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死ぬまで生きる問題

人はいつか死ぬんだから色々やってみようというブログです

お金が好きならお金を知ろう! 貯金が出来ない全ての人が読むべき『カイジ「命より重い! 」お金の話 』

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もしあなたに好きな人が出来たら何をしますか?

 

オシャレに気を使って自分を魅力的にみせたりなど様々なアプローチがありますが、多くのかたは自分が何かをする前に”あること”をするはずです。

 

それは「相手を知る」ことです。

 

「趣味は何か」、「恋人はいるのか」、「どんな人のことが好きなのか」

ほとんどの人が相手のことを知ろうとするはずです。

 

相手のことを知らなければ自分の努力が無駄に終わる可能性が高いです。

何より本当に自分がその人のことを好きなのかはわかりませんので。

 

では、お金を貯めるためにはあなたは何をしますか?

と聞かれたらどうでしょうか。

 

恐らく多くの方が稼げる仕事を探したり、節約する方法を調べたりするはずです。

しかし、果たしてそれだけで貯金が出来るのか。

答えはNOです。

 

実は「稼ぐこと」と「貯めること」の2つだけではお金について全て知っているとは言えないのです。

一般的にお金の扱い方(マネーリテラシー)は4つあると言われています。

※詳細は後述 

 

つまり「稼ぐこと」と「貯めること」だけではお金を知っているとはいえないのです。

頑張って働いている、節約しているつもりなのになぜかお金が貯まらない人はもっとお金について知る必要があるのです。

 

そこで今日ご紹介するのが、『カイジ「命より重い! 」お金の話 』。

 

シリーズ1900万部を突破した大人気漫画『カイジ』を用いたお金の教科書なのです。

 

お金お金と言うとガツガツしていて敬遠しがちですが、実はこのお金について知らなければ自身の身を滅ぼす可能性があるのです。

 

この本はそういったお金に詳しくないことで損するリスクを減らすための本なのです。

 

それでは早速ご紹介していきます。

 

目次

カイジ「命より重い! 」お金の話 』

内容紹介

本書は、経済ジャーナリストの著者が、シリーズ1900万部を突破した大人気漫画『カイジ』を、「お金の教科書」として読み解いた一冊です。

 

著者は、私たちに足りないのはお金を「使う知識」と「守る知識」だと言います。
本書では、この“使う"と“守る"について、この世の中を生き抜くために重要な、それこそ「命より重い! 」と言えるかもしれないお金の知識を網羅しました。

 

カイジが戦った命がけのギャンブルから、私たちが学べることです。
お金で苦しんでいる人を本当に救えるものは何か。
「お金の本性を知らない」すべての人に捧げる1冊です。  

 

著者紹介

木暮/太一(こぐれ・たいち)

経済入門書作家、経済ジャーナリスト。

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)、『今までで一番やさしい経済の教科書』(ダイヤモンド社)、『いまこそアダム・スミスの話をしよう~目指すべき幸福と道徳と経済学』(マトマ出版)など著書多数、累計80万部。

 

慶應義塾大学 経済学部を卒業後、富士フイルムサイバーエージェントリクルートを経て独立。学生時代から難しいことを簡単に説明することに定評があり、大学時代に自主制作した経済学の解説本が学内で爆発的にヒット。

現在も経済学部の必読書としてロングセラーに。

 

相手の目線に立った話し方・伝え方が、「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では、企業・大学・団体向けに多くの講演活動を行っている。

引用:カイジ「命より重い! 」お金の話 | 木暮太一 |本 | 通販 | Amazon

 

目次

序章 ようこそ、クズのみなさま
第1章 給料が少ない……? 現実を見ろ!
第2章 金は、自分で守らねばならないのだ!
第3章 知らないやつは勝負の前に負けている!
第4章 圧倒的勝利を呼ぶ、マネー思考を身につけろ!
終章 お金に振り回されないために、本当に必要な力

この本の構成と対象読者

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 この本はところどころ漫画カイジの絵を交えながらお金について話しが展開されていきます。

 

またカイジのお金に対する失敗エピソード(借金、カード返済など)を絡めながら話が進められるため原作をよく知っている人にとっては理解しやすいでしょう。

もちろん原作を知らなくてもわかるように解説が加えられていますので、問題なく理解することが出来ます。

 

例え話にも具体的な数字が使われているので、理解しやすいです。

 

扱われている内容も1億円儲けるために必要なスキルや節約するための具体的なテクニックなどではなく、本当にだれでも直面する可能性がある問題が扱われています。

 

契約書に目を通さないことの危険性や、ビールと焼き鳥とおつまみを選ぶ時の人間の心理など。

 

ですのでこの本の対象者はお金について知りたい全ての人です。 

日本国民総債務者予備軍!? 出生児を上回る多重債務者 

ここで問題です。

複数の消費者金融から消費者ローンを借りている多重債務者は、日本で何人くらいいると思いますか?

 

①1万人

②15万人

③107万人 

 

正解は③107万人です。

では、この数が何に相当するのか。

2012年の出生児の数は103万人(厚生労働省調べ)。

 

希望に包まれて生まれてくる赤ちゃんの数より、借金に苦しむ絶望を抱えた方が多いのです。

国民の約100人に1人が多重債務者だと聞けば、借金という言葉が自分とは関係ない話には思えないでしょう。 

 

実際私が昔いた会社にもカード返済などの借金に苦しんでいる人は4名ほどいました。

さきほどの4名という方はあくまで私が知る範囲。

その他にも債務者はいるでしょう。

 

わたしの前の会社が従業員2,000名ほどだったのを考えるとこの100人に1人という数字も信ぴょう性があります。

 

稼ぐと貯めるだけじゃない 4つのお金の扱い方とは

冒頭お話した通り、お金には4つの扱い方があります。

 

お金の扱い方(マネーリテラシー

  • 稼ぐこと
  • 貯めること
  • 使うこと
  • 守ること

 

「稼ぐこと」と「貯めること」以外にもお金について知らなければいけないことがあるのです。

 

実はさきほど話した私の知り合いの債務者の人たちは意外と言っては失礼ですが、仕事が出来る人ばかりでした。

当然、周りよりも査定が良いので、ある程度の給料はもらっているはず。

しかし、なぜか借金をする。

 

それはなぜか。

 

お金の稼ぎ方は知っていても、使い方と守り方を知らないのです。

 

本書ではそのような日本人のことを

 

 "オフェンス"は知っていても

"ディフェンス"を知らない日本人

 

と称しています。

ここでいうオフェンスとは「稼ぐこと」と「貯めること」、ディフェンスとは「使うこと」と「守ること」

 

本書ではこのディフェンスについて、消費者金融の悪徳手法などを例にあげてディフェンスの強化方法を説明してあります。

 

その消費は本当に必要か 見せびらかしの消費に潜む罠

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 では、なぜ人はお金使ってしまうのか。

その原因の一つに顕示欲があります。

 

本書ではアメリカの経済学者ソースティン・ヴェブレンの論を用いてこう書いてあります。

顕示欲求を満たすための見せびらかしの消費

 

例えば「ブランド物のバッグ、最新家電製品、高級住宅地に住む、ケチだと思われたくないから飲み会に必ず参加する」などの行為です。

 

もちろんこれらの行為を人に見せびらかすためではなく自分のために消費している人もいるでしょう。

本当に自分が欲しいというなら否定はしません。

 

ただ、もし世界に自分しかいなかったら果たしてその消費活動をしますか?

恐らくしないでしょう。

それは自分の消費を見せびらかす対象がいないから。

 

想像してみてください。

みなさんの周りのそういった消費行動をする人は客観的にみて、顕示欲がないと言えますか?

お金に困っていませんか?

 

全員がとは言いませんが、恐らくほとんどの、特に10代~20代の人はどこか身に覚えがあるはずです。

 

私も20代半ばまでは消費行為の8割くらいが顕示欲からくるものでした。

しかし、お金のことを真剣に学ぶようになるにつれ、そういった欲求がいかに無駄が多いものなのかに気づかされました。

 

全ての消費行動から顕示欲を消す必要はありませんが、その比率をもっと考える必要はあるでしょう。

 

無駄と思えないことが無駄 本当に無駄なお金の使い方とは

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では何をもって無駄とするのか。

 そのカギを握るのが「サンクコスト」と言われるものです。

 

”サンクコスト”とは”もう支払ってしまって、どうがんばっても返ってこない費用”のことです。

 

例えば、皆さんが映画館で映画のチケットを購入すれば、その費用は基本的には戻ってこないでしょう。

重要なのはそのサンクコストを払ってまで手に入れたものがつまらなかった時です。

 

もしその映画の上映時間が2時間だとして、20分くらいでつまらないと感じたとします。

その時、「せっかくお金を払ったのだから最後まで見ないと無駄」だと思う方は多いでしょう。

しかし、その考えこそが一番無駄な考え方なのです。

 

今からどうがんばっても、返ってこない費用であれば、その費用がいくらであっても、今後の判断材料にしない、というのが経済学の鉄則です。

 

ようは本当に大切にすべきは時間のほうなのです。

 

お金の無駄を省くことも大事ですが、時間の無駄を省くことはもっと大切なことです。

 

おいおいお金のことについて話していたのに急に時間管理の話をするなとお思いの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、時間とお金は密接に関係したものなのです。

 

ほとんどの人は1時間のなかで生み出せるお金が決まっています。

時給制のアルバイトだけでなく、固定給で給料を貰っている人も働いた時間から割り戻せば自分の時給を計算することは出来ます。

 

そして、全ての人は平等に時間を有しています。

つまり一生のうちに働ける時間には限りがあるのです。

 

もしあなたが時給900円であれば2時間で1,800円稼ぐことが出来ます。

さきほどの映画のチケットが1,500円であれば、無駄だと思える残りの100分を使えば元は取り返せるわけです。

 

もちろん映画館を出てすぐに仕事を出来るわけではありませんが、ようは大事なのは自分の労働時給を意識することだとこの本にはかかれています。

 

何気なく行く5,000円の飲み会は自分の何時間分の労働に当たるのか。

最新の60,000円する家電製品は自分の何時間分の労働に当たるのか。

 

何を無駄だと思うか、何にお金を消費するのかは実はこの時間の意識によってかなり変わってくるのです。

 

稼ぐ(オフェンス)だけでなく、使う(ディフェンス)意識があわさって初めてマネーリテラシーを理解することが出来るのです。

 

節約が続かない本当の理由

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とここまでは多重債務者だ、マネーリテラシーだ、顕示欲だ、無駄だのとやや窮屈になることばかり語ってきました。

 

しかし、本書には節約が続かない、計画が出来ない本当の理由が語られています。

 

「心はゴム鞠だよ。押さえつけようとすれば必ず跳ね返そうとする。」

 

これは節約生活限らずダイエットや勉強にも言えるでしょう。

人間我慢をするといつかそれに耐えられなくなって投げ出してしまうことがあります。

 

ではどうすればいいのか。

 

お金を節約し、支出をスリムにするのではなく、あなたの心をスリムにするのです。

 

欲は刺激すればするほど大きくなります。また食欲と違って際限がありません。

 

どこまでも続く欲求を押さえることは出来ません。

ですが、自分にとって必要な消費を見極めることで心をスリムにすることは出来ます。 

 

さきほど見せびらかしの消費という話をしましたが、中には本当に買い物が好き、高品質の家電製品が欲しいという人もいるでしょう。

 

そういう方に無理に抑えろとは言いません。

 

ただ、本当に自分にとって必要なものはなんなのかだけは理解しておかなければなりません。

それが金銭的にも精神的にも人を救うことになるのです。 

 

まとめ

この本で本当に伝えたいのは自分を理解してお金と向き合えということです。

 

お金の何について知らない、何をしている時が一番楽しい、どれだけのお金が自分には本当に必要なのか、などなど。

 

なぜならお金とは自分の生活の自由度を左右するものだからです。

お金があれば様々な選択肢が増えます。

しかし、その選択肢も自分がなにをしたいのか知らなければ意味がない選択肢です。

 

極端な話、もし年間100万円もあれば自立して生活出来ることがわかれば、そんなに働かなくても良いわけです。

ある意味で自由度を高められるわけです。

 

なので、お金とは何か。自分にとってお金とはどんな存在か。

 

そのことを教えてくれるこの本を手に取ってお金について知ってみてはいかがでしょうか。

  

それでは、さようなら!