プロ野球第三週が終わり、埼玉西武ライオンズは下馬評に反して、12試合終了時点で7勝5敗で貯金2。
順調過ぎるスタートを切った。
今日は第三週の戦いぶりを振り返り、来週の展望についても語っていく。
目次
- パ・リーグ順位表(2017/4/17時点)
- 先週(2017/4/12~4/16)のライオンズ
- 投手陣 好調な表ローテと不安な裏ローテ
- 野手陣 好調なクリーンナップ 栗山の怪我で更に薄くなる外野陣
- 今週(2017/4/18~4/23)の展望
- まとめ
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パ・リーグ順位表(2017/4/17時点)
2016年のAクラスとBクラスのそっくり入れ替わったような順位。
ライオンズは失点数リーグ最小の33失点。
得失点差20はリーグ2位と安定感のある戦いぶりを発揮している。
先週(2017/4/12~4/16)のライオンズ
先週のライオンズは郡山での楽天戦が中止になったため、試合数はわずか4。
楽天戦で相手エース則本を攻略し勝利。
ZOZOマリンのロッテ戦も2勝1敗で勝ち越し。
ビジター4連戦を3勝1敗で乗り切った。
先発陣が少ないライオンズにとっては、元々試合数が少なかったことと雨で試合が中止になったことが味方した形になった。
中村選手が開幕からの12連続試合安打、ウルフ投手が開幕3連勝と投打の軸が開幕から好調を維持している。
投手陣 好調な表ローテと不安な裏ローテ
先週から中継ぎ投手陣が好調を維持している。
12球団1位かつ唯一の救援防御率1点台(1.56)
開幕5試合連続無失点中の大石投手が2連勝するなど、接戦を救援陣の好投でものにしている。
土肥投手コーチは「テンポがとてもよく、安定感もあるので、自然と試合の流れを引き寄せてくれる」と高く評価した。
懸念の先発陣も4試合中3試合でQS。
敗れはしたものの、野上投手が8回1失点の好投を披露した。
防御率2.14の菊池、2.37の野上、1.89でかつ3戦3勝のウルフ。
とこの表ローテの3名は今のところ好調だ。
問題は裏ローテ。
開幕からの日程と雨のおかげで目立っていないが、この裏ローテは大きな不安が残る。
2試合連続KOで防御率11.57の多和田、まだまだ調子が見えない高橋光。
6番手以降もあまり候補の名前が上がってこない。
ここまでは日程に恵まれているライオンズ。
6連戦が始まってから本当の力が試される。
キープレイヤー:多和田、高橋光
野手陣 好調なクリーンナップ 栗山の怪我で更に薄くなる外野陣
現在のライオンズを支えるのは好調なクリーンナップ。
浅村、中村、メヒアの3名がいずれもOPS1割を超えている。
ロッテ戦では中村、メヒアの一発攻勢で勝利するなど、持ち前の長打力が出てきた。
秋山選手は打率こそ.239だが、出塁率は357とトップバッターとしての最低限の仕事をしている。
源田選手も2番で起用されてからは8試合で打率.273。
16日のロッテ戦ではプロ初の猛打賞を記録した。
このまま金子選手が戻ってくるまでは、なんとか今の状態をキープして欲しい。
問題はここに来て栗山選手が負傷したこと。
14日のロッテ戦で右ふくらはぎに張りを訴え途中交代した西武栗山巧外野手(33)が15日、都内の病院で検査を受けた。
結果は軽度の炎症で、大事には至っていない。
今のところ重症にいたってはいないが、箇所が箇所だけにあまり無理して欲しくない。
森、金子に続き、これ以上けが人が出ると選手層が薄いだけに致命的になりかねない。
主力組以外の選手がイマイチ結果が出ていないので、無理に栗山選手を使う展開にならないことを祈る。
森選手が6月には復帰予定なので、それまでなんとか現有戦力で乗り切って欲しい。
そんな中で、明るい材料が1つ。
期待の大砲山川選手に待望の1発が飛び出した。
山川は「ストレートです。デージー(すごく)うれしいです」と、沖縄の方言を交えて振り返った。
埼玉西武 (@lions_official)・山川選手(@ox2arnfuu)の特大アーチ!https://t.co/DUIDEDqkrK #seibulions
— パ・リーグTV公式 (@PacificleagueTV) 2017年4月16日
またこの試合で山川選手は四球を4つ選んだ。
辻監督もそのことを高く評価しており、今後は出番が増えていくだろう。
まだ15打席だが、OPSは.967。
彼が活躍すれば、栗山選手が無理をする必要がなくなる。
それだけに彼の存在が非常に重要なものとなる。
キープレイヤー:山川、秋山
今週(2017/4/18~4/23)の展望
4/18に県営大宮、19にメットライフドームで再び楽天と2連戦。
4/21~23はメットライフドームで日本ハムと3連戦。
ホーム5連戦となる。
則本、有原、メンドーサと表ローテ投手と対戦になるが、彼らは現状状態がよくない。
ライオンズにも十分勝機はある。
課題の裏ローテで好調楽天とどこまで渡り合えるか。
けが人続出でチーム状態がよくない日本ハムを不調のうちに勝っておけるか。
理想は3勝2敗、最低でも2勝3敗が目標だ。
まとめ
ここまで順調に試合を消化しているライオンズ。
しかし、まだまだ運が味方している面もある。
これから自力が試される場面が続く。
これまで通り地に足付いた展開で、戦うことに期待したい。
それでは、さようなら!
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