雑記ブログってなんだ?
私は雑記ブロガーさんのブログを見ていると、なんだかコンビニみたいのように感じます。
そうなると、専門ブロガーさんのブログは携帯ショップのような専門店?
なんて、いろいろ考えたりします。
私は専門的な知識がないことと継続的な書きやすさを考慮して、雑記ブログを書いています。
ふと、「自分が目指すブログの理想ってなんだろうか」と考えてみました。
今日は他の雑記ブログを拝見して感じた、雑記ブログ=コンビニ論についてお話します。
目次
なぜ消費者はコンビニに行くか
日本で生活していてコンビニを利用したことがない人はほとんどいないでしょう。
その際、目的があって行く方とそうでない方がいます。
「お腹が空いたのでお弁当を買おう」、「コピーをしたいからコピー機を使おう」、「ちょっと雑誌を立ち読みしようかな」、「おでんのセールをやっているから」など、理由は様々でしょう。
では、その時に併せ買いや衝動買いをしたことがない方はいらっしゃるでしょうか。
お弁当を買った際に、暇つぶしのために雑誌を買う
コピーをしに行ったら、漫画の新巻を見つけたので買う
雑誌の立ち読みをしていたら小腹が空いたのでお菓子を買う
おでんのセールをやっていたので、ついでに飲み物を買う
衝動・あわせ買いをしたことがある方は多いのではないでしょうか。
併せ買いについてはコンビニ各社の狙いでもあり、消費者側にとっても便利です。
食べ物と飲み物にそれぞれ相性の良い組み合わせがコンビニには揃っているで、消費者はついつい併せ買いをしてしまいます。
おにぎりとお茶
ドーナツとコーヒー
ホットスナックと炭酸飲料
などなど、元々は食べ物と飲み物どちらかだけを買う予定だったのに、つい併せ買いをしてしまう消費者は多いと思います。
ですので、よくコンビニ側はおにぎり100円セールやホットスナック割引セールを行っています。
狭い店舗面積を最大限に有効活用しようとコンビニ側がお客様の行動を徹底的に研究し、行動心理学を駆使した結果
とにかくお客さんに足を運んでもらうきっかけを作る。
その手段は何でも良いのです。
なので、コンビニは様々なサービスを手広く展開しています。
公共料金の支払い、ATMの設置、無料Wi-Fiの設置、などなど
きっかけはなんでも良いのです。
とにかくコンビニに行けばなんとかなるだろう、何かあるだろうと消費者に思わせることがコンビニ側の狙いなのです。
これが私が雑記ブログはコンビニだと考える理由なのです。
餅は餅屋、桶は桶屋
対して、専門ブログは文字通り専門店のようなものです。
洋服を買いたいからアパレルショップに行く
携帯ことで相談したいから携帯ショップに行く
家電を買いたいから家電量販店に行く
悩みがあるから法律事務所に行く
旅行したいから旅行代理店に行く
などなど、目的がはっきりしているけどやり方がわからない消費者の手助けをする。
そんな専門店のような存在が専門ブログだと思います。
また、専門家やプロが言うことには説得力があります。
「プロが言うのだからこれは本当なんだろうなと迷っている消費者の後押しをする」ことが出来ます。
この点に関しては、雑記ブロガーにはない強みです(もちろん訴求力が強い雑記ブロガーさんもいらっしゃいますが)。
また、お客さんの目的をつかみやすいので専門ブロガーさんたちは商品の配置(ブログでいう広告や記事の作成など)や勉強を情報収集がしやすいのではないでしょう。
消費者のニーズを絞りやすいのも専門ブロガーさんの強み(もちろんそこに難しさもありますが)なのです。
雑記ブログはどう勝負するか
では、雑記ブログはどうやって勝負していくか。
雑記ブログの長所の1つはどんな商品でも扱えることです。
まさにコンビニのように。
ただ、さきほど専門ブログのところでもお話しした通り、商品への訴求力が専門家と比べてないのが雑記ブログの弱みでもあります。
そこを補うにはどうするか。
様々なやり方があると思います。
消費者のニーズを先読みする、専門ブロガーさん顔負けの専門的な記事を書くなど。
ただ、消費者のニーズを読むのは非常に難しいことです。
また、プロ顔負けの記事をアマチュアが書くにはプロ以上の時間を要しますし、そもそも書けない方が多いでしょう。
それでは、雑記ブロガーはどうするか。
ひとつの手段としてはブロガーさんのキャラを面白いと感じてもらえるかだと思います。
何も目的はないけど、あいつ面白そうだから覗いてみるかといった感じで気軽に立ち寄ってもらえる雰囲気を作れるか。
そのためには、いかにそのブロガーさん自体のキャラに興味を持ってもらえるかが肝心です。
これは個人的な感想なのですが、時々専門ブロガーさんのブログを読んでいると疲れる時があります。
目的があったり、興味があるときは良いのですが、専門ブログは文字量が多かったり、内容が専門的な分だけ気軽に読めない時があります。
その点、雑記ブログはなんとなく立ち寄れる気軽さがあります。
気軽に立ち寄れる雰囲気をブロガー個人のキャラクターを通して出せるかが雑記ブロガーには大切だと私は考えます。
まとめ
最近はネットの発展により、どの業界も消費者の知識や情報収集力が高まっているので、プロでも消費者のニーズに答えるのが大変になっています。
プロでさえ苦戦する中で、専門性がない人がどうやって勝負するか。
そこには読者が会いたくなる要素が大切なのではないでしょうか。
それは強烈なオタク感、何かに必死に取り組む姿勢、逆に無気力感などなんでもよいのです。
いわゆる作り手の個性を読者が感じられるブログを目指して、今後のブログ活動を続けていきます。
それでは、さようなら!