あなたのブログの中に訪れた読者の方が絶対に満足する記事はありますか?
恥ずかしながら私はありません。
もし、あなたのブログを見渡して、それがなければブログの収益化は厳しいでしょう。
ブログで収益を考えない、自分の考えをアウトプットすることが目的の人はこの記事を読む必要はありません。
でも、少しでも収益化したい、もっと読者の方に読んで欲しい人は一度考えてみてください。
あなたのブログに”エース”と言える核となる記事があるかを。
それは読者にとって有益な情報でも良いでしょう、読者があなたのことに興味をもつブログでもいいでしょう。
なんでもよいので、自分のブログの核となる記事があるかどうか。
これが収益化・人気ブログになるかどうかをわけます。
この核とはいわばあなたのブログのコンセプト。
読者の方にとって、あなたのブログがどれだけ有益な情報を与えられるのか。
あなたがどんな人なのか。
それが見えてこないブログは読者にとってわかりづらいブログになってしまうのです。
そこで今日はブログの収益化に欠かせない出口と入口の存在についてお話していきます。
目次
ブログにゴールを設定しよう 出口を意識した内部リンクの重要性
なぜ出口が必要なのか。
それを月間およそ30万PVの人気ブログ『あれこれやそれこれ』のサキさんの記事を読んで気づかされました。
ブログを読んでくれた読者の人はかならずそのブログから立ち去ります。その出口でどんなアクションを行ってくれるかが収益が出るか出ないかの大きな大きな分かれ目。
ブログで収益を出したい人が意識すべきポイントは? - あれこれやそれこれ
一度あなたのブログに来た読者の方は必ず出ていきます。
それはあなたの記事を読んで情報収集が完了したのかもしれませんし、時間がなかったのかもしれませんし、単につまらなかったのかもしれません。
しかし、どんなことがあっても読者の方は確実にそのブログからでていきます。
その出口で訪問者が何をするか見据えることを全てのブログが意識しなければなりません。
成果報酬型で商品を買って欲しいブログにとっては、特に欠かせない意識です。
しかし、ここで間違っていけないのは、自分のブログはクリック報酬狙いだからといって、いたずらに内部リンクを貼ってしまわないことです。
なぜ内部リンクをいたずらに貼ってはいけないのか。
それは読者の方を迷わせないためです。
ただ、自分のブログに長くいて欲しい、たくさん記事を読まれたいがために、サイト内を回遊させるのは読者にとって有益なことではありません。
もちろん、あなたのブログの記事をたくさん読んでブログに魅力を感じる人もいるでしょう。
しかし、仮にTOEIC700点をとるためのブログをうたっていて、それとは関係ないページに向かうリンクを張ることはユーザー目線に立ったサイト構成とは言えないでしょう。
ユーザーがストレスなく、無駄なく欲しい情報を得られるブログ。
内部リンクを訪問して自分の記事内をウロウロしてもらってるうちに広告を踏んでもらえる「かもしれない」ですが、上記と一緒の「かもしれない」な上に「Jリーグでゴール前で延々とパスをしてシュートを打たない某プロ選手」のようにゴール(収益)が出ないうちにボールを奪われる(他の情報源を探していなくなる)でしょう。
ゴールを見据えているブログこそが収益化できるブログなのです。
入口になる掴みの存在
出口があるなら、同様に欠かせないのが入口となる存在。
いくら出口となる素晴らしい記事があっても、そこに読者がたどり着いてくれなければ意味がありません。
そのためには自分が何ものなのかを読者の方に理解してもらうための自己ブランディングが欠かせません。
※自己ブランディングには下記参照
入り口と出口、両方を意識したブログ戦略も重要です。
そのためには、上記の記事でもお伝えした、記事の使い分けも大切です。
SNSなどで目に付きやすいタイトルの記事を発信して、読者に訪問してもらうのも一つの方法です。
とにかくあなたのブログに訪問してもらうきっかけづくりが重要です。
人気ブログから見る出口と入口戦略
では、どんな記事が出口と入口があれば良いのか。
自分のブログにはそんなブログ記事はないという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方の少しでも参考になればと、トップブロガーの出口戦略をご紹介します。
はてなブログ初心者が必ず読むべき教科書
記事内の全てを会得したら はてなブログ1年目マスターになれるよ!
はてなブログ運営1年目の教科書~スタートからアクセスアップまで - ポジ熊の人生記
多くのはてなブロガーが参考にしているブログアドバイザーポジ熊さんの教科書。
はてなブログについてから、カスタマイズ、文章力アップ術、果ては誹謗中傷対策まで。
1,000を超える記事を書いたポジ熊さんがたどり着いた集大成。
それが「はてなブログ運営1年目の教科書」なのです。
ブログアドバイザーとしての入り口からブログ初心者のための出口が直結したようなサイト構成です。
ユーザーの目的がすぐに達成できる記事です。
ただ、ポジ熊さんの場合はこの教科書記事がたんなる出口にはならないのです。
その教科書をやり終えた後の収益化やアドバイスなど、次なるゴールに向けた導線もしっかりしているのです。
「出口の後にまた入口がある」という二重三重の構成になっているのです。
こうすれば、その訪問者はそのブログの熱心な読者になります。
目先のPV数や回遊率を上げるのではなく、読者にとって有益なサイト構成づくりが、結果的にはPV数や収益化につながるのです。
まとめ
自分の記事のサイトに来れば、読者にとってどんな有益なことがあるのか。
そのコンセプトを明確化していないサイトは読者目線にたっているとはいえません。
それなしでは、ブログの収益化は厳しいものになります。
それでは、さようなら!