どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
このページでは、【クライマックスシリーズ2017】パリーグファーストステージ西武VS楽天の勝敗予想をします。
※本記事の成績は2017/10/4終了時点のもの。
目次
クライマックスシリーズ2017 パリーグファーストステージ日程
対戦カード:(2位 対 3位)
月日 | 組み合わせ | 時間 | 球場 |
10/14(土) | 対戦カード:(西武 対 楽天) | 13:00 | メットライフドーム |
10/15(日) | 対戦カード:(西武 対 楽天) | 13:00 | メットライフドーム |
10/16(月) | 対戦カード:(西武 対 楽天) | 18:00 | メットライフドーム |
10/17(火) | (予備日) | 18:00 | メットライフドーム |
【プロ野球2017】セ・パのクライマックスシリーズの日程と展望&勝敗予想
2017シーズン対戦成績
通算勝敗
- 25試合 西武16勝-楽天8勝(1引き分け)
西武対戦成績 vs.楽天
- 130得点
- 87失点
- 28本塁打
- 打率.271
- 防御率3.07
楽天対戦成績 vs.西武
- 87得点
- 130失点
- 21本塁打
- 打率.235
- 防御率4.64
クライマックスシリーズ2017 パリーグファーストステージ勝敗予想
勝敗予想
2勝1敗で西武がファーストステージ突破
戦力比較
- 先発 西武 < 楽天
- 救援 西武 > 楽天
- 打力 西武 >>> 楽天
- 走力 西武 >>> 楽天
- 守備 西武 < 楽天
- チーム状態 西武 = 楽天
- 対戦成績 西武 > 楽天
- 総合力 西武 > 楽天
展望予想
打力と対戦成績で勝る西武と強力な先発投手を3枚揃える楽天。
楽天の先発三本柱が良いだけに、わずか3試合で行われる短期決戦においては勝敗予想がしづらい両者。
西武は8月1日以降の楽天戦13試合で11勝1敗1分。
シーズントータルの通算成績を16勝8敗1分と大幅に勝ち越している。
ただ、序盤は5勝7敗と負け越し。
前半チーム状態が良かった楽天、後半に調子を上げた西武という、そもそものチーム状態の差が如実に出ただけで、純粋な相性の良し悪しがあるとは言い切れない状況。
西武はリーグトップの684得点をたたき出した打線が持ち味。
盗塁数もリーグトップで唯一3桁の128盗塁と機動力も持ち合わせる。
打力においては西武の方が有利。
救援陣の防御率は西武がリーグ3位の3.32、楽天がリーグ4位の3.43とほぼ互角。
西武はシュリッターが調子を落としているのが気になるものの、牧田、増田を中心にコマは豊富。
対する楽天は松井佑樹投手が10/4にシーズン二度目の登録抹消と不安要素がつきまとう。
福山、ハーマン、高梨とコマは揃っているものの、松井佑樹投手がクライマックスシリーズに戻ってこないようだと厳しい。
楽天先発投手陣が西武打線をどこまで抑えられるかが重要な鍵になる。
先発予想
- 第1戦:西武 菊池雄星 VS 楽天 則本昂大
- 第2戦:西武 野上亮磨 VS 楽天 岸孝之
- 第3戦:西武 十亀剣 VS 楽天 美馬学
第1戦の展望
注目は第1戦のエース対決と、第三戦の西武の先発投手。
【両エースの対戦成績】※()はシーズン通算成績
- 西武菊池の楽天戦の成績:8試合 8勝0敗 防御率0.82(1.97)
- 楽天則本の西武戦の成績:5試合 1勝2敗 防御率5.76(2.65)
西武菊池投手は対楽天戦で抜群の相性を誇っている。
西武サイドとしては菊池投手で1勝を確実に計算したくなる成績。
逆に言うと西武は菊池でとれないようだとチームに与えるダメージが非常に大きい。
対する楽天は則本投手が西武戦を苦手にしている。
直近で対戦した10月2日のメットライフドームでの登板は6回1失点10奪三振で勝利投手したものの、5安打4四死球と多くのランナーを許した。
今シーズンの成績だけを見れば、第1戦は西武有利。
質の高い投手戦が予想される。
第2、3戦の展望
ただ、二戦目以降は楽天の方がやや有利。
【楽天の二戦目以降の先発投手】※()はシーズン通算成績
- 楽天岸の西武戦の成績:3試合 2勝1敗(8勝10敗) 防御率2.45(2.79)
- 楽天美馬の西武戦の成績:6試合 2勝2敗(11勝7敗) 防御率3.92(3.33)
シーズン通して安定した働きを見せた岸と美馬投手。
後半戦はやや調子を落としているものの、好投手であることに間違いはない。
対して、西武の二戦目以降の投手はやや不安要素が多い。
【楽天の二戦目以降の先発投手】※()はシーズン通算成績
- 西武野上の楽天戦の成績:1試合 0勝1敗(11勝10敗) 防御率15.00(3.63)
- 西武十亀の楽天戦の成績:5試合 3勝1敗(8勝7敗) 防御率1.78(3.40)
- 西武ウルフの楽天戦の成績:3試合 0勝1敗(9勝4敗) 防御率2.45(6.19)
- 西武多和田の楽天戦の成績:2試合 0勝0敗(5勝5敗) 防御率6.00(3.44)
今シーズンの成績や序列からいけば第二戦は野上投手の先発が濃厚。
ここ2試合で9回無失点、8回無失点と絶好調なのも好材料。
気になるのは楽天戦と相性とややムラッ気が強いところ。
また、2017年のホームゲームの防御率は4.14、左打者被打率.271も気になる要素。
楽天は茂木、藤田、ペゲーロ、銀次、島内、岡島らと主力に左が多い打線。
これらの悪いデータを覆す投球に期待したいが、第二戦はやや楽天有利な印象を受ける。
そして、西武最大の不安要素は第三戦の先発投手。
現時点では西武の第三戦の先発投手はまだ確定していない。
今シーズントータルの成績ならウルフ、楽天戦の相性なら十亀、爆発力なら多和田。
ただ、ウルフ投手は後半戦不調(8月防御率4.24、9月防御率8.25)のため、前半戦ほど信頼できない。
多和田投手は8/12、19のロッテ、日本ハム戦で連続完封をする爆発力があるものの、トータルではムラがあり、信頼に欠ける。
そうなると第三戦の先発投手として有力になるのが十亀投手。
シーズンでもまずまずの安定感を見せており、楽天戦の相性も抜群。
直近の試合で則本投手との投げ合いの末、6回2失点で敗戦投手になったが、内容自体は安定していた。
首脳陣もあの安定した投球を見せられれば、十亀投手に任せるだろう。
西武十亀剣投手の武器は豪快なサイドスローのフォームから繰り出される剛速球
西武としては、先発投手がよくないと判断すれば早めの継投がポイントになる。
幸い西武のリリーフ投手には野田、武隈、高橋朋投手といった信頼できる左腕が3枚も控える。
第二戦以降は西武首脳陣の継投のタイミングが大きな鍵を握る。
ただ、なんにせよ西武は先発投手ではやや楽天に劣る。
第一戦の菊池雄星投手で落とすようなことがあればたちまち状況は不利になる。
第一戦を楽天が取るようなことがあれば、楽天がそのまま勝ち進む可能性が高い。
追記
報道によると西武の第二戦の先発は十亀投手とのこと。
また、第三戦は野上投手の登板が予想されている。
多和田投手は10/11(水)に行われたフェニックスリーグで先発し、7回を投げた。
そのことから第三戦の先発ではなく、クライマックスシリーズのファイナルステージでの先発登板が予想される。
結果速報
第一戦
西武10-0楽天
<パCSファーストステージ:西武10-0楽天>◇第1戦◇14日◇メットライフドーム
レギュラーシーズン2位の西武が同3位の楽天に大勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。
菊池雄星投手(26)は走者を出しながらも失点を許さない気迫の投球で、5安打完封。快投で大勝を呼び込んだ。
菊池は「かなり、初戦が大事と言うことを話していたので、勝てて良かったです。絶対に先にマウンドを降りたくないという気持ちで投げました。全体的に良かったですし、野手のみなさんが早く援護点を取ってくれたので、のびのび投げられました。プレッシャーとかはなくて、ワクワクしてました。満員の西武ドームで完封できて、最高です。明日以降もゲームがあるので、何とかいい流れでバトンを渡せればと思っていた。最高の結果でよかったです。」と振り返った。
第二戦
楽天4―1西武
◇パ・リーグCSファーストS第2戦 楽天4―1西武(2017年10月15日 メットライフD)
パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が15日に行われ、楽天が西武に4―0と快勝。ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた。
楽天は先発の岸が昨季まで所属した古巣相手に快投。6回1/3を投げて102球、無四球8奪三振で無失点。レギュラーシーズンでは7月19日の日本ハム戦以来12試合も白星から遠ざかっていたが、大一番で見事にチームを勝利に導いた。
第三戦
楽天5-2西武
〇楽天5-2西武●(16日・メットライフドーム)
16日にメットライフドームで行われたパ・リーグクライマックスシリーズ1stシリーズ・第3戦は、楽天が西武を5-2で下した。
引用:楽天、4年ぶりCSでファイナルS進出!初戦敗退からの連勝突破は史上初 (ベースボールチャンネル) - Yahoo!ニュース
まとめ
【注目ポイント】
- 第一戦のエース対決
- 強力西武打線VS楽天の先発三本柱
- 西武のリリーフ左腕VS楽天の左打者
- 第二戦以降の西武首脳陣の継投ポイント
凄くありきたりな予想だが、第一戦を勝利したチームがクライマックスシリーズ ファイナルステージに進出する。
エース菊池と則本の日本を代表する投手同士の対戦が大きなカギを握る。
それでは、さようなら。
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