死ぬまで生きる問題

人はいつか死ぬんだから色々やってみようというブログです。主にクレヨンしんちゃん、西武ライオンズ、英語学習について書いています。

ビジネスマン向けの英語学習本「英語の品格」【書評】

おすすめ人気記事セレクション1. スタディサプリENGLISHは英会話初心者におすすめの勉強法!
2.全クレヨンしんちゃん映画ランキングベスト24【2017年最新作除く!】
3.最初に読んで欲しいおすすめ10記事!
4.【初心者向け】埼玉西武ライオンズについて最初に知ってほしい7個のコト

「イギリス貴族の机イギリス貴族の机」のフリー写真素材を拡大

どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。

 

本日は、ビジネスマン向けの英語学習本「英語の品格」を書評します!

目次

英語の品格とは

内容紹介

Please~、Why~、など、学校で正しいと教えられた英語は、ときに失礼な表現になりかねない! 使うとネイティヴは気分を害してしまう! ?
英語が単純でストレートな言葉だというのは、大きな誤解だ。
英語は、日本人が考えるより繊細で豊かな表現であふれている。
日本語と英語に精通したアメリカ人経営コンサルタントと国際ジャーナリストが、日本人英語の弱点・勘違いを指摘し、ビジネスや日常生活ですぐに役立つ品格のある英語を伝授する。
この一冊で、あなたの英語の好感度は格段にアップします。

目次

第1章 「日本人英語の非常識」――ネイティヴが驚く不自然な英語を正す
第2章 自然な英語を目指して――語感から理解する本物の英語
第3章 品のある英語に仕上げるためのスパイス――ビジネス実践編1
第4章 品格のある英語で好感度を上げるコツ――ビジネス実践編2

著者

ロッシェル・カップ
経営コンサルタント。1964年、ニューヨーク州生まれ。イェール大学歴史学部卒業。シカゴ大学経営大学院修了(MBA)。88年より、安田信託銀行東京本社などに勤務後、グローバル人材育成を支援するジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社を設立し、社長を務める。『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)、『製造現場の英語表現』(ジャパンタイムズ)など多数の著書がある。朝日新聞GLOBEで、英語表現に関するコラムを連載中。

 

大野 和基(おおの かずもと)
国際ジャーナリスト。1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒業。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学基礎医学を学ぶ。現在、医療問題から経済まで幅広い分野に関して世界中で取材を行う。『代理出産―生殖ビジネスと命の尊厳』(集英社新書)、『マイケル・ジャクソン死の真相』(双葉社)などの著書、『そして日本経済が世界の希望になる』(ポール・クルーグマン/PHP新書)などの訳書がある。 

「英語の品格」の内容を私なりにまとめると

    • 伝わるだけの英語では国際人とは言えない

 

    • 教養がない英語は特にビジネスにおいて損をする

 

    • なので、上品で丁寧な英語の習得を最初から目指すべき

 

    • そのために必要な英語への認識とビジネス英語を4章にわけて解説

 

    • 特にビジネスではspell it (all) out(詳細に説明する)が重要

 

この本の対象者とおすすめできる人

  • ビジネス英語を学びたい人
  • 教養のある英語を身につけたい人
  • 伝わる”だけ”から細かいニュアンスまで伝える英語に成長したい人
  • 英語を話していて相手に不快な表情をされたり、怒らせたことがある人
  • 英語の表現(イディオム、ボキャブラリー)を増やしたい方

感想

「届いたプレゼントを開封して喜ぶ女性届いたプレゼントを開封して喜ぶ女性」[モデル:河村友歌]のフリー写真素材を拡大

日本の英語学習状況を嘆く筆者

この本を読み終えたときの感想は、

「最近巷に溢れてる簡易的な英語学習方法に相当お怒りだな」

ということです。

 

冒頭で、

この本は手に取った方の英語のレベルは様々でしょうが、「英語なんて通じればいい」などと考えている人はいないと思います。

 

と言い切ってるあたりに、昨今の日本の英語学習状況に対する著者の憤りを感じます。

明確にどの本とは記していませんが、ほぼそれとわかる書き方で最近の英語学習本のベストセラーに対して否定的な発言をされています。

(「英語は3単語で通じる」とか、「1500単語覚えれば十分」とか、)

 

確かに書店で日本人向けの英語学習コーナーに行くと、とにかく伝わることを優先した英語学習本が目立ちます。

 

「英語の品格」の筆者は「大人の英語話者がそれだけではダメだ!もっと教養のある英語を学ばなければいけない」と訴えています。

真のグローバル人材育成に向けた珠玉のビジネス例文集 

そのために、「英語の品格」では下記の内容を解説しています。

 

  • 教養のない英語を話すことの危険性やデメリットの説明
  • 悪い&良い例文を通してネイティブスピーカーの心情を解説
  • ビジネスで実践できる例文集を紹介

 

よく、「英語は大ざっぱでストレートな言語。日本語のように繊細で婉曲な表現はない!」のようなむちゃくちゃことをいう人がいますがそんなことはありません。

 

「英語の品格」で紹介されていたことを例にとれば、歩く(walk)一つにとっても英語でも表現は豊富。

 

例1:「歩く」の場合
plod(とぼとぼ歩く)
stride(闊歩する)
stroll(ぶらぶら歩く、散歩する)
strut(気取って歩く)
stump(重い足取りで歩く)
toddle(よちよち歩く)
traipse(疲れてとぼとぼ歩く)

 

ハリーポッターをご存知の方なら想像しやすいでしょうが、スネイプ先生やマルフォイの歩き方を形容する時に、strut(気取って歩く)は頻繁に出てきます。

 

その以外にも、ウインドウショッピングをしているお客さんを形容するならstroll(ぶらぶら歩く、散歩する)、ようやく歩き始めた赤ちゃんを形容するならtoddle(よちよち歩く)。

 

日本語でも単に”歩く”だけではなく、様々な表現を使って歩く動作を形容するはずです。

大人になればなるほど、教養が高まれば高まるほど。

「英語の品格」では「笑う」、「驚く」などについても取り上げています。

 

微妙なニュアンスの違いで状況ががらりと異なるビジネスでは特にボキャブラリーの豊富さ、品格のある英語が求められます。

筆者は日本人英語の非常識さと、自然な英語の大切さを度々繰り返して言っています。

 

英語を使ってビジネスの現場で生きることがどれだけ難しいか、なぜか英語になると安易で一本やりな表現だけで伝わるという風潮が平気で言われる。

 

その風潮をぶった切るような筆者の文章は、ネイティブスピーカーや帰国子女の方、ビジネスの世界で英語を使っている、本気で英語を学習している方にとっては気持ちがよいものでしょう。

 

ただ、日本の英語学習状況を批判するだけではなく、具体的な例文を豊富に紹介している点に「英語の品格」の真の価値を感じました。

 

今回の記事だけでは、紹介しきれないほどの豊富なビジネス英語の例文集。

・I realize that this is a sensitive topic, ...

(これは繊細な話題だということは分かっていますが...)

 

・I don't want to step on anyone's toes here,...

(人を怒らせるような行為をしたくないです...)

[step on someone's  toesは「人の領分を侵す、感情を害する」という意味]

 

筆者はビジネスだけではなく、日常会話でも相手を思いやる婉曲表現、人間関係を円滑にする丁寧で気の利いた言い回しを紹介されています。

 

普段日本語で話す時にも、単刀直入にモノ申されるよりもワンクッションあったほうが聞き入れやすいです。

 

それは日本語も英語も、日本人でも外国人でも変わらないこと。

筆者が最も伝えたかったことは世界共通で、人を思いやる言葉遣いが大切だということです。

 

そのため、「英語の品格」では、英会話の際に役立つ小話も盛り込まれています。

例えば、学歴の聞き方や、日本人とはちょっと異なる外国人が学歴を聞く際に気になるポイントなど。

 

グローバル人材を育成したい筆者の本気度が伝わってきます。

万人が品格のある英語を話す必要はない

一点、私が気になったのは、筆者が「英語なんて通じればいい」ってことに否定的だったことです。

 

確かに品格のある英語を話すことは重要なことです。

私自身、筆者が強調していた英語でspell it (all) out(詳細に説明する)する力がまだまだ不足しており、日々英語力のなさを痛感しています。

 

自分が今何をしたいかを伝えることは簡単ですが、その背景にある想いや考え、意図を深く英語で伝えることができず歯がゆいです。

 

ただ、最初から品格のある英語を目指すあまり、言葉が出てこなくなる人がいるのもまた事実です。

特に日本語は英語が伝わらないことを極端に恥ずかしがる傾向にあります。

私自身フィリピンで語学学校に通った経験から、そういった日本人をよく見ます。

 

その一方で、インドやシンガポールなどのブロークンイングリッシュの代表のような国の人々は英語を間違うことに恐れがありません。

その他の韓国や中国、スペイン、ブラジル人の方なども恐れず英語を話します。

その結果、彼らはメキメキ英語力を上達させています。

1ヶ月フィリピン留学の効果とメリット 短期でも効果を出せた体験談 

 

「アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法」のブログで紹介された英語学習方法は私の英語力を大きく伸ばすきっかけになった学習方法です。

 

正直、海外旅行で不自由なく旅をしたい、海外の人とお友達になりたいってことを目標にするだけなら十分です。

 

ただ、本気で英語を学習した人なら誰しもが「もっと英語力を高めたい」という願望を持つようになります。

それこそ、教養のある「英語の品格」を求めるようになります。

 

ビジネス限らず、外国人の友達と深い話をしたくなったり、洋書を深く理解したり。

 

ようは英語学習には段階があるのです。

 

なので、いきなり品格のある英語を目指さずにそれぞれの目的・段階にあった英語学習方法を取り入れても良いというのが私の考えです。

 

筆者は映画や海外ドラマで英語を学習する危険性を語っていますが、きっかけは興味があることからでもいいです。

【英会話初心者向け】英語学習におすすめの海外ドラマランキングベスト10!

英語版の漫画は勉強にも役立つ! おすすめ漫画8選を紹介 

英語の多読にKindlePaperwhiteが最適な5つの理由 洋書4万冊が全て無料!

まとめ

英語には様々な目的や学習段階があります。


英語の品格とは「品格の高い英語」を話すことも一つの英語学習のゴールです。
ただ、それだけがゴールではありませんし、最初からそこを目指す必要はありません。

 

【英語学習の発達段階】
英語に興味を持つ⇒外国人と英語で話す恐怖感を取り除く⇒ブロークンイングリッシュで英語を伝える⇒品格の高い英語をマスターする

 

人それぞれ目的や到達段階は異なりますが、最初は伝えてみることから初めてみてはいかがでしょうか。

 

3単語で通じる英会話から初めて見てもよいです。

Let's try anyway!

 

それでは、さようなら!

英語関連おすすめ記事

スタディサプリENGLISHは英会話初心者におすすめの勉強法!

誰でも英語文法をマスターできるおすすめ参考書・アプリ【レベル別】

3ヶ月でTOEIC700点! 絶対に目標達成するための勉強法とスケジュール