皆さん釣りはお好きでしょうか?
私はそうでもないです。一昨日の時点までは。
昨日シドニーで釣りをしてきたのですが、とても楽しかったです。
大自然に囲まれたここオーストラリアで楽しむ釣りは釣り以外の面でも楽しい要素があり、釣り好きの人だけでなく、そうでない人にもおすすめです。
そこで今回は私のシドニー釣り体験についてお話します。
目次
オーナーからの釣りの誘い
私は人生で釣りに行った経験が3度くらいしかありません。
嫌いというわけではなく、行ったら行ったで楽しめます。
ただ、自ら進んでいってみようと思うほどではないというのが正直なところです。
なので、ここオーストラリアでも、「釣りに行く」という発想は自分の中にはなかったです。
では、なぜそんな私が釣りに行ったのかということですが、それはルームシェア先のオーナーから誘いを受けたからです。
一昨日の夜に急に『釣り興味ある? あるなら明日俺の友達と一緒に行かないか?』と。
特に予定もなかったですし、自分にとっては中々出来る経験ではないので、とにかくやってみようの精神で行くことにしました。
シドニーの釣り事情
ライセンスは必須
後で調べて分かったのですが、ここシドニーで釣りをするにはライセンスの取得が必要です。
ライセンスを保持せずに釣りをしているのが発覚した場合は罰金200$。
ライセンスを取得していても係員から確認を求められた際に証明が出来ないと75$を支払う必要があります。
ライセンスの取得方法
ではどうやってライセンスを取得するか。
特に必要なスキルや試験を受ける必要はありません。
ただお金を払えばいいです。
有効期間ごとに料金が4パターンに分かれています。
- 3日間:7$
- 1ヵ月:14$
- 1年間:35$
- 3年間:85$
期間が長ければ長いほど安くなります。
ただ、私のようにそう何回も行くような予定がない人はとりあえず3日間のタイプが良いでしょう。
そして、申し込み方法ですが、オンライン・電話・kmartに行くという手段があります。
私の場合はオーナーにオンラインで申し込んでもらいました。
10分もかからないでサクッと申し込めちゃいます。
クレジットカードはVISAとMASTERCARDに対応しています。
申込み後に登録したメールアドレスに取得証明書が送られてきます。
前述した通り、証明する必要があるので必ず釣りに行く際は持参しましょう。
ちなみに18歳未満はライセンスは不要らしいです。
その他の注意事項
各魚ごとに釣り上げて良いサイズと数の制限がありますので、くれぐれもご注意ください。
発覚した場合は高額な罰金をとられるケースがあるそうです。
詳しくこちらのページを参考にしてください↓↓
http://www.dpi.nsw.gov.au/fishing/recreational/fishing-rules-and-regs
自然とペリカンと時々魚と
ライセンスも取得して、オーナーとお昼のパンを買い出しに行っていよいよ出発の時です。
一緒に買いに行ったパン屋さんの写真です↓↓
※詳細はこちらの記事を参照
オーナーのご友人の方が車でマンションの前まで迎えに来てくれました。
男三人の釣り旅の始まりです。
シドニーから車で片道2時間くらいのところにある釣り場に向かいました。
ちょうどシドニーとニューカッスルの中間のところに位置した釣り場です。
車中では日本の花火についてや人気の寿司ネタ、家電と車は日本が一番みたいな話をして盛り上がったので、あっという間に2時間が過ぎていきました。
そして着いたのがこちら。
昨日はあいにくの曇り模様だったのですが、結構子供連れの一団をみかけました。
こちらはこの湖で取れる魚の一覧です。
日本では野球なんでしょうが、ここオーストラリアではクリケットが楽しまれていました。
先ほど買ったパンをかじりながらこのクリケットを観戦していました。
時折聞こえてくる英語独特の煽り合いが面白かったです。
そして、こららがペリカンさん。
私は初めてペリカンを生でみたのですが結構大きくて目がギョロっとしていた怖かったです。
なにせあのくちばしで攻撃されたらひとたまりもありませんから(笑)
至る所でペリカンを見かけることが出来ました。
湖で泳いでいたり、飛んでいたり、陸上に上がっていたり。
気性はとても大人しいらしいので人間に危害を加えることはあまりないそうです。
時間帯によっては餌やり体験もできるそうです。
その後いよいよ釣りに向けて動きだしました。
オーナーとご友人が手際よく準備をしてくれたので、私は何もせず荷物持ちをしていました(笑)。
ということでいよいよ釣りに挑戦です。
最初は中々釣れなかったのですが、場所を変えるなどしているうちにようやく魚をゲット!!
小さ過ぎてリリースする必要がありましたが、私は非常に満足していました。
単純に釣れて嬉しかったです。
やっぱりあのヒットした時の感触はなんとも言えないですね。
ちなみに、リリースしようとしたらペリカン達が一斉に寄ってきます。
結果的にセルフで餌付け体験が出来ました(笑)
2時間くらいしてから車で別の場所に移動しました。
車で15分くらいのところです。
個人的にはこの釣り場が一番好きでした。
ちょうど天気も晴れてきましたし、何より景色が最高に綺麗でした。
実際、釣り目的ではなく写真を撮るために来ている人もいたくらいなので、撮影スポットとしての要素もあるようです。
もちろん釣り目的の方もたくさん見かけました。
現地の方から韓国人、中国人、フランス人など様々な方がいました。
ちなみに中国人の方から『ニーハオ』と話しかけられたので、私が『ニーハオ』と答えるとものすごいスピードの中国語で話しかけられました。
私が日本人であることを伝えると『なんでもっと早くいわないのよ』と笑いながらまたものすごいスピードの英語で話しかけられました。
話が逸れましたが、ここのスポットは良く魚が釣れました。
残念ながら大物とはいかなかったのですが、小さな魚を15匹ほど釣ることが出来ました。
そこで2時間ほど楽しんでから、また別の場所に移動しました。
※度々出てくる赤いパーカーの人物は私でななくオーナーのご友人です。
ここに着いた途端雨が強くなってきたので、魚は一匹も釣れませんでした。
寒くなってきたこともあってここは30分ほどすぐに引き上げ、家路に着きました。
家を11時に出発してから家に戻ってきたのが夜の10時でした。
釣りのあと
マンションに戻ると、オーナーの子供たちが待っていて、釣った魚に興味しんしんでした。
今日の釣りであった出来事をオーナー一家が楽しく話しているのを見ていると微笑ましまりました。
ちなみに釣った魚は奥さんが調理してくれるそうです。
今日あたり頂けるかもしれないので、楽しみにしています。
ちなみにライセンスの件ですが、三か所の釣り場にいって一度も提示を求めれることはありませんでした。
私はてっきり入場口かどこかで見せる形式なのかと思いましたが、そんなことは一度もありませんでした。
もしかしたら、場所によるのかもしれませんので、釣りに行かれる際は何か証明できるものを必ず持参したほうが良いかと思います。
まとめ
数年ぶりに釣りにいったのですが、たまには良いものだなと感じました。
釣っているときののんびり感や釣り以外の人との交流や景色など。
特にここオーストラリアの大自然を堪能する手段として釣りは非常に良いものです。
みなさんも機会があればオーストラリアで釣りを楽しまれてはいかがでしょうか。
それでは、さようなら!