死ぬまで生きる問題

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【カンブリア宮殿感想】京都大学 iPS細胞研究所所長 山中伸弥教授

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私の時間を少しでも山中教授に上げたい。

 

そう思わされるくらい山中教授は分刻みのスケジュールをこなされていた。

 

カンブリア宮殿にiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された山中伸弥教授が出演されていた。

 

番組では研究の様、iPS細胞の可能性、山中教授の半生、現在の日本の研究環境の問題点などについて番組では語られた。

 

山中教授の肩には数え切れない数の人の希望と命が乗っかっている。

そんな山中教授にとって何よりも貴重な時間と。

 

時間と環境と投資は大切

 

これが今回の番組を観た私の感想だ。

 

これから番組を見た雑感を書き連ねていく。

※本当にただの雑感なので、何か特別な情報を追加などしていないので、学術的な見解を期待されている方のご期待には添えません。

 

目次

番組の要約

番組を見逃されたうろ覚えの方は下記のブログを参考にしてください。

 

2017年4月13日(木曜日)テレ東にて放送の「カンブリア宮殿」は、iPS細胞を発見したノーベル賞研究者「山中伸弥教授」を取り上げた。

iPS細胞の仕組みや将来の展望、ノーベル賞の実績があっても進まない日本の研究環境など、日夜資金集めと研究プロジェクトに奔走する教授の姿が紹介された。

反響要約 カンブリア宮殿「iPS細胞で健康寿命を伸ばしたい…山中伸弥教授の素顔」とは? 【2017年4月13日(木曜日)放送内容 テレ東】 - yonta64のテレビ番組ブログ

 

望まれる期間の短縮

番組冒頭、山中教授が分刻みのスケジュールを忙しくこなしている様子が映し出された。

 

これだけの著名人となると研究の傍ら、メディア対応などもあり、さぞかし大変なのだろうと私は呑気で平々凡々な感想を抱いていた。

 

しかし、山中教授の中には常に危機意識がある。

それは自分の研究が遅くなればなるほど、救えたはずの命が救えなくなる可能性があることだ。

 

昨年山中教授が生前親交があった平尾誠二氏が胆管細胞がんで亡くなられた。

 

ラグビーの日本代表で主将、監督を務めた神戸製鋼ゼネラルマネジャー平尾誠二(ひらお・せいじ)氏が、10月20日午前7時16分、胆管細胞がんで死去した。53歳だった。

引用:「ミスター・ラグビー」平尾誠二、非情な人生の結末 - ラグビー : 日刊スポーツ

 

この体験が山中教授に研究を早めたいと一層強く思わせるきっかけとなったそうだ。

 

患者から細胞を抽出して、IPS細胞を使える状態にするのに最短で1ヶ月。

そこから様々な検証を重ねて、本当に手術に使える状態にするまで現状1年かかる。

 

ガン患者は症状によっては1年以内で亡くなられてしまうケースがある。

今のままではとても人を救える状態にあるとはいえない。

そのため、山中教授は少しでもその期間を短くできるように研究をすすめられているそうだ。

 

しかし、研究が実用段階になるには20~30年間かかるそうだ。

 

私の時間を少しでも山中教授にあげたい。

 

この番組を観ていて、私はついそんな感想を持ってしまった。

 

研究が評価されて終わりじゃない。

研究が評価されてから山中教授の戦いは更に激しさを増していったのだ。

 

少しでも時間が欲しい。

その時間でどれだけのことが出来ただろうか。

私もそう思うことはある。

 

www.shinumade.com

 

しかし、それはあくまで自分のためだ。

いつか、自分の時間を他人のために捧げたい、そのために時間がもっと欲しいと思えるようになりたいものだ。

 

研究好きしか務まらない研究職の仕事

山中教授は若い頃にうつ状態になったことがあるそうだ。

それだけ研究は不確かなもの。

 

それでも長年研究を続けた成果が、いつか評価される時がくる。

 

そんな研究職について山中教授は「才能じゃなくて、本当に研究が好きなものしか務まらない」とおっしゃっていた。

 

私のようなたかだか開始4ヶ月のブログがいうのもなんだが、ブログも同じだなと感じた。

 

多くの成功したブログを見ていると、初めはほとんどアクセスもなく、不安な日々。

それでも更新を続け、原因を探っているうちに結果が出る。

 

それはブログ限らずスポーツの世界でもそうだろう。

 

自分が取り組んだことの全てがすぐに結果が伴うわけではない。

そこで諦めるか、続けるか。

 

結果が出ない、苦労することの方が成功するよりも多い。

 

それでも続けられる原動力は好きかどうかなのだ。

そして飽くなき探求心も必要不可欠だ。

 

人材流出と環境作り

日本の研究環境は世界、特にアメリカと比べると決して良い状況にないそうだ。

実際、マウスとラットのキメラをIPS細胞で生み出した幹細胞治療部門の中内啓光教授はアメリカで研究を行っている。

 

曰く「日本では少し変わった研究をすると役所が出てきて規制を始めるため自由な研究ができない」

 

これには山中教授も同意されており、研究によっては研究費がアメリカと日本で一桁、

大きいもので二桁異なる。

 

山中教授がアメリカにいた時代は研究用のマウスの管理は別の方が分業して行ったほど。

しかし、日本帰国後はマウスの管理を山中教授自身が行う必要があったとのこと。

 

その結果、肝心な研究に当てる時間を捻出出来なかったそうだ。

 

これらの話を聞いて、アメリカに研究拠点を移す研究者を裏切り者とは言えないだろう。

 

より自分を高められる環境があればそこに飛び込むのは高みを目指す人なら当然の行動。

 

それはスポーツなどでも同様のことが言える。

常に自分を高められる環境に飛び込む姿勢は非常に大切なことである。

 

ただ、自分の望む環境に飛び込むにはある程度能力や実績が求められるケースもある。

今回の中内啓光教授が良い例だ。

能力がある人ならより良い環境に飛び込むことが出来る。 

 

批判を恐れず環境を変えていく姿勢とそれを可能にする能力。

 

年齢が進むにつれて求められる能力と門は狭まっていく。

常に肝に命じなければならない。

 

寄付活動と経営者山中伸弥

山中教授は寄付活動の一環としてチャリティマラソンに参加されている。

先ほどの項でお伝えした通り、日本の研究環境はお世辞でも良いと言えない。

 

アメリカでは論文の校正を専門にするエディターを寄付金で雇ったりするそうだ。

 

しかし、日本では寄付文化が中々根付かない。

 

先ほどの環境をアメリカに移す人に対して批判的な意見の人はいるだろう。

 

しかし、何も研究に協力してくれず、研究が進むのだけをただ待っている人がそんなことを言えるだろうか。

 

山中教授をはじめ研究と資金繰りに追われている研究者は数多くいる。

自分がその人たちの立場だったら、より良い環境で自分の研究を行ってみたいと思うことは至極当然だろう。

 

ノーベル賞受賞者で、1,100億円を投じる日本の国家プロジェクトに認定されたIPS細胞分野の山中教授ですらこれだけ資金繰りに苦労している。

 

いわゆる無名な研究者たちがどれだけ苦労しているかは想像に難しくないだろう。

 

もちろん、協力しようにも資金がなくて出来ない人は大勢いる。

 

そんな人たちに向けて、番組の最後に村上龍氏がこうまとめていた。

 

”過度な期待を持たず、冷静に希望を見出すことが求められている”

 

最後に

人には平均寿命と健康寿命がある。

 

簡単に言うと、実際に亡くなる年齢と健康に過ごせる期間のことだ。

現状男女差はあるものの日本人はこの二つの寿命に10年間の差がある。

 

つまり平均的に日本人は10年間寝たきりで過ごすのだ。

 

山中教授はこの時間を少しでも短くできるように研究をされている。

 

山中教授は今年54歳。

 

もし、20年後に研究が成功していれば、その恩恵を山中教授自身が受けられることになる。

これだけ人類のために多大な貢献をされた山中教授。

この研究が山中教授自身の役にも立ってくれればいいなとふと思ってしまった。

 

そして、その研究はいつか私も恩恵を受ける可能性がある。

 

山中教授が身を粉にして、時間をかけてまで生み出してくれる時間と命。

その時間を私は果たして何かためになることに使えるのだろうか。

 

そうまでして人は生きたいのだろうか。

 

となんだかこれからポエムがはじまりそうな展開になってきたので、ここで終わりとする。

 

山中教授のご活躍に期待しています。

 

それでは、さようなら!