どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
本日は、平成元年生まれが選ぶプロ野球歴代ベストナインをご紹介します!
- 選考基準
- 平成元年生まれが選ぶ平成プロ野球歴代ベストナイン
- まとめ
- Youtube検証企画
- おすすめ野球記事
選考基準
- 1989以降にNPBでプレイした選手が対象
- 各選手のキャリアハイをもとに打線を組む
- メジャーリーグ、国際試合での実績も考慮
- 私の思い出・印象深さも評価対象
平成元年生まれが選ぶ平成プロ野球歴代ベストナイン
スタメン
1(中)イチロー .385(546-210)13本*54点29盗 出塁率.445 OPS.994 1994
2(遊)松井稼 .332(582-193)36本*87点33盗 出塁率.389 OPS1.006 2002
3(二)井口 .340(515-175)27本109点42盗 出塁率.438 OPS1.011 2003
4(左)松井秀 .334(500-167)50本107点*3盗 出塁率.462 OPS1.153 2002
5(三)中村 .320(525-168)46本132点*3盗 出塁率.434 OPS1.064 2001
6(一)松中 .358(478-171)44本120点*2盗 出塁率.464 OPS1.179 2004
7(捕)古田 .316(474-150)30本*86点*3盗 出塁率.422 OPS.997 1992
8(右)高橋 .308(503-155)35本*88点*1盗 出塁率.404 OPS.982 2007
9(投)松坂 17勝5敗 防2.13 186.1回 奪三振200 13完投 WHIP0.92 2007
※黒字はタイトル獲得
1番・センター イチロー
引用:イチローの「オリックス・背番号51」を継ぐ選手は現れるのか!? - 週刊ベースボールONLINE|野球コラム
キャリアハイ
.385(546-210)13本*54点29盗 出塁率.445 OPS.994 1994
獲得タイトル
NPB
- 首位打者:7回 (1994年 - 2000年)
- 打点王:1回 (1995年)
- 盗塁王:1回 (1995年)
- 最多安打:5回 (1994年 - 1998年)
- 最高出塁率:5回 (1994年 - 1996年、1999年 - 2000年)
- パ・リーグMVP:3回 (1994年 - 1996年)
- ベストナイン:7回 (1994年 - 2000年)
- ゴールデングラブ賞:7回 (1994年 - 2000年)
MLB
- 首位打者:2回(2001年、2004年)
- 盗塁王:1回(2001年)
- 新人王(2001年)
- ア・リーグMVP:1回(2001年)
- シルバースラッガー賞:3回(2001年、2007年、2009年)
- ゴールドグラブ賞:10回(2001年 - 2010年)
選出理由
もう現れることのない不世出の天才。
史上初のシーズン200本安打、7年連続首位打者など、数々の記録を成し遂げてきた選手です。
2017年でイチロー選手はメジャー17年目。
イチロー選手がNPBでプレイしたのは9年間。
既に日本時代の倍以上の年月をアメリカで過ごしています。
私が野球を観始めた1998年時点、イチローは既にイチローでした。
首位打者を獲得して当たり前、時にワンバウンドした投球をヒットにし、いつ4割を打つのかが常に注目される日本球界最高のスター。
日本で過ごした9年間の4098打席で打率.353。
日本が世界に誇る究極のアベレージヒッターのプレーを3年間だけでも観られたことを幸せに思います。
2番・ショート 松井稼頭央
引用:西武時代の松井稼頭央が2試合連続サヨナラ弾【2002年5月11日】 - 週刊ベースボールONLINE|野球コラム
キャリアハイ
.332(582-193)36本*87点33盗 出塁率.389 OPS1.006 2002
獲得タイトル
NPB
- 盗塁王:3回 (1997年 - 1999年)
- 最多安打:2回 (1999年、2002年)
- 最優秀選手:1回 (1998年)
- ベストナイン:7回 (1997年 - 2003年)
- ゴールデングラブ賞:4回 (1997年、1998年、2002年、2003年)
選出理由
日本球界史上最高にして最強のショート&スイッチヒッター。
私が最も好きな野球選手です。
宮本慎也、井端弘和、鳥谷敬派の皆さんもいるでしょうが、やはりショート部門は松井稼頭央選手が抜けているかなと。
3年連続盗塁王、ショート&スイッチヒッター初のトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)、7年連続ショート部門のベストナイン(史上最長記録)。
こんなにも華がある野球選手も珍しいです。
松井稼頭央選手の登場後、ホークスの川崎宗則、ロッテの西岡剛、西武の中島裕之と打てる遊撃手が台頭してきました。
ただ、川崎選手なら長打力、西岡選手なら肩、中島選手なら守備と、いずれも完璧な5ツールとは言い難いです。
その点松井稼頭央選手はミート、パワー、スピード、肩、守備の5ツールを兼ね備える万能選手でした。
おまけに8年連続全試合出場と体の強さも歴代屈指。
他に並び立つ存在のいない遊撃手です。
現在の日本球界の遊撃手では巨人の坂本勇人選手というスーパースターがいます。
セントラル・リーグの遊撃手史上初の首位打者を獲得し、日本球界二人目の3000本安打の可能性を秘めています。
今後平成プロ野球歴代ベストナインのショート部門を可能性を持った唯一の選手と言っても過言ではありません。
良い意味で歴代最高の遊撃手は松井か坂本かという議論がなされる日が来れば良いなと願ってます。
3番・セカンド 井口資仁
引用:ダイエー戦士がまたひとり…井口資仁が引退を発表 | BASEBALL KING
キャリアハイ
.340(515-175)27本109点42盗 出塁率.438 OPS1.011 2003
獲得タイトル
NPB
- 盗塁王:2回 (2001年、2003年)
- ベストナイン:3回 (二塁手部門:2001年、2003年、2004年
- ゴールデングラブ賞:3回 (二塁手部門:2001年、2003年、2004年)
選出理由
2017年限りで現役引退となった井口選手。
”打てる二塁手”像を確立した選手の一人です。
今でこそヤクルトの山田哲人選手がトリプルスリーを達成し、その他にもカープ・菊池涼介選手、西武・浅村栄斗選手など、打てる二塁手がいますが、歴史的にみると打てる二塁手は非常に希少。
2003年は惜しくも27本塁打でトリプルスリーを達成できませんでしたが、改修前の広い福岡ドームであれだけの本塁打数を記録したのは大変珍しいことでした。
メジャーリーガー時代は二年連続で二桁本塁打(2005年:18本、2006年:15本)を記録するなど、その打棒は世界でも通用することを証明。
二塁手にしては肩も強く、とんでもないスローイングを披露してメジャーでも話題になりました。
井口選手もまた5ツールプレイヤーと呼ぶに相応しい名選手。
日本時代の単年での成績は山田選手が上ですが、メジャーでの実績などを考慮して井口選手を選出。
今後は山田、菊池、浅村選手たちがキャリアを積み重ねて、いつか井口選手を超える選手になって欲しいです。
2017年プロ野球引退選手一覧と現役続行情報!打線も組んでみた!
パ・リーグNo.1じゃない 西武浅村栄斗選手が目指すのは12球団1のセカンド
4番・レフト 松井秀喜
キャリアハイ
.334(500-167)50本107点*3盗 出塁率.462 OPS1.153 2002
獲得タイトル
NPB
- 首位打者:1回 (2001年)
- 本塁打王:3回 (1998年、2000年、2002年)
- 打点王:3回 (1998年、2000年、2002年)
- 最高出塁率:3回 (1998年、2000年、2002年)
- MVP:3回 (1996年、2000年、2002年)
- ベストナイン:8回 (1995年 - 2002年)
- ゴールデングラブ賞:3回 (2000年 - 2002年)
MLB
- ワールドシリーズMVP:1回 (2009年)
選出理由
平成のプロ野球で唯一シーズン50本塁打以上を打った日本人打者。
通算本塁打数でも、平成以降デビューの日本人選手で唯一500本塁打超えています。
ワールドシリーズMVPも獲得するほどの勝負強さも兼ね備える平成最強のスラッガーです。
こんなにも4番の座がしっくりくる選手を私は他に知りません。
色々あって、WBCで日本の4番を背負うことはありませんでしたが、日本の4番はこの人しかいないでしょう。
若い頃に原辰徳、落合博満、広澤克己、清原和博、石井浩郎といった打撃部門のタイトルホルダーのチームメイトと4番の座を争ったことが後に大きく影響したことは間違いありません。
長嶋茂雄監督が作り出した最高傑作のスラッガーです。
5番・サード 中村紀洋
引用:元近鉄・中村紀洋が浜松開誠館に注入した“打ち勝つ”スタイル - ベースボール・マガジン社WEB
キャリアハイ
.320(525-168)46本132点*3盗 出塁率.434 OPS1.064 2001
獲得タイトル
NPB
- 本塁打王:1回 (2000年)
- 打点王:2回 (2000年、2001年)
- 最高出塁率:1回 (2001年)
- ベストナイン:5回 (1996年、1999年 - 2002年)
- ゴールデングラブ賞:7回 (1999年 - 2002年、2004年、2007年、2008年)
選出理由
さすらいのバットマン中村紀洋選手。
近鉄→ドジャース→オリックス→中日→楽天→横浜。
メジャーリーグでは珍しいことではありませんが、日本球団をここまでの実力者が渡り歩くことは非常に珍しいケースです。
球団や首脳陣と衝突して退団するケースもありましたが、それでも各球団からオファーがあったのは実力があったからこそ。
近鉄時代のどん兵衛のCMで言い放った、「ヒットはいらない、ホームランが欲しい」は私の野球チームで大流行しました。
三塁手部門史上最多の7度のゴールデングラブ賞を獲得しており、ハンドリングの柔らかさと強肩が魅力のサードでもありました。
近鉄が優勝した2001年にはショートも務めるなど、その守備力も平成三塁手屈指。
良くも悪くも昭和のパリーグの選手像を体現した記憶にも記録にも残る名選手です。
6番・ファースト 松中信彦
引用:HAWKS BASEBALL PARK ホークス史伝 松中信彦が厳選するホークス名試合集スペシャル!|FOXスポーツ&エンターテイメント|FOX ネットワークス
キャリアハイ
.358(478-171)44本120点*2盗 出塁率.464 OPS1.179 2004
獲得タイトル
NPB
- 首位打者:2回 (2004年、2006年)
- 本塁打王:2回 (2004年、2005年)
- 打点王:3回 (2003年 - 2005年)
- 最多安打:1回 (2004年)
- 最高出塁率:3回 (2004年 - 2006年)
- MVP:2回 (2000年、2004年)
- ベストナイン:5回 (一塁手部門:2000年、2003年、2004年、指名打者部門:2005年、外野手部門: 2006年)
- ゴールデングラブ賞:1回 (一塁手部門:2004年)
選出理由
平成初にして唯一の三冠王。
あの松井秀喜選手でもなし得なかった偉業を達成した歴史に名を遺すスラッガー。
今岡誠(元阪神)、坂本勇人、山田哲人らの右打者で内角打ちの名人は数多くいますが、左打者の内角打ちは松中選手の右に出る選手はいません。
芸術的かつ豪快な内角打ちで、数々のアーチを福岡ドームにかけました。
個人的に最も”嫌いな”野球選手です。
なぜなら”打ちすぎる”から(私なりの褒め言葉)。
西武ファンの私にとって、こんなにも嫌な記憶がある選出は他にいません。
何度となく手痛い一打を浴びて、西武が試合を落とすのを目撃しました。
こんなにも威圧感を感じる打者は他にはおらず、何を投げても打たれる気しかしませんでした。
松中選手ほどの威圧感を感じる打者は今のプロ野球にはいません。
小久保、井口、城島といった他のホームラン打者を抑えて4番を張った実力はやはり本物。
同じ左の三冠王にしてホームランバッターだった王貞治監督の最高傑作です。
7番・キャッチャー 古田敦也
引用:写真で見る珠玉のキャッチャー・ギア - 週刊ベースボールONLINE|野球コラム
キャリアハイ
.316(474-150)30本*86点*3盗 出塁率.422 OPS.997 1992
獲得タイトル
NPB
- 首位打者:1回 (1991年)
- MVP:2回 (1993年、1997年)
- ベストナイン:9回 (1991年 - 1993年、1995年、1997年、1999年 - 2001年、2004年)
- ゴールデングラブ賞:10回 (1990年 - 1993年、1995年、1997年、1999年 - 2001年、2004年)
- 日本シリーズMVP:2回 (1997年、2001年)
選出理由
球界の頭脳と言われた平成最強捕手。
日本記録の盗塁阻止率.644を記録した守備、セ・リーグ初の捕手で首位打者を獲得した打撃。
攻守に存在感を発揮した最高の捕手です。
平成の日本球界では、谷繁元信、中村武志、西山秀二、矢野輝弘(現:燿大)、城島健司、阿部慎之助らの打てる名捕手がいます。
そんな名捕手たちの存在がかすむほどの古田選手の存在は抜けていました。
現在の球界では捕手難が叫ばれていますが、古田選手が作り上げてしまった”理想の捕手像”と比較されて苦しんでいる部分はあるでしょう。
今後二度と現れることはない究極にして理想の捕手でした。
8番・ライト 高橋由伸
引用:http://baseballking.jp/ns/32366
キャリアハイ
.308(503-155)35本*88点*1盗 出塁率.404 OPS.982 2007
獲得タイトル
NPB
- ベストナイン:2回 (1999年、2007年)
- ゴールデングラブ賞:7回 (1998年 - 2003年、2007年)
選出理由
平成プロ野球歴代ベストナインを選ぶ上で一番議論になるのが、「イチロー、松井秀喜に次ぐ外野手」。
日米で圧倒的な成績を残したイチロー、松井秀喜は当確として、もう一枠を誰にするのか。
【平成プロ野球歴代ベストナインの外野手候補】
- 平成の鉄人にして大打者・金本知憲選手
- イチローが憧れた天才打者・前田智徳選手
- イチローと松井秀喜を足して2で割った選手とも言われた福留孝介選手
- 平成最高のスピードスター赤星憲広選手
- 首位打者3回でメジャーでも実績十分の青木宣親選手
- トリプルスリーも達成した5ツールプレイヤー柳田悠岐選手
挙げればきりがないほど候補者はいます。
その中で私が外野手で選手したいのが高橋由伸選手です。
タイトル獲得回数や通算成績では上記の選手たちには及びませんが、その美しさと品の良さはプロ野球史上屈指。
こんなにも絵になる選手は今までもこれからもいないでしょう。
個人的な思い入れが強い人選ですが、デビュー時に感じさせた可能性や当時の子供たちの人気も考慮して、選出しました。
9番・ピッチャー 松坂大輔
引用:【プロ野球】「野球殿堂」に「西武黄金期」の伊東勤、「優勝請負人」星野仙一、「カミソリシュート」平松政次の各氏を選出(5) - 産経ニュース
キャリアハイ
17勝5敗 防2.13 186.1回 奪三振200 13完投 WHIP0.92 2007
獲得タイトル
NPB
- 最多勝利:3回 (1999年 - 2001年)
- 最多奪三振:4回 (2000年、2001年、2003年、2005年)
- 最優秀防御率:2回 (2003年、2004年)
- 新人王 (1999年)
- 沢村賞:1回 (2001年)
- ベストナイン:3回 (投手部門:1999年 - 2001年)
- ゴールデングラブ賞:7回 (投手部門:1999年 - 2001年、2003年 - 2006年)
選出理由
平成の怪物と称された日本のエース。
単年の成績では上原浩治、斉藤和巳、ダルビッシュ有、田中将大、岩隈久志らには劣りますが、平成のプロ野球界を常に背負い、引っ張ってきたのは間違いなく松坂大輔投手です。
2000年のシドニー、2004年のアテネ五輪、2006、2009年のWBCといった日本の国際大会で常にエースとして君臨。
”ここ”という時に勝負強さを発揮する投手でした。
【代表通算成績】
- 14試合 9勝2敗 防御率1.94 投球回数88.1 奪三振96
特にWBCでは無類の強さを発揮し、2大会連続でMVP。
日本の2大会連続世界一に貢献しました。
【WBC通算成績】
- 14試合 6勝0敗 防御率1.95 投球回数27.2 23奪三振
プロ入り後は勝負所で勝てず”松坂神話崩壊”などと言われる時期もありました。
【松坂大輔投手の大一番での敗戦投手歴】
- 1999年のダイエーとの天王山で敗戦投手
- 2000年シドニー五輪3位決定戦でイスンヨプに決勝タイムリー
- 2001年の近鉄との天王山でローズに55本塁打&中村紀洋にサヨナラ本塁打
- 2002年の日本シリーズで清原和博に看板直撃の特大の本塁打
- 2004年のアテネ五輪で準決勝でオーストリアに敗戦投手
それでもチームと日本のために常に投げ続け、進化を止めなかった松坂大輔投手。
その結果日本シリーズ、ワールドシリーズ、WBCと異なる大会を制覇しました。
記録以上に記憶に残る平成の大投手。
打たれても抑えても絵になる投手です。
今の松坂大輔選手復活に期待しない 2017年の活躍に期待を寄せて
まとめ
昭和に負けず劣らず素晴らしい選手を輩出し続けた日本プロ野球。
今後プロ野球が続いていく中で、今回のベストナインを上回る選手が生まれるでしょう。
今後ますますプロ野球が発展し、良い意味で平成プロ野球歴代ベストナインのメンバーが悩ましくなることに期待しています。
皆さんも平成ベストナインを選出してみてはいかがでしょうか。
それでは、さようなら!
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