『ラストサムライ!!』という大きな見出しで広島カープの田中広輔選手が選出。
しかし、大谷翔平選手の辞退を受けて福岡ソフトバンクホークスの武田翔太が選手されてラストのラストサムライが誕生。
ところがここに来て楽天嶋選手が選出され、ラストのラストのラストサムライが誕生。
そこで今日はその炭谷銀仁朗選手について記事にしていく。
目次
炭谷銀仁朗とは
2005年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから1順目指名を受けて入団。
2006年は谷繁元信以来17年ぶりとなる高卒新人捕手の開幕一軍入りし、51年ぶりとなる高卒新人捕手の開幕戦スタメンデビュー、40年ぶりとなるパ・リーグ高卒新人開幕スタメンまで果たした。
清原和博以来20年ぶりの高卒新人のルーキーイヤー満塁本塁打を記録、同試合で2号本塁打を放ち、松井秀喜以来となる高卒新人の1試合2本塁打も記録した。
以降2010年までは細川亨選手と併用されるシーズンが続き、正捕手定着には至らなかった。
2011年に細川亨選手がFAで移籍したため正捕手に定着。自身最多の122試合に出場した。
2012、2015年にゴールデングラブ賞、2015年にベストナイン、2012、2014年に最高盗塁阻止率を記録するなどリーグを代表する捕手に成長した。
選手としての課題は打撃。
打率が2割台に到達したことは5シーズンのみ、通算OPSは.522とお世辞にも打撃が良いとは言えない選手。また本塁打の最高は7本塁打、盗塁を記録したシーズンは3度(2009年:1、2011年:4、2013年の1)のみで2014年以降は盗塁の記録がない。
これらのデータから攻撃力には課題がある選手と言える。
侍ジャパンで期待される役割
恐らく緊急招集した選手をいきなり第一捕手にすえる可能性は低いため、大会当初は大野選手のバックアップ。大野選手、小林選手はどちらも肩は強く炭谷銀仁朗選手とは遜色ない。
そんな中で炭谷銀仁朗選手が唯一持っている強みはWBC出場経験(2013)。
前回大会は控え捕手としての参加ではあったものの、1試合の出場と大会を通して帯同した経験は貴重な存在。2017年大会の選出メンバーの中でWBC経験者は6名のみ。ここに捕手として唯一経験がある炭谷銀仁朗選手が加わることはチームに必ずプラスをもたらすだろう。
まとめ
嶋選手は現在の12球団の捕手の中でかなり高い打撃力を持っていたためその離脱はかなり痛い。
ただ、その分の穴埋めを高いディフェンスと代表捕手唯一のWBC経験で補ってくれるだろう。
炭谷銀仁朗選手がラッキボーイと言っては失礼になるほどの活躍をしてくれることを期待しています。
それでは、さようなら!