死ぬまで生きる問題

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【WBC】侍ジャパンの第二戦はオーストラリアに快勝 菅野好投、筒香&中田のアベック弾

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Baseballs

難敵オーストラリアに勝利したことで侍ジャパンは2017WBCの第二次ラウンド進出が濃厚。

開幕前の不安を払拭するように確実にチーム力は上がってきています。

 

やはり勝負の世界で最も欠かせないものは良い結果。

これがなくてはチームの雰囲気はよくなりません。

 

勝利という結果は最良の特効薬。

 

そこで今日は3/8に行われた対オーストラリア戦の感想を述べていきます。

目次

スタメン 

侍ジャパンのスタメン>

1(指)山田

2(二)菊池

3(中)青木

4(左)筒香

5(一)中田

6(遊)坂本

7(右)鈴木

8(三)松田

9(捕)小林

先発P=菅野

 

大勝したキューバ戦と変わらぬスタメン。

良い状態の時は動かすなの定石を守った形。

好投した菅野がやはりこのチームのエース

4チームの総当たり制の第一・二次ラウンドの特性を踏まえて、小久保監督がとった策はエース菅野を二戦目に持ってくる采配。

 

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もし一戦目を落としても菅野がいる安心感、仮に一戦目を取れればそのまま連勝して次ラウンド進出へ弾みをつける。

その二段構えの戦略から菅野投手は二戦目の先発となりました。

 

 

その野投手は見事チームの期待に応え、球数制限一杯の66球を投じて5回途中1失点の好投。

2死ランナー無しで追い込んだカウントからスライダーが高く浮き、先制ホームランを打たれたのはもったいなかった。

ただ、それ以外は味方のエラーにも動じず好投。

 

侍ジャパンの重要な試合の先発は間違いなくこの菅野投手に託されます。

今後の試合ではオーストラリア戦以上の投球に期待(それだけの技術はある)。

課題のリリーフ陣が無失点救援 抑え牧田・千賀論争への私の意見

 その菅野投手の後を受けたリリーフ陣はようやく揃って好投。

 

これまでは1試合の中で誰か必ず打たれていましたが、この試合は岡田ー千賀ー宮西ー牧田が無失点で切り抜けるパーフェクトな内容。

 

同点→一点差→三点差とゲームの流れが動いていく中で日本投手陣はきっちりと自分たちの投球ができました。

 

  • ピンチを切り抜けた岡田投手
  • 2イニングをパーフェクトでかつ相手を制圧する形で流れを引き込んだ千賀投手
  • 追加点が入った直後のイニングを完璧に抑えて流れを確かなものにした宮西投手
  • 最後に見事火消し役をした牧田投手

 

それぞれが見事なまでに自身の役割をこなしたことは称賛に値します。 

特にピンチで見せた小林捕手と岡田投手のやり取りはバッテリーの成長を感じました。

 

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ただここにきて未だ勝ちパターンが決まっていないことに批判の声が挙がっています。

今回好リリーフを見せた千賀投手を抑えにしてはどうかという意見もあります。

 

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確かに155キロを超える速球と落差の大きいフォークを駆使した奪三振力の高さは魅力的。

 

ただ私は千賀投手にこのままロング兼セットアッパーを任せたいです。

この時期にロングかつ連投を強いるのはソフトバンクファンの悲鳴が上がりそうですが、千賀投手にここぞという状況でピンチを脱出する投球をして欲しいです。

 

仮に千賀投手をストッパーに固定してしまうと起用出来る状況が9回リード時もしくは同点、延長時に限定されてしまいます。

しかしそれではそれ以前の回にピンチが訪れて、どうしても三振が必要な状況がきた時に出す手がなくなってしまいます。

千賀投手という切り札あるにも関わらず。

 

現在の侍ジャパンのリリーフ陣で千賀投手以外にも高い奪三振率を期待できるのは松井投手くらい。

 

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 ただ、松井選手の場合は同時に四死球の可能性も高いです。

千賀投手は一定以上の制球力(投手の制球力の良さを測るK/BBで好投手の基準とされる3.50に迫る3.42を2016シーズンに記録)を持っています。

結果も残していることを考えると現時点でピンチの場面で信頼して送り出せるのは千賀投手のみ。

 

その千賀投手を7~8回、状況によっては6回からでもピンチの状況で柔軟に出せるようにしておくことの方が侍ジャパンの武器になります。 

主砲筒香&中田のアベック弾 新たに増えた勝ち方の引き出し

これまでの日本代表にはあまりなかった勝ち方。

なかなか得点の糸口がつかめないこう着状態を打開する中田選手の勝ち越しの一発。

 

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そしてその後に流れを確実なものにする4番筒香選手の追加点となるとどめの一発。

 

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 これまで第一回大会の福留孝介選手のホームランなど稀に一本のホームランで流れを引き寄せることはありました。

しかし、同じ試合で複数本塁打が出て勝利を呼び込むことはなかったです。

 

スモールベースボールという言葉が代名詞になる背景には長打力不足という侍ジャパンの弱点がありました。

その要素を払拭する2人の主砲が放った貴重なアベック弾。

 

侍ジャパンと今後の日本人スラッガーの新たな可能性を感じさせた得点パターンは日本代表に新たな得点パターンの引き出しを増やしました。

 

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今後の課題

緊張感のある一戦目を派手に大勝。

二戦目は難敵相手の接戦を投手力と守備を中心に制した快勝。

 

非常に良い流れが侍ジャパンにできつつあります。

 

ただ勝って兜の緒を締めよということで日本代表には緊張感を維持しつつ、中国戦に望んで欲しいです。

せっかく良い流れできているので、1・2戦のスタメン組を外したり、打順をいじるのは非常に繊細さが求められるます。

しかし、この機会にここまで出番が出なかった選手の調整とスタメン組の休養を是非行って欲しいです。

 

気になるのは結果が出ている4番筒香選手から9番小林選手とは対照的にいまいち調子がつかめない1番山田~3番青木選手。

試合に勝つために重要なカギを握る上位陣に早く結果が出て欲しいところです。

まとめ

チームの雰囲気は良い方向に向かっています。

前回大会のドミニカ共和国のように全勝優勝は難しいですが、序盤から上手く滑り出しただけにへたに勢いが止まってしまうことが怖いです。

 

是非侍ジャパンにはこの勢いを止めずに突き進んで欲しいです。

 

それでは、さようなら!

 

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