そんな思いはブロガー誰もが思うことであり、悩みの種でもあります。
質の良いコンテンツを作ることは絶対条件です。
が、せっかくそのコンテンツを作っても肝心のグーグル先生に認知してもらわなければ意味がない。
ではどうやってそれを調べるのか。
GoogleのSearch Consoleです。
その中で今回取り上げるのが、、Google Search Console(旧ウェブマスターツール)で見られる「クロールの統計情報」。
Seach Console自体は、キーワード選定のためのツールです。
今回はその中のクローラーの巡回頻度についてお話していきます。
今回の目的
- 「クロールの統計情報」を用いてクローラーの巡回頻度を調べる
- クローラー巡回頻度が増加した時の心構えを調べる
300記事も書いてきて、思うようにアクセスがアップしない理由は何か。
その要因の一つに「グーグルからの評価があるのではないか」と考えました。
というのもそもそもグーグルから評価されていないサイトであれば、検索対象としてみなされません。
グーグルに少しでも振り向いてもらうにはどうするかを考えた結果、そもそも当サイトはそもそも見てもらえているのかを検証することにしてみました。
ちなみに「クロールの統計情報」とは下記の通りです。
クロールの統計情報レポート(ウェブサイト専用)は、過去 90 日間のサイトでの Googlebot のアクティビティに関するデータを提供します。
この統計情報には、Google がダウンロードするすべてのコンテンツ タイプ(CSS、JavaScript、Flash、PDF ファイル、画像など)が含まれます。
簡単に言うと
Googleのクローラーがサイトをクロールした頻度の過去の90日間の動き。
ということです。
当ブログの「クロールの統計情報」
2017/4/26時点の当ブログの「クロールの統計情報」は下記の通りです。
【1 日あたりのクロールされたページ数】
当ブログの解説は2016/12/14。
解説から2ヶ月ほど経過後の2017/1/30にクロールされたページ数は489まで上昇。
しかしその後激減します。
理由は独自ドメインに切り替えたためです。
その100前後を推移していました。
このクロールされたページ数と呼応するように当サイトの検索数は横ばいでした。
ところが4月に入ると一気にクロール数が上昇。
最高で1025までに上昇しました。
ここでズバッと原因を解明したいのですが、はっきり言って原因はわかりません。
robots.txtの設定などは特に行っていません。
特にバズった記事もありません。
記事数はこの時点で250程度あったので、ある程度更新を続けてきたことが功をそうしたのかもしれません。
このクロール数が上昇したのと呼応するように検索流入が増加しました。
この関連については後述します。
一度急増したあとは600前後を行き来しています。
4月の平均クロール数は約700です。
ちなみにグーグル先生はこんなことを言っています。
一般に、Google のクロール速度は 1~2 週間は比較的安定しているはずです。
確かに2週間程度は安定した600前後で安定しました。
ただ、その2週間後の4/25にクロール数は889に増加しました。
そこからクロール数が高い900前後で推移するのか。
継続して観察する必要がありそうです。
【ダウンロードされるキロバイト(KB)数】と【ページのダウンロード時間 (ミリ秒)】は今回の本題ではないので軽く触れるにとどまります。
【1日にダウンロードされるキロバイト(KB)数】
【ダウンロードされるキロバイト(KB)数】と【ページのダウンロード時間 (ミリ秒)】今回の本題ではないので軽く触れるにとどまります。
【ダウンロードされるキロバイト(KB)数】はクロール数連動しています。
多くのページを巡回したことで、多くのデータを検索エンジンに持って帰ってくれてるようです。
【ページのダウンロード時間 (ミリ秒)】
こちらもクロール数と同様に上昇しています。
ただ、こちらに関しては増加したこと=嬉しいことでもありません。
データが増加して時間がかかると Googleクローラーもサイトから離脱する可能性があります。
画像を圧縮、最適化などして、データ増加を出来る限り抑える必要があります。
クローラーの巡回頻度が増加した時の心構え
気になるのがクロール巡回頻度が増加する意味。
数字が持つ意味を知りたいのです。
どのくらいの数字が平均で、どこまで増えると検索流入に影響があるのか。
気になってバズ部を調べてみたところ下記のような記載がありました。
・平均のクロール頻度が60回/日を越えるタイミングでロングテールキーワードからの検索流入数が急激に増える。
・クロール頻度が100回/日を越えてくるとSEOで月間10万アクセスほどの規模になることが分かる。
・クロール頻度が150〜200回/日程度の規模になってくるとSEOで月間30万アクセスほどの規模になる。
60回/日を越えるタイミングで検索流入数が急激に増える→わかる!
100回/日を越えてくるとSEOで月間10万アクセスほどの規模になる→ん?
150〜200回/日程度の規模になってくるとSEOで月間30万アクセスほどの規模になる→ふぁっ!?!?
いやいやこちとら月間2万PVにも届きませんよ!
と思わずツッコミたくなる現象。
4月は平均的に700/日クロールされていますが、月間30万アクセスなんて夢のまた夢。
伸び悩み過ぎてこんな記事を書くレベルですよ。
気になってバズ部さん以外の記事も読んでみたのですが、パターンは三つありました。
- クローラーの巡回頻度が増加すると検索も増加する
- クローラーの巡回頻度が増加すると検索は微増する(直接的に関係はない)
- クローラーの巡回頻度と検索数は関係ない
色んな意見があって混乱しそうですが、総合するとクローラーの巡回頻度が増加するのは以下の意味があります。
-
検索エンジンにインデックス・表示されるスピード早まる
- グーグルから有益なコンテンツがあるサイトと思われ初めている
- 検索流入に直接的な関係はない
ということです。
グーグルも良好なクロール数はないと言っています。
「良好な」クロール数というものは存在しませんが、グラフは比較的平坦で、サイトの拡大に応じて上昇するべきです。
これらを総合した私の「クローラーの巡回頻度が増加した時の心構え」は下記の通りです。
- クローラーの巡回頻度が100/日以上であればよし
- クローラーの巡回頻度が増加はグーグルが自分のサイトに興味を持っている
- 見られているうちに良質なコンテンツやサイト構成を作り、引き続き見てもらう
まとめ
グーグルクローラーはいわばグーグルの巡回員。
その巡回員さんが見てくれた時に「このサイトは良いぞ!もっと見たい」と思ってもらえればグーグルは振り向いてくれるのです。
初心者はあまり振り回されず、コンテンツの質を高めることに専念するべしです。
ただ、クローラーの巡回頻度が0になるとなにかしらサイトに問題があることになるので、それは気をつける必要があります。
2週間に1回は定期的に経過観察するのがちょうど良い間隔でしょう。
それでは、さようなら!
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