どうも、はろーぐっばいです。
皆さんは親孝行をしていますか。
人によって親孝行の仕方はそれぞれ。
それがかえって何を何からすればよいのかと悩ませる原因でもあります。
そこで今日は私がおすすめする『後悔する前にしたい親孝行をする方法8選』をご紹介します。
私が実際に行って両親から反応が良かったこと、これからやっていこうと思っていることをお伝えします。
これから親孝行をしたいという方に参考にして欲しいです。
目次
私が親孝行をするようになったきっかけ
「孝行のしたい時分に親はなし」なんて戒めはよく言ったものです。
私の会社員時代の年配の先輩の多くは親孝行をしておけばよかったと口々に揃えていいます。
特に私が新入社員だった20代前半の頃は口酸っぱく言い続けられました。
そんな私は25歳くらいまで、正直親孝行には無頓着でした。
しかも私は15歳の頃から親元を離れて生活をしていたため、約10年間親と暮らしていません。
一般的な親子と比べると一緒に過ごした時間は非常に少なかったです。
また、東京で一人暮らしするようになった、大学と社会人時代は盆や正月ですら帰省していませんでした。
1年間全く親と会わない、電話はおろか連絡もとらない年もありました。
25歳の時、実家に帰省した際に母がこんなことを呟きました。
「今お母さんが60歳だから、毎年1回帰って来てくれるとして、会えるのは後20回くらいだね。」
その言葉が私に与えた衝撃は計り知れないものがありました。
人によって親御さんの年齢、亡くなる年齢、健康寿命などは様々です。
しかし、平均寿命など考慮すると私と母が会える回数は単純計算で残りたった20回。
数字にしてみて初めて、その回数の少なさに愕然とし、両親と過ごす時間の希少性を感じさせられました。
その時私は少しでもその回数を増やそう、過ごす時間を長くしようと心に誓いました。
実家暮らしの人はそこまで実感しないでしょうが、現在一人暮らしなどで親と離れて暮らされている方は一度計算されてみてください。
親と過ごす時間への意識が変わります。
後悔する前にしたい親孝行をする方法
親孝行をしようと考えた私が実践にしてよかったこと、親の感想を聞いて反応がよかったことをご紹介します。
電話・メールをしてあげる
一番手っ取り早いのはコミュニケーションをとることです。
何かだいそれたことをする必要はありません。
声が聞ける、元気にしてることをしらせるだけで、親は喜んでいます。
内容はたわいもないことでいいです。
学校でこんなことがあった、友達とどこそこに行った、会社でこんな何があった。
そんなことを話すだけで親は喜んでくれます。
まずは定期的なコミュニケーションをとることからはじめましょう。
お金がない方でもすぐにはじめられます。
偽善でもいい。まずは行動。親の喜ぶ顔を見れば、心は後からついてくる。
引用:親孝行プレイ みうらじゅん著
プレゼントを贈る
直接のコミュニケーションは何だか気恥ずかしい方は、プレゼントを贈るのも手です。
母、父の日、両親の誕生日、クリスマス、両親の結婚記念日、初任給などプレゼントを贈る理由はなんとでもこじつけられます。
まずは何か気持ちを示すことが第一歩です。
正直物は何でもいいと思います。
感謝の気持ちや孝行されている実感が何よりの喜びになります。
正直親御さんはある程度年齢を重ねられているので、大概のものは買ったことがありますし、保持しています。
物欲を満たしてあげることよりも、心の面で充足感を満たしてあげることの方が喜ばれます。
ちなみに私の場合は父親が納豆にはまっていたので、水戸のブランド納豆をプレゼントしました。
いつもスーパーで自分の好みの商品を選んでばかりいた父親にとって、「取り寄せる」という発想がなかったので、新鮮だったようです。
普段は中々買わない、手を出さないものを贈ると良いです。
最近は名入れしたギフトを贈るのも流行っていますので、世界に一つしかない物を贈るのも喜ばれます。
旅行にいく・自分の住んでいるところに招待する
私は19歳の時に家族4人で台湾、25歳の時に母親とハワイに旅行に行きました。
また、家族を東京に招待して、東京観光を案内したこともあります。
時間と費用の関係で中々難しいかもしれませんが、土日祝日にご両親を自分が住んでいるところに招待する時間なら捻出できるでしょう。
私の場合は、東京でも屈指の蕎麦の名店に連れていってあげて、父親が非常に感動していました。
曰く「地元にこんな素晴らしいお店はない!」と。
学生なら学校、社会人なら職場付近に連れて行ってあげるなど、自分の生活界隈を見せてあげるのも喜ばれます。
若者向けの場所へ連れて行く
自分が若い時は中々意識しませんが、年を重ねると若者向けの場所に行くのをためらうようになるそうです。
新宿、渋谷のような都心部やお台場のレジャー施設、普段立ち寄らないようなおしゃれなカフェのような飲食店など。
普段両親だけでは中々行かない場所に連れて行ってあげると喜ばれます。
それと、家電量販店に一緒に行くのも喜ばれます。
最新の機器や両親・実家にあった家電を紹介してあげると喜ばれます。
その他にもパソコンやスマホなどの操作を教えてあげたりするのも良いです。
正直家電量販店の店員さんの説明がわかりづらいケースがあったり、恥ずかしくて聞けないこともあるそうです。
そういう時に、気兼ねなく聞ける存在である子供が付き添ってあげると、非常に喜ばれます。
写真を同じ場所で撮りつづける
形に残る思い出も非常に大切です。
特に普段一緒にいられない人は、写真のようにいつでも見返せるものを残してあげましょう。
中でもおすすめなのが、記念の場所で写真を取り続けることです。
私の場合は佐賀県の唐津城というところで、0、10、20歳と10年ごとに写真を撮っています。
20歳の時には免許取り立ての私が運転して、唐津城まで行きました。
過去の写真と比べてどれだけ成長したか、実は0歳の時にこんなエピソードがあったなど、写真だけでなく思い出話に花が咲きました。
きっとみなさんの家族の中にも何か思い出のスポットがあるはずです。
思い出のスポットをご両親と掘り起こすだけでも親孝行になります。
なければ、今年から作ればいいだけですし。
記念の撮影スポットを作って、毎年の恒例行事にされてみてはいかがでしょうか。
結婚と孫の顔を見せる
これはかなり定番ですが、なんだかんだかなり喜ばれます。
私の場合は実現できていませんが、友人の話を聞いているとやはり結婚と孫の顔を見せた時の親の喜び方は尋常じゃないそうです。
逆の立場になって考えたら、確かに嬉しいでしょうね。
こればっかりは人それぞれの生き方ですので、無理に親孝行のためにする必要はありません。
ただ、喜ばせる方法の中でも最上級の手段であることは確かです。
なにより自分も嬉しいですしね。
親の趣味に付き合う
実は喜ばれるのが、親の趣味に付き合うことです。
人間いくつになっても、自分の得意なことを人に褒めてもらえるのは嬉しいものです。
私のケースを例にあげると、母親がパン作りが得意なので、自家製パンを作ってもらったり、裁縫が得意なので、ルームウェアを作ってもらったりしました。
また、父親が家庭菜園を行っているので、そこで収穫したジャガイモやにんにくなどを作って、カレーやコロッケを作って家族で美味しく頂きました。
また私の母親の言葉を借りるなら、「死ぬまでに自分が誰かの役に立った証を残したい」と呟いていました。
人間長い間生きていると何か一つは得意なこと、人に自慢できることがあります。
それらを人に褒められたり、喜ばれれば自分は生きてきてよかった、これからも生きていこうと実感できるものです。
意外に知らない親の特技などがあったりするので、まずはそれを聞き出すことから初めてみてはいかがでしょうか。
なんなら弟子入りしてしまえば、スキルも磨けて、親孝行もできて、親も喜んでくれるので、一石何鳥にもなります。
自分も楽しむ
肝心なのは親孝行をしながら自分も楽しむことです。
もちろん、親に喜んでもらうのも大事なのことなのですが、親というのはいくつになっても親です。
なんだかんだ子供が楽しんでいたり、笑っているのを見るのが一番の喜びなのです。
私はもう28歳なのですが、なんだかんだまだ子供扱いされます。
私が未熟なところがあるのがいけないのですが...
そういう時に色々と親を頼ると、なんだかんだ喜ばれます。
「まだまだ頼りになる存在」ってことを実感させてあげるのも、親にとっては生きる喜びになります。
自分が楽しんでいる姿を見せたり、何かに精一杯打ち込んでいる姿を見せてあげることも親孝行になります。
最高の親孝行とは何か
ここまで親孝行する具体的な方法をいくつかご紹介してきました。
私自身色々実践したり、人の話を聞いてきましたが、その中で私が考える最大の親孝行があります。
それは「親より長生きすること」です。
これ以上の親孝行はありません。
逆に言えば、親より先に死ぬことほど親不孝なことはありません。
家族、友人・知人、ペットなどの死を経験したことがある人はわかるでしょうが、親しいものの死ほど悲しいことはありません。
残されたものの悲しみは計り知れないものがあります。
吉行あぐりさんのように107歳まで生きて、長男・吉行淳之介(小説家)さんが70歳、、次女・吉行理恵(詩人、小説家)さんが67歳でなくなったのなら話は別ですが、やはり子供は親より先に死ぬものではありません。
直接的に親孝行をするのも大事ですが、常日頃から健康管理をしっかり行って、元気でいることも忘れないようにしてください。
それこそが最大の親孝行なのです。
まとめ
親孝行に遅すぎることはありません。
親とあなたがいくつの時でも、互いが存命ならやっていきましょう。
後悔してからは遅いです。
何より楽しいですしね。
それでは、さようなら!
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