死ぬまで生きる問題

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甲子園埼玉大会決勝は花咲徳栄高校が浦和学院を下し、3連覇達成! 

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第99回全国高校野球選手権大会朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の地方大会は27日、埼玉大会で決勝があり、花咲徳栄浦和学院に5―2で勝ち、3年連続5回目の選手権代表を決めた。

目次

スタメン

花咲徳栄

打順 守備 名前 年 出身中学・出身高校
1 中 太刀岡蓮 3年生 行田リトルシニア
2 二 千丸剛 3年生 青葉緑東リトルシニア
3 左 西川愛也 3年生 浜寺ボーイズ
4 一 野村佑希 2年生 太田市リトルシニア
5 捕 須永光 3年生 加須リトルシニア
6 三 高井悠太郎 3年生 東村山リトルシニア
7 右 小川恩 3年生 大阪東淀川ボーイズ
8 投 網脇慧 3年生 東京城南ボーイズ
9 遊 岩瀬誠良 3年生 千葉西リトルシニア

浦和学院

打順 守備 名前 年 出身中学

1 三 矢野壱晟 2年生 小倉東ボーイズ
2 一 杉山翔 3年生 ヤングひろしま
3 二 家盛陽介 3年生 飯塚ボーイズ
4 右 蛭間拓哉 2年生 前橋桜ボーイズ
5 捕 秋山拓海 3年生 京葉ボーイズ
6 左 本田渉 3年生 ヤングひろしま
7 中 山本晃大 3年生 大宮リトルシニア
8 投 渡邊勇太朗 2年生 羽生市立東中
9 遊 森川怜 3年生 坂戸ボーイズ

試合結果

高校名  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
花咲徳栄 0 0 0 0 4 1 0 0 0 5
浦和学院 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2

 

■投手
花咲徳栄:綱脇→清水
浦和学院:渡辺→桑野→佐野

 

本塁打
花咲徳栄:
浦和学院:佐野

 

5回表に花咲徳栄は1死満塁から3者連続押し出し四死球で3点を先制。 

さらにショートゴロの間にも1点を追加し、合計4得点。

6回表には花咲徳栄はワイルドピッチで更に1点追加。

 

6回裏に浦和学院は佐野の場外2点本塁打で反撃。

 

最後は7回からリリーフしたエース清水が締めて、試合を制した。 

総評

埼玉の強豪私立同士の決勝戦

秋・春・夏の埼玉大会決勝は、3連続で花咲徳栄VS浦和学院の顔合わせとなった。

まさに2強。

 

決勝8連勝中の浦和学院VS決勝戦3連勝中の花咲徳栄

決勝の通算成績でも、浦和学院12勝4敗、花咲徳栄4勝1敗。

決戦に滅法強いチーム同士の対決でもあった。

 

元々26日に予定されていた決勝戦は雨で1日順延。

一日置いた今日(27日)は曇り空だったものの、雨は降らず。

グランドコンディションもまずまずで、野球を行うには申し分ない状況となった。 

 

スタンドも両校の応援団で一杯となり、埼玉県高校野球界の熱気が伝わってきた。

 

試合の方は序盤から両チームチャンスを作るものの、あと一本が出ない展開が続いた。

勝負を分けたのは5回の攻防。

1死満塁からノーヒットで4得点を奪った花咲徳栄

無死満塁から無得点に終わった浦和学院

 

継投に関しては結果論なので何も言えないが、結果的には5回の攻防が試合の明暗を分けてしまった。

それ以外を除けば、両校互角。

 

逆にいえば、相手のミス・動揺に一気に漬け込んだ花咲徳栄はさすが。

 

浦和学院は強力花咲徳栄打線を5安打に抑えたものの、四死球が11。

バッテリーエラーも目立ち、中々リズムをつかめなかった。

浦和学院は中心選手に2年生がいるため、この悔しさを来年晴らして欲しい。

花咲徳栄

西川愛也 (左翼手) 3年 背番号7

準決勝までに打率5割超え、本塁打4、打点18を記録した左のスラッガー

 

この試合では3四球。

浦和学院バッテリーが明らかに嫌がっているのが見て取れた。

 

スイングスピードが速い分、ボールの見極めも出来ており、くさいところにも全く手を出さなかった。

ただ、好投手左腕の佐野のボールになるスライダーには手が出てしまっていた。

今後レベルの高い左腕と当たった時の対応力に注目したい。 

清水達也(投手) 3年 背番号1 

自己最速149キロを誇る速球派投手。

この試合では7回から二番手投手としてマウンドにあがった。

 

144キロのストレートを連発するなど、評判通りの直球を披露。

落ちるボール(スライダー?)との組み合わせで、浦和学院打線に的を絞らせなかった。

 

非常にゆったりとしたフォームとアーム式の投球モーションが特徴的。

この試合では、ほぼランナーがいなかったため、走者を背負った際のクイックやセットボジション時にどんな投球をするかを見てみたかった。

千丸剛(二塁手) 3年 背番号4

2番・セカンドで主将を任される花咲徳栄の心臓。

 

好守に安定したプレーが光る。

岩井監督は千丸の前にランナーが無死で出ても、簡単に送らせることはない。

ヒッティング、エンドラン、送りバントなど様々な作戦を実行できる攻撃センスを誇る。

 

この試合でも、自分の前にでた太刀岡をヒッティングによる進塁打、ツーベース、送りバントと異なる方法で、いずれも進塁させた。

 

特に5回表の無死1塁から放ったライトフェンス直撃のツーベースはその後の大量得点を生み出した。

主砲西川以上に、花咲徳栄には欠かせない選手。

浦和学院

渡邊勇太朗(投手) 2年 背番号17

身長188センチの大型右腕。

速球は安定して135キロ前後。

ここというところでは、140キロを計測するなど、馬力も十分。

 

安定して内外角に投げ分けられる制球力も持ち合わせる。

エストボールの際にも、捕手が構えた位置に思い切りに腕を振って投げられるのも評価できる点。

 

投球フォームも非常にスムーズな体重移動を見せる。

高身長のわりに、破たんのない安定した投球が光った。

 

逆に力感や力強さがまだまだ感じられないので、来年以降身体ができてきたときにどうなるかがカギ。

蛭間拓哉(右翼手) 2年 背番号9

2年生ながら、浦和学院の4番を任される長距離砲。

準決勝までに3試合連続を含む、4本塁打を放つなど、長打力は一級品。

 

この試合では力みが見られ、バットの出がスムーズではなかった。

力感なく、鋭く振り抜く同じ左のスラッガー・西川とは対照的な結果になった。 

 

この悔しい結果を来年に活かして欲しい。

森川怜(遊撃手) 3年 背番号6

堅守の浦和学院にあって、守りの中心・ショートを任される存在。

 

三遊間の深いところからもノーバウンドでストライク送球。

左打者・西川のスピンのかかった難しい変則回転の打球も難なくさばく。

送球・捕球共に安定感が光った。

 

打順は9番だが、左打席から鋭い打球を放った。

こういう選手を9番に置けるあたりに、浦和学院の層の厚さを感じた。

甲子園で期待すること

切れ目のない打線、高校野球界トップクラスのエース清水を擁する戦力は全国トップクラス。

鍵になるのは先発を任されることが多い、背番号10を背負った綱脇。

彼がこの決勝戦のようにしっかりゲームを作って、エース清水にバトンを渡せれば、花咲徳栄は甲子園でも上位進出出来る。

 

花咲徳栄高校は春夏通じて甲子園最高成績はベスト8。

今年は歴史を塗り替えて、ベスト4以上進出に期待したい。

まとめ

5回の1イニング。

結果的にはこの1イニングが全てを分ける結果となった。

それ以外は互角だっただけに、改めて一発勝負は怖いと感じさせられた。

 

 

埼玉を代表する名門の両校には今後も良きライバルとして、埼玉県高校野球界を引っ張っていって欲しい。


それでは、さようなら!

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