皆さんの中には学生時代に熱狂的に好きで何度も何度も曲を聴いた歌手はいるでしょうか。
流行歌手や懐メロと、または海外の洋楽など。
中には大人になった今でも聴き続けたり、折に触れて聴き返す懐かしい曲もあるでしょう。
それが私にとって藍坊主なのです。
なのですという表現を使って藍坊主ファンの方には申し訳ないのですが、正直誰もが知っているバンドかと言われると、残念ながらそうではないでしょう。
しかし、一定数のファンがいることも確かです。
そうでなければ武道館ライブなど出来ないでしょうから。
私の知人の中には彼らの存在を知っている人はいないのですが、その分稀に藍坊主好きな人に会えるとめちゃくちゃテンションが上がります。
実際、先日Twitter上で出会えた時はテンションがめちゃくちゃ上がりました。
@jubenonz フォローありがとうございます!
— ちゃんくさ@はてなブログ (@chan_k19b) 2017年2月8日
藍坊主お好きなのですか〜?
僕は「瞼の裏には」が好きです\( ´ω` )/
ちょっと前置きが長くなりましたが、本日はそんな藍坊主のおすすめベスト30についてお話ししていきます。
※このランキングは、CDやDVDなどの売上などは関係ありません。
- 藍坊主とは
- 私と藍坊主の出会いと思い出と想い
- 私の藍坊主おすすめベスト30
- 30位 柔らかいローウィン
- 29位 沈黙
- 28位 マザー
- 27位 水に似た感情
- 26位 ロボハートストリート
- 25位 忘れないで
- 24位 伝言
- 23位 降車ボタンを押さなかったら
- 22位 いわし雲
- 21位 名前の無い色
- 20位 すべては僕の中に、すべては心の中に
- 19位 夏の銀景
- 18位 あさやけのうた
- 17位 ガーゼ
- 16位 テールランプ
- 15位 泣いて
- 14位 向日葵
- 13位 スプーン
- 12位 魔法以上が宿っていく
- 11位 オレンジテトラポット
- 10位 ただ「生きる」ということ
- 9位 ウズラ
- 8位 桜の足あと
- 7位 鞄の中、心の中
- 6位 星のすみか
- 5位 ジムノペディック
- 4位 瞼の裏には
- 3位 ハローグッバイ
- 2位 君らしさ僕らしさ
- 1位 春風
- まとめ
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藍坊主とは
hozzy(Vo)、田中ユウイチ(Gt)、藤森真一(Ba)、渡辺拓郎(Dr)の4人からなるバンド。
バンド名の由来は高校時代に組んだザ・ブルーハーツのコピーバンド「ザ・ブルーボーズ」のブルーを“藍”に、ボーズを“坊主”に変えて“藍坊主”となった。
私と藍坊主の出会いと思い出と想い
最初の出会い
私は高校時代に下宿生活をしていました。
その時のルームメイトがもっていたMDに藍坊主の曲が入っていました。
ヒロシゲブルーのアルバムをコピーしたもでのした。
最初は「名前のわからない歌手だけど良い曲が多いな」と思ってなんとなく聴いていたのですが、次第に心を奪われていきました。
私は音楽を聴く時に歌詞から好きになることが多いのです。
色々と考え事をすることが多かった高校時代の私には藍坊主の歌詞が心に刺さりまくりました。
もちろん音自体も素晴らしいものが多く、一気に好きになっていきました。
高校時代に一番聴いた歌手は誰かと言われれば間違いなく藍坊主だと私は答えます。
進路に悩んだ大学生4年生時の再会
大学生になってからは高校時代ほどは聴いていなかったのですが、大学生4年生になってからふと藍坊主の曲を聴きたくなった自分がいました。
自分の今後の進路に悩んだり、自分は昔から何をしているのが好きなのかを考えているうちに高校時代の思い出の曲に行き着いたのです。
後述しますが、とある曲が悩める私を救ってくれたのです。
私が進路に悩んでいるとき彼らは祈願の武道館公演を開催しました。
バンド結成12年にして彼らが大きなことを成し遂げた事実が就活に苦闘する私を奮い立たせてくれました。
大学時代に聴いて思ったのは、彼らの曲がデビュー当時とかなり変わっていたということです。
私は音楽に詳しいわけではないので具体的なことは言えませんが、デビュー当時のバンド活動前期は若さあふれる荒々しさ前回の情熱的な魂の叫び、後期は洗練され大人の幻想的でどこか抒情的な呟きといった感じにわけられます。
もちろん、そのどちらも私は好きなのですが、その変わりように驚かされたのを覚えています。
Twitterとはてなブログのアカウント名
実は私のTwitterとはてなブログのアカウント名は彼らの楽曲名からきています。
『死ぬまで生きる問題』というブログタイトルと彼らの『ハローグッバイ』という曲が私の中でリンクしたのです。
生まれ時にハローと言って、死ぬときにグッバイと言って去っていく。
すべての生死、出会いと別れはハローとグッバイで始まって終わるんだと。
私の藍坊主おすすめベスト30
ではここから私が独断と偏見で選んだ、おすすめベスト30を紹介していきます。
30位 柔らかいローウィン
なんというか幻想的な曲です。
そしてタイトルの通り柔らかい感触に包まれる曲です。
割と初期の曲なのですが、バンドの曲調が転換していくことを予兆させるような曲で今の彼らの曲調とかなり似ているなと感じさせてくれる曲です。
29位 沈黙
君のためなら、僕は死ねるよ。何千何百何十回でも
静かにピアノの音からしっとりと入っていく曲です。
愛について沈思黙考した様が沈黙という曲名に繋がっています。
後半に連れて曲が激しくなって、最後は愛の気持ちを叫ぶ流れは非常に繊細で壮大な彼らの楽曲性を表しています。
28位 マザー
こんなにあたたかい涙に、もう一度、この世界を、信じてみようと思った
世界の汚さや歪みと、親が子に寄せる思いの複雑な矛盾を表現しています。
温かい曲調と心の葛藤を描いた歌詞はまさに藍坊主ワールド全開の曲です。
27位 水に似た感情
消えてしまいたい
ふと思いませんか
自分が何にでもないように感じることってありませんか。
その感情を水に例えた曲です。
26位 ロボハートストリート
弱いところ 本心見せるのは
損することだと思ってた
だけどなぜか 人の弱さ見せると 安心するんだ そうだこれだ!
上手く人と打ち解けられない感情をロボハートとして、それらをどう解消するかを歌った曲です。
私は中々弱みを人に見せられないタイプなので、この曲を聴いてからは少しだけ人間関係を気楽に考えられるようになりました。
25位 忘れないで
うまく、それらしいことばっかりいってりゃ、とりあえずいい感じ。
そうだろ?濁った本当なんかより、フィクションのほうがいい。
だけどそれじゃ埋まらねぇ、
穴ぼこがやっぱり僕らのリアリティー。
私はこの曲を武道館公演で知ったのですが、藍坊主がファンに贈るメッセージソングだったような気がします。
24位 伝言
大人になるってどんな事と 昔の僕が問いかける
この曲を聴くとブルースウィルス主演の『キッド』という映画を思い出すんです。
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もし、昔の自分が今の自分に大人になるってどんなことと問いかけてきたら何と伝えますか?その時希望に満ちたことを伝えられますか?
折に触れて、人生というものについて考えさせてくれる曲です。
23位 降車ボタンを押さなかったら
すげえことなんて もうあんまない気もする
けどまだどっかで僕は待っちまってるんだよ
諦めようとしながらもどっかで期待してる自分。その様を降車ボタンを押さずにバスにゆらゆら乗っている様で例えた曲。
どっかにまだ期待している自分がいることを悟らせてくれると同時に一歩踏み出してみようと思わせてくれる曲です。
22位 いわし雲
明日から何しよう、いざ自由になると、
いろいろ忘れてる、文字の書き方とか。
宙ぶらりんな気持ちを壮大な空を使って表している曲です。
夏の昼下がりくらいに1人で聴くのにちょうど良い曲で、私のなかで目下人気急上昇中の曲です。
21位 名前の無い色
泣ける映画が見たい時 本当は笑いたいことに気付く
お笑い番組が見たい時 本当は泣きたいことに気付く
色という言葉は自分の特徴を直喩しています。
そしてその自分の色を出すことのためらいと出し方を教えてくれる曲です。文字通り自分の特色について表現した曲です。
20位 すべては僕の中に、すべては心の中に
誰もわかってくれない そう思う時はいつも 自分も自分をわかっていないんだ。
人との関わりの中で自分を見失うことはあるでしょう。でも最終的には他の誰でもない自分が全てを決めるんだってとこを教えてくれる曲です。
19位 夏の銀景
まるで絵本の中にいるような曲です。この曲はPVで見て初めてその良さの全てがわかる曲なので、是非動画をご覧下さい。
18位 あさやけのうた
ひっぱるほど縮んでゆく、かた結びのような愛と、
広がるほど薄まってく、みんながみんなを愛そうとする心
自分の中の様々な葛藤を叫んだような声です。
17位 ガーゼ
柔らかい、ただ柔らかい曲です。
なんというか藍坊主の繊細さを体現したいえる曲です。歌詞はかなり抽象的ですが、そのかっちりとしない感がこの曲の味わい深さです。
なんだかアパレルショップの店員さんみたいな表現になってすみません。
16位 テールランプ
一時期「ゲーセン」なる小説で話題になったこの曲。
カッコよさと共に不思議な夜を想像させてくれる曲でもあります。
15位 泣いて
我が道を行くことと
わがままの違いを僕は無視していた
失恋した時にただただ後悔と反省をするとともに失ってしまったものはもう取り戻せないことを痛感させられる名曲。
自分がいかに人を傷つけてしまったかを教えてくれる曲でもあります。
14位 向日葵
人は皆 孤独(ひとり)だ
それでも笑ってる強さを 大人を秘めている
夏が終わることを大人になることと表現した。そして大人になるってどんなことなのかを教えてくれる曲です。
なんだか伝言のアンサーソングみたいな曲です。
13位 スプーン
ずっと ずっと 大事にするよ
「あたりまえ」という「幸せ」
この歌詞は私の人生観をかなりあらわしてくれています。上を目指してもきりがないし、下を見てもきりがない。そんな中で今の幸せにどれだけ気づけるか。そのことの大切さを失う前に気づかなくてはと教えてくれる曲です。
12位 魔法以上が宿っていく
誰からも愛されるような ヒーローなんて糞喰らえだ
眩しすぎる光だけじゃ 僕は救われなかったろう
『昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか』というニーチェの言葉を思い出させてくれる曲。
人の力になる方法なんて色々あるんだからとにかくやってみよう、動いてみようと気持ちを奮い立たせてくれる曲です。
11位 オレンジテトラポット
消えそうになる感触を。
そうやって何度も何度も確かめたいよ、
僕らが生きていたことを。
ずっと手にし続けられるものや存在はない。でもその存在を確かめ続けていたい。それは何かを証明したいから。
この曲に関しては詞以上に曲のなんとも言えない格好よさに惹かれています。人が抱える渇望感を非常に上手く表現できている曲です。
10位 ただ「生きる」ということ
僕は知ってしまった
この世で一番怖いのは
あたりまえがあたりまえじゃ
なくなる時その瞬間だと
人が必ず経験する別れ。その時の気持ちを繊細に綴った曲です。
私はこの曲を大学生時代に当時付き合っていた人と別れた時に鬼リピしていました。
あたりまえがあたりまえじゃなくなる恐怖と良かった思い出をそっと心にしまっておくことの大切さを教えてくれました。
9位 ウズラ
あなたが笑う 僕は嬉しい あなたが泣くと 僕は悲しい
こんな気持ちになれたから 死ぬほど生きてたい
高校時代の友達と意気投合したのはこの歌を学園祭やライブで歌ってみたいってことです。
音楽の盛り上がり方がライブにはピッタリです。
一言でいって「元気が出る曲!」
8位 桜の足あと
さようなら、もう私は、歩いてゆけそう
桜とともに思い出される数々の出来事。
ただ、その思い出の全てが手に残るわけではありません。
それらを決して否定的に捉えるのではなく、しっかりと受け止めて次に進んでいこうと思わせてくれる曲です。
こちら↓↓の動画はこの曲の良さを最大限引き出してくれる曲の1つですので、興味がある方はこちらもどうぞ。
7位 鞄の中、心の中
何気ない日の帰り道 帰宅ラッシュの電車乗り
鞄から教科書取り出して見ていると
無意識に計算する僕の頭は君に出会う確率を出してる
届かない思いを心の中で何度も叫び続ける若者の熱い衝動を歌にした曲です。
高校生の頃にこの曲を聴いた時に自分に重ねたのをよく覚えています。
6位 星のすみか
僕が消え、遠い未来で、化石になったら、人は僕に何を見るだろう
恐らく彼らの曲の中で一番メジャーな曲なのではないでしょうか。
その楽曲の素晴らしさもさることながら人気アニメ『TIGER&BUNNY』の主題歌としても知られる曲だからです。
後期の藍坊主を代表する曲の1つです。
5位 ジムノペディック
今でもファンに人気のデビュー間もない頃の作品。
実際、武道館公演の時にこの曲のイントロが鳴った瞬間、会場内から歓声が上がりました。それだけいまだにファンにとっても思い出深い曲なのです。
この曲に関しては音楽性で好きになった曲です。基本的に藍坊主の曲は歌詞で好きになるのですが、この曲は違いました。
とにかくカッコイイ。
その言葉しかありません。
4位 瞼の裏には
ある日君のくれた想いは 葉が落ちて 知らぬ間に枯れていた
それは水が足りないから?
それともたくさんあげすぎてしまったから?
終わった恋を思い出すとき瞼を閉じるとふと色々思い出すことがあるかと思います。
その良い思い出や悪い思い出が折に触れて思い出されることを疾走感たっぷりに歌い上げています。
死ぬまで忘れない20代男性が選ぶ失恋ソング選【冬は失恋を思い出す時間】
3位 ハローグッバイ
「ドーナツの穴ぼこは、存在か空白か?」と、
誰かが言ってた。美しい言葉。
ぼくの抱える穴が、意味のある存在だったら、
どんなにいいだろう。救われるよ。
この曲はイントロ部分が特に神過ぎています。
イントロが聴こえてきた瞬間に一気にテンションが上がっていきます。
私は一時期イントロだけずっと聴いていた時期があります(笑)。
私が藍坊主のライブセットリストを作るなら間違いなくこの曲が最初です。
実際、彼らが初めて武道館公演をした時もこの曲から始まりました。
爽快な疾走感。そんな表現がぴったりくる彼らの代表曲の一つです。
2位 君らしさ僕らしさ
すべて自分は自分にちょうどいい
ちょうどいい「らしさ」ちょうどいい「明日」
この曲がどれだけ私の心を救ってくれたことか。
自分らしいって何なんだってことは自分を受け入れることだと教えてくれた曲。
私はカラオケでよくこの曲を歌うのですが、結構気に入ってくれる友人が多いです。
今の藍坊主が作らなさそうな曲調ではありますが、彼らの歌詞や音楽の中には今でもこの曲の考えがベースにあるような気が私はしています。
1位 春風
両目をこらして 慎重になるのは今じゃない
新しい土地や新しい人の中にこそ
チャンスが待っている 生かしてくれるのを
もうこの曲を置いて一位はありません。私が最初に藍坊主を良いと思った曲でもあり、今でも行動の指針にしている曲です。
自分が落ち込んでいる時や何かむしゃくしゃしている時に必ず聴く曲です。そして、その度に私を元気づけてくれます。
とにかくやってみよう!と。
まとめ
30位じゃ足りない!
そう思わせるくらいとにかく名曲が多いバンドです。
恐らく私が最も曲を聴いたアーティストですし、今後生きていく限り最も曲を聴くアーティストです。
これまでもこれからも私は応援し続けます!
それでは、さようなら!
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