インドの首都はデリー。商業・工業・政治の中心という首都機能としての一面を持つ一方で、多くの観光スポットを持つことでも知られるインドを代表する都市。
私はインド旅行に行った時、まずは首都デリーから旅をスタートさせました。
滞在時間は短かったのですが、やはり最初に訪れた都市だけあって私のインドのイメージと言えばデリーになります。
そこで今日は私のインドの首都デリーについてお話していきます。
目次
怪しげなインディラ・ガンディー国際空港
インドの玄関口と言えば首都デリーにあるインディラ・ガンディー国際空港。
国内外からの便を問わず、主要な市への玄関口となっており、南アジアでも最も乗降客数の多い空港の一つとなっている。
私が降り立った時も現地の方だけでなく、アジア系、西洋系、北米系と様々な国の人をみかけました。
入国審査をするゲート前はこれぞインドといった感じのモニュメントがありました。
ちなみにこれは空港内のトイレです。凛々しいインド人男性と美しいインド人女性が待ち構えてくれています。トイレの男性女性を表す歳に実際の人の写真を使う発想はなかったです(笑)
空港内は非常に洗練された雰囲気でした。しかし、空港の外に出ると途端にTHEインドという雰囲気に変わりました。
一言でいって怪しい。特に空港の外で待ち構えているタクシーの運転手たちは本当に怪しさ全開でした。
デリーにはタージマハルのモデルとなった世界遺産・フマユーン廟がある
インドの観光名所として有名なのがタージマハル。実はその建築のモデルとなったとされる世界遺産がデリー市内にあるのです。
その名もフマーユーン廟。
第二代ムガル帝国のフマーユーンの墓廟として1574年に建築された建物です。
歴史好きにとってはフマーユーン廟は、ムガル帝国終焉の舞台となった地として有名です。
私はもちろんのことタージマハルに行く予定だったので、せっかくそのモデルになった建築物があるなら比較したいと思い、フマーユーン廟に行ってきました。
写真はこちら↓です。
いかがですか?タージマハルに見た目がそっくりです。左右対称のいわゆるシメトリックになっています。
廟内に登ることも出来ます。写真では伝えきれないのですが、非常に眺めが良いので行った際は是非登るのをオススメします。
廟内には国内外からの観光客が多くいて、中には修学旅行と思われるインドの中学生くらいの団体もいました。
廟内には四分庭園という四つの区画に正方形の庭園があります。
ちなみに中にはフマーユーンを始めとした王妃ベーグム、王子ダーラー・シコーら150名近くの墓があります。
アクセス
デリーの中心街であるコンノート・プレイス(Connaught Place)から車で15分くらいのところにあります。
入場料は大人1人500ルピー(約425円)
あのタージマハルに行ってきた
そして本当のお目当てであるタージマハルに行って来ました。
首都デリーからタージマハルがあるアーグラまでは約200Kmあり、車でハイウェイを行くと5時間ほどかかります。
ですので、私はデリー観光後一度アーグラ市内のホテルに泊まってからタージマハルに行きました。
というのも朝のタージマハルは非常に綺麗であることと日中帯は観光客で混雑するという話を聞いていたからです。
ちなみに下記が私が宿泊したホテルです。
これで一泊2,000円でした。
そしていよいよお目当てのタージマハルに行ってきました。
が、生憎の空模様(笑)
まぁ観光には天候不良は付き物。
普段の旅行ガイドやGoogleでは見られない景色だからこれはこれで良いとか無理矢理ポジティブになって散策しました。
ここがあのスラムドックミリオネアに出てきた場所かと思いながら歩いていると、西洋人と思われるカップルがウエディングドレスを着て結婚式の写真を撮っていました。
見とれるほど綺麗だったので、そちらの方に意識がいきかけました(笑)
タージマハルはさすがに全体で28種類もの宝石・宝玉が嵌め込まれているだけあって非常に綺麗でした。
実際に行って目でみないとわからないのですが、宝石の輝きが痛いくらいにささってきて、凄まじかったです。
国の財政を傾けさせただけはあるなと実感させられました。
ちなみに右側の黒い柄はコーランです。
下の写真でわかる通り、とにかく1つ1つがとても大きかったです。
アクセス
アーグラ駅から5kmほどのところにあるので、オートリクシャー(三輪タクシー)を利用すると良いです。
入場料は1000ルピーです。
インド人料金は20インドルピー(驚)
まとめ
時間の都合上デリー近辺はあまり観光出来なかったのですが、時間を縫って主要なフマーユーンとタージマハルを見れたことは良い思い出になりました。
とにかくこの二つは敷地・建物が巨大なので、 インドのスケール感の大きさを感じるにはちょうど良いです。
北インド旅行には欠かせない鉄板の観光スポットであることは間違いありません。
それでは、さようなら!