どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
このページでは、【クライマックスシリーズ2017】セリーグファーストステージ阪神VSDeNAの勝敗予想をします。
※本記事の成績は2017/10/5終了時点のもの。
目次
クライマックスシリーズ2017 セリーグファーストステージ日程
対戦カード:(2位 対 3位)
月日 | 組み合わせ | 時間 | 球場 |
10/14(土) | 対戦カード:(阪神 対 横浜DeNA) | 14:00 | 甲子園 |
10/15(日) | 対戦カード:(阪神 対 横浜DeNA) | 14:00 | 甲子園 |
10/16(月) | 対戦カード:(阪神 対 横浜DeNA) | 18:00 | 甲子園 |
10/17(火) | (予備日) | 18:00 | 甲子園 |
2017シーズン対戦成績
通算勝敗
- 25試合 阪神14勝-DeNA10勝(1引き分け)
阪神対戦成績 vs.DeNA
- 110得点
- 86失点
- 20本塁打
- 打率.251
- 防御率3.07
DeNA対戦成績 vs.阪神
- 86得点
- 110失点
- 28本塁打
- 打率.266
- 防御率5.26
クライマックスシリーズ2017 セリーグファーストステージ勝敗予想
勝敗予想
2勝0敗でDeNAがファーストステージ突破
戦力比較
- 先発 阪神 = DeNA
- 救援 阪神 >> DeNA
- 打力 阪神 = DeNA
- 走力 阪神 > DeNA
- 守備 阪神 < DeNA
- チーム状態 阪神 = DeNA
- 対戦成績 阪神 > DeNA
- 総合力 阪神 > DeNA
予想スタメン
阪神
1(中)俊介 .312(186-58)4本23点 出塁率.344 OPS.811
2(二)上本 .284(409-116)9本*38点 出塁率.366 OPS.769
3(右)糸井 .292(424-124)17本*62点 出塁率.384 OPS.834
4(左)福留 .260(501-143)17本*77点 出塁率.369 OPS.804
5(一)中谷 .243(407-99)20本*61点 出塁率.310 OPS.758
6(三)鳥谷 .294(486-143)4本*41点 出塁率.390 OPS.769
7(遊)大和 .281(231-*65)*1本*16点 出塁率.332 OPS.652
8(捕)梅野 .206(281-58)*2本*33点 出塁率.273 OPS.547
9(投)
DeNA
1(中)桑原 .269(598-161)13本52点 出塁率.332 OPS.747
2(右)梶谷 .243(511-124)21本*60点 出塁率.327 OPS.754
3(一)ロペス .301(569-171)30本105点 出塁率.330 OPS.863
4(左)筒香 .284(503-143)28本*94点 出塁率.396 OPS.909
5(三)宮崎 .323(480-155)15本*62点 出塁率.377 OPS.856
6(捕)戸柱 .214(336-72)*9本*52点 出塁率.255 OPS.588
7(二)柴田 .233(215-*50)*1本*11点 出塁率.295 OPS.579
8(投)
9(遊)倉本 .262(507-133)*2本*50点 出塁率.292 OPS.624
展望予想
リーグ1位の救援防御率2.60の阪神と打撃タイトルホルダーを揃えるDeNAの対決。
DeNA打線の方が一見上そうだが、チーム得点数は阪神583、DeNA597と大差はない。
DeNAはロペス、筒香、宮崎の中軸は強力だが、下位打線がやや弱い。
【DeNA強力クリーンアップ】※()内はリーグ順位 黒字はタイトル
-
3番ロペス .301(6) 30本(3) 105点(1)出塁率.330(20) OPS.863(7)
-
4番筒香 .284(13) 28本(4) 94点(2)出塁率.396(3) OPS.909(2)
-
5番宮崎 .323(1) 15本(17) 62点(13)出塁率.377(8) OPS.856 (8)
対して、阪神はDeNAの中軸ほど長打力はないものの、1番~7番まで出塁率が高い選手を満遍なく揃える。
爆発力があるDeNA打線を阪神投手陣がどこまで抑えられるかがポイント。
ただ、舞台は広い甲子園球場。
一発長打攻勢は考えづらく、阪神が地の利を活かす展開も考えられる。
接戦に持ち込めれば、阪神は自慢の中継ぎを揃えるだけにやや有利。
【阪神の中継ぎ陣】
- 桑原謙太朗 67試合 防御率1.57 43HP(リーグ1位)
- 岩崎優 65試合 防御率2.42 19HP(リーグ16位)
- マテオ 63試合 防御率2.75 43HP(リーグ1位)
- ドリス 63試合 防御率2.71 37S(リーグ1位)
- 髙橋聡文 61試合 防御率1.70 26HP(リーグ10位)
- 藤川球児 51試合 防御率2.26 9HP
- 石崎剛 25試合 防御率1.21 4HP
ビハインドの展開で出てくる藤川、石崎投手は他球団なら勝ちパターンに入っていてもおかしくない。
DH制のないセリーグでかつ短期決戦であることを考えると、惜しみなく中継ぎを使える阪神がやや有利。
阪神は先発投手陣がやや不安定なため、金本監督を含めベンチの采配が鍵を握る。
対するDeNAは阪神と比べると救援陣が心もとない。
信頼をおけるのは山崎、パットン投手くらい。
その他の投手は軒並み防御率が4点台以上と安定感にかける。
【DeNAの中継ぎ陣】
- 山﨑康晃 68試合 防御率1.64 26S(リーグ4位)
- パットン 62試合 防御率2.70 31HP(リーグ5位)
- 砂田毅樹 62試合 防御率4.12 26HP(リーグ10位)
- 三上朋也 61試合 防御率5.12 34HP(リーグ3位)
- 田中健二朗 60試合 防御率4.47 12HP
いかに先発投手陣が踏ん張って7回まで投げられるか。
ラミレス監督を含めた投手陣が中継ぎ陣の調子を見極められるかがポイントになる。
途中加入の左腕・エスコバー投手あたりが中継ぎのラッキーマンになってくれるとベンチとしてはありがたい。
阪神の中軸である糸井、福留、鳥谷らの左殺しの役割を担ってくれると非常に助かる。
打線のキーマン
阪神
- 中谷将大&大山悠輔
阪神打線で鍵を握るのは固定できていない5番ファーストの選手。
阪神打線の中心は左の糸井、福留、鳥谷選手。
対するDeNAは今永、濱田、石田といった左の好投手左腕の先発が予想される。
そこでポイントとなるのが右の大砲の中谷将大&大山悠輔選手。
2017シーズンに20本塁打を放ちブレイクした中谷、ルーキーながら4番も務めた大山選手。
若い二人がチームに勢いをつけられるかが、阪神打線の命運を左右する。
大山選手は9月の月間打率が.155、対DeNA打率.186。
一方中谷選手は9月の月間打率が.273でOPS.842、対DeNA打率.254でOPS.877。
恐らく相性も状態も良い中谷選手のスタメンが予想される。
大山選手はここぞの場面のピンチヒッターで勝負強いバッティングが期待される。
DeNA
- 桑原将志&梶谷隆幸
強力なクリーンアップを揃えるDeNA打線。
それだけにその前を打つ打者の出塁率が重要になる。
桑原選手は出塁率.332、梶谷選手は出塁率.327。
1,2番を打つ打者には最低でも.350以上を求められるだけにやや心もとない数字。
彼らがいかに出塁して、投手陣にプレッシャーをかけられるかが横浜クリーンアップの打撃にも大きく影響する。
梶谷選手はチームで唯一足でも揺さぶりをかけられる選手。
盗塁数21盗塁はリーグ4位タイ、盗塁成功率87.5%は20個以上した選手の中ではリーグ1位。
足を活かすためにも、梶谷選手がいかに出塁できるかが一つのポイントになる。
先発予想
- 第1戦:阪神 メッセンジャー VS DeNA 今永昇太
- 第2戦:阪神 能見篤史 VS DeNA ウィーランド
- 第3戦:阪神 岩貞祐太 VS DeNA 濵口遥大or石田健大
第1戦の展望
なかなか読みづらいのが阪神の先発投手陣。
一部報道では、勝ち頭の秋山投手を温存するとの報道も出ている。
金本阪神がCSで相性最優先ローテを組む可能性が4日、浮上した。14日開幕のDeNAとのファーストステージ(甲子園)では、初戦のメッセンジャーから能見、岩貞と好相性の2人を並べ、12勝の勝ち頭秋山をあえて広島とのファイナルステージ(マツダスタジアム)に回すプラン。CSを突破しての下克上日本一へ、最善策を選択する。
この報道をどこまで信じられるかは微妙なところだが、本記事ではこの報道をもとに展望を読んでいく。
右足腓骨(ひこつ)骨折からの復帰にメドが立ったメッセンジャー投手が初戦を任されるのが濃厚。
二軍登板を見る限り状態は良さそうだが、どこまで本調子なのかは未知数。
メッセンジャー投手は登板間隔が短くてもいけるタイプなので、本調子なら非常にありがたい存在。
色んな意味で阪神投手陣の鍵を握る存在。
対するDeNAは勝ち頭のエース今永投手の登板が予想される。
この今永投手が対阪神戦、特に甲子園と相性抜群。
- 今永 対阪神 5試合 3.34 甲子園 3試合 3勝 0.48
今永投手は2016年も甲子園で防御率1.89と好成績を残している。
2017シーズン通算の対左打者の被打率.209、被本塁打1と左には絶対的な数字を収めている。
俊介、上本、中谷選手らが攻略の糸口をつかめるかがポイント。
今永投手の数字を考慮して、第一戦はDeNA有利と予想する。
第2、3戦の展望
第2、3戦以降は両チームともに、先発の力量が落ちる。
そのため、5点前後を取り合う展開が予想される。
もつれる展開になると、リリーフ陣が良いだけに阪神有利。
能見、岩貞投手の状態が悪いと見れば、阪神ベンチはスパッと諦めるくらいの采配が必要になる。
逆に阪神打線はいかにDeNAの先発投手陣を降板させられるかがポイント。
阪神は上本、糸井、福留、鳥谷選手と待球型の球数を投げさせられる打者を多く揃えている。
中盤までに先発投手を降板させて、DeNAの救援陣から点を奪いたい。
DeNAの第2戦はウィーランド投手が予想される。
今永投手同様甲子園では抜群の安定感を残している。
- ウィーランド 対阪神 2試合2勝 1.76 甲子園 2試合2勝 1.76
9/25に甲子園で行われた阪神戦は9回完封勝利。
阪神としては厄介な難敵が続く。
DeNAの第3戦は濱口か石田かは未定。
勢いと2017年の成績なら濱口投手、甲子園での成績、CS経験値なら石田投手になる。
- 濱口 対阪神 5試合 3.03 甲子園 2試合 3.97
- 石田 対阪神 4試合 3.63 甲子園 2試合 2.25
濱口投手は対広島戦が2戦2敗で防御率4.91。
対する石田投手は対広島戦が2戦2勝で防御率3.46。
今後の戦いを見据えて、濱口投手が第三戦に先発するのが濃厚。
濱口投手はややムラがあるため、ハマれば大きい。
もちろん、その分はまらなかった時は試合を壊す可能性もある。
DeNAとしてはなるべく第二戦までに勝ち切って、第三戦までもつれる展開にはしたくないところ。
阪神の能見、岩貞がそこまで安定感がないことを考えると、先発投手はDeNAが有利。
先発が好投して大勝ならDeNA、リリーフ勝負の接戦に持ち込めれば阪神が勝ち抜くだろう。
試合結果速報
第一戦
阪神2-0DeNA
<セCSファーストステージ:阪神2-0DeNA>◇第1戦◇14日◇甲子園
レギュラーシーズン2位の阪神がDeNAとの接戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。
序盤から阪神メッセンジャー、DeNA井納の両先発による投手戦となった。DeNAは初回こそ1死から柴田が安打したが、以降は4回まで1人の走者も出せず。阪神は3回2死一、二塁の好機で4番の福留が凡退した。
DeNAは5回、先頭の梶谷が右前打で出塁。次打者嶺井の時に盗塁を狙ったが、三振ゲッツーでチャンスを広げられなかった。
試合が動いたのは6回。阪神は無死一塁から、4番福留孝介外野手(40)が中越えに先制の2ランを放った。
リードを得た阪神は、6回無失点のメッセンジャーから自慢の救援陣にスイッチ。7回をマテオ、8回を桑原、9回をドリスが抑え逃げ切った。
第二戦
阪神6-13DeNA
「セCSファーストS・第2戦、阪神6-13DeNA」(15日、甲子園球場)
あとのないDeNAは21安打13点と打線が爆発し、1勝1敗として逆王手をかけた。
2点追う三回、1死二、三塁からロペスが同点となる2点タイムリー。再び1点のビハインドとなった五回にはロペスの左犠飛と宮崎の中前打で逆転した。
4-4で迎えた七回には、梶谷、ロペスの連打などで無死一、三塁とすると、4番・筒香が右前への適時打を放ち、勝ち越し。1死後、代打・乙坂が左翼へ3ラン。さらには倉本のタイムリーなど打者一巡の猛攻で一挙、6点を奪った。
九回にも4安打を集中し、3点を加えた。
先発・今永は二回に2点の先制を許すと、三回にも大山に一発を浴び、3回4安打3失点で降板。しかし、その後は6投手の継投で阪神の反撃を封じた。
第三戦
阪神1-6DeNA
(セ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第3戦、阪神1-6DeNA、DeNA2勝1敗、17日、甲子園)レギュラーシーズン3位のDeNAが、同2位の阪神に連勝。通算2勝1敗で、18日から始まるリーグ優勝した広島とのファイナルステージ(マツダ)に駒を進めた。打線は10安打で6得点を奪い、先発のジョー・ウィーランド投手(27)は7回7安打1失点の好投で期待に応えた。
まとめ
【注目ポイント】
- 第一戦のエース対決
- 強力阪神救援陣VSDeNAのクリーンアップ
- 阪神の5番ファーストの選手
- DeNAの1,2番
試合巧者阪神の方がやや有利な印象を受けるが、DeNAの先発陣は軒並み甲子園で好投を見せている。
相性を買ってDeNAの勝ち抜けを予想したが、両チームに差はない。
白熱した好ゲームが見られることに期待したい。
それでは、さようなら。