海外を歩いていると日本ほど街中で書店を見かけることはありません。
日本は電子書籍の定着や活字離れの影響でリアル書店がどんどん閉鎖していると言われていますが、海外と比べると多いほうです。
もちろん今は電子書籍で手軽に本を買えますが、やっぱり実際の本の手触りが良いとか、書店の空間自体が好きだという方は多いと思います。
そこで今回は私がシドニーの本屋さんを6店ご紹介します。
※日本の書店数は1999年が22,296店だったのが2015年には13,488店まで減少しているそうです。
書店数の推移 1999年~2015年:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】
目次
- 紀伊國屋書店 ~南半球最大規模書店~
- Dymocks ~オーストラリアのチェーン書店~
- ABBEY'S STORE ~語学学習者向けのシドニー限定書店~
- ほんだらけ ~日本の古本と漫画喫茶を味わえるお店~
- 番外編
- おすすめ記事
- 旅行動画チャンネル
紀伊國屋書店 ~南半球最大規模書店~
紀伊國屋書店とは
説明不要の日本人にはお馴染みの紀伊國屋書店さんです。
こちらのシドニー店は南半球最大規模の書店だそうです。
アクセス
タウンホール駅から3分ほど歩いたところにあります。ギャラリー・ビクトリア・ビルディングという建物の3階にお店があります。(ちなみに2階は無印良品があります)
店内の構成
店内の3/5は英語、残りの2/5はそれぞれ日本と中国語のコーナーがあります。
小説、旅行ガイド、ビジネス書、参考書、更には日本の漫画などが豊富に取り揃えてあります。扱っている書籍の数は全部で30万冊!!
その他に本以外も扱っており、鞄や文房具類、折り紙などが売ってあります。
本以外のものをお探しの方にもちょうど良いお店だと思います。
ちなみにこちらが中国語コーナー↓↓
日本語コーナーはこちら↓↓
先ほどこちらに置いてある書籍は全て日本語で書かれています。英語は苦手な方や日本語が恋しくなった方にオススメです。日本の週刊誌なんかも置いてあります。
ちなみに英語の参考書のコーナーがこちら↓↓
特にTOEICのコーナーが充実していました。海外ではあまりTOEICの書籍が売ってないので、もしシドニーで勉強したいこちらに是非立ち寄ってみてください。わりと最新の参考書類が買えます。
価格
英・中・日それぞれ書籍のジャンルごとの料金に差はありません。
ただ、だいたい日本で買うものより1.5倍~高いもので2倍くらいします。
スタッフ
それと店内で何名か日本人のスタッフの方を見かけました。
英語が苦手な方でも困らずにお買い物が出来るかと思います。
併設カフェ
店内にはカフェが併設されていますので、買った本をここで読んだり、買い物中の小休憩には最適です。
さらにこちらのカフェはオーストラリアの人気コーヒーショップの2号店らしく、本店よりもこちらの店舗の方が利便性が良いため人気があるそうです。
実際私が紀伊國屋書店に行くとこちらのカフェが大勢の人で賑わっています。
Dymocks ~オーストラリアのチェーン書店~
Dymocksとは
こちらはオーストラリア全土にチェーン展開しているオーストラリアの書店さんです。オーストラリア全国に65店舗あるそうで、ここシドニーには16店舗あります。
※お近くの店舗は下記でお調べください
Find your nearest Dymocks, using our Australia-wide store locator.
アクセス
私が訪れたのは先ほどの紀伊國屋書店さんからジョージタウン通りを北に歩いて5分ほどのところにあるシドニー店です。
店内の構成
私が訪れた店舗は二階建てになっていました。
扱っている書籍は全て英語で書かれています。
小説から旅行ガイドなど先ほどの紀伊國屋書店さんと同じようなものを扱っていますが、日本語のコーナーなどはありません。
こちらのお店も文房具類を扱っています。
ABBEY'S STORE ~語学学習者向けのシドニー限定書店~
ABBEY'Sとは
語学学習者向けの教材を豊富に扱っている書店で、シドニーにしかお店はありません。扱っている言語の数はホームページには100と記載されていました。
また、実際の語学学習者センターも書店の隣にあります。
アクセス
タウンホール駅から歩いて3分ほどのクイーンズビクトリア・ビルディングの裏手側にあります。
紀伊國屋書店さんからも近いです。
店内の構成
店内は一階で小説や旅行ガイドブックなどを扱ってあります。
中には音楽や科学、ビジネス向けのCDなども扱っていました。
さて、肝心の語学学習者向けコーナーですが、二階に上がったところにあります。
やはり語学学習者向けの書店だげあって語学コーナーは充実しています。
私が愛用しているEnglish in grammarももちろん置いてありました。
ちなみに日本語のコーナーもあります。
ただ、こちらは日本語を第二言語として学習される方むけのコーナーです。
ですので、日本語で書かれた英語学習教材を買うことは出来ません。
日本語や日本の文化を英語で説明するとどうなるのかを知ることができますので、英語の学習をすることもできます。
ほんだらけ ~日本の古本と漫画喫茶を味わえるお店~
ほんだらけとは
日本の7県(青森、千葉、鳥取、福岡、長崎、宮崎、鹿児島)に14店舗を構える古本屋さん。私の地元にあるので、てっきり全国展開されているのかと思っていましたが、そうでもありませんでした。日本での展開を広げるのではなくて、シドニーに店舗を広げるという謎の戦略。
※日本の店舗に興味がある方はこちら↓↓を参照してください。
※シドニー支店のホームページはこちらです。
http://www.o-su.com.au/hondarake/
アクセス
タウンホール駅から歩いて10分ほどのところにあります。
場所がわかりづらいので詳しく説明します。
まず上記の地図を頼りにリバプール通り沿いを歩いてください。すると南北亭というお店の看板が見えてきます。
その看板を見つけたら左手をみてください。下記の入り口がありますので、そこをまっすぐ進んでください。
その先にエレベーターがありますので、二階に上がってください。
二階に上がるとほんだらけさんの案内があります。
案内通り右にすすんでいくと入り口が見えます。
店内の構成
店内は日本の小説・新書・漫画・雑誌などが幅広く扱ってあります。さすがに最新のものはなかったですが、半年前くらいの本なら結構ありました。
また、店内にはゲームやDVD、コスメ商品などもあります。
また、このお店の特徴として漫画喫茶があります。
シドニーではネットカフェはよくみかけるのですが、漫画喫茶はないので、ガッツリ漫画を楽しみたい人や漫画喫茶の空間を味わいたい方にはオススメです。
なお、このお店では会員カードを作成することが出来ました。
普段の買い物の割引や漫画喫茶の料金が安くなったりするので、何度も通われる方は作っておいて損はないです。
また、店内には様々なイベントの案内がありますので、情報収集のためにもの良いかと思います。
店員さんも日本のかたなので、何か耳寄りな日本人向けの情報をゲット出来るかもしれません。
最後に営業時間の案内ですが、火曜日以外は営業しています。
番外編
上記2店がメインのご紹介になります。ここからはちょっとした番外編ということで私が歩いていて見かけたお店をご紹介します。
COMIC KINGDOM ~怪しげな街の書店~
私が住んでいる家の近くのリバプール通り沿いにある怪しげな書店です。
時期に関わらずセールをやっているそうです(私の家のオーナー談)。
店内にはアメリカ系のフィギアや置物が並べられています。
肝心の扱っている本ですが、マーベルのアメコミや洋書(小説)、ディズニーの古い絵本などが売ってあります。
日本の漫画などは一切ありませんでした。
店員さんも一人だけしかおらず私の他にお客さんはおらず、誰かが訪れる雰囲気はありませんでした。
私が店内の写真を撮っていると物珍しそうに店員さんがこちらを見ていました。
COMIC KING ~日中韓が合わさった漫画ショップ
こちらも私の家の近くのサセックス通り沿いにある本屋さんです。
店内は日本の漫画などが置いてあります。
先ほどのお店とは違って日本の漫画を扱っている書店です。
お店は二階にあります。
怪しげなポスターが貼ってある階段を上がっていくと怪しげなコスプレ衣装がお出迎えしてくれました。
店内には漫画だけでなく、フィギアやコスプレ衣装が扱ってありました。
日本の漫画を古いものから新しいものまで幅広く扱ってありました。
ただ、私にとって残念だったのが全て中国語で書かれているということです。
近くにチャイナタウンがあるので、恐らく中国人向けの書店なのでしょう。
実際、お客さんは中国人と思われる方が多かったです。
中国語がわかる方、中国語を勉強されている方にはオススメ書店さんです。
まとめ
私は海外に行ったら必ずその土地の書店を訪れるようにしています。
私が元々本好きなこともありますが、日本とは違う書店の雰囲気を味わうのも1つの醍醐味としています。
今後も色々なお店に入ってみようと考えていますので、面白そうなお店があったら追加してご紹介したいと思います。
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