死ぬまで生きる問題

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中日岡田俊哉投手を救ったWBCでの巨人小林誠司捕手の気遣い

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昨年オフの侍ジャパンの強化試合の左腕の中で最も安定感あるピッチングを見せた中日ドラゴンズの岡田俊哉選手。

実績豊富な侍ジャパンのメンバの中にあっては無名に近い存在の彼だが、好調時のハマった時のストレートのキレは他の人に劣らないものがある。

 その好調さをWBC本番に持ってこられれば侍ジャパンの切り札になり得る男だ。

 

そこで今日は中日ドラゴンズ岡田俊哉選手について語っていく。

目次

岡田俊哉選手とは 

智弁和歌山高出身。

 

1年生夏からベンチ入りし、夏の甲子園のマウンドを踏む。

甲子園初戦の対仙台育英高等学校戦で先発し、佐藤由規(現ヤクルト)と投げ合って3回1/3を投げて被安打3・奪三振3・四死球2・2失点(自責点)で敗戦。

2年生時は春夏連続甲子園出場。

3年夏もエースとして活躍し、全日本選抜チームにも選ばれた。

 

智弁和歌山高校時代は異例の「絶対的エース」としてマウンドを守った。

監督の高嶋仁が例年複数投手制を採用するなか、岡田のみは絶対的エースとして君臨。

スカウトからは「岩瀬2世」と言われた。

 

高校の1学年後輩に西川遥輝(現日本ハムファイターズ)がいる。

 

2009年のドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を受けて入団。

プロ入り後2010年~2012年の3年間は登板はなかった。

 

イケメンで知られる岡田投手だが、プロ3年目の20歳の時に高校時代の同級生で保育士の一般女性麻賀さんと結婚。 

2012年10月29日には第1子となる女の子が誕生した。

 

2013年は開幕から一軍で登板機会を得ると66試合に登板(3度の先発含む)。

防御率2.79と安定したシーズンを送った。

 

2014年は先発投手陣が手薄だったことからキャンプより先発の調整に取り組む。

オープン戦で結果を出し開幕ローテーション入りを果たす。

炎上、好投を繰り返すが、不安定なまま防御率が悪化し、 先発ローテから外れてしまう。

その後、ファームでリリーフとしての調整を経て、一軍復帰。

一軍復帰後は安定したピッチングを見せ、リリーフのままシーズンを終えた。

 

2015年は開幕を二軍で迎えたが、ほどなくして一軍に昇格。

序盤は登板間隔が非常に空き調整が難しかったが、好投を続ける。

交流戦以降は登板回数は増えるが、基本的にはビハインド時の登板でホールド数やセーブ数を稼ぐことはできなかった。

交代後の投手が打たれ岡田に自責点が付くことがあったが、シーズンを通して好投を続け、50試合登板で防御率は1点台でシーズンを終えた。

 

2016年は開幕当初打ち込まれ、二軍で調整を強いられる。

その後は僅差のビハインドでの登板という役割が与えられる。

5月、6月と徐々に調子を上げていき、6月は月間防御率1.08を記録。

その後は勝ちパターンのリリーフになる。

57試合に登板し、防御率3.20。

 

オフには年俸4,000万円で契約更改した。

ストレートで強気に押すピッチングスタイル

岡田俊哉選手は主に4球種を使って投球を組み立てている。

 

中心となるのは6割近い割合を占めるストレート。

続いてスライダー、シュート(ツーシーム?)、フォークの順の割合で投じている。

球種配分
球種 被打率 被打数 被安打 被本 被四死 奪三振 空振率 見逃率
ストレート 0.301 143 43 3 13 36 7.76% 18.45%
シュート 0.324 34 11 1 1 1 1.67% 16.67%
スライダー 0.17 47 8 0 5 16 16.74% 17.67%
カーブ 0 1 0 0 0 1 100.00% 0.00%
フォーク 0 21 0 0 0 12 23.21% 1.79%

参照:データで楽しむプロ野球

2016年度 岡田 俊哉【中日】投手成績詳細(カウント別・球種配分)

 

気になるのはストレート・シュートの被打率が共に3割を超えていること。

また空振り率も1割代と低い。

同じ代表の大谷翔平選手のストレート空振り率11.41、菅野智之選手10.23と比較してもその低さが伺える。

 

被本塁打は合計4本にとどまっているが、それは岡田俊哉選手が所属する中日の本拠地が広い名古屋ドームであることも関係している。

WBCで対戦する外国人打者のパワーと球場(第一ラウンドは東京ドーム)を考えると岡田俊哉選手のバットに当てられやすいボールはやや気になる点である。

 

対照的にスライダーは低い被打率と高い空振り率を記録している。

このボールは高い見逃し率も計測しているので、勝負球としてもカウント球としても有効である

侍ジャパンで期待される役割

現時点で期待される役割は中継ぎ兼ビハインド時のロングリリーフ。

今の段階ではそんなに多くの出番は臨めない状況だ。

 

しかし、岡田俊哉選手は好調時には周囲が驚くほどの投球を見せることがある。

調子をWBCにきっちりと合わせて好投を続ければ、大会中に信頼を勝ち得ることが出来る。

そうすればおのずと登板機会は増えていくはずだ。

まとめ

WBCではいくら各チームの主力といえども平等に出場機会が得られるわけではない。

そのため普段以上に調整が難しい部分がある。

特に出番がいつになるかわからない中継ぎ投手には非常に酷な状況となる。

 

そんな中で実働4年で 211試合に登板している岡田俊哉選手のような中継ぎのスペシャリストの存在は非常に大きなものとなる。

岡田俊哉選手がきっちり調整をして、キレキレのボールで打者を抑えることに期待したい。

 

それでは、さようなら!

追記

 2017年WBCで岡田投手は2試合に登板。

1回を投げて防御率0.00。

 

一番印象に残ったのはオーストラリア戦。

先発菅野投手が球数制限のため5回、1死、一二塁で降板。

代わりにマウンドに上がった岡田投手はワイルドピッチ、四球で1死満塁にピンチを広げてしまう。

 

ここで、捕手の巨人小林誠司捕手がマウンドに駆け寄り、岡田選手に声をかける。

実はこの時、マウンド上で捕手の小林選手から「お前は何の球種なら入るんだ」と詰め寄られた時に岡田投手は「何もありません」と返答

それだけ追い詰められていた岡田投手に小林捕手は「思い切って投げてこい」と声をかけた

その結果、開き直った岡田投手は外角直球で二ゴロ併殺に仕留め、ピンチをしのいだ。

 

顔面蒼白の岡田投手に満面の笑みで小林捕手が駆け寄ったシーンはバッテリー関係の美しさを物語っていた。

「間を取りたかった。誰でも緊張する。しかもランナー背負って、ああいう独特の中で投げることは難しい。流されるんじゃなくて、自分の投球をしてほしかった」と小林。自身の投球を取り戻してもらうために、岡田が一番自信のある真っ直ぐを要求した。

 ピンチを乗り切った後、ベンチでは最上級の笑顔。「僕も嬉しかった」と興奮気味に振り返る。「孤独の中でやっていたと思うので」。

引用:誰もが認める小林の成長 “侍の正捕手”はここにいる | BASEBALL KING

www.shinumade.com