どうも、はろーぐっばい(@jubenonz)です。
実は2017/8/1に投稿した甲子園関連の記事のおかげで、先週だけで40万PV読んで頂くことができました。
そこで、今日は甲子園トレンド記事がどういう推移で週間40万PV読まれたのかと、トレンド記事がもたらしたことについて語っていきます。
目次
甲子園トレンド記事で週間40万PV超え!
投稿後初日:当ブログ史上初の1日2万PV超えの奇跡
※1 Google Analyticsのスクリーンショットは規約違反になるとのことなので、投稿初日(2017/8/10)のみ、掲載します。
※2 追記:予告通り2017/8/11にGoogle Analyticsのスクリーンショットを削除しております。
2017/8/1~2017/8/9のベージビュー数は447,433でした。
8/1に【2017夏の甲子園】出場高校一覧と注目選手!についての記事を書いたところ、1日で2万PV。
それまでの一日最高のPVが3,500程度だったこのブログにとって、歴史的な1日となりました。
こんなことはもう二度起きないと思いつつ、大物ブロガーの世界を1日だけでも体感できたことに喜びを感じておりました。
投稿後二~三日目:2日連続で1日4万PV超え
いつもの通り、1日2,000前後のPV数に落ち込むかと思っていた翌日。
朝起きてGoogle Analyticsを確認したところ、AM9:00の時点で既に7,000PVオーバー。
Google Analyticsのリアルタイムを確認したところ、常時200人前後の方がアクセスされていました。
その異常な数字はお昼時が一番高まって、更に急上昇。
リアルタイムで450~500近い数字を計測していました。
基本的には12:00~13:00、20:00~23:00にピークがきて300~500前後。
それ以外の時間帯は200~300。
こんな状態が8/2~3にかけて続きました。
その結果、二日続けての一日4万PV超えという奇跡...
甲子園期間中の一過性の出来事とはいえ、3日間で約10万PVのアクセスがあったのです。
実はこの時点で私には一つ、気になることがありました。
それは、「抽選日の8月4日のアクセスはどうなるのか?」ということです。
投稿後四日目:真夏の珍事!1日9万PV超え!
高校野球と甲子園についてあまり詳しくない方のために、ここで甲子園の日程を簡単にお伝えします。
【組み合わせ抽選会】2017年8月4日(金)16:00〜
【開会式】2017年8月8日(火)9:00〜
【開幕試合】2017年8月8日(火)
【準々決勝】2017年8月19日(土)
【準決勝】2017年8月21日(月)
【決勝】2017年8月22日(火)
【閉会式】2017年8月22日(火)※雨天順延後の日程
大会の本戦自体は約2週間しかありません。
私が一番気になったのは前述した通り、「8月4日の抽選日」。
なぜならこの時が一番全国単位で、甲子園に注目が集まると予測したからです。
代表校の49校が出そろったのが8月1日。
当然のことながら、この時は全ての高校・都道府県に甲子園優勝の可能性があります。
ですので、選手・監督・コーチ・父兄・学校関係者・地元チームを応援したい人...
これら多くの人が試合日程に興味・関心を持ちます。
また、観客側としても、自分の休みと地元チームや注目カードの日程が被れば試合を観たいので、こちらも日程に興味があります。
なので、「大会進行中以上に、その前の「日程」方に興味を持つ人が多いのではないか」という仮説が私の中に生まれました。
元々、大会概要の記事とは別に日程表と試合結果を更新するページを作成しようと考えていたので、物は試しに「組み合わせ抽選会結果」を書いてみることにしました。
抽選会が始まったのは8月4日(金)の16時~。
平日の夕方なので、アクセスはあまりないだろうなと想定してたのですが、驚くほどのアクセスが....
15:50~アクセスがじわりじわりと急上昇し、抽選会中にはリアルタイムアクセスが最大600PV!
指先の震えを抑えながら、「組み合わせ抽選会結果」記事を作成。
16:40頃に、記事を投稿しました。
投稿後すぐには結果が出ませんでしたが、19時頃からアクセスが急増。
550→600→860→930→1000→1400
最高潮時の1,300超えは、それを見ながらご飯を食べられるほど気分は有頂天に。
運良くトリプルセブンも目の当たりにできました(笑)
この結果に関しては、「抽選会結果」と「出場高校一覧と注目選手」 の二つの記事が相乗効果を発揮してのもの。
それ以外にも、各都道府県の予選決勝記事を書いていたことも影響しています。
恐らくですが、対戦が決まったチームの関係者の方が自分の対戦相手のこと気になって検索してくれたのでしょう。
私にとって運がいいことに、大会屈指の好カードや優勝候補同士が顔を合わせる死の組み合わせ、私の地元の長崎県の高校が開幕戦になったりなど、様々な要素も重なったのも大きかったです。
結果的にこの日は1日約9万5千PV超えでした。
投稿後五日目以降:みるみる下がっていったアクセス数...
当然ながら、トレンド記事の宿命としてアクセス数は見る見るうちに下がっていきました。
【アクセス数推移】※数字はおよそ
- 投稿後五日目:70,000PV
- 投稿後六日目:60,000PV
- 投稿後七日目:50,000PV
- 投稿後八日目:38,000PV
- 投稿後九日目:23,000PV
大会が開幕したのが、投稿後八日目。
ここからV字回復もあるかなと期待したのですが、順調に下がっていきました。
注目の好カード、大会期間中の土日、準々決勝以降ともなれば、またアクセスが増加することもありえます。
ただ、大会期間中に関心を集めるのは速報記事。
日程や展望への検索は徐々に減少していくでしょう。
私もさすがに毎試合を速報するつもりもないので、これからアクセスは元の平凡ブログの数値に戻っていきます。
なぜトレンド記事を作れたのか 雑感
今回のトレンド記事ですが、決して狙って作ったわけではありません。
トレンドを狙ったというよりも、普段このブログで野球関連の記事を読んで頂いている方に読んで欲しいと思って記事を書きました。
なので、私が記事を投稿したのは8月1日。
「甲子園」、「高校野球」、「ドラフト」のようなビックワードであれば、競合が数多くいます。
また、トレンドアフィリエイターと言われるような人であれば、代表校が出揃う1か月前から記事をアップしているケースもあります。
「随時追加・更新します!」ってな感じで。
特にSEO対策などをしたつもりもなく、「自分が検索するなら何を知りたいか」をただ網羅していきました。
実際に記事を読んで頂ければわかるのですが、特に目新しいことはしていません。
なので、数ある甲子園関連の記事の中で、なぜ私の記事が上位に表示されたのかはわかりません。
一時期、高校野球連盟(通称:高野連)の公式サイトを抑えて1位に表示されてましたからね。
「いやいやさすがにそれは違うでしょっ!」とツッコミを入れたくなりました。
ブクマ数も2~3程度。
その他のソーシャルメディア経由の流入もほとんどなく、9割近くが検索流入です。
何より驚きなのが、クリック率の高さ。
『Search Console』で確認したところ、ほとんどの甲子園関連の検索クエリで40~50%のクリック率(CTR)を計測。
通常検索1ページ目の1位の記事でもCTRは31.24%と言われています。
【グーグル順位 CTR】
1位 31.24%
2位 14.04%
3位 9.85%
4位 6.97%
5位 5.50%
6位~10位 3.73%
引用:グーグル検索結果の順位別クリック率2014年版 + ページランク正式終了!? のお知らせ など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
正直特に目を引くような記事タイトルでもないので、ここまでのCTRを叩き出したのはかなり意外でした。
バスを意識せず、特に煽るようなタイトルや内容にせずとも、検索ユーザーの目的を満たす記事を書ければ、グーグルも上位表示してくれるし、ユーザーも読んでくれるということなのでしょう。
以前『沈黙のWebライティング』を読んだ時に、検索ユーザーのために意識すべきことに下記の3点が挙げられていました。
【検索ユーザーのために意識すべきこと】
専門性
網羅性
信頼性
『沈黙のWebライティング』はseo対策のための最適本!【書評】松尾 茂起著
全てを完璧に満たせているとは言えませんが、私の甲子園の関連記事に当てはめると下記のとおりです。
- 専門性⇒野球記事数の累計155(その内甲子園予選記事数13)
- 網羅性⇒大会概要、日程、出場校一覧、優勝予想、展望、プロ注目選手を網羅
- 信頼性⇒特になし(強いて言うなら熱闘甲子園のHPリンク)
私自身は甲子園に出場したわけでも、野球の知識が人より秀でているわけではありません。
なので、専門性(権威性)という点は正直自信がありませんが、ある程度野球記事を書いていたことがグーグルに”野球”というカテゴリで評価して頂いたのかもしれません。
実は今回の甲子園の記事は特別良記事を書けたとは思っていません。
熱量や完成度で言えば、普段書いている埼玉西武ライオンズ(私の贔屓のプロ野球チーム)の記事の方が上だと思ってます。
ただ、一つだけ自信を持って言えるのは他の甲子園関連記事に劣っていないということです。
(まぁ、検索記事に勝ち負けなどはないのですが...。)
私が人より遅れてでも甲子園記事を書いた理由に、他の記事を読んでいて「これはひでぇな」と感じる内容の記事が多かったというのがあります。
速報性を謳っておきながら1週間以上も記事は更新されていない、選手のポジションや利き腕、選手名を誤りなど。
中には本来左利きの外野手のことを、「華麗な内野守備が魅力!」なんて宣伝したり、去年の3年生をメンバー表に記載していものもありました。
選手個人評は人それぞれですが、メンバーや登録されているポジションなどは間違ってはいけない部分。
速報性や情報の精度などの面で、1検索ユーザーとして満足できない内容の記事を数多く目の当たりにしたのです。
その時に考えたのは、「自分ならもっといい記事を書ける」という根拠のない自信です。
結果が出た後なので、一種のポジショントークのようになってしまうのですが、「自分の方が良い記事を書ける」かどうかで判断して競合に立ち向かうのもありだと思います。
(もちろん、ゴリゴリのブラックSEOなどがあるので、保証はできませんが....)
トレンド記事を作ってよかったこと、期待すること
一過性のトレンド記事を書いても継続性がないから長期的に見るとあまり得はない。
まさにその通りだと思います。
ただ、トレンド記事も悪いことばかりではありません。
特に短期的であれば、いくつかメリットもありますし、ありました。
収益アップ 日給1万円超えも!
当然ですが、Google AdSenseを利用していれば、アクセスアップと共に収益も上がります。
広告単価やクリック率などはそのブログごとで異なりますが、このブログの場合は1PV=0.1弱円。
(中には0.5、人によっては1.0を超えるかたもいるそうですが...)
薄利といえど、塵も積もればということで、アドセンスの収益は8月10時点で過去最高収益。
その他のアフィリエイト収益も相まって、今月は既に2回も日給1万円超えを果たしております。
この記事では手法(といえるほどでもない)については触れませんが、色々と甲子園関連の記事から収益に繋がりそうな記事への導線を用意したのが、功を奏したようです。
読者の方との交流が増えた ファン獲得のチャンス!
これだけ多くの方にアクセスして頂いたこともあり、読者の方との交流が増えました。
記事の感想や甲子園の優勝予想など。
これだけ多くの人に読まれれば、分母に比例してコメントの数も増えます。
幸いネガコメなどもなかったので、楽しく交流させて頂きました。
それと、直接的な効果は実感しておりませんが、数名程度埼玉西武ライオンズの方が読者になってくれたのではと思っています。
というのも甲子園記事の関連記事として、2013と2016年の甲子園優勝投手への記事リンクを貼っていました。
野球がわからない方にはなんのことやらかもしれないので、簡単な補足を。
かつて甲子園で活躍した選手が、現在私の応援する埼玉西武ライオンズの選手として活躍しています。
なので、2017年の甲子園に興味があって検索&記事を読む⇒記事読了後に2016年と2013年の甲子園優勝投手の現状記事に飛ぶ⇒関連の西武の記事も読んでもらう
という流れで、ライオンズファンの方に読んで頂ける導線を作っていました。
そのかいあってか、過去の埼玉西武ライオンズ関連の記事のPV数も増加しました。
元々甲子園の記事を作成したのも、埼玉西武ライオンズ関連の記事に誘導も出来ればと考えていたので、結果的には策がはまった形になりました。
埼玉西武ライオンズ関連の記事を50近く作っていたので、この機会に西武ファンの読者の方が増えるのではと願望に近い期待をしています。
【初心者向け】埼玉西武ライオンズについて最初に知ってほしい7個のコト
都合約40万の方に読んで頂いたので、その内1%、いや0.1%(それでも400人)でもいいいので、今回の甲子園トレンド記事を通して定期読者を増やせればと考えています。
企業から3件の連絡
露出するのが悪いことではないと感じさせられた事の一つに、企業さんからの連絡があります。
今月は8/9時点で既に3社からお問い合わせフォーム経由で、ご連絡を頂いております。
詳細は明かせませんが、クローズド案件のお話や製品紹介のお話など、面白いお話を頂いております。
全ての方が甲子園関連記事で、連絡をしてくださったわけではありませんが、中には甲子園関連の記事を読んで連絡してくださった方もいます。
しかも、その企業は決して野球とは関連していません。
現在の文章力や知名度ではまだまだ先の話ですが、私はいつかは野球関連の記事を寄稿してみたいなどと夢を抱いています。
そんな私にとって、”都市伝説”にも思えた企業からブログへの直接の連絡という夢のような事態が発生したのは、今後に少し希望が持てました。
こればっかりは狙ってどうにかなるものではありませんが、ある程度数多くの人から記事を読んで頂けると、そのうちの何名から自分に興味を持って頂ける可能性が増えます。
それこそ炎上ネタでなければなおさら。
今後のブログ方針
図らずしも、「開始8ヶ月目で40万PV超えブロガー」になれたわけですが、現状あまり喜びはありません。
先ほども申しましたが、トレンド記事は一過性。
私のケースでいえば、甲子園が終了すればアクセスは元に戻ります。
甲子園関連の記事を差し引いて考えれば、月間約10万PV前後が限界のブログです。
安定して100万PVでも集められるならアドセンス依存もありなのですが、なかなかそう簡単にはいきません。
なによりリスクヘッジの観点で見ても、危険な構造。
ということで、ここ1~2ヶ月はアフィリエイトを利用した収益化を図っています。
まだまだ現状は雀の涙程度の収益ですが、徐々に蒔いた種が結果となって現れるようになってきています。
6、7,8月と徐々に増収。
今月は甲子園記事がヒットしていなくても、前月比よりも増収しそうな勢いです。
最近強く意識しているのは「1PVあたりの収益」です。
収益化に成功している人の多くは、この「1PVあたりの収益」が非常に高いです。
大きい人で1PV=1円、もっと稼いでいる人で2~3、中には4円超えなんていう怪物級の方もいます。
逆に、100万PV近いブロガーさんでも収益は...という方もいます。
ある一定数まではPV数を意識するのも大事なのでしょうが、収益を意識するのであれば、そこまで重要な指標ではないというのが現時点の私のPVへの考え方です。
※もちろん全ての人にとって収益だけがブログを行う目的ではありません。
『いちばんやさしい新しいSEOの教本』の中でも、「LTV(顧客の価値) 顧客が生み出す粗利」を意識する重要性が語られていました。
詳しくはいつか別の記事で触れたいと思いますが、簡単に言うと、お金を払ってくれる可能性が高いPVを集めなければ、収益は発生しないということです。
極端に言えば、『アニメ 動画 無料』という検索ユーザーと『脱毛 器具 おすすめ 通販』 の検索ユーザーのうち、どちらのユーザーが商品購入の確率が高く、一度に売れる金額が大きいかは一目瞭然です。
最近私のブログでは、PV数こそ100前後ですが、10日間で1万円発生している記事が出てきました。
今後はこういった結果を参考にしながら、成果が発生しやすい記事を研究していきます。
もちろん、今後も野球の記事を書いたり、トレンドネタを記事にすることもあります。
それこそ、今回の甲子園関連の記事を読んで「あのブログの人はどんな感想を持ったのかな?」と気になる方もいらっしゃるでしょうから、甲子園に関する感想記事も書きます。
ただ、今の最大の目標は長期的に収益が発生し続けられるブログを作ることです。
Wordpress(ワードプレス)での特化型ブログ、ミニサイト、ペラサイト作成も含めて、収益化を意識して今後は時間を使っていきます。
色々と誤った知識を持っていたり、無駄な時間の使い方をしているのかもしれませんが、実戦していく中で、色々身につけていきます。
まとめ
トレンド記事は悪いことばかりではありません。
- トレンドが自分のブログのテーマに合っている
- 今後のリピーターを獲得できる見込みがある
- 一度自分の名を売ってみたい
上記の条件や希望が合致する方は一度手を出されてみてはいかがでしょうか。
今回の記事がブログで書くことがないと悩んでいる方や、ブログ運営の方針に困っている方の参考になれば幸いです。
それでは、さようなら!