引用:中田翔の同点弾に“4番像”を考える。広島と日本ハム打線の最大の違い。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、日本ハムファイターズの主砲・中田翔選手のFA動向について徹底予想をします。
2度の打点王、3年連続100打点、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞2回、3度のリーグ優勝、1度の日本一、日本代表の4番。
輝かしい実績と人気を持つ日本を代表するスラッガーの動向は2017シーズンのストーブリーグに目玉。
FA宣言をするのか、するとしてどこの球団が獲得するのかを徹底検証していきます。
目次
中田翔選手がFA権行使を示唆
去就が注目されていた中田翔選手が2017年シーズンオフのFA権行使を示唆しました。
日本ハムの中田翔内野手は9日、今季最終戦が行われたコボパーク宮城で、取得条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権について「まだ分からないが、いろんな話を聞けたらいい」と述べ、行使する可能性を示唆した。(時事通信)
2017/10/12時点では決定ではありませんが、含みをもたせる発言が飛び出し、様々な憶測を読んでいます。
中田翔FAのカギを握る怪物スラッガーたちの動向
中田翔選手FAのには他の怪物スラッガーたちの動向が大きく影響します。。
来日1年目でセリーグ本塁打王(35本)、打点5位(86)を叩きだした中日・ゲレーロ選手は移籍が濃厚。
チーム関係者は「ゲレーロの退団はもう避けられない。球団としてもマネーゲームはしない方針だ」と話した。
来日7年で6度の30本塁打以上、2013年にプロ野球新記録のシーズン60本塁打をマークしたヤクルト・バレンティン選手も他球団への移籍を示唆。
単年契約が切れる来季の去就について「優勝できるチームでやりたい」と移籍も視野に入れた胸の内を明かした。
引用:ヤクルト・バレンティン「移籍」示唆 来季は「優勝できるチームでやりたい」 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
巨人・村田選手もFA移籍の可能性を示唆。
2018シーズンの年齢は37歳ですが、三塁手も守れる点は中田選手にはない強み。
1年契約である以上はどこのチームでやるかは分からないですね。権利は持っています。
更に最大の注目は2017年ドラフトの超目玉・清宮幸太郎(早稲田実業)選手の行き先。
打席の左右、年齢、実績などに差はあれど、お互い一塁手。
清宮選手が一年目からバリバリ一軍で働ける可能性は未知数とはいえ、清宮選手を獲得した球団はある程度一塁手のポジションは空けたいもの。
特にDHがないセリーグ球団が清宮選手を獲得した場合、ポジションが被る中田翔選手を獲得する可能性は限りなく低くなります。
もう1人の打者の逸材・安田尚憲 (履正社)選手を獲得した球団も、中田翔選手獲得をためらう可能性があります。
いずれにせよ他のスラッガーたちの動向が中田翔選手がFA宣言するかいなか、どの球団に移籍するかを左右します。
注目スラッガーの動向まとめ
- ゲレーロ(中日)→中日退団濃厚。ソフトバンク、阪神、巨人が興味?
- バレンティン(ヤクルト)→ヤクルト退団有力。巨人が興味?
- 村田修一(巨人)→FA移籍? 巨人を自由契約
- 清宮幸太郎(早稲田実業)→10/26のドラフト次第 日本ハムが交渉権獲得
- 安田尚憲 (履正社)→10/26のドラフト次第 日本ハムが交渉権獲得
【2017年プロ野球ドラフト会議】結果速報一覧と球団別採点!
12球団の一塁手&FA事情
※年齢と成績は2017年レギュラーシーズン終了時点
球団名 | チーム最多一塁手先発 | 一塁充実度 | FA積極度 | 中田翔獲得可能性 |
ソフトバンク | 内川聖一(35) 72試合 | ○ | ◎ | × |
西武 | メヒア(31) 73試合 | ◎ | × | × |
楽天 | 銀次(29) 60試合 | ○ | ◎ | × |
オリックス | マレーロ(29) 43試合 | ◎ | ◎ | × |
日本ハム | 中田翔(28) 126試合 | △ | × | △※残留 |
ロッテ | パラデス(28) 38試合 | × | × | △ |
広島 | エルドレッド(37) 61試合 | ○ | × | × |
阪神 | 原口文仁(25) 46試合 | △ | ◎ | ○ |
横浜 | ロペス(33) 137試合 | ◎ | △ | × |
巨人 | 阿部慎之助(37) 115試合 | △ | ◎ | ○ |
中日 | ビシエド(28) 87試合 | ○ | ○ | △ |
ヤクルト | 荒木貴裕(30) 33試合 | △ | △ | × |
【FA選手獲得ランキング】
1位 巨人(23人)
2位 ソフトバンク(13人)
3位 阪神(10人)
4位 DeNA(9人)
5位 中日(6人)
6位 オリックス(5人)
7位 ヤクルト(4人)
8位 ロッテ、西武(3人)
10位 楽天(3人)
11位 日本ハム、近鉄(1人)
13位 広島(0人)
獲得可能性有球団の状況
楽天
2017は銀次選手が主に一塁手で60試合先発出場。
ベテラン今江年晶選手が31試合、外国人のアマダー選手が28試合。
その他には、三塁手を務めるウィーラー選手も一塁手を任せられています。
楽天の外国人打者頼みの編成はやや歪。
外国人選手は短期間で退団する可能性もあるため、球団としては計算が立つ日本人打者を欲しいはずです。
茂木、ペゲーロ、銀次、岡島、島内らと主力に左打者が多いため、右打者の中田選手の存在は編成的にもありがたいところ。
資金的にも問題はないだけに、V逸をしたフロントが本気で補強する可能性はなくはないです。
とはいえ、二軍で今季18本塁打を放った内田靖人(22歳)選手がいることを考えると、
楽天が中田翔選手獲得に乗り出す可能性は10%程度。
日本ハム
今季は渦中の中田翔選手が126試合先発。
ただ、2017年は打率.216、本塁打16、OPS.676。
3年連続100打点を記録していた打点も67に終わり、勝負強さは鳴りを潜めました。
2016年はUZR10.7で12球団1位だった一塁守備も、今季は0.9と安定感を欠く結果に。
2017年の年俸2億8000万円、チームは若返りを図っていることを考えると日本ハムはそこまで慰留しないことが想定されます。
仮に残留しても大幅な年俸減は避けられない状況。
ロッテ
2017年はリーグワーストのチーム得点479に沈んだロッテ。
一塁手で最多先発出場したパラデス選手は残留見込みも、打率.219、OPS.634。
その他に目立ったレギュラー候補がいないことを考えると、実は最も中田翔選手がチームの補強ポイントに合致しているのはロッテ。
井口新監督へのご祝儀として獲得に動く可能性はなくはないです。
ただ、球団のここ最近の補強への積極性や福浦選手が2000本安打を狙っている状況を考えると、獲得に動く可能性は微粒子レベル。
2017年プロ野球の2000本安打達成日を予想してみた 史上初の年間6人同時達成か!?
本拠地が千葉(中田翔選手は広島出身)、中田選手と強い縁がある存在がいないことも考えると獲得はわずかな可能性です。
阪神
シーズン前は中田選手獲得の大本命と言われた阪神。
一時は中田翔選手獲得構想は消滅したとも言われていましたが、ここに来て獲得の可能性もあるとの報道も。
FA宣言すれば争奪戦-。主砲不在により、かねてから中田の調査を重ねてきた阪神の球団首脳は、中田の動向に注目していることを明かした。
「慎重論は出ているが、調査を継続しているのは確か。まだ可能性は消えてはいない」
引用:阪神、FA注目発言の日本ハム・中田に注視!球団首脳「調査継続している」 (2/3ページ) - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)
資金力、縁(高校時代に過ごした大阪、阪神には大阪桐蔭高校の先輩・西岡、後輩・藤浪らがいる)を考えても、最も獲得の可能性が高いのは阪神です。
次項では、阪神の中田翔選手獲得の可能性について掘り下げて検証していきます。
巨人
今季は阿部慎之助選手(37歳)が115試合に先発。
ただ、打率.262、OPS.718と衰えが激しく、守備面でもUZRは12球団の一塁手中ワーストの-5.8。
攻守共に限界が差し掛かっています。
2018シーズンのレギュラー候補の20代は捕手の小林選手のみ。
坂本選手も30代に突入し、その他も陽、長野、亀井、マギー、村田らと30代中盤の選手がレギュラー候補。
普通に考えると巨人も中田翔選手獲得に動いてもおかしくありません。
ただ、巨人の補強ポイントは左打者。
2017年に左打者で規定打席に達したのは阿部慎之助のみ。
次点が亀井選手の277打席であることを考えると、本当に欲しいのは左打者。
実際は真面目とも言われていますが、中田選手が世間的に素行が悪いイメージがあることを考慮しても、巨人がいの一番に動く可能性は低いように感じます。
報道によるとバレンティン、ゲレーロといった他の右打者獲得に興味を示している状況。
バレンティン、ゲレーロの獲得失敗、ドラフトで清宮、安田を逃す、村田流出などの状況が重なってはじめて中田翔選手獲得に動く可能性が出てきます。
資金力自体はある球団なので、状況によっては動くかもしれません。
獲得可能性無球団の状況
ソフトバンク
一塁手のレギュラーは内川聖一(35歳)選手。
2017年は怪我の影響で73試合出場に終わったものの、打率.297、OPS.851を記録。
2018年以降も一塁手のレギュラーとして起用予定。
指名打者にはパリーグ二冠王(本塁打&打点)のデスパイネ選手。
右の大砲・ゲレーロ(中日)選手の獲得も噂されており、中田翔選手獲得の可能性は低いです。
仮にゲレーロ選手を逃しても、二軍にも有力選手が控えており、中村晃選手も一塁手起用可能。
三塁手の松田選手が来年35歳という年齢を考えると、今後一塁手コンバートもあり得ます。
諸々の事情を考慮すると、ソフトバンクが中田翔選手を獲得する可能性は限りなくゼロに近いです。
あるとしたらパリーグのライバル球団・日本ハムの戦力削り目的くらい(さすがにそこまではしないと思いますが)。
西武
一塁手には残り2年契約を残すメヒア選手、2017年に78試合で23本塁打を放った右の大砲が二枚いるライオンズ。
その他にも栗山、中村選手のベテラン勢や、捕手で出場しない日の森選手など指名打者で起用したい選手が数多います。
FA選手獲得に積極的でないことも考慮すると中田翔選手獲得はあり得ません。
オリックス
小谷野、中島、マレーロ、ロメロ、T-岡田。
三塁手や左翼手、指名打者起用もあり得る選手とはいえ、一塁手がこれだけいるオリックスは中田翔選手獲得に消極的。
オリックス関係者は「勝負強くていい選手であるのは間違いない。ただ、興味があるかないかで言えば、今のところ興味はない。ポジションのこともある」と明言。中田がFA権を行使した場合でも、争奪戦に加わらない可能性が高まった。
資金力がある球団なので、可能性がゼロとは言えませんが、オリックスも中田翔選手獲得の可能性は限りなくゼロに近いです。
広島
エルドレッド選手が37歳、新井選手が41歳であること、中田翔選手が広島出身であることを考えれば獲得の可能性もありそうですが、その可能性はほぼゼロ。
両ベテラン以外にも松山、安部、メヒア、バティスタらが控えており、一塁手の候補はたくさんいます。
また、広島は今年リーグ連覇で主力選手の年俸高騰が予想されます。
去年、一昨年の前田健太、黒田博樹投手のような高額年俸選手の退団もなさそうなので、懐事情は決してよくありません。
加えて2018年以降は丸、菊池、野村らの主力選手がそろってFA権利獲得予定。
選手層や資金面を考えると、中田翔選手獲得は現実的ではありません。
横浜
一塁手には3割30本100打点で打点王&最多安打を獲得したロペス選手がいます。
仮に中田翔選手を獲得した場合、一塁:中田、二塁:宮崎、三塁:ロペスとなりますが、守備の負担を考えると良い編成ではありません。
資金的にも潤沢とはいえない横浜が大枚をはたいてまで中田選手を獲得する可能性は極めて低いです。
中日
今季はビシエド選手が87試合に先発。
途中帰国したため、出場試合数は少ないですが、本塁打はリーグ11位の18本。
2018年も契約があるため、右の一塁手は補強ポイントではありません。
ビシエド選手と並んでリーグ11位の18本を放った右の大砲・福田選手、期待の若手・高橋周平らがいることも考えると、中田翔選手の獲得はなさそうです。
ヤクルト
2017年の一塁手最多出場が荒木貴裕(30)の33試合。
打率.207、OPS.640と物足りない成績。
ただ、これは本来の正一塁手候補の畠山和洋選手が故障離脱でほぼシーズンを棒に振った影響もあります。
球団としても2017年オフのFA補強は考えておらず、中田翔選手獲得はなさそうです。
小川監督は「どこのポジションも補強ポイント」としつつも「今いる戦力でできるのが理想」と言う。球団幹部も「FAは今のところ考えていない」と話しており、FAを含めて補強には消極的だ。
引用:新生小川ヤクルト 宮本氏がヘッドコーチ就任 広島退団の石井、河田コーチ招聘へ (東スポWeb) - Yahoo!ニュース
本命候補阪神のチーム事情と中田翔選手獲得可能性
他球団と比べて中田翔選手獲得にご熱心とされる阪神。
ただ、野手が飽和状態とも言われる阪神にとっては中田翔選手は本当に補強ポイントななのか。
阪神のチーム状況を紐解きながら考察していきます。
ポイントは以下の5点
- 中田翔選手の2017年の不振
- 本塁打が出にくい甲子園
- 右の若手一塁手レギュラー候補
- 主力選手の高齢化
- 他のスラッガーたちの動向
1.中田翔選手の2017年の不振と高額年俸
前述したとおり、中田翔選手の2017年は大不振。
打率.216、本塁打16、打点16、OPS.676。
そして、中田翔選手を獲得した球団は2億2400万or人的補償+1億4000万を支払う必要があります。
その上、中田翔選手に対してもある程度の年俸を払う必要があるため、資金力がない球団にとっては非常に割高な選手。
2017年の不振と高額年俸が中田翔獲得に二の足を踏ませる要因です。
2.本塁打が出にくい甲子園
甲子園球場は本塁打が出にくい球場と言われています。
2017年の全球団本拠地のパークファクター(PF)です。(8月21日時点)2017年の全球団本拠地のパークファクター(PF)です。(8月21日時点)試合ベースで得点、本塁打、安打がどれだけ出やすいかを示します。数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければイベントが発生しにくい球場であることを意味します。
2017年セリーグ各種PF(地方球場・交流戦を含まない)本拠地とチーム 得点PF HRPF 安打PF 本拠試合数 全体試合数
明治神宮野球場 ヤ 1.34 1.72 1.09 39(48) 79(111)
東京ドーム 巨 1.13 1.47 1.01 39(48) 83(110)
横浜スタジアム De 1.13 1.18 1.12 45(54) 88(109)
阪神甲子園球場 神 0.96 0.59 0.88 35(44) 80(109)
マツダスタジアム 広 0.84 0.80 0.94 47(55) 88(113)
ナゴヤドーム 中 0.75 0.59 0.96 48(57) 88(112)
2017年もリーグワーストの本塁打の出やすさ。
所属選手の打力や対戦投手の力量の影響もありますが、甲子園が非常に本塁打の出にくい球場であることは間違いありません。
本塁打を求められる中田翔選手が広い甲子園を本拠地にしてどこまでの成績を残せるのか。
この辺りも中田翔選手が阪神に移籍することの不安要素の一つでもあります。
3.右の若手一塁手レギュラー候補
2017年の阪神は一塁手を固定出来ず、主に若い右の大砲候補を起用しました。
【2017年の阪神の一塁手事情】
選手名 | 一塁手先発出場 | 本塁打 | OPS |
原口文仁(25) | 46 | 6 | .708 |
ロジャース(29)※ | 34 | 5 | .759 |
中谷将大(24) | 27 | 20 | .751 |
大山悠輔(23) | 27 | 7 | .723 |
※ロジャース選手は2017シーズン限りの退団が決定しています。
序盤は原口、中盤は中谷、終盤は大山選手に出場機会を与えて一定の成績を残しています。
まだまだ伸びしろのある若い選手だけに、中田翔選手を獲って、成長に蓋をしてしまうことを懸念する声があります。
4.主力選手の高齢化
3項で紹介した以外にも若い選手が多い阪神。
2016年の新人王高山、正遊撃手候補の糸原、北條選手らと期待の若手選手がいます。
ただ、主力選手の高齢化が進んでいるのも事実。
【阪神の主力高齢選手】()内はチーム内順位
選手名 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 | OPS |
福留孝介(40) | .263(4) | 18(2) | 79(1) | .373(3) | .818(2) |
糸井嘉男(36) | .290(2) | 17(3) | 62(2) | .381(2) | .829(1) |
鳥谷敬(36) | .293(1) | 4(9タイ) | 41(4) | .390(1) | .767(4) |
チーム内成績の上位を占める三選手が揃って30代後半。
いつ年齢的に衰えがきてもおかしくありません。
一塁手での出場もあった中谷選手は福留、糸井選手が務める外野、大山選手は鳥谷選手が務める三塁手の将来的なレギュラー候補。
そう考えると、阪神の若手で純粋な一塁手候補は原口文仁選手のみ。
その原口選手は飛躍を期待された2017シーズンの打率が.226。
腰に不安を抱える選手でもあるため、通年での出場も微妙なところ。
その点を考慮すると怪我に強く、安定して試合に出てくれる中田翔選手(過去7年間で5回140試合以上出場)はありがたい存在。
「来年勝つ」という意味ではややピンポイントではありませんが、「中長期的な戦略」という意味では実は阪神にとっては十分ピンポイント補強となる選手なのです。
5.他のスラッガーたちの動向
最終的には最初に述べた他のスラッガーたちの動向も重要な鍵を握ります。
ゲレーロ獲得、ドラフトで清宮獲得となれば、一気に中田翔選手の必要性はなくなります。
阪神はドラフト会議で清宮選手の1位指名を明言。
「1位指名させていただくということを本人にも伝えました」
引用:清宮に伝えた直球愛!阪神・佐野統括スカウト「1位指名させていただく」 (2/4ページ) - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)
2018~2019年までは引き続き大山、中谷選手を一塁手で起用しつつ、清宮選手を育成。
福留らが引退、衰えて、清宮が育ったタイミングで大山三塁手、清宮一塁手という青写真が描けます。
清宮選手を獲得出来た場合、中田翔選手の必要度は限りなく低くなります。
まとめ
- 他のスラッガーたちの動向が中田翔選手のFAにも影響
- 阪神にとって中田翔選手はなかなかのピンポイント補強
- 他球団で獲得に名乗りをあげそうな球団は楽天、巨人?
阪神がドラフトで清宮選手を獲得→中田翔選手の阪神移籍確率は10%。
阪神がドラフトで清宮選手の獲得失敗→中田翔選手の阪神移籍確率は50%。
といったところでしょうか。
中田翔選手の阪神移籍の有無は清宮選手の動向が握っていると言えます。
今回他球団のチーム状況を見てみて思ったのは、中田翔選手を一番必要としてるのは現所属先の日本ハムなのではということです。
チーム再建を図る日本ハムにとっては放出候補かもしれませんが、減俸を飲んでもう一回勝負しても良いのではとも思います。
ただ日本ハムでは既に複数回優勝、一度の日本一を果たしているので、モチベーションが上がらない可能性があるのも事実。
心機一転したい願望がある可能性があります。
いずにせよ、平成世代初の大物FA選手がどんな決断を下すのか。
2017年のストーブリーグも楽しい展開になりそうです。
それでは、さようなら!