第1戦:広島 薮田和樹 VS DeNA 石田健大
- 第2戦:広島 野村祐輔 VS DeNA 濵口遥大
- 第3戦:広島 ジョンソン VS DeNA 井納翔一
- 第4戦:広島 大瀬良大地 VS DeNA 今永昇太
- 第5戦:広島 中村祐太 VS DeNA ウィーランド
- 第6戦:広島 薮田和樹 VS DeNA 石田健大
第1戦の展望
広島の第1戦は最高勝率に輝いた薮田投手が濃厚。
急成長右腕に緒方監督は「内容は見ての通り。あまり良くなかったね。(初戦先発は)まだ分からない。決定ではない」と厳しく評価して、報道陣をけむに巻いた。今日12日、練習試合先発の野村らと争うことになるが、日程的に“開幕投手”は決定的。この日の課題を克服できることは、今季の薮田が証明している。
ポストシーズンの経験がないのは気がかりだが、抜群の安定感を誇ったシーズン同様の投球が期待される。
対するDeNAは左腕の石田投手の先発が濃厚。
2017シーズンは怪我もあって6勝に終わったものの、対広島戦は二戦二勝で防御率3.46。
抜群の相性を誇るわけではないが、 期待を持てるデータ。
広島に一勝のアドバンテージがあるだけに、DeNAとしては何としてでも勝ちたいところ。
逆に初戦を落とすようなことがあれば、連戦の疲れがどっと出かねない。
チームに勢いをもたらすためにも初戦が大きな意味を持つ。
第2戦以降の展望
第二戦以降の広島の先発は野村、ジョンソン、大瀬良、中村祐投手。
広島のCSファイナルステージの先発ローテーションが固まり、18日の初戦は薮田が務め、2戦目以降は野村、ジョンソン、大瀬良の順で、5番手には中村祐が内定した。
広島としては経験豊富な野村、ジョンソンのところで王手をかけたいところ。
逆にいうと、4戦以降はやや経験と安定感を欠く投手が続くため、それまでに形勢が悪いと不安。
広島はDeNAよりも中継ぎ投手陣が安定しているため、首脳陣の継投のタイミングも勝敗の鍵を握る。
【広島中継ぎ陣のシーズン成績】
- 今村猛 68試合 防御率2.38 23S(リーグ5位)
- ジャクソン 60試合 防御率2.03 32HP(リーグ4位)
- 中﨑翔太 59試合 防御率1.40 29HP(リーグ7位)
- 一岡竜司 59試合 防御率1.85 25HP(リーグ14位)
- 中田廉 53試合 防御率2.70 15HP
対するDeNAはルーキー濱口投手が第二戦に先発して、以降は既にCSで先発した柱級の投手が先発予定。
先発投手の力量としては決して劣っていないだけに、5点差前後の試合に持ち込みたい。
気になるのはDeNA先発投手陣が広島戦の相性が悪いこと。
【DeNA先発陣の対広島戦】
- 石田健大 2試合 防御率3.46 2勝0敗
- 濵口遥大 4試合 防御率4.91 0勝2敗
- 井納翔一 2試合 防御率5.11 0勝1敗
- 今永昇太 6試合 防御率3.52 1勝2敗
- ウィーランド 5試合 防御率5.33 3勝0敗
軒並み打ち込まれているため、DeNAとしては打線の奮起が期待される。
試合結果速報
第一戦
広島3-0DeNA
「セCSファイナルS・第1戦、広島3-0DeNA」(18日、マツダスタジアム)
広島が天も味方につけ、五回コールドゲームで白星発進。優勝チームのアドバンテージを含め2勝0敗とした。
DeNA石田に四回まで無安打に抑えられていた広島は、五回の攻撃前に円陣を組んだ。この回先頭のバティスタが四球を選び、新井がチーム初安打となる左前打で続いた。犠打と四球で1死満塁。薮田が空振り三振に倒れたが、田中が中前に先制の2点適時打。続く菊池も遊撃へ適時内野安打を放ち1点を加えた。
先発薮田は5回2安打無失点の好投でCS初登板初白星を挙げた。
第二戦
広島2―6DeNA
◆セ・クライマックスシリーズ最終S第2戦 広島2―6DeNA(19日・マツダスタジアム)
DeNA・浜口遥大投手(22)が広島戦で7回2失点でCS初登板で初勝利を挙げた。
お立ち台では「絶対負けられない戦いで、ここに合わせてきたので100%の力を出せるように…。緊張はあったけれど、勝てるように準備できた自信があった」と振り返った。
引用:【DeNA】ルーキー浜口、7回2失点でCS初登板初勝利「勝って横浜に戻りたい」 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
第三戦
広島0-1DeNA
<セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ:広島0-1DeNA>◇第3戦◇20日◇マツダスタジアム
DeNAは2回2死一、二塁から、井納が右前へ適時打を放ち先制。広島は2、3回と得点圏に走者を進めるが無得点。
広島は6回1死から連打で井納をKO。2死満塁まで好機を広げるが、エルドレッドが4番手須田に左飛に抑えられ同点機を逃した。
広島はDeNAの小刻みな継投策に最後まで得点を奪えず完封負けで2連敗。アドバンテージ1勝を含め2勝2敗のタイとなった。
第四戦
広島3-4DeNA
<セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ:広島3-4DeNA>◇第4戦◇23日◇マツダスタジアム
広島は1回、1死二塁から丸の1号2ランで先制。さらに新井の適時二塁打で加点。DeNAは3回まで広島薮田の前に無得点。
DeNAは4回に筒香の1号ソロで反撃、5回に桑原の適時二塁打などで3点を奪い逆転。広島は6回無死満塁の同点機を逃した。
DeNAは7回から先発要員の今永をつぎ込むなど小刻みな継投で逃げ切り、王手をかけた。広島は打線に元気なく3連敗。
第五戦
広島3-9DeNA
<セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ:広島3-9DeNA>◇第5戦◇24日◇マツダスタジアム
広島は1回、1死三塁から丸の適時打などで2点を先制。DeNAは2回に宮崎の2号ソロ、3回に桑原の1号2ランで逆転する。
DeNAは4回に細川の適時打で1点、5回に筒香の2号2ランで突き放す。広島は6回に新井の1号ソロで1点を返した。
DeNAは7回に筒香の3号ソロ、8回に梶谷の1号2ランでダメ押し。3回に登板した三嶋が勝ち投手となった。リーグ優勝の広島に4連勝で日本シリーズ進出を決めた。
まとめ
【注目ポイント】
- 両チームのリードオフマンの出塁
- DeNA打線が好調を維持できているか
- 広島のけが人の代役が穴を埋められるか
- 先発投手の踏ん張り
下馬評では圧倒的に広島有利。
ただ、広島はけが人の影響と先発投手の不安要素がある。
DeNAはかなり消耗しているが、勝機が全くないわけではない。
DeNAが勝つとしたら初戦、二戦を一気に連勝できた時。
連勝してはじめて広島と五分になったといえる。
なんにせよ、いかにどちらが先に勢いに乗れるか。
どちらも強力な打線を持っているため、ある程度点の取り合いのシリーズになると予想する。
それでは、さようなら。