死ぬまで生きる問題

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毎年春はこれが観たい! 四月から新しいことに挑戦したくなるアニメ『四月は君の嘘』【ネタバレ感想】

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春は始まりの季節。

学校や仕事など年度が変わり、様々な変化が起こる四月は気持ちを新たに新しいことを始めたくなる人は多いでしょう。

 

 そんな何か新しいことに挑戦したいという意欲を掻き立てくれるのが今回紹介するアニメ『四月は君の嘘』

 

 「泣ける、感動する、涙なしには語られない!」などのストーリーの感動要素。

 

「クオリティーが高い、かなり凝った作り」などの音楽性。

 

などなどこの映画を評価する際にはこれらの言葉がよく使われます。

 

しかし、私が最もこのアニメが好きなのは、本気になれば人は変われることを教えてくれるとこです。

 

同時に自分も何か新しいことを挑戦したいと思わせてくれます。

 

過去の辛い悲しみを乗り越える天才ピアニスト・有馬公生、自分の運命を受け入れて立ち向かうヴァイオリニスト・宮園かをり、本当の自分の想いから目を逸らさない主人公の幼馴染・澤部 椿。

 

どこか自分で勝手にブレーキをかけていた人に「やってやろうじゃないか!」と思わせてくれる強いメッセージ性こそがこの話の最大の魅力です。

 

だからこそ私はこの作品を春のこの時期に見て欲しいのです。

今日はこのアニメの魅力を語ります。

 

そして、音楽やクラシックは苦手という方に向けて、私のおすすめの読み方もご紹介します。 

 

目次

 『四月は君の嘘』とは

あらすじ

かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。


それから3年後の4月。

14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。

 

かをりは、好意を寄せる渡亮太との仲を椿に取り持ってもらい、渡と椿の幼なじみである公生とも行動を共にするようになる。

 

公生はかをりに好意を抱くようになるが、親友である渡に気をつかって想いを伝えられないでいた。

椿は公生のかをりへの恋心に気付き、また自身に芽生えた公生への恋心にも気付き苦悩する。

 

かをりは、公生のことを友人Aと呼び、ぞんざいに扱いつつも、自分の伴奏を命じるなど、公生を再び音楽の世界に連れ戻そうとする。

 

また、かつて公生の演奏に衝撃を受けピアニストを目指すようになった、小学生の時からのライバルである相座武士や井川絵見にも背中を押され、母親の親友で日本を代表するピアニストの瀬戸紘子に師事し、公生は再び音楽の道に戻っていく……。

 

しかし実は、かをりには周囲に隠し続けていた秘密があった。

引用:四月は君の嘘 - Wikipedia

 

登場人物

有馬 公生

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市立墨谷中学校3年生(14歳)。

幼い頃から厳しい母の指導の下で練習に励み、数々のコンクールで優勝を果たした天才ピアニスト。

11の時、ある出来事と母が亡くなったことで、自分が弾くピアノの音が聞こえなくなり、ピアノを辞める。

宮園かをり

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市立墨谷中学校3年生。ヴァイオリニスト。

公生の友人渡に好意を寄せていると椿に告げ、紹介してもらう。

 

明るい性格で引っ込み事案な公生を引っ張っていく。

公生がピアノを弾かないのは逃げているだけだと指摘し、自身のヴァイオリンコンテスト二次予選のピアノ伴奏を公生に頼む。

澤部 椿

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市立墨谷中学校3年生。

公生とは家が隣同士の幼なじみ。

トラブルメーカーだが公生にとっては世話の焼ける姉のような存在。

 

中途半端にピアノから遠ざかっている今の状態のまま時間が止まってしまっている公生が立ち直るためにも、もう一度ピアノを弾いて欲しいと思っている。

この作品には3人の主人公がいる! それぞれが抱える嘘

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この作品の主人公は有馬公生。

しかし、この作品には主人公が3人います。

それは先に紹介した公生・かをり・椿の3人です。

 

同時に彼らはそれぞれ嘘を抱えています。

 

この作品のタイトルに含まれている嘘。

その嘘がなんだったのかはこの作品の一番の泣き所とも言える”あるシーン”で明かされます。

 

しかし、”嘘”はこのシーン以外にもあります。

そして、その嘘に対してそれぞれの人物がいかに向き合っていくのかこそが本当にこの作品が伝えたかったことなのです。

 

ピアノを辞めた理由を音が聞こえないことだとついた公生の嘘。

自分の本当にしたいことを運命を理由に踏み出さずにいたかをりの嘘。

自分が公生に抱いている感情を安定が壊れるのを恐れてついた椿の嘘。

 

彼らは本当の自分と向き合うことから逃げるために嘘をついていました。

しかし、かをりが公生をピアノの世界に再び引き込むことで、彼らは自分と向き合うようになっていきます。

 

上記で述べたこと以外にもこの作品には多くの嘘が隠されています。

多くのキャラクターがそれぞれの嘘=エゴを持っています。

 

嘘と言ってしまえば、ネガティブに聞こえるでしょう。

ただ、この嘘があるからこそ、この作品にはリアリティが生まれています。

 

言うなれば、嘘ではなく”ためらい”。

本当に想うから、好きだから、嫌われたくないから嘘をつくこともある。

それはある面では良い嘘だし、ある面では悪い嘘にもなります。

 

登場人物の誰の視点で見るかによって、この作品の嘘がもつ意味は変わってきます。

人それぞれ許せる嘘と許せない嘘があるでしょう。

 

見る角度、立場が変われば嘘には色んな意味があることをこの作品は教えてくれます。

同時に嘘ばかりついていても始まらないとも。

 

「嘘をついてもエゴになるんだから、自分のやりたいことをやってみるエゴもいいじゃないか」

前に踏み出すことの大切さも教えてくれます。

 

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全編を通しての『四月は君の嘘』の見所は公生の成長物語。

 

有馬公生の成長物語として見ると面白い

四月は君の嘘を読んだ僕の感想、「有馬公生かっこいい!!」[ネタバレ注意] - はわわにっき!

 

しかし、細かくわければ、

序盤は公生、中盤は椿、後半はかをりが中心となって、物語を引っ張っていきます。

 

彼らが本当の自分の気持ちに正直に向き合っていくところこそがこの作品の最大の魅力なのです。

 

コントラストを見逃すな 性格、色、心情に隠された意味と心情

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この作品で見逃していけないのは各所に散りばめられたコントラスト。

 

作品冒頭で公生は周りのカラフルな色をみながら、自分はピアノの鍵盤のようなモノトーンの世界に生きていると呟きます。

 

しかし、初めてかをりと出会って演奏を聴いた時、彼は音楽に色があることに気づくのです。

 

「知らなかった。音楽がこんなにもカラフルで、匂いがあって、音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ。」

 

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物静かで、引っ込み思案で、暗いモノクロの公生。

好奇心旺盛で、積極的で、明るいカラフルなかをり。

 

彼らのコントラストは物語が進むにつれて変化していきます。

ピアノと向き合うことで、次第に色づいていく公生と....(※これ以上はネタバレになるので)

初めて見る人はかをりの”ある部分”が次第に変化していくことに注目してください。

 

そのコントラストの儚さこそこの作品の感動出来るポイントなのです。

 

また、椿の心情の変化もこの作品の見所。

公生にまた明るくなって欲しいと願う彼女。

しかし、それにはピアノと向き合わせる必要がある。

 

ただ、音楽はいつも椿から公生を遠ざけてきたものです。

ピアノの練習ばかりで中々遊んでくれない幼少期の公生。

公生と自分を遠ざけるピアノの影響で椿が音楽を嫌っていることが幼少期のエピソードで示唆されています。

 

皮肉にも彼がピアノから遠ざかることで、椿は公生と多くの時間を共に過ごすことが出来ました。

しかし、公生がピアノを再開したことで、二人には距離が生まれだします。

 

自分が全く理解出来ない音楽のことで公生がかをりや凪と楽しく話すのを見て嫉妬する椿。

 

ピアノのコンクールで好結果を残せば、公生は海外の学校に通うことが出来ます。

しかし、そのことを素直に応援出来ない椿の葛藤。

 

公生が明るさを取り戻す一方で、苦悩が増える椿。

ここにも一つの葛藤という名のコントラストがあるのです。

個人的には椿と公生の足のサイズのエピソードが好きです。 

 

ダブルヒロインとも言える椿とかをりのコントラストもまた見所の一つ。

どちらも陽の部分だけではない、隠された陰の部分を持っていることもまたこの作品を魅力的にしています。

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おすすめの見方

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ここからは私なりのおすすめの見方をご紹介します。

一回目はアニメで音楽と色を楽しむ! 

まずはアニメ版から見ることをオススメします。

特に音楽のことがわからない方は絶対にアニメから見た方が良いです。

 

というのもこの作品の魅力の一つは音楽。

コンクールを中心として、音楽が演奏されるシーンが数多く登場します。

 

音楽に造詣がある方は脳内再生出来るでしょうが、そうでない方は出来ないでしょう。

観客のセリフからなんとなく何が起きているのかわかりますが、正直音なしでは補完することは難しいです。

 

何よりこの作品は音楽のクオリティーに力を入れていることでも知られる作品。

演奏者の心情の変化に合わせて音が変わったりします。

アニメ放送終了後に、このアニメのクラシックコンサートが開かれた事実からもこの作品の音楽へのこだわりが伝わるでしょう。

 

OPとED曲も、明るい話が続く1期「光るなら」と「七色シンフォニー」。

暗い話が続く2期は「キラメキ」と「オレンジ」と展開に合わせた曲が使用されています。

 

音楽に高い評価があるこの作品を音付きで楽しまないのはもったいないです。

前述した色の変化も含めてアニメ版でまずは楽しんでください。

二回目は漫画でじっくり嘘を検証

二回目は漫画版を読むことをおすすめします。

というのもこの作品は前述した通り、各所に嘘が散りばめられています。

その嘘を知ったあとに最初から見ると、隠されていた登場人物の心情が見えてきて面白いです。

 

「ここでこのセリフをいうのは勇気がいっただろうな」とか「なんで気づいてあげないんだよ!」

みたいなことが随所にあります。

またアニメ版はかなりスピード感があるので、セリフを見落としたり、聞き逃したりします。

 

しかし、マンガでは自分のペースで読むことが出来ます。

すると意外な発見があります。

あの時、こういうセリフを言っていたのかと。

 

特に渡を探しにきたかをりの周りで遊んでいた子どもたちが”言うセリフ”は二回目だからこそ意味がわかってきます。

 

色と音楽はマンガにはありませんが、不思議と音楽と色を脳内補完することが出来ます。

特に音楽はどんな曲が流れているのかを自分で想像しながら読むと楽しさ2倍です。

時間があれば三日目は映画版を

この作品は2016年の9月に山崎賢人さんと広瀬すずさん主演で映画化されています。

実写化というのはえてして批判されがちです。

 

漫画で11巻、アニメで22話あったものを、約2時間でまとめろってのが土台無理な話なわけです。

実際設定や主題歌は結構変更されています。

しかし、映画に再現性を求めるのはナンセンスです。

映画には映画の良さがあるわけですから。

 

映画を鑑賞するにあたってポイントになるのは一つ。

それは2時間にまとめるにあたって、製作者が何を伝えたかったのかを想像することです。

 

ブログや読書感想文、ビジネスなどの局面で、自分の考えを簡潔に要点だけ求められるケースがあります。

映画を実写化するにあたって、製作者も同じことを求められます。

 

そこで、製作者が伝えたいこと。

それと自分が考える『四月は君の嘘』の伝えたいことがどう違うのか。

 

この観点で見れば、実写化をより楽しめます。

 

もちろん、単純に映画が面白い、映画の方が好きな人が良いでしょう。

大切なのは違いを楽しむということです。

私の感想(完全ネタバレ)

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ここからは私の感想を完全なネタバレを伴って、お伝えします。

一言でいうとかなり泣けました。

 

手紙のシーンは反則ですね。

人の死を扱って感動を誘うことには賛否両論あるでしょう。

ただ、この作品では人が死んだことが悲しくて泣けるわけではありません。

 

死(最期)を意識した人間がそれを受け入れて立ち向かっていく姿勢に感動したのです。

どうせ死ぬならやりたいことをやってやると。

 

これは何も実際の生き死にだけの時に起こることではありません。

現役引退をかけて試合や大会に臨むアスリート、受験日までに全てをかけて戦う受験生など、人は終わりを意識するとそれまでにない努力をすることがあります。

 

何事にも終わりはあります。

しかし、いつしかそれを忘れてしまうことがあります。

 

私がこの作品を観たのは3年前の冬。

会社員3年目の時でした。

 

私は漠然と約40年間会社員をするのだと考えていました。

そして、定年後20年間の余生を生きるのだと。

 

しかし、この作品はその考えを捨てるきっかけを与えてくれました。

全てのことには終わりがあるし、それはいつやってくるかわからない。

同時に、何かをはじめるのに遅すぎるということはないと。

 

この作品は公生がかをりに会った春からかをりの手紙を読む春にかけて1年間の物語。

前半の春から夏にかけての明るいパートから一転。

後半の秋から冬にかけては暗い展開が続きます。 

 

アニメが放送されていたのは2014年の10月から2015年の3月の冬の時期。

終盤の暗いシーンと実際の季節の寒さが相まって非常に陰鬱な気分になりました。

 

さきほどのコントラストの項ではお伝えしませんでしたが、病気で徐々にやせ細っていくかをりは見るのは非常に辛いものがありました。

色を取り戻す公生と色を失うかをり。

肌も青白くなり、髪の色も落ちて、身体も小さくなって。

 

かをりの最後の手紙の中で「太るのを気にして我慢していたケーキを思う存分食べる」という部分があります。

しかし、その決意とは裏腹に食は細り、公生からもらったカヌレを食べられなくなります。

公生がかをりをおんぶした時に”軽くなった”ことを感じるシーンは本当にいたたまれませんでした。

 

やり残したことはたくさんあったでしょう。

しかし悔いはなかったはずです。

なぜなら自分がやりたいことをできる限りやったから。

 

全てを望む通りに得ることは非常に珍しいことです。

結果的に成功しないこともあるでしょう。

 

でも、本気でやった人は不思議とそこに後悔は生まれないものです。

この作品に出てくる登場人物全員に共通して言えることは「やりたいことをやったから後悔はしていない」ということ。

 

このことから自分がやりたいことをはじめてみる大切さを教えてくれる作品でした。

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まとめ

 この作品は春に始まり、春に終わります。

年が変わる年末と同じくらい、年度が変わる4月に新しいことを挑戦したくなる人は多いでしょう。

 

この作品が伝えたかった新しいことに挑戦する大切さを感じさせてくれる季節です。

 

自分が何をしてきたか、そして何をこれから挑戦したいのか。

そんなことを考えさせてくれるこの作品は、毎年春になると観たくなる作品です。

 

興味がある方は一度手にとられてみてください。 

 

 

 

それでは、さようなら!