もし、ファーガソン監督がマンチェスター・ユナイテッドの監督を続けていた香川選手はプレミアでもフィット出来たのではないか。
そう思うサッカーファンの方も多いだろう。
今回お話しするのは元マンチェスター・ユナイテッドの監督であるアレックス・ファーガソン氏の自伝についてだ。
香川選手の移籍に強く関わったことでも知られる人物として有名だ。
本の感想と洋書を読むことが英語学習に最適であることについて話していく。
目次
アレックス・ファーガソンとは
・スコットランド出身
・現役時代はFW
・マンチェスター・ユナイテッドを監督として27年間率いた
・国内リーグ優勝13回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇2回を含む生涯49タイトルの記録を残した
・ベッカム、C・ロナウド、ルーニー、香川真司選手を指導した
・激高しやすく、顔が赤くなるので、『ヘアードライヤー』という異名がある
詳しく知りたい方は下記を参照。
何故この本を買ったのか
この本を購入した理由は下記の4点だ。
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背景知識がある
- ベッカムとのシューズ蹴り上げ事件について真実をを知りたかった
- 章立てで異なるエピソードに区切れられているので、わからない箇所があっても読み進められる
- ワーキングホリデー開始当初の英語力を計りたかった
1.背景知識がある
普段私は英語に触れる際に背景知識があるものから触れるようにしている。
私で言えば野球やサッカー、日本の時事ネタなどがそうだ。
それは背景知識があれば多少英語の意味や単語がわからなくても、なんとなく予測して理解することが出来るからだ。
良く自分の好きな漫画やアニメを通して語学学習をする人もいるが、それもその一つだ。
私はサッカー観戦が好きで、特に中学・高校時代はサッカー雑誌を買ったり、徹夜して海外サッカーを観たりしていた。
そのころにマンチェスター・ユナイテッドで監督をされていたのが、このファーガソン監督だ。
なので、今回読んだこの本に出てきた選手や他クラブの監督などはほとんどわかったし、エピソードについても一般的に知られていることはだいたいわかった。
そのため、読んでいてもだいたい理解は出来たし、飽きることなく読むことが出来た。
この飽きることなくというのも大切である。
なぜなら、英語学習の肝は継続と量。
それら二つを満たすためには飽きない題材と媒体を利用するほうが良い。
私の場合はそれがサッカーと読書になったのだ。
ある程度理解が出来れば、続けることが容易になる。
なので、私は背景知識があるこの本を手に取ったのだ。
2.ベッカムとのシューズ蹴り上げ事件について真実を知りたかった
2002年の日韓W杯をきっかけに日本で大人気となったベッカム選手。
そのベッカム選手が2002年当時在籍していたマンチェスター・ユナイテッドの監督ファーガソン氏と喧嘩別れしたのは日本でも大きく話題になった。
その喧嘩別れのきっかけになったとされる『シューズ蹴り上げ事件』。
当時様々な憶測が流れたが、あれから約10年以上たった今、私はその真実を知りたかったのだ。
もちろんこういった話は片方の話だけを鵜呑みにしてはいけない。
今回でいうとベッカム選手の言い分も知る必要がある。
ただ、ベッカム選手がこの話の真実を公にする機会があるのかはわからない。
であれば、あくまで参考としてファーガソン氏からはどう見えていたのか・どういう言い分なのかをこの本を通してつかむことは出来る。
全容を知ることは出来ないかもしれないが、もしこの事件に興味がある方がいれば、是非本書を手に取って欲しい。
3.章立てで異なるエピソードに区切れられているので、わからない箇所があっても読み進められる
これが今回この本を手に取った一番大きな要素かもしれない。
というのも、小説や学術書になると前に話されたことを理解していないと、どんどん理解が追いつかなくなる。
その点、この本は各エピソードが27章に分けてあり、全ページ数も375なので、1章あたり約14ページほどしかない。
そのため、気になる章やちょっと空いた時間にも読むことが出来るので、英語が苦手な私でも楽しんで読むことが出来た。
今後読書する本を選ぶ際も、気になる人物の自伝を読んでいく作戦は悪くないと感じている。
もし、洋書を読みきる自信がない方は章立てされた自伝を読むのをおすすめする。
4.ワーキングホリデー開始当初の英語力を計りたかった
私はワーキングホリデー開始前後で自分の英語力がどの程度上がったかを後で知りたい。
その計り方や計る対象は様々だが、私は今回この本を使ってリーディング力を計っていこうと考えている。
正直この本を読んでいて、わからない単語や英文を理解できない箇所が所々あった。
それがワーキングホリデー開始当初の私のリーディング力になる。
この本をワーキングホリデー終了後に読んだ際に、どれくらい理解力が変わったかで私のリーディング力の成長度合いを確かめることができる。
そのために、私はこのタイミングで一冊の本を読みあげたのだ。
もちろん、次回読む時は多少覚えていることがあるので正確には計れないが、1つの目安としては悪くない計り方だ。
1年後の自分にこの本がどう映るのか今から楽しみだ。
まとめ
なぜ私がこの本を読んだかということに注力して今回記事を書いたが、本の内容についても非常に面白かった。
懐かしい選手の名前が出てきたり、(ジェンバ・ジェンバやニッキー・バット)各選手とのエピソードや監督・指導者としての育成論などがサッカー以外でも参考になる考えだ。
今回私が内容についてあまり書かなかったのは私の今の英語力では誤った理解をしている可能性があるためだ。
なので、また今度この本を読んで自分の理解力に自信が持てた時、内容についても触れたい。
サッカーに興味がある方はこちらの記事もおすすめです。
それでは、さようなら!

※こちらは英語版です。