早速ですが、先月末を持ってワーキングホリデーに来て最初に着いた仕事を辞めました!
理由は3ヶ月で日本円にして約40万円貯金出来たからです。
そこで今日はホテルハウスキーピングが稼げるのかいなか。
そして、なぜ3ヶ月で40万円の貯金が出来た仕事を辞めたのかについてお話していきます。
目次
ホテルハウスキーピングで3ヶ月で40万円の貯金に成功 この仕事は稼げるのか
私がワーキングホリデーでシドニーに来てから最初に就いた仕事はホテルのハウスキーピングジョブです。
2016年の12月末から仕事を初めたのですが、研修期間などもあって実質働き始めたのは2017年の1月から。
最終的に3月末に辞めるまでの3ヶ月間で約40万円の貯金に成功しました。
この金額が多いのか少ないのかは人それぞれですが、私の感覚では日本でアルバイトをして、家賃や生活費を払いながらこの金額を貯金するのは中々簡単なことではないと思います。
では、この仕事が稼げるのか、他の方にもオススメ出来る仕事なのかですが、正直に言ってあまり良い仕事ではないです。
まず稼げるのかについてですが、悪くはないというのが私の答えです。
抽象的で申し訳ありませんが、私の週の平均と月のトータルの稼ぐ額をお伝えします。
【ホテルハウスキーピングの1ヶ月収入】
- 一日の労働時間:4~7時間(日によってかなりバラツキ有り)
- 一日の収入:100$前後
- 一週間の勤務日数:週6日
- 月の収入:2,400$前後
週6で一ヶ月働いて2,400$。
これを多いとするか少ないとするかですが、私の周りの友達の話やオーストラリアでワーキングホリデーをされている方のブログを見る限り平均的な数字です。
こういった数字は稼いだ総額よりも働いた時間が大切です。
単価の低い仕事を昼夜掛け持ちして私と同じくらい稼ぐ人もいれば、単価の高い仕事をして私よりも少ない労働時間で私より稼ぐ人もいます。
実際、私のオーストラリアのワーキングホリデー友達は私と同じ週6勤務(一日6時間勤務)で月に3,500$ほど稼いでいるものや、中には週6勤務(一日12時間勤務)で月に5,000$ほど稼いでいる強者もいます。
もちろん私より少ない稼ぎの方もいます。
ただ少なくとも日本で働くよりは稼ぎは良いです。
日本で私と同じ時間月に働いた場合(一日7時間労働を週6勤務で、一ヶ月間)で時給を仮に900円だとすると月に稼げるのは約150,000円です。
こう考えると「他のオーストラリアの仕事と比べると平均的な稼ぎ額だが、日本と比べると遥かに稼げる」というのがこのホテルハウスキーピングです。
日本でリゾートバイトした時よりも稼ぎは大きかったです。
なぜホテルハウスキーピングの仕事を辞めたのか その理由
では「なぜある程度稼げる仕事を辞めたのか?」についてお話します。
理由は一つではなく、いくつかあります。
【私がホテルハウスキーピングの仕事を辞めた理由】
- 劣悪な労働環境
- ネパール人を中心としたアジア英語しかない環境
- 私より稼げている友達がいる
- ブログに専念したい
主な理由はこんなところです。一つずつお話していきます。
劣悪な労働環境
以前このブログでもお話したのですが、正直良い労働環境ではありません。
正しい給料が払われない、無給で強制的にミーティングや研修に参加しなければならない、自分の非ではないことで作業時間が伸びることがいつもあるなど。
給料に関しては何とか交渉して正しい金額を振り込んでもらったのですが、一ヶ月も待つ必要がありました。
しかも毎回毎回(2週間に一回給与支払い)金額にミスがあるのです。
その度にこちらは金額が間違っていることをマネーに報告して、確認・修正を催促しなければいけない。
酷い時はお前の計算ミスだとか言いがかりをつけてきたので、エクセル表を作って私の本当の給料を見せたりもしました。
はっきり言って時間の無駄!!
なぜ私が必要もない作業を毎回毎回しなければいけないのか。
そのために心配ないさと言われてもはいそうですかとはなりません。
それ以外にもこの仕事は強制的に発生している拘束時間でお金が支払われません。
部屋を清掃した時のみです。
なので、強制のミーティングや倉庫の片付け、新しいルールが導入された際の研修など一切給料が発生しません。
それが毎日最低30分、酷い時は2時間近くもあるのは正直納得がいきませんでした。
などなどいただけないことがいくつもある職場でした。
ネパール人を中心としたアジア英語しかない環境
次なる理由は英語環境。
私が務めている職場はスーパーバイザー、マネークラスを含めてネパールの方が8割、それ以外がバングラデシュ、フィリピン、韓国、日本といった形。
稀にオーストラリア人の方もいらっしゃいますが、本当に稀です。
そのためかなり訛りの強い英語を話す方が多いです。
もちろん様々な英語話者がいる昨今。それに文句をつけるつもりはありません。
ただせっかく英語ネイティブがいるこのオーストラリアで、英語ネイティブがいる環境に飛び込まないのは非常にもったいない。
またこの仕事は基本的に一人で作業をするため英語で話す機会は多い時で1時間程度です。
給料、英語環境、労働環境、これら全てが満足出来る職場はそうそうあるものではありません。
しかし、ある程度お金が溜まった今、無理にお金のためだけにこの環境にいたくないと私は思うようになりました。
実は最近オーストラリアに来てからあまり英語が伸びていないことを実感する機会が増えてきました。
先日受けたTOEICの模試も酷い結果に終わりました。
このままでは海外1年行ったけど全然でしたパターンになってしまうという危惧が私の中で生まれました。
なので、もっと英語環境に恵まれた職場で働きたいと思ったのです。
私より稼げている友達がいる
正直これもかなり大きな要素です。
前日した通りここオーストラリアでは稼げる仕事はたくさんあります。
ただもちろんそれらの仕事に就くには英語力、スキル、経験などが求められます。
実際私が先ほど例に挙げた友人はマッサージ師、流暢な英語力、長い調理師経験、ハードな工事現場の作業に耐えられる肉体など、私が持ち合わせていない能力を持っています。
なので、それまでは彼らの稼ぎを聞いても「俺ももっと良い職場に!」という気持ちは湧きませんでした。
ところが最近私と同じように低い英語力、スキルなし、ほとんどの就業経験なしの友人が月に3,500$稼いでいるという話を聞きました。
それ以外にもあまりスキルがなくても働ける仕事があることと別の友人から聞きました。
現在それらについて調査中なのですが、ある程度働けそうな目処が立ったためそこで働こうと考えています。
これに関しては仕事が決まったら記事にします。
ブログに専念したい
正直一番はこれです(笑)
というか働かなくて良いだけの状況が整っていれば、ブログに一日の全てを捧げても良いと思えるくらい今はブログに専念したいです。
記事にしたいネタはいっぱいあるし、モバイル版を主としたカスタマイズ、過去記事のリライト、このブログの分析、他のブログを参考、ブログ運営に役立つ本を読む...
などなどやりたいこと、やらなければいけないことが山ほどあります。 課題山積!
ブログをする時間を作りたいというのも私にとっては仕事を辞める大きな要因の一つでした。
まとめ
仕事をする理由は人によって様々です。
お金を稼ぎたい、自分のスキルを伸ばしたい、海外で語学力を伸ばしたい、友達を作りたいなどなど。
そして同様に仕事を辞める理由も様々。
お金が稼げない、自分のスキルが伸びない、語学力が伸びない、人間関係が上手くいかないなどなど。
理由は人それぞれ。
特にワーキングホリデーは滞在できる期間が一年のみ。
その中でいかに自分が楽しめる、納得出来る状況・環境を作っていくのかは全て自分次第。
稼げるかいなかだけではない様々な要素を検討して、自分にとってベストな選択をしていきます!
それでは、さようなら!