どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
このページでは【2017夏の甲子園】決勝の勝敗予想をしています。
それぞれのチームの勝ちあがり方や、対戦チーム同士の相性を元に結果を予想します。
ちなみに私は準々決勝、準決勝の全6試合の予想を的中させています。
(ベスト8進出予想は3校しか当てられませんでしたが...)
それでは、早速いってみます。
目次
決勝の日程と対戦カード
第14日 8月23日(水)決勝14:00
1. 14:00 広陵(広島) VS 花咲徳栄(埼玉)
準決勝の勝敗予想もしておりますので、気になる方はチェックされてみてください。
【2017夏の甲子園・ベスト4】準決勝の勝敗予想と結果速報!
決勝の勝敗予想
広陵(広島) VS 花咲徳栄(埼玉)
勝利予想:花咲徳栄(埼玉)
【広陵の勝ち上がり】
- 中京大中京:10-6
- 秀岳館:6-1
- 聖光学院:9-1
- 仙台育英:10-4
- 天理:12-9
【花咲徳栄の勝ち上がり】
- 開星:9-0
- 日本航空石川:9-3
- 前橋育英:9-4
- 盛岡大付:10-1
- 東海大菅生:9-6
互いに初優勝を狙うチーム同士の対決。
名だたる名門校を撃破してきた広陵高校。
全試合9得点を奪い、強敵の実力校を次々に撃破した花咲徳栄。
広陵は3度の準優勝の悲劇を乗り越えて悲願の初優勝を狙う。
対する花咲徳栄は同校初の決勝戦であり、埼玉県勢初の夏の選手権優勝を狙う。
非常に見応えがあり、勝敗予想が難しい両校の対決。
実力としては花咲徳栄の方が若干一枚上手に見える。
大会新記録の6本塁打を放っている中村奨成という大黒柱中心の広陵に対して、花咲徳栄はどこからでも長打を狙える打線の厚みが魅力。
太刀岡、千丸、西川、野村の上位打線だけでなく、須永、高井、小川といった5~7番の得点力が高い。
対して広陵は個々の打力では花咲徳栄に劣るものの、中井監督の神がかり的な打順やスタメンの組み替えで大量得点を奪ってきている。
花咲徳栄は二桁得点は1度だけなのに対して、広陵高校は3度も記録。
中村の好調はあると言え、打線全体の粘り強さや繋がりでは花咲徳栄に引けを取らない。
中村となるべく勝負しない状況を作るためにも、好調な高田誠也(本人曰く野球人生の中で最も調子がいい)、吉岡広貴の1、2番をいかに出塁させないか。
また広陵はここまで4番を任されている加川、村上が不振。
中村の勝負を避けられた時にいかに後を打つ打者がランナーを返せるかもポイントになる。
最も鍵を握る投手陣は両者2枚看板を揃える。
広陵は平元、山本の左投手を二人、花咲徳栄は網脇、清水の右投手を二人。
広陵は相手や投手の調子によって先発を変えてくるが、花咲徳栄は全試合先発:網脇、抑え:清水の形。
打線に6人の左打者を揃える花咲徳栄打線VS広陵の左の二枚看板。
右のスラッガー中村を擁する広陵打線VS花咲徳栄の右の二枚看板。
という構図になる。
広陵は特に平元に体力の限界が感じられ、山本の状態が鍵を握る。
その山本も準決勝の天理戦では5回途中から捉えられ、9回に再リリーフした際には無死満塁から全力投球で試合を締めくくった。
あの投球で持てる力を全て使い果たしたように見える。
3番手森も不安定だけに、決勝戦は投手陣が打ち込まれて意外に大差がつくのではと危惧する。
対して花咲徳栄は準決勝の東海大菅生戦で網脇が4回途中でノックアウトされたのがやや心配。
その後を受けた清水が7回2/3を投げ抜いて勝利したものの、両投手の疲労が気になるところ。
ただ、ここまで網脇のおかげで清水はほとんど長いイニングを投げていない。
蓄積疲労度でいえば、広陵投手陣よりも軽いと見える。
東海大菅生戦でロングリリーフで好投(7回2/3で自責点2)するなど、長いイニングもいけることを証明した。
清水が好調で体力的にも余裕があることから、花咲徳栄がやや有利に感じる。
個人的には清水VS中村の真っ向勝負を見たいが、勝負に徹するなら敬遠もやむなし。
中村の俊足も驚異だが、それ以上に試合の流れを変えてしまう一発長打は避けたい。
清水が欲を出さないかもポイントになる。
ただ、もちろん中村を打ち取った時の広陵サイドのダメージは相当なものになる。
そこまで計算して強気に攻めるかは花咲徳栄ベンチの腕の見せどころ。
策士・岩井隆監督(花咲徳栄)の采配も見どころ。
いずれにせよ得点力は高い両チームだけに5~7点前後の戦いになる。
【ポイントまとめ】
- 疲労困憊の投手陣の起用
- 神がかり的な中井、岩井両監督の采配
- 中村の前後を打つ打者を抑えられるか
決勝の結果速報
第14日 8月23日(水)決勝14:00
広陵(広島)4–14 花咲徳栄(埼玉)
まとめ
勝利予想は花咲徳栄と見たが、個人的には広陵の中村選手が個人の打撃記録とあわせて伝説になって欲しい。
広陵高校を初優勝に導いて、野球界に新たなスター誕生になって欲しい。
(もちろん花咲徳栄にもここまで来たら優勝して欲しい気持ちもあるので複雑なところではあるが...)
いずれにせよ、ここまで素晴らしい勝ち上がりをしてきた両校が素晴らしい決勝戦を演じることに期待したい。
泣いても笑っても残り1試合。
2017高校野球の集大成となる試合から目が離せない。
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